コロナパンデミックの直後、2020年6月中旬から9月中旬までの3ヵ月間、タイ パタヤ(Pattaya)に滞在してました。
その経験から、パタヤの中心部で月8万円で贅沢な生活を実現する具体的な方法を教えます。
目次
パタヤ中心部 場所
パタヤ中心部ですが、場所はこの辺りです。
ショッピングモールのPattaya Terminal 21からウォーキングストリート(Walking Street)までの、パタヤビーチとセカンドストリートの間のエリアがパタヤの中心部です。
地図に印をつけたセントラルフェスティバル(Central Festival)というショッピングモールの周辺が最も人が集まる利便性の良い場所です。
なので、この周辺に滞在すると良いです。
なお、パタヤの主要道路や観光スポットは以下記事を参照してください。
生活費 月8万円で贅沢生活の基準
セントラルフェスティバル周辺はパタヤの中心部の中でも利便性が良いエリアなので、宿泊費も他のエリアより高くなります。
今回は贅沢を基準とするので、贅沢生活の基準を設定しておきます。
贅沢生活の基準
ゲストハウスや安宿ではなくプール付きコンドミニアムの一室(完全個室)に滞在して過ごすことにします。
その上で下記条件を満たすことを快適とします。
- 毎日3食
- 綺麗で不自由ない生活スペース
- ストレスのないインターネット環境
- 快適にPC作業できるスペースがある
- 孤独ではない
- 娯楽・交流がある
快適生活の生活費
下記のように生活費を割り振れば、パタヤの中心部でも月8万円で快適生活が可能です。
アパート家賃(水道光熱費含む) |
46,410円 |
食費(3食) |
21,420円 |
カフェ(毎日2杯) |
8,030円 |
洗濯(週1回) |
150円 |
交通費(2日に1回ソンテウ往復) |
1,070円 |
携帯電話 通信費(データ使用量無制限) |
720円 |
娯楽費(Netflix) |
340円 |
雑費(散髪等) | 1,860円 |
※レート: 3.57円 = 1B(バーツ)
レートは2020年9月タイ パタヤの下記記事で用いた値を使ってます。
各項目を説明します。
コンドミニアム家賃
パタヤ周辺のホステルの宿泊費は首都バンコクよりも少し高いです。
その中でもザ ベッドルーム ホステル パタヤ (The Bedrooms Hostel Pattaya)が快適でオススメだったのですが、朝食が依然のビュッフェ形式から質素なものに変わり、サービス品質も少し低下していてお得感はなくなっています。
そこで、おすすめなのがコンドミニアムです。
パタヤのコンドミニアムは1ヵ月から契約可能で、料金もバンコクに比べてそれほど高くないので、快適性で選ぶならプール付きのコンドミニアムの一室(完全個室)を借りると良いです。
家賃:12,000B + 水道光熱費1,000B = 13,000B x 3.57(円/B) = 46,410円
という計算です。
おすすめのコンドミニアムは後述で紹介します。
食費
朝、昼、夜の3食を200Bにします。
例えば、朝80B、昼50B、夜70Bといった感じです。
200B x 30日 x 3.57(円/B)= 21,420円
という計算です。
具体的な食事例は後述で説明します。
カフェ
気分転換に毎日カフェ店でコーヒー1杯、マンゴースムージー1杯を飲むとします。
パタヤのカフェのコーヒーの料金は店によってかなり差があり、ローカルのカフェだと30Bから、スターバックスだと130Bからです。
ローカルカフェのマンゴースムージーは45Bです。
なので、
(30B + 45B) x 30日 x 3.57(円/B)= 8,030円
という計算です。
洗濯
洗濯はランドリーに出すのではなく自分で洗濯機でやります。
コンドミニアムの1階に洗濯機があり、1回10Bです。
Airbnbで部屋を借りる場合、洗濯機付きの部屋もあるのでそれを利用すれば無料です。
乾燥機は使わずにベランダまたは部屋で乾かします。
10B x 4回 x 3.57(円/B)= 150円
という計算です。
ちなみに、ランドリーはバンコクではなくチェンマイで利用してましたが、そこでは1週間分で90Bからでした。
交通費
ショッピングモール、ターミナル21(Terminal 21)には安くて美味しいことで評判のフードコートがあります。
そこで2日に1回Terminal 21で食事するとします。
ただ、パタヤの中心部、セントラルフェスティバル(Central Festival)周辺から徒歩ではちょっと厳しいです。
そこでパタヤの相乗りバン、ソンテウを使います。
ソンテウの運賃は10Bです。パタヤ市内は均一です。
2日に1回ソンテウ往復すると、
10B x 2回 x 15日 x 3.57(円/B)= 1,070円
という計算です。
携帯電話 通信費
コンドミニアムをAirbnbを通して借りる場合、インターネット使用量は家賃に含まれています。
直接契約する場合、インターネットは別料金です。
ですが、携帯電話のデータ使用量無制限のプランが200Bであるので、それをテザリングで使えば全く問題ないです。
音声電話はLINE等のネット電話を使えばいいので必要ないです。
200B x 3.57(円/B)= 720円
という計算です。
なお、「速度10Mbpsで」と制限があるのですが、実際測定してみるとこんな感じで爆速でした。
速度: Download: 73Mbps、Upload: 38.3Mbps
常に50Mbps以上出ている感じでした。
娯楽・交流
タイではiPadでNetflixを観られるプランが340円であります。
交流は後述で紹介するローカルカフェでできます。
雑費
例えば、散髪だと100Bです。
100B x 3.57(円/B)= 357円
なので、まだ1,500円使えますね。
飲料水は、以下サイトによると18.9リットルボトルの飲料水が一本70バーツとのこと。
自宅で普段飲んでいる水は、スプリンクル(Sprinkle)の飲料水。18.9リットルボトルの飲料水を、自宅まで運んでくれるので便利です。しかも価格は一本70バーツ弱という安さ。
出典: 飲料水「Sprinkle」の「ONE PIECE」ボトル発売
一日1リットルで計算すると二本あればいいので、140B。
140B x 3.57(円/B)= 500円
まだ1,000円残るので、それで洗剤とか歯磨き粉とか他の日用品も買えますね。
具体的な生活費
上述の生活費でいくつか具体的に説明します。
コンドミニアム家賃
コロナ禍の2020年6月20日から3ヵ月間、パタヤ中心部のコンドミニアム、The BASE Condoに滞在しました。
[Pattaya]The Best of Condos in Pattaya, The BASE Central Condo on July. under COVID-19 pandemic
No Description
プール付きのコンドミニアムの一室(完全個室)をAirbnbを使って6部屋借りました。
動画を見てもらうと分かるように、このThe BASE Condoはパタヤ中心部でトップランクの品質のコンドミニアムです。
場所はこちらです。
パタヤで人気のショッピングモール、セントラルフェスティバル(Central Festival)の近くで、周辺にはレストラン、Poolバー、マッサージ等なんでも揃ってる利便性のいい立地です。
家賃はAirbnbを使って借りて、ある部屋では31泊41,844円でした。
コロナ禍で客が激減し、赤字覚悟の値段だと思います。
そこで、このコンドミニアムのオフィスに直接料金を確認したところ、次の通りでした。
- 1ヵ月契約の場合: 12,000B/月
- 1年契約の場合: 10,000B/月
なので、12,000B/月で計算すると、
家賃:12,000B + 水道光熱費1,000B = 13,000B x 3.57(円/B) = 46,410円
となります。
ついでに、DD PropertyやFacebookでコロナ禍の現在(2021年5月)の料金を調べたところ、最安値は8,000B/月となっているので、水道光熱費含めても3万5千円で住めるようです。激安ですね。
食費
朝、昼、夜の3食を200Bにします。
例えば、朝80B、昼50B、夜70Bといった感じです。
朝食はHungry Hippoというレストランがおすすめです。
この贅沢な朝食が79Bです。
これでお腹いっぱいになるのでランチは必要ないのですが、その場合は夜食にしてもよいので、あえて3食で計算してみました。
外食費は、外国人観光客向けのお店はかなり高く、日本のお店と同じまたはそれ以上します。
が、ローカルフードはバンコク、チェンマイとほとんど変わらないです。
パッタイ: 50B
スパイシーサラダ: 50B
ガパオライス: 50B
なのですが、コロナ禍ではあるレストランでは29Bでした。
ガパオライスにもう一品つけたものが70Bぐらいです。
なので、朝80B、昼50B、夜70Bといった贅沢な感じで、
200B x 30日 x 3.57(円/B)= 21,420円
になります。
カフェ
気分転換に毎日カフェ店でコーヒー1杯、マンゴースムージー1杯をローカルのカフェ店、KK Coffeeで飲みます。
ホットコーヒーは30Bです。
マンゴースムージーは45Bです。
なので、
(30B + 45B) x 30日 x 3.57(円/B)= 8,030円
という計算です。
交流
夜涼しい時間帯に先ほど紹介したローカルカフェ、KK Coffeeに行けば簡単にファラン(欧米人観光客)と知り合いになれます。
なので、カフェを飲みに行くというより、交流目的にKK Coffeeに行くといいです。
まとめ
快適の基準は人それぞれですが、パタヤの中心部では月8万円あればコンドミニアムで贅沢快適生活ができます。
なお、パタヤは観光地でもあり、歓楽街でもあります。
さらに贅沢すると、物価の安いパタヤと言えども上限なくお金は減っていくので気をつけてください。
ちなみに、僕はパタヤでYouTube活動してたので実際はかなり出費しています。
が、YouTube収益がパタヤで始めた欧米人向けチャンネルだけでも9万円以上あるので、それを差し引くと月8万円ぐらいになってるかと思います。
その他
その他タイ パタヤ観光のおすすめの観る、食べる、泊まる、交通、生活等の情報を以下記事にまとめています。