「コロナで日本に帰国したけど、宿泊先をどうしよう?」 「無職だからアパートを借りれない」 「毎日ホテル暮らしだと経済的に厳しい」 |
コロナ禍で日本に帰国している人が増えています。
隔離生活後、実家に帰る人もいれば、一時的な滞在先を探して職を探す人もいます。
そこで、一時帰国時の滞在先・宿泊先の探し方を紹介します。
目次
一時帰国時の滞在先・宿泊先
海外からの帰国で、日本に実家や住所がない人は滞在先に困ります。
日本では、安定した収入がないとアパートは借りられません。
シェアハウスも審査があるので、海外長期滞在者のように日本の住所がない人にとってはハードルが高いです。
女性なら何も問題ないでしょうが、40代, 50代の無職おっさんがシェアハウスに住むのはかなり厳しいです。応募条件で弾かれてしまいます。
それらを考慮し、一時的な滞在先・宿泊先の探し方として以下の方法が考えられます。
- ホテル
- ゲストハウス
- Airbnb
- unito(月額住み放題)
- ADDress(月額住み放題)
- UR賃貸住宅
- リゾートバイト
以下に、ケースごとに一つずつ見ていきます。
ホテル
「金銭的に余裕がある。個室で綺麗な部屋がいい」という人には、ホテルで予約することをおすすめします。
ホテルはAgodaで予約するといいです。
ここで、じゃらんやその他日本のホテル予約サイトを使うこともできますが、それらは基本のんびりと旅行を楽しむユーザー向けです。
ビジネスホテルやコスパのよいホテル探しに最適なホテル予約サイトはAgodaです。
僕も昨年タイから日本に帰国した際は、隔離ホテルからずっとAgodaを使ってホテル予約してきました。
※その他福岡、大分もあり
料金を比較してもらうと分かるのですが、ホテル予約は基本的にAgodaが最安値です。
また、海外ではAgoda、Booking.comでホテル予約をしていたでしょうから、海外の宿泊で貯めたAgodaポイントを有効活用できてお得です。
ですので、隔離宿泊先やその後数日はAgodaで予約することをおすすめします。
なお、大阪の西成にあるホテル、ホテルサンプラザ、ホテルサンプラザ2は、月額利用で大幅割引、かつ、住民票も置けます。
「経済的に余裕はないけど、絶対に個室!」というわがままな人におすすめです。
ゲストハウス
「経済的に余裕がない。仕事探しから始めないといけない」という人には、ゲストハウスにしばらく滞在するといいです。
その場合もやはりAgodaで探すのが簡単かつ最安です。
他に、クロスハウス(XROSS HOUSE)やハンモサーフィン(hammosurfing)という月額制宿泊サービスを使うと、さらに安く宿泊できたり、話し合える仲間ができたりします。
HafHというサービスもありますが、料金が少し高いので微妙です。
ハフコインというものを貯めると個室に泊まれるので、それの貯め方次第といったところです。
Airbnb
「金銭面で節約したい、でも、相部屋は無理」という人には、Airbnbをおすすめします。
7泊以上で数%、30日以上で数%割引になるので、中長期滞在でお得です。
部屋はアパートの一室が多いので、ホテルと違って料理ができます。
ただ、Airbnbで泊まれる場所は都市部か観光地になるので、場所はそれほど選べません。
ターゲットは二人以上の旅行者をメインとしているので、ベッドが2つ以上あって必要以上に広かったり、料金が高い部屋もあるので、選択肢はホテルほどないのが難点です。
unito
「仕事を探すための一時的な住まいを探す」という人には、unitoがおすすめです。
月額制住み放題のサービスで、シェアハウスのように安定した住所に住むことができるので、仕事探しに最適です。
さらに、仕事探しや旅行などで外泊する場合、その期間人に部屋を貸せて、家賃を下げることができます。
なので、とりあえずの移住先を探すのにunitoを使うと便利です。
ADDress
「日本のいろいろな場所に住んでみて、定住先から探したい」という人には、ADDressがおすすめです。
ADDressについては、こちらの動画を見てください。
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【ADDress】サービス説明動画(2021年〜)(ADDress【定額制住み放題】多拠点コリビング(co-living)サービス)
住み放題サービスの特徴として、以下があげられます。
- 定額4.4万円(税込)で全国のADDressと提携した家に住み放題
- 予約可能な宿泊日数は、14日間まで
- 同じ場所に予約可能な連続宿泊日数は、最大7日間
- 宿泊を消化すれば追加で連泊可能。ただし、同じ場所に宿泊可能な日数は、一ヵ月に14日間まで
- プライベート空間を確保できる(個室8割、相部屋2割)
- 住民票を置ける
2021年8月からADDressでノマド生活始めようと思ったのですが、時期早々と判断し、今回はやめました。
UR賃貸住宅
「URであーる」でお馴染みの、UR賃貸住宅。
UR賃貸住宅には以下4つのメリットがあります。
- 礼金なし
- 仲介手数料なし
- 更新料なし
- 保証人なし
入居時に必要な費用は以下のみで済みます。
- 敷金
- 日割り家賃
- 日割り共益費
通常民間の不動産仲介業者を通して部屋を借りると、保証人または保証人会社の契約が必須ですが、それが要りません。
さらに、UR賃貸住宅は家賃14ヵ月分を前払いすれば無職で保証人なしでも部屋を借りられます。
2023年3月からUR賃貸住宅で部屋を借りています。
以下記事にまとめています。
リゾートバイト
「日本に一時帰国して滞在しながら、生活費をなるべく節約しながら、お金を稼いで貯金したい」という人には、リゾートバイトがおすすめです。
上記にあげた滞在先だとお金を稼いで貯めるのはなかなか難しいです。
お金を稼ぐという目的で各滞在先を比較してみると、こんな感じです。
ホテル
宿泊費の出費が大きいです。
クラウドソーシングやテレワークでそこそこの収入がある人向けですね。
ゲストハウス
ありとあらゆるスペースが他の客と共有になるので、ビデオ通話が必要なテレワークは周りに迷惑になり、基本的に無理です。
プログラマー、Webライター等もタイピング音がうるさくて迷惑になるので、クラウドソーシングも限定的です。
ゲストハウス周辺の会社に勤務する人向けですね。
Airbnb、unito(月額住み放題)
ホテルと同じく宿泊費はそこそこしますが、自炊すれば生活費を節約できます。
数ヵ月の中期滞在に適していて、(物件数の多い)都市部ならいろんな働き方に対応できます。
スキルのある人が、派遣等の短期契約でガッツリ稼ぎつつ、プライベートでも快適生活するのに向いています。
ADDress(月額住み放題)
宿泊費をかなり節約できます。
ただ、最長でも同じ場所に二週間までしか滞在できず、次の宿泊先確保にも時間が取られます。
時間と場所にとらわれない働き方ができる人、クラウドソーシング等のノマドワーカー向けです。
UR賃貸住宅
まとまったお金があれば「無職、保証人なし」でサクッと部屋を借りられるので、一時帰国時のとりあえずの滞在先として活用できます。
ただ、生活用品や家電を買い揃える必要があり、場所の選択肢も少ないので、お金を節約することを考慮すると、クラウドソーシングやテレワークでそこそこの収入がある人向けですね。
リゾートバイト
住み込みで働けるので宿泊費がかかりません。
コロナ禍の今は厳しいですが、それがおさまればスキルがなくても仕事は簡単に見つけられます。
お金を使う場所も時間もないので無駄使いすることがなく、自然にお金が貯まります。
なので、日本に一時帰国して滞在しながら、生活費をなるべく節約しながら、お金を稼いで貯金したい人向けですね。
なお、リゾートバイトはリゾートバイト求人専用のサイトで探すといいです。
リゾートバイトの求人が多く、人気があって有名なリゾートバイト求人サイトは以下です。
その他の月額制住み放題サービス
これまでに月額住み放題サービスをあげました。
- ADDress
- クロスハウス(XROSS HOUSE)
- ハンモサーフィン(hammosurfing)※正確には、住み放題サービスとコンセプトが違う
- HafH
- unito
他にも以下サービスもあります。
各サービスの詳細はググってみてください。
帰国後の生活スタイルに合わせてそれらサービスを選ぶといいですね。