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マニラ モデル撮影 at スタジオ。Sony DSC-RX 100で挑む

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

InterNationsというコミュニティで、スタジオを借りてモデル撮影会開催のお知らせがあったので参加しましたので報告します。

開催日時、費用

日時: 2017年11月25日 18:00 – 21:00
参加費: 600ペソ

 




マニラ モデル撮影 場所

場所は、マカティのビジネス街、Paseo De Roxasから一本裏に入った通り、レガスピ (Legazpi)の雑居ビルのスタジオ。

開催場所は8階と書かれていたものの、エレベータは7階までしかなく。

とりあえず、7階まで上がってみたところ、階段があったのでそれで8階まで上がると、

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

ドアの前にこの小さな表札あり。

案内にスタジオ名は書かれていなかったので、「ここ?」とおそるおそるドアを開けて入ると…おじさんが一人座ってスマホゲームをやってました。

どうも雰囲気が今回のモデル撮影会のメンバーとは違うぽかったので、聞いてみたところ、どうやらここのスタジオの管理人。

時間ちょうどに行ったのに一番乗り。

それから主催者、参加者が集まるまでかなり時間がかかり、予定より1時間遅れで開始。まぁ、フィリピンに1年近くもいるとそういったことには慣れました。

こちらがそのスタジオのFacebookページです。

モデル撮影 会場

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

マンションの一室を借りて適当にやるのかと思いきや、スタジオにはしっかりした設備が揃っていました。こういったスタジオに入るのは初めてでした。

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

モデルのメークアップ室もちゃんとありました。

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

モデル撮影が始まったのですが、スタジオ内の明かりはこの薄暗いまま。

InterNationsの案内にあったスタジオの風景写真から、撮影会では上のライトを明るくするか、モデルにライトを照らすかしてスタジオは明るくなると思っていたのですが、そうではなかったです。この薄暗いままで撮影でした。

後で分かったのですが、

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot

この反射板と思っていたこれ、実はワイヤレスフラッシュトリガーのライトだったんですね。

例えば、↓こういうやつです。

スタジオ撮影は初めてだったので、そのワイヤレスフラッシュトリガーという言葉も後で調べて知りました。

つまり、カメラのフラッシュ(ストロボ)は使わずに、外付けストロボの代わりにワイヤレス装置を装着し、シャッターと連動してこのライトが光る、という仕組み。

なので、カメラのシャッターをきるまでは、

スタジオは常にこの暗い状態。

これはちょっと勉強不足。後で苦労することになりました(笑)。

僕の愛機、Sony DSC-RX 100

今回のスタジオ撮影で僕が使用したのが、このカメラ、Sony DSC-RX100

一眼レフではありません。コンデジです。

コンデジといっても、F値 1.8の大口径カールツァイスレンズ、ISO 最大6400まで可能のコンデジで、最近の高性能カメラ搭載スマホよりも綺麗に撮れる(はずの)カメラです。

高性能コンデジとして人気でバージョンアップしていて、僕のは初代のものですが、今は5代目、DSC-RX100 M5まで出ています。こちらは10万円もします(2017年12月)。

操作は自動、マニュアル、シャッタースピード優先、絞り優先から選べて、普段は絞り優先(A)で使ってます。

露出補正はこの円形のダイヤルを下にクリックするとオーバー、アンダーを調整でき、ISO、ホワイトバランス等はファンクションボタン(Fn)で選択、調整できます。

ホワイトバランスを調整しているところ。

Dレンジオプティマイザーを調整しているところ。

DRO(Dレンジオプティマイザー)とは、明暗差が大きい条件での撮影で暗部がつぶれず、そして明るいところも白飛びしないようにコントロールしてくれる機能です。

ディスプレイにどこまで情報を表示させたいかを調整できるのですが、いつもこの設定で使ってます。

モデル撮影

この薄暗い条件下でRX100(初代)でどこまで綺麗に撮れるかという挑戦。

カメラの撮影モードは、絞り、シャッタースピードを自由に設定可能なマニュアルモードに変更。

まずは、他の人が撮影している間にフラッシュありで主催者のアドバイスしてもらったISO、シャッタースピードで調整。

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 200
焦点距離: 11.04mm
EV値: 0ev
F値: 2.5
シャッター速度: 1/100

はい、全然ダメです(笑)。

フラッシュを使うとホワイトバランスがおかしくなってしまいますね。全体がシアンになってしまいました。

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 800
焦点距離: 20.85mm
EV値: 0ev
F値: 3.5
シャッター速度: 1/30

ホワイトバランスを自動、ISOを少し上げてみました。さっきよりはマシですね。

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 800
焦点距離: 37.1mm
EV値: 0ev
F値: 4.9
シャッター速度: 1/200

F値を絞り、シャッタースピードを上げて撮影。カメラ内蔵フラッシュだとこれが限界だと思うんですが、どうでしょう?

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 37.1mm
EV値: 0ev
F値: 4.9
シャッター速度: 1/200

ISOを400に戻してみました。ちょっと暗いですね。

自分の番が回ってきたので、設定をいろいろいじっている時間がないのでこのまま撮影。

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 16.39mm
EV値: 0ev
F値: 5.6
シャッター速度: 1/200

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 14.4mm
EV値: 0ev
F値: 5.6
シャッター速度: 1/200

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 10.4mm
EV値: 0ev
F値: 5.6
シャッター速度: 1/200

しばらく同じ設定で連続して撮影。

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 10.4mm
EV値: 0ev
F値: 5.6
シャッター速度: 1/200

撮影設定

フラッシュ: あり
ホワイトバランス: 自動
測光モード: パターン
ISO: 400
焦点距離: 14.23mm
EV値: 0ev
F値: 5.6
シャッター速度: 1/200

次はフラッシュを使わない撮影に挑戦。

スタジオは真っ暗ではないのでこれぐらいならまだRX 100でもISOを限界まで上げればフラッシュなしでも撮れるはず。

そう期待し、モデルが着替えている間に調整。

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 3200
焦点距離: 10.4mm
EV値: 1.7ev
F値: 4.5
シャッター速度: 1/13

マニュアルモードから絞り優先に切り替え。フラッシュなしでISOを上げ、ホワイトバランスを自動から蛍光灯に変更。

(確かこの写真から)DレンジオプティマイザーをLv2に変更して撮ってみました。

これだとまだ暗いので、露出補正をオーバーに1.7補正。

さっきまでの写真とは全然違います。

シャッター速度が遅いのですが、手ぶれ補正をONにしているのでそれほどブレてないかと。

この設定で何枚か撮影。

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 3200
焦点距離: 16.2mm
EV値: 1.7ev
F値: 4.5
シャッター速度: 1/13

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 16.78mm
EV値: 1.7ev
F値: 4
シャッター速度: 1/30

カメラのディスプレイではどれだけブレているか確認できないので、ISOを限界の6400に設定し、シャッター速度を上げてみました。

このサイズであればそれほど気にならないですが、拡大するとやっぱりシャープさがないですね。

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 16.98mm
EV値: 1.7ev
F値: 4
シャッター速度: 1/40

でも、初代のRX 100ではISOは6400が限界。この設定で諦めがつき、落ち着きました。

他いくつかこの設定で撮影しました。

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 24.11mm
EV値: 1.7ev
F値: 4
シャッター速度: 1/40

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 35.52mm
EV値: 1.7ev
F値: 4.5
シャッター速度: 1/20

背景を白から青に変えたのですが、すると、一気に暗くなってしまい、ISO 6400にしてもシャッター速度は1/20まで下がってしまいました。

ホワイトバランスもちょっと合ってないと思いつつも、いろいろいじっている余裕がなかったので、構わずこの設定で撮り続けました。

撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 23.27mm
EV値: 2ev
F値: 3.5
シャッター速度: 1/25

Photoshopで画像加工

マニラ モデル撮影 Studio Photo Shoot
撮影設定

フラッシュ: なし
ホワイトバランス: 蛍光灯
測光モード: パターン
ISO: 6400
焦点距離: 23.82mm
EV値: 1.7ev
F値: 4
シャッター速度: 1/20

やっぱり全体がイエロー色味なのが気になります。

そこで試しにPhotoshopでいじってみることに。

イメージ補正

まずは以下のイメージ補正を加えてみました。

  • 自動トーン補正
  • 自動コントラスト
  • 自動カラー補正

これでイエロー気味だった元画像からだいぶイメージが変わり、元の色に近くなりました。

さらに、もう少し露出をオーバーにしたかったため、トーンカーブで少し上げてみました。

これでさっきより良くなったと思うんですが。

ただ、こうすると背景の青に付着している黒っぽいシミのようなものが気になってしまいます。

シミ消し

そこでまずは背景を選択してみることにしました。

[選択範囲] – [色域指定]で背景の青色を選択し、マスク表示で確認して選択範囲を作成。

[色域指定]だけでかなり綺麗に背景を選択できました。

この選択した範囲で[コピースタンプツール]でシミを綺麗な背景部分で塗り潰すようにしてコピー。

その際、不透明度 約60%、流量 約60%、ブラシ 直径100 – 200で硬さ 50%でじわじわと塗りつぶしてみました。

完成。

どうでしょう?さっきよりは良くなったかと。

何も調べずに我流でチャチャッと試してみただけなので、もっと綺麗に楽なやり方があるのかもしれませんね。

あったら教えて下さい。

まとめ

普段は綺麗に撮りたい時はSony DSC-RX100、SNSにアップする程度のメモ代わりはiPhone5sと使いわけているのですが、スタジオ撮影ではワイヤレスフラッシュトリガー装着可能な一眼レフがいりますね。

一眼レフは、20年前のフィルムカメラの頃はPEXTAX Z1を愛用していたのですが、デジタルになってからは一度も買ったことがなく。

今後どうするか要検討です。

※モデルをブログに載せることの許可とってます。