2018年5月5日
目次
バナウェ 場所
フィリピンにある世界遺産、コルディリェーラの棚田群の一つのバナウェ(Banaue)。場所はこちら。
同じくコルディリェーラの棚田群で有名なバタッド(Batad)の近くにあります。バタッド(Batad)の場所と行き方についてはこちらの記事を参考に。
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バナウェ 行き方
サガダ(Sagada)から
今回はサガダ(Sagada)から先にバタッド(Batad)へ行き、そこからバナウェ(Banaue)に向かって行ったのですが、サガダからバタッドへはバナウェを経由しますので、サガダ(Sagada)からバナウェ(Banaue)への行き方は上記リンク先の記事のようになります。再度ここにも行き方を書いておきます。
区間: サガダ(Sagada) – ボントック(Bontok)
時間: 約40分
料金: 40ペソ
交通: ジプニー
区間: ボントック(Bontok) – バナウェ(Banaue)
時間: 約2時間
料金: 150ペソ
交通: バン
(2018年5月3日)
サガダからボントックまではジプニーで、ボントックからバナウェにはバンに乗っていくのがベストかと。
バタッド(Batad)から

バタッドからはトライシクルかジプニーが交通手段になります。今回はジプニーを利用しました。この写真の赤い服の人が持ち上げているスーツケースが僕の荷物です。
トライシクルは利用してませんが、参考までに料金を書いておきます。
区間: バナウェ(Banaue) – バタッド(Batad)
時間: 9:00 – 9:50 (約50分)
料金: 150ペソ
交通: ジプニー
区間: バナウェ(Banaue) – バタッド(Batad)
時間: 約50分
料金: 700ペソ
交通: トライシクル
(2018年5月3日)
これだけ見るとジプニーが安いのでそれを利用すればいいように見えるのですが、困ったことに、ジプニーは1日1本です。朝9時の便のみです。
また、宿からジプニー乗り場まで徒歩40分(帰りは上り坂)かかるので、イメージとしては朝起きて、朝食を食べたらチェックアウトというスケジュールになってしまいます。
また、ジプニーがいっぱいだったり、逃したりしたら次の日まで便がないのでトライシクルを利用せざるをえなくなるリスクもあり。
そういったことから、ジプニーは諦めてトライシクルを利用したほうがいいのでは?と思うのですが、これもバナウェの観光雇用の策略にはまってる?とも思うわけで(笑)。
バナウェ 観光スポット
ライステラスビューポイント 場所
バナウェの観光スポット、ライステラスを一望できる展望台はバス乗り場や観光案内所から離れた場所にあります。場所はこちら。
地図下のバス停から北に数km上ったところにライステラスのビューポイント、展望台があります。
そこまでの道もビューポイントが点在しているのですが、この坂を上るのが大変。
なので、バス停と観光案内所のあるMunicipal Tourism Centerでトライシクルをチャーターするのがいいです。
区間: バナウェ ライステラスビューポイント
時間: 10:00 – 11:00 (約1時間)
料金: 200ペソ
区間: バナウェ(Banaue) – ヒワング村(Hiwang Village)
時間: 11:00 – 11:40 (約40分)
料金: 200ペソ
交通: トライシクル
(2018年5月5日)
バナウェのライステラスビューポイントだけなら200ペソでした。ただ、隣村のヒワング村(Hiwang Village)からはバナウェのライステラスも街も一望できるとのドライバーのお勧めから、そっても行ってみることにしました。
ライステラスビュー
Municipal Tourism Centerから数百m先山道を上った最初のスポットからの景色がこちら。

地図でよく見る山の等高線の模様のように、見事なまでの流線系の棚田。バタッド(Batad)のライステラスとは全然違いますね。
この景色、なんと、20ペソ紙幣の裏面のデザインになってたんですね。トライシクルのドライバーが教えてくれました。見比べて見ると、確かに。

パノラマで撮るとこんな感じ。
バタッドでもそうでしたが、ライステラスは高低差があるほど風景に迫力が出るので、これだとイマイチ。4:3を繋ぎあわせるのがいいのかなと。
次のスポットに移動。

そこからの景色。さっきと結構似てますね。
次に移動。

ここにはお店があって、その前に何かの案内ポスターと、

木の2輪車。
ん?どっかで見たような。。。
そう、日本のテレビ番組、「世界の果てまでイッテQ」の人気コーナー、「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で出てたんですね。
世界で一番盛り上がるのは何祭り? ~タラカンフェスティバル
出典: 日本テレビ 「世界の果てまでイッテQ」
この乗り物、タラカンというそうで、ここバナウェは宮川さんがこの道をタラカンにのってデッドヒートを繰り広げた場所だそうです。それが2009年だから今から9年前ですかね。
そして、さっきのポスターはこのタラカンフェスティバルの案内。毎年4月末、今年は26日から29日に行われたとのこと。案内によると、タラカンレースだけでなくいろいろ催し物があったそうです。なお、タラカンのレースはWooden Scooterという名前の方が知られてるみたいですね。
僕がここに訪れた日が2018年5月5日。ちょうど1週間前。タラカンのレースは見たかったですが、宿や交通機関を考えると、まぁ、フェスティバル後で良かったのかとも思い。
さて、長くなりましたが、ここからの景色。

バナウェの街(写真中央上)がかなり小さくなってます。
次のスポットに移動。

ここが地図にもあったバナウェのライステラスのビューポイント、展望台です。

ここからだともうバナウェの街は見えないですね。奥まで棚田が続いていて壮大な景色。
と、ここまでがトライシクルで200ペソのライステラスビューポイントツアー。
追加で200ペソ払って隣村のヒワング村(Hiwang Village)に移動。
一旦このビューポイントから山を下り、分岐点からまた山を上るという道のり。約20分。
着いたところは、村というより宿泊施設兼観光スポットのような場所でした。
建物や飾り物等いくつか説明してもらいながら上に上り、

ここが最終のビュースポット。

さっきのビューポイントすらもう見えないです。
この手前の木が邪魔でこの角度からだとライステラスがあまり見えないのも残念。ただ、別の方向にはまた違った景色が見られたのでそれは良かったのかと。
一通りビューポイントを見たのでここからバナウェの街に戻り、そこから徒歩で街を探索。
このバナウェのビューポイントはトライシクルで案内してもらって正解でした。
バナウェ 街並み
バナウェ(Banaue)の街は小さいです。サガダ(Sagada)の街よりちょっと大きいかなという程度。
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バナウェの街の地図はこちら。
バナウェを歩いてまわるのにまずMunicipal Tourism Centerで情報を仕入れるのがいいのですが、その後7th Heaven’s Cafeにいくことをお勧めします。
7th Heaven’s Cafe

Municipal Tourism Centerからライステラスビューポイントに向かって山道を100mほど上ったところに7th Heaven’s Cafeがあります。
今回ライステラスビューポイント巡りの後、ここで降ろしてもらいました。というのも、

このカフェのベランダ席からバナウェの街を一望できるんですね。

こんな風に。
なので、街歩きする前にここでコーヒーでも飲みながら街全体を把握しておくと観光しやすいのでお勧めです。
この時、ちょうどお昼時ということもあって何か食べようと注文。ここで頼んだのが、パンシットカントゥーン。
150ペソとお手頃だったので注文したのですが、出てきたのがこちら。

7th Heaven’s Special Pancit: 150ペソ
ものすごい量。3人から4人分ありました。
お腹が減っていたといえども、1/3ぐらい残しました。
あと、Brewed Coffeeが50ペソ。お手頃な価格設定。メニューはこちら。


パンシットはまあまあでしたが、他はどうでしょうね。ただ、飲み物だけでもいいのでバナウェの街観光前に寄ってみてはいかがでしょう?
街中心部
先にカフェを紹介してしまったのでちょっと構成が変になってしまいましたが、バナウェの街中心部をさらっと紹介。

Municipal Tourism Centerから坂を下って街に入ります。
この付近は特に何もないです。サリサリストアと小さなお店があるぐらいですね。
そこから街に入ると、

BANAUE PUBLIC MARKETというショッピングセンターらしき建物があります。
その近くに、

市場がありました。
パッと見、新鮮で綺麗な形をした野菜が多いなという印象。魚ももちろん売られてます。

そのそばには何やらガレッジセール。服、小物がいろいろ売られてました。スマホも売ってましたが、ここで買うのはどうなんでしょうね。

宿泊施設もいくつかあり。ガイドブックによると、このUYAMI’S Green View Lodgeは欧米客に人気のようで、実際欧米客が周りやレトランにいました。

街中心部から外れてこの川を超えるとローカルエリア。観光客はいません。
この川もおそらく生活排水がそのまま流れてきているのか、汚かったです。川の土手もゴミが散乱していて、散歩しててあまり気持ちのいい場所ではなかったです。
街歩きはほんの30分ほどで終わってしまい、この後バギオに向かうのですが、すでに1日1本しかない5時半のバスを予約してしまったので時間を潰すことに。
バンという交通手段もあったのですが、長距離移動なことから快適性を優先し、バスを選択したわけでして。それについては後ほど。
軽くここの交通料金、スケジュールをアップしておきます。

さて、どこで時間を潰そうかと歩き回って見つけたのがこちら。

Cafe Jamというカフェ。
WiFiが使えるカフェとのことでここにしました。
で、カラマンシージュース: 40ペソを注文し、WiFiパスワードを聞いてネット接続しようとしたのですが、繋がらず。
何度も試みるものの、無理だと分かり、諦めました。
寝たり、iPadの楽天ブックを読んだりとここで13時から16時半、3時間半も粘りました。
その後17時にはバスがきたので、店を出た後は特に苦労はなかったので良かったですが。
ここからバギオ(Baguio)経由でビガン(Vigan)に行きました。
なお、バナウェの宿についてはこちらの記事を参考にしてください。