タイの入国審査で入国拒否されました。
今後ノービザ観光目的でタイ入国が出来なくなりました。
その後80万バーツなしでリタイアメントビザ取得も試しましたが、やっぱり(想定通り)トラブルにより間に合わず。
今後どうやってタイ入国するか?をまとめておきます。
目次
はじめに
本件は以下記事・動画の続きなので、先にそっちを見てください。
(動画リンク)上記記事・動画で伝えた通り、以下はもう出来ません。
- ノービザ滞在30日間延長
- 観光目的のノービザ入国
次入国するときはリタイアメントビザを取得後 or 取得目的でないと入国できなくなりました。
取得目的といっても、その手続きに30日以上かかることやノービザ滞在30日間延長がもう出来ないため、実質ノービザ入国はたぶん無理なので、次タイに来る時はリタイアメントビザ取得目的で観光ビザで入国になると思います。
正規にリタイアメントビザ取得する方法
前回の上記記事に貼ったリンクを辿ったこの↓記事に書いてます。
80万バーツ預金なしでリタイアメントビザ取得する方法
リタイアメントビザの取得条件の一つに、タイの銀行口座残高が80万バーツ以上があります。
ですが、80万バーツがなくてもリタイアメントビザを取得する方法があります。
↑の記事に【限定公開】でリンク先だけ貼ってますが、その方法は今は非公開にしています。
「今後どうやってタイに入国するか?」結論
以下のどちらかの方法でリタイアメントビザを取得しようと思います。
- 次の冬、タイに戻ってくる時、日本で観光ビザを取ってタイに入国 → タイでリタイアメントビザ切り替え
- 次の冬、タイに戻ってくる時、タイ周辺国で観光ビザを取ってタイに入国 → タイでリタイアメントビザ切り替え
今80万バーツ預金なしでリタイアメントビザを取得する方法は以下理由からやめました。
- チャレンジしてみたが、(想定通り)とても期限に間に合いそうにない
- (今回の3月末のタイ入国は、仮に円高になっても)元々リタイアメントビザを取得するつもりで入国していない
1については、前回の記事・動画でも伝えましたし、本記事のはじめににもまた同じことを書いおきましたが、アンチ対策にもう一回書いておきます。
取得目的といっても、その手続きに30日以上かかることやノービザ滞在30日間延長がもう出来ないため、実質ノービザ入国はたぶん無理なので、次タイに来る時はリタイアメントビザ取得目的で観光ビザで入国になると思います。
2についても前回の記事・動画で「・・・についてはこちらを参照してください」で伝えたことですが、見てもらえてないようなので、次の章で説明します。
以上から、今も欲しい情報は動画のコメント欄に書いた通り以下のことですが、どっちにしても観光ビザを取得するしかないので、「もういいかな」と思ってます。
- 次回の冬タイに戻ってくる時、日本で観光ビザでタイ入国 → タイでリタイアメントビザ切り替えが確実に出来る、の確証
リタイアメントビザを取らなかった理由
満50歳なのにリタイアメントビザを取らなかった理由ですが、前回の記事・動画で軽く触れましたが見てもらえてないようなので、まとめておきます。
こういったことが理由です。
- 今は超円安なので、リタイアメントビザ取得に必要な80万バーツを両替するタイミングではない
- 超円安、かつ、タイ(パタヤ)のインフレ率は日本より悪いので、日本の方が生活コスパが良い
- 11月から4月を日本の冬とし、冬だけ温暖な東南アジアで生活できれば良い
- 滞在地はタイ限定ではない
- タイは近い将来ノービザ滞在が3ヶ月可能になる、とのニュースがあった
- 「冬だけタイにノービザ滞在可能か?(ビザラン含める)」を実践してみた
- 今回の3月末のタイ入国は今冬タイ入国の最後。5月は日本に帰国する予定だったので、リタイアメントビザ取得の意思はなし。なので、コンドミニアム賃貸契約を1年ではなく1ヶ月で契約していた
※リタイアメントビザ申請には賃貸契約”1年”が必須
ついでに言うと、僕が日本と東南アジアで二拠点生活している理由は、何も「リタイアメントビザを取ってないから」だけではないです。
リタイアメントビザを取ってタイに長期滞在できても、いくつかの理由から1年に1回程度の頻度で日本に帰国しないといけない状況です。昨年までは日本帰国が必須でした。
話が脱線するので、それについては本記事最後に書いておきます。
質問・アドバイス 回答
上の動画でいただいた質問・アドバイスに回答します。
Q: 今、パタヤにいるなら、すぐに、ビザ取得業者のオフィスに行って、リタイアメントビザを取得すればいいだけの話じゃありませんか?ビザ業者に依頼したら、80万バーツの預金が無くても、リタイアメントビザが取れますよ。手数料は2万バーツ未満です。多くの外国人が、80万バーツの預金無しに、ビザを取得しています。ソイ・ブッカオにはそんな業者が山ほどおりますよ。
A: 今こういった状況なので、間に合いません。
・パタヤに賃貸契約”1ヶ月”で入居
・ノービザ滞在30日間延長はもう出来ない
実際、チャレンジしてみましたが、僕の想定通り、期限に間に合いそうになかったのでやめました。(詳細は後述で)
Q: 直ぐにパタヤの業者にお金を払い リタイアメントを取得すべきです また、円安だからとか言っている時間はないですね。 EDビザなんかとらないで 業者に任せれば余計な心配 苦労もしなかったでしょう。 そしてお金もです。 あなたみたいな変なケチな人の失敗物語ですね。
A: 48歳で取得可能なビザはEDビザです。リタイアメントビザは取得できません。
Q: 大阪領事館で観光ビザだけを取られてはいかがでしょうか?
A: そうですね。日本からタイに直接入国する場合はそれしかないでしょうね。ただ、「日本で観光ビザが取れるか?」がまだ不確定です。
Q: ノービザ延長出来ない件を現地のエージェントに相談したらどうですか?
意外となんとかなるかもしれませんよ
A: 「それは無理だろうな」と思いつつも、動画アップ後に一応相談してみました。結果、無理でした。
業者はリタイアメントビザを発行手続きすることが商売なので、「ビザ取得の条件を満たした人が手続きを始めるのかどうか?」だけを聞いてきます。それ以前の「ビザ条件を満たすための相談」は基本的に受け付けていません(と改めて感じました)。
客が次々来てるので「商売にならない人を相手にすると機会損失になる」といったことも理由にあるかと。
Q: 現在パタヤにリタイアメントビザで、生活してます。
リタイアメントビザは、エージェントを通せば、80万バーツの預金も要らず、何回も銀行やイミグレーションにも行かなくても済みます。
カンボジアから12月のタイ入国の際、イミグレーションの担当者から何日間滞在するのか聞かれ、明日リタイアメントビザをエージェントに申請すると答え、(入国日が、日曜日の為)エージェントから渡された紙を見せて、すんなり入国出来ました。
A: 僕もその方法を取ろうと検討中です。
次回タイに来る時、日本で観光ビザを取るのはいろいろ面倒になりそうなので、ノービザでタイの周辺国に行き、周辺国で観光ビザを取ってタイに入国する方が成功確率高いかな?、と思ってます。
Q: 自分も、Visa延長で180日弱の滞在を検討しているのですが。
理由は2つ。
ひとつは、レートの悪さから 送金タイングではない!
180日以上の滞在(居住者あつかい)で外国からの所得持ち込みに対して課税(二重課税)する。
ですので、 完全帰国を含め検討中です。
ですが、極寒の日本で生活する自信が持てません。
一応 、 4.5円のレートに成ったらタイは卒業と考えていました(来泰時)。しかし、 ここの所のインフレを合わせるとはるかに そのラインは越えている様な感じですね。
A: 為替レート(4.15円/THB)にインフレ率の差(タイの方がインフレ)を加えて考慮すると、実感為替レート(?)は4.5円/THBを超えてますね。
「【2023年9月】26年ぶりの超円安バーツ高 リタイアメントビザでタイ移住 どうする?
」の記事に書いたように、単にリタイアメントビザを取れば良いということではなく、生活コスパが良い日本に完全帰国するか?を考えてます。(避寒地としてベトナムはまだありですが)
Q1: パスポートの有効期限が1年未満になったら新規に発行する。または紛失した事にして再発行する。パスポート番号も変わり、氏名と紐付け出来ず、ページもまっさらな状態で旧パスポートと照合されないはず。
Q2: 日本でパスポートの番号を変えて取り直してみてください。それで、コロナ前は180日以上滞在できました。
実質、200日以上。そのために5年パスポートにしましたが。ただ、コロナ後はタイランドエリートにしたので不確定です。
A1(別の方): 「私と同行者がコロナ明けに、更新したばかりのパスポートでどうなるのか、審査台の後ろからチラ見したら、数年前に入国した際の顔写真が、端末に表示されていたので、単にパスポート番号が変更になっても情報は引き継がれてるんだと思われます。(2か3回前の入国分まで顔写真表示されてました)よって更新や紛失再発行しても、無駄骨に終わるかと思います」
80万バーツ預金なしでリタイアメントビザ取得 チャレンジ結果
「80万バーツがなくてもリタイアメントビザを取得する方法」も一応やってみました。
一応というのも、僕は東南アジアに長くいるのでやる前から以下は想定していたからです。
- タイは日本と違う。何においても遅れることや日本では想定外が普通
で、想定通り、とても期限に間に合いそうになかったので、被害が大きくならないうちに諦めた、ということです。
そのあたり、順を追って説明します。
まず、今回3月末にタイに入国する際、パタヤに賃貸契約”1ヶ月”で入居しています。(理由はさすがにくどいので割愛)
リタイアメントビザ取得するには、それを1年契約に変更する必要があります。
そのコンドミニアムは短期契約用の募集に応募して契約していたので、次に、仲介業者はオーナーに「短期契約を1年契約で貸し出せるか」を確認し、OKなら新規にLease Agreement(賃貸契約書)の発行手続きをしないといけません。
まずここで時間がかかります。
さらに、発行手続きはイミグレーションでするので、土日は出来ません。
で、新たに取得した1年契約のLease Agreement(賃貸契約書)の内容を確認し、問題なければサインし、イミグレーションでTM.30(紙)を取得します。
今はTM.30(紙)の取得にも日数を要します。
それらVISAエージェントに提出必要な書類集めを数日間で絶対に完了させないといけなかったのです。
ちなみに、僕が直接聞いたVISAエージェントの期限は明後日(金曜)までです。
昨日(火曜)の時点で「もう無理だな」と判断して、被害が大きくならないうちに手続きを中断した、ということです。
参考までにどんな問題があったかを下に軽く書いておきます。
- 不動産業者に、VISAエージェントに事前に聞いていた必要書類を集めることが提出期限前日(木曜日)までに可能かを確認
- 「大丈夫」との返事から即Proceed
- 賃貸1ヶ月契約から1年契約に変更可能になったので、足りないデポジットを即送金、賃貸契約を締結
- 1年契約のLease Agreement(賃貸契約書)の発行までは特に問題なし
- なぜか契約用とVISA提出用の2つを準備していた
- Lease Agreement(賃貸契約書)VISA提出用に「おかしな点」があった
- 「おかしな点」とは、今契約しているコンドミニアムとは別のコンドミニアムで契約することが書かれていた。賃料も今の1.5倍
- 不動産業者はタイ人ではなく外国人。その場合、リタイアメントビザ取得にはそれ用のドキュメントが別に必要だが、そのドキュメントがなかった(VISAエージェントから事前に聞いてたこと)
- おそらく「おかしな点」はその外国人不動産業者対応と思われたが、それで進めると大問題が起きると判断
- 大問題とは以下のようなこと
・リタイアメントビザ取得に失敗する
・別のコンドミニアムの賃貸料金まで一年間支払う義務
・最悪、リタイアメントビザを取らずに日本帰国し、住んでいないコンドミニアムを2部屋分の家賃を1年間支払わなければいけない - なので、不動産業者にLease Agreement(賃貸契約書)VISA提出用の修正を求めた
- しばらく返事なし。翌日返答あり。「コンドミニアムの管理事務所にメールで連絡してください」といった内容
- どうも外国人不動産業者対応にコンドミニアムの管理事務所を挟む必要があるようで、ややこしくなってきた
- 内容はともかく、コンドミニアムの管理事務所の担当者にも緊急対応をお願いすることは無理と判断(顔見知りでもないタイ人に早急な対応のお願いは無理)
- リタイアメントビザ取得を諦める旨伝えて終了。追加デポジットを返金してもらった
日本と東南アジアで二拠点生活している理由
僕が日本と東南アジアで二拠点生活している理由は、何も「リタイアメントビザを取ってないから」だけではないです。
リタイアメントビザを取ってタイに長期滞在できても、以下理由から1年に1回程度の頻度で日本に帰国しないといけません。
- 母の面倒と介護、実家の面倒
- 日本の郵便物の確認と対応(国民健康保険、税務署等)
- クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険切れ
昨年までは特に1が大きな理由でした。
一部には、僕は父の遺産で悠々自適にFIRE生活しているように見られてるようですが、違います。
僕は日本の最下級国民です。
父は貯金をほとんど残さず、負の遺産をたくさん残し、(家事以外何もできない)母の面倒まで僕に押し付けて死にました。
「何もできない」とは文字通りで、ATMでお金を引き出すことから面倒を見てきました。
負の遺産とは、例えば、処分不可能な耕作放棄地の維持費や固定資産税のことです。
田畑、家を放置すると固定資産税は以下賠償金を命じられます。
- 田畑: 耕作放棄地の場合1.8倍(平成29年から)
- 家: 空き家対策特別措置法が施行されると6倍
放置せずに管理する場合、保険、水道光熱費、草刈り等に年間数十万円かかります。
農業法上、うちの田畑を他目的に転用すること、農家以外に貸すこと、処分も全て不可能です。
最終手段の相続土地国庫帰属制度の審査を受けるだけでも、ビニールハウスの解体が必要で、その解体費用だけでも400万円以上します。
で、その審査対応をやる前からすでに不合格が分かっています。
仮に合格したとしても制度を利用するのに多額の費用が発生するので、結局のところ、手詰まりの状況です。
ちなみに、最近金融詐欺のニュースをよく見ますが、たぶん亡き父も金融詐欺で数千万円から1億円失ってると思います。
理由として、死期が分かってたのに遺言書を残さない、資産を母にも知らせない、調べ集めた貯蓄残高があまりに少なすぎ、準確定申告時に調べた支出が過去に聞いていた資産額に合わない(1億円が行方不明等)があるからです。
実際父の死後に発覚したのですが、かんぽ生命保険でも1千万円以上詐欺に遭ってました。
そういった詐欺にもう遭わないように、日本に帰国して対策してきたので、母の金融資産を奪うのはほぼ100%”物理的に”不可能です。
まぁ、仮に奪えてもうちにお金はそんなにないので狙われないでしょうが。
他にも、収入の倍以上の無駄な支出を年金支給額に抑えることとかいろいろと日本に帰国してやってました。
5年かけてそれらはほぼ終了したので、もう必須ではなくなりました。
今回は(上に書いた)定期的に確認が必須の自分の用事と、あと、以下も日本に帰ってやっておきたいのです。
- Google提出用の居住証明書の取得
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これはオンラインではできません。
これがまだできてないので、Googleからの収入分は日本帰国までアメリカにも10%の税金を納め続けている状況です。
といったように、仮にリタイアメントビザを取得しても、1年に1回程度の頻度で日本に帰国しないといけません。