目次
ブルゴス Di Bar
以前に書いたブルゴス通りについてのこの記事。
あわせて読みたい
ここで「1本35ペソのサンミゲルライトを1,000ペソで売りつける」と紹介したDi Bar。
ここでの体験談を書きます。
ちなみに、Di BarはおそらくDi Ba?というタガログ語とかけたもの。日本語の意味は「でしょ?」。相手に同意を求めるときに使う便利な表現。
ここでブルゴス通りとDi Barの場所をおさらい。
ブルゴス通りはマカティ・アベニュー(Makati Avenue)から一本内側に入った、歓楽街の通りです。
これに印をつけてルートを分かりやすくしたのがこちら。
Di Barはそのブルゴス通りを入ってだいぶ先の、ネオン街から外れた人気の少ないところにあります。
追加情報:2019年7月
2019年7月、この周辺を動画撮影してきました。
【マニラ】ブルゴス通り、マカティアベニュー 昼間の歩き方【2019年】
マニラの中心街に向かう大通り、マカティアベニュー(Makati Avenue) マニラの中心街から近い歓楽街、ブルゴス通り(P Burgos St) 2019年7月、昼にこれら通りを歩きながら昼間の様子を撮影してきました。 昼間は特に楽しめる場所はないですが、レストラン、ホテル、ブルゴス通り周辺の雰囲気を感じてもらえたらと思います。 ブルゴス通りの裏通りについてはこちらの動画を、 【マニラ】ブルゴス通りの裏通り 昼間の歩き方【2019年】 https://youtu.be/Li6m-NzQpIA 夜の歓楽街、ブルゴス通りのゴーゴーバーについてはこちらの動画を見てください。 【マニラ】ブルゴス通りの歩き方。可愛いフィリピーナはこのバーにいる!(ゴーゴーバー)【2019年】 https://youtu.be/pBMDroJg184 ブルゴス通りについてブログにも書いています。 ブルゴス通り ( P Burgos St ) 歓楽街の通り https://mominoki-blog.com/makati_p-burgos-st_manila_2017/ KTV カラオケ Go Go Bar ブルゴス ( Burgos )地区ガイド https://mominoki-blog.com/ktv_gogobar_burgos_manila_2017/ マニラ ブルゴス通り ( P Burgos St ) 夜遊びにベストなホテルは?【2019年】 https://mominoki-blog.com/p-burgos-st_cheaper_hotels_manila_2018/ マニラに関してはこちらのブログ記事(マニラ関連のトップページ)をご覧ください。 【保存版】マニラ おすすめ ホテル 全エリアガイド【2019年】 https://mominoki-blog.com/hotels_manila_2019/ 使用機材: GoPro HERO7 BLACK 詳細はこちらのブログに記載しています。 ユーチューバー カメラをGoPro HERO7 BLACKにした理由と最強パーツ一覧 https://mominoki-blog.com/reason_go-pro-hero7-black_youtube/ また、YouTubeに興味のある方向けに、「YouTube収益化手順書」を以下に公開しています。 【YouTube】無名の中年おじさんが、1ヶ月以内に収益化する手順 https://brain-market.com/u/momi/a/bQTNyMjMgoTZsNWa0JXY Music: www.bensound.com
Di Barの前も撮影しています。
今後はYouTubeで情報更新していく予定ですので、そちらをチェックしてもらえればと思います。
Di Barに行ったきっかけ
「なんでわざわざ人気のない場所のバーに行ったのか?」ですが、個人で行ったのではなく、あるコミュニティーに参加したのがきっかけ。そのコミュニティーの会に参加して、その流れでここに連れて来られたということです。
そのコミュニティーの名前は、マニラ 韓中料理を食べ尽くす会。別のコミュニティーで知り合った人から紹介してもらって知りました。また、フィリピンの情報誌、Plecommでも宣伝してます。こんな感じで。
目的はこのように書かれています。
一人ではなかなかハードルが高い、韓国料理と中華料理。2、3ヶ月に1度メンバーで集まって美味しく楽しく飲みましょ
韓国料理や中国料理は大勢で取り分けて食べるスタイルのレストランが多いので、これはここマニラではありがたい企画ですし、日本人と知り合うのもいいのでと思い参加しました。
なので、バーに行く予定すらもともとはなかったんですね。実は。
マニラ 韓中料理を食べ尽くす会
順に説明していくと、この会はマニラに住む日本人の集まりで、幹事も日本人女性。この日(2017年8月)は20人ぐらいいました。4人分の鍋が5セットだったかと。
で、この鍋会で既に「ちょっとこの鍋の勘定、おかしくないかい?」と疑惑。
出てきた鍋はそれほど大きくなく、肉もなければ品数も少ない。中国系か韓国系の野菜と魚のすり身(?)が数品あるぐらい。日本の豊富な野菜、肉の鍋とは比べものにならないほど質素な鍋。
さらに、量も少なく、幹事が持ち込みで一袋9ペソ程度の現地の即席麺を数個鍋に放り込む始末。「それ、いいんかい!」。聞いたところ、フィリピンではいいらしい。ほんまかいな。
で、料理はこの鍋だけで、追加注文も受け付けずに終了。で、勘定。
「これは安くあげたな〜。300ペソ?まぁ、ビール結構飲んでる人もいたし、400ペソ超えるかもな〜」
そんな感じでした。
で、出てきた料金は、一人1,000ペソ。
それもレストラン(食堂?)の店員に勘定もせず、誰にも見せずに。
「は?」
日本人の飲み会の感覚ですと、「おあいそ」と言って幹事とその周りが伝票見ながら割り勘するスタイル。
さらに言えば、予約していた鍋が来て、それだけでは足りないだろうから唐揚げ、フライドポテトとか追加注文してお腹いっぱいになって、それで勘定かと。
マニラでも日本の居酒屋の品質、量、味であれば一人1,000ペソで納得できますが、どう考えても500ペソを超えるわけがない。残りの500ペソx 20人分の10,000ペソ。23,000円は幹事の懐に入るんだろうな、という疑い。
ただ、ここは大人になって、「幹事も人集めしてるし、これで家計の足しにしてるんだろうな」と思い、深く聞くことなく1,000ペソを支払いました。
ちなみに、後日同じ店で見せてもらったメニューがこちら。
4人分で420ペソのスープ。基本の鍋セット。あとは100ペソから200ペソの具を数品とビール(サンミゲルライト)。これを4人で割ったら一人あたりの料金。
やっぱり、どう考えても1,000ペソはぼったくり。。。
Di BarへLet’s Go?
どうも腑に落ちない鍋会を終え、幹事から二次会のお誘いがあり。
「この後、行く人だけで飲みに行くんだけど、行く?強制じゃないし」
とのこと。
「さっきの鍋で予想以上にお金使って、ビールももう飲んだから行かなくてもいいんだけど、まぁ、鍋会では喋っていない人がまだ半分ぐらいいたし、交流しておこっかな。この辺りのバーならビール120, 130ペソですむだろう」
そんな感じで参加することにしました。それが予想だにしない展開に。
イメージしていたのはブルゴスのこういったバー。
バーは開放的な空間で、仲間内で喋るのもよし、他の欧米人と仲良くなるのもよしみたいな。場所も今いるこのレストランから歩いてすぐの、ブルゴスの繁華街かと。
で、連れて来られたのがここ、Di Bar。
周りにネオンのあかりはなく、人気もなく、ローカルの人がウロウロしているようなところ。
「なんでわざわざこんなところに?」
その理由。それは、幹事の経営するバーということ。
ここでようやくこのコミュニティーの趣旨、幹事の目的を理解。
まず、(旦那がどこで働いているかは知らないが)自分の小遣い稼ぎにBarを始めた。でも、繁華街だと家賃が高い。家賃が安いと人通りが少ないが、イベントで常連客を作れば良い。マニラで働く日本人はそこそこいるので、SNSや彼らがチェックしているフリーペーパーで人集め、といったところ。
つまり、日本人の交流が目的ではなく、幹事の経営するバーの売り上げと常連客作りが目的だったということを理解しました。
まぁ、鍋会の料金は未だに腑に落ちないものの、幹事のバーの売り上げに協力するのはまぁいいかな、というか、行くと言った以上入るしかなく。
Di Bar 1本1,000ペソのサンミゲルライト
長くなりましたが、いよいよ本題。
DI Barの中はかなり狭く、2次会に参加した10人(?)がなんとか入れるスペースしかなく。
カウンターには従業員のフィリピーナが2人と幹事の3人。さらに、幹事のおよびでその親戚(?)の女子大生(?)が一人の合計4人。ぶっちゃけ、何も知らずにバーに入ってこのメンバーだと、即座に別のバーに移動するレベルです。
それはさておき、とりあえずの1本でサンミゲル・アップルを頼もうとしたところ、幹事からお知らせ。
「サンミゲルライトのみ飲み放題。はい、一人1,000ペソ」
「えっ?」
ですよ。1,000ペソですよ。それもサンミゲルライトのみ。
たとえ1本でも1,000ペソ。サンミゲルアップルやレモンはダメ。ウイスキーやワインも別料金。ジュース、コーヒー、ウーロン茶でさえも別料金。
まず1,000ペソを集金するので、サンミゲルライト以外だと1,000ペソ + 数百ペソ。
さっき鍋会でサンミゲルライト飲んだのでいらないんですよ。もともとあまりアルコール飲めないのもあって。
この付近のビールの高いお店、Plan BやKojaxといったGo Go Barでも150ペソ。
あわせて読みたい
KTV カラオケ Go Go Bar ブルゴス ( Burgos )地区ガイド
KTVで90分、カラオケ嬢が隣でドリンク飲み放題でも800ペソしません。それがなんで1,000ペソ?
さらに呆れたことに、そのマニラ 韓中料理を食べ尽くす会のお金持ってそうな職業(秘密にしておきます)の人に幹事が「ドリンクちょうだい」と。「この子にも」、「この子も可哀想でしょ」と従業員のフィリピーナと売り上げアップのために中に強引に入れた親戚(?)の子にもドリンクをせがむ始末。
10人 x 1,000ペソ + 350ペソ(?) X 6,7杯ぐらい。この2次会でも数万円稼いでいました。仲間内から。
その後
それから1ヵ月も経たないある日、また幹事からコミュニティーのお誘いが来ました。
次どこでやるかも聞くことなく、こういった海外で日本人をカモにする日本人と関わりたくなかったので、そこで脱会し、縁をきりました。
あれからDi Barには行っていないのですが、SNSの情報によると、どうも普段はビール一本150ペソから飲めるとのことで、1,000ペソはマニラ 韓中料理を食べ尽くす会のときだけのようです。
こういった日本人をカモにする日本人にくれぐれもご注意ください。
YouTubeでオーナー本人からの弁解について
オーナーからの弁解
2020年1月22日、アキラ先輩とオーナーとの対談動画がYouTubeにアップされていて、その中でオーナーから以下弁解がされてました。
言い訳すると、彼、確かに1本で1,000ペソだったんですよ。ただ、あの時みんなでグループで飲み会だったんですよ。
でも、計算が面倒くさいので、飲み放題で1,000ペソでいいですって言ったんですよ。それで彼来たんですよ。
で、それで 結局飲めないから1本しか飲まなかったんですよ。間違いじゃないんです。
飲み放題って書いてないんですよ。だからこっちがぼったくったってなってて。
これについて以下に解説しておきますが、その前に、以前コメント、「間違いがあれば、どこがどう違っているかをまとめてお問い合わせからメッセージ下さい。本人からでも構いません」に対し、メッセージはなかった、と先にお伝えしておきます。
オーナーからの弁解 間違い指摘
先に間違いから指摘しておきます。
「でも、計算が面倒くさいので、飲み放題で1,000ペソでいいですって言ったんですよ。それで彼来たんですよ」
勘違いかどうかは知りませんが、これは間違いです。飲み放題で1,000ペソと言ってません。上述の通り、言ったのは2次会が始まった後です。
本記事をちゃんと読んでいただければ分かりますが、僕はお酒に弱いです。ビールは一次会に飲んだ分で十分だったので、二次会に行くならサンミゲルアップルを1本、と決めてました。いつもそのスタイルです。
そして、周辺のバーやKTVの相場にも詳しいので適正価格も知っています。
「飲み放題で1,000ペソ」と先に聞いてたら行くはずがありません。
また、これも既に説明したように、そもそも、オーナーのバーで飲み会とは知らずに連れて来られました。好きで来たのではないです。
冷静に考えていただければ分かりますが、一次会の時にそれを聞いてたら、普通なら帰りますよね?
もしくは、近くの賑やかなバーで、一次会で仲良くなった人同士で飲みますよね?ということです。
なぜわざわざ繁華街から離れた薄暗い場所まで移動して、しかも見ず知らずのオーナーのバーの売り上げに貢献するための、10倍の参加費の飲み会に参加するのでしょうか?
さらに補足しておくと、お酒に強い参加者も一次会でビールを飲みまくってました。
事前説明なしに二次会の会場がオーナーのバーで、強制1,000ペソ飲み放題にしているのは、計算が面倒だったからではないのは言うまでもないです。
Google Mapのボッタクリのコメント
動画の中でGoogle Mapのコメントについて触れられていたので、チェックしてみたところ、以下コメントが書き込まれてました。
ビールを数本飲んだだけで1000ペソとかさすがにボッタクリだわ
このコメントを誰が書いたか知りません。
ただ、ビール数本が1,000ペソが高いかどうかの感じ方は人それぞれですし、料金が事前に聞いていたのかどうかの詳細が不明なため、ボッタクリかの判断はできません。
この記事を公開した理由
日本人をカモにする日本人がいなくなって欲しいという想いで書きました。
というのも、記事を書いた2017年当初は、マニラでビジネスを始める予定でして、本ブログはその将来の自分の宣伝媒体という目的で情報発信していました。
今後の自分のビジネスのためにも、そういった同胞を欺く行為がなくなって欲しい、マニラにもっと日本人が集まるようにしていきたいという願いから、身の危険を承知でフィリピン(主にマニラ)の真実を書いてきました。
実際、この件以外でも不愉快にあったことがあったのですが、それについては記事公開後に本人から謝罪があり、記事を削除したことがあります。
本件においても、そういった日本人をカモにする行為はなくなったとしたなら、この記事が改善に繋がったということでしょう。
最後にもう一度書いておきます。
「間違いがあれば、どこがどう違っているかをまとめてお問い合わせからメッセージ下さい」