「動画編集で集中線のエフェクトを使いたい」 「集中線の形や色を変えるには?」 「集中線以外でよく使われるエフェクトは?」 |
最近YouTuberがよく使っているのが集中線のエフェクト。
何かに視聴者の目を惹きつけるのに効果的です。
その集中線をダウンロードできるサイトや作り方を紹介します。参考にしてください。
目次
動画編集 集中線を簡単に手に入れる方法
集中線はHikakinTVをはじめ多くのYouTuberがよく使っているエフェクトです。
この集中線は作らなくてもいろんなサイトにアップされているので、ダウンロードして動画編集ソフトに入れて設定するだけで使えます。
集中線がどこにあるかですが、例えば、「集中線 フリー」とかで検索すると簡単に見つけられます。
その中でおすすめのサイトに、f-stockがあります。
f-stockのサイトはこちらです。
集中線以外にもたくさんのエフェクトがあります。
集中線ですが、よく使われるので「アクセス多」をクリックすると出てきます。
そこで集中線を選び、「DOWNLOAD」をクリックすればゲットできます。
なお、その他エフェクトを含め素材サイトの一覧を以下記事にまとめています。
集中線の実用例
集中線等いくつかのエフェクトをダウンロードし、実際動画編集に入れてみたのがこちらです。
【動画編集】20200308_HikakinTV エフェクト
Adobe Premiere Pro勉強用。 HikakinTVの以下動画等で使われているエフェクトです。 【デマで炎上】トイレットペーパー不足はヒカキンが買い占めたせい【マスク不足について】 クラッカーは有料のもの。無料のもので代用。
f-stockの以下エフェクトを入れています。
- CONFETTI_02 紙吹雪 クラッカー
- INTENSIVE_LINE_02 集中線 中央 小
- INTENSIVE_LINE_01 集中線 中央 大
- STAR_03 キラキラ 星
- FIRE_LOOP_04 炎 火
- SMOKE_06
HikakinTVで使われるエフェクトです。f-stockのものかは分からないですが、こんなエフェクトを使っています。
クラッカーは有料のものを使われていて、f-stockの無料のものではないのは確かです。HikakinTVで使っているクラッカーのエフェクトはこちらです。
効果音は基本的には効果音ラボのものを使ってます。
ここで注意点として、f-stockにある集中線の色は白黒ですが、HikakinTVが使っているそれは青色や赤色だったりします。
新たに7色カラーの集中線が追加されました。(追記:2020年5月)
Adobe Premiere Proで集中線のエフェクトを使う方法
f-stockでダウンロードした集中線をAdobe Premiere Proで使う方法について説明します。
シーケンス上で、動画の上に集中線のエフェクトを乗せるのですが、ただ乗せただけではこのように集中線だけになってしまいます。動画が隠れてしまって見えません。
集中線の黒い部分が透けるようにしたいので、エフェクトコントロールの「描画モード」を「スクリーン」にします。
集中線を入れる作業はたったこれだけです。
7色カラーの集中線エフェクトを入れてみた動画はこちらです。
このうち1色を選択するには、クリップの長さを短くすればいいだけです。
使用例としてはこんな感じです。
集中線を自由にカスタマイズする方法
HikakinTVでは赤色や青色の集中線が使われています。
f-stcokの7色カラーの集中線エフェクトが追加されたのでそれを使えば表現できますが、集中線をカスタマイズする方法を以下に紹介します。
任意のカラーの集中線を作る方法
f-stockにある白黒、7色以外の任意のカラーの集中線を作る方法です。
その場合、After Effectのプラグイン、VC Color Vibranceを使うことで可能です。
黒背景を透過し、白色の集中線を任意のカラーに変更できます。
こちらから無料でダウンロードして使うことができます。
使い方は簡単で、
エフェクトコントロールのMatte AlphaというパラメーターをONにするだけです。
黒が透明になったかはアルファチャンネルのボタンをクリックすると確認できます。
Vibranceを0にすると元の白色が、1にするとColorで設定した色で集中線を作れます。
1以上に設定しても特に変化はないようです。
出力時、アルファチャンネルも含めないといけないので、レンダリング設定の最良設定をクリックし、
チャンネルからRGB + アルファを選択します。
あとは出力したビデオファイルをPremiere Proのシーケンスに乗せるだけです。
こんな感じですね。
V1の動画から集中線に合ったシーンをスクリーンショットで出力し、そのスクリーンショットの上のトラックに集中線を置きました。背景は透明なのでそのまま乗せるだけです。
こんな感じになりました。
少し白が残ってますがそれほど気にならないです。
ちなみに、以前は同様の効果のプラグイン、Knoll Unmultというのが無償で配布されていて、そちらのほうが知名度があり人気だったようです。
ですが、そちらはRed Giant Universeというパッケージで有料になったことから代替手段として上述のVC Color Vibranceが使われるようになったようです。
集中線のカラー、長さ、数全てカスタマイズする方法
After Effectsのプラグイン、F’s Plugin(エフズプラグイン)のTouch Draw Centerで作れます。
参考にしたのがこちらのダストマンTipsのこちらの動画です。
集中線をワンクリックで作るプラグイン【After Effects チュートリアル】
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詳細はダストマンさんの動画で説明されていて、ブログにも書かれているのでそちらを参照してください。
ダストマンのブログ記事はこちらです。
After EffectでこのTouch Draw Centerを使って集中線を作っているスクリーンショットです。
ポイントは、Random Speedのエクスプレッションに「time*10」と数式を入れていることです。
何もなければ集中線は停止したままなので、数式で集中線に動きをつけています。
同様に、F’s Plugin(エフズプラグイン)のTouch Draw Centerを使って集中線を作り、先ほどの動画に組み込んでみました。
こんな感じです。
集中線の長さを調整できるのが嬉しいですね。
まとめ
集中線はf-stockからエフェクトをダウンロードしてPremiere Proに取り込むことで実現できます。
今回7色カラーの集中線エフェクトが追加されたので、好きな色だけ切り取って使うといいでしょう。
今回はVC Color VibranceとF’s Plugin(エフズプラグイン)のTouch Draw Centerを試しましたが、他にもいくつかあるようです。
本格的に映像編集するならRed Giant Universeを購入するのもいいでしょう。
集中線をカスタマイズするにはAfter Effectsのプラグインを使うので、Adobe After Effectが必要です。
その他
その他動画編集・画像編集関連の情報を以下記事にまとめています。