タイ パタヤでUPS(無停電電源装置)を売ってるお店と価格を調査しました。
また、実際にUPSを購入して使ってみたので、使用感とかいろいろとまとめました。
目次
はじめに
パタヤ 滞在歴
2019年からのタイ パタヤ滞在歴はこんな感じです。
- 2019年1月15日 – 2月6日
- 2020年6月18日 – 9月25日
- 2021年11月23日 – 2023年2月18日
- 2023年10月15日 – 2024年3月24日
為替
本記事を書いている今、ホテル料金を調査した2024年2月2日の為替レート(Google Finance調べ)は1THBが4.16円です。
なお、外貨の両替や現地ATMでの現金引き出しにはWISEが便利です。
タイに行く前の円高時に日本円をタイバーツに一気に両替しておき、WISEのタイバーツ口座に貯めておき、タイ滞在時にATMでWISEデビットカードを使ってその口座からタイバーツを引き出して使う、といったやり方が賢い両替方法です。
WISEの為替レートもまた4.16121(JPY/THB)で、ほぼ同じです。
本記事での日本円(JPY)表記は上記WISEの為替レートを適用した値とします。
タイでUPSが必要か?
「タイでUPSが必要か?」ですが、タイに滞在する期間や使用する電化製品によって変わります。
ひとまず、タイでデスクトップPCを使うならUPSが要ります。
詳しくは「タイ UPS 無停電」でググって調べてみてください。
そこに書かれてるように、タイでは停電があります。
よくあるのが、雨季の豪雨&雷が鳴ってるときです。
こんな感じのときです。
あと、気温が高い4月、5月なんかも電力不足で停電する時もあります。
また、停電といっても数時間のときもあれば瞬間的な停電(瞬断)もあるんですが、まぁ、いずれにせよ、停電時はデスクトップPCは突然シャットダウンしてしまうので壊れてしまう可能性大です。
今回、タイ パタヤに滞在中に5回停電しました。
こんな感じです。
- 10月24日 夜
原因: 豪雨で停電
時間: 数秒間 - 10月30日 午前
原因: 豪雨で停電
時間: 20〜30分間 - 11月16日 午前11:50
原因: コンドミニアムの点検か何かによる計画停電(?)
時間: 2時間半 - 3月30日(?)
原因: 不明
時間: 数秒間 - 4月7日 午前9:56
原因: おそらく暑さによる電力供給不足
時間: 5分間
パタヤでは日本から持ってきたデスクトップPC(Mac Mini)を使ってます。
で、これを日本ではこんな感じで使ってました。
PC環境として他にWindowsのMini PC、モバイルモニタも使ってます。
スペック等の詳細はこちら↓。
日本では停電は一度もなかったのですが、タイでは今言ったように数回停電がありました。
がUPSを使ってたのでMacもWindowsも全て無事でした。
タイで購入して使ってるUPSはこんなやつです。
両手で抱えてちょうどの大きさです。
正面はスイッチボタンと動作確認ランプが付いてます。
背面にはコンセント差し込み口が4つあります。
内白いやつはUPSの電源スイッチ関係なく通電する常時電源用です。
最大出力は480Wです。
UPSのスペック詳細は後ほど説明するとして、まずはこのUPSを購入するまでの店探しや価格を以下にまとめます。
バンコクでUPS探し
タイに入国してすぐにUPSを探しました。
場所はバンコクにある人気ショッピングモール、MBKです。
本情報は2023年10月の内容です。
BaNANA in MBK
BaNANAでUPSを売ってました。
Smart UPS CHUPHOTIC 1,000VA 480W: ฿1,290, ¥5,367
だいぶ前のことなので記憶が曖昧ですが、最小電力かつ最安はこれだったはずです。
480Wもいらないんですが、これ以下のものはなかったです。
ただ、UPSは重いので、これをパタヤまで持って移動がちょっと面倒だったのと、「BaNANAはパタヤにもあるし、なければネット通販のLAZADAで買えばいっか」と思ってたので、ここでは買ってません。
「バンコクでUPSを買ったらこの値段」という参考価格として残しておきました。
パタヤでUPS探し
パタヤに到着後、パタヤでUPSが売られているお店を探しました。
パタヤ滞在の経験から、UPSが売ってるだろうと思われた以下のショッピングモールで探しました。
- TUKCOM
- Central Festival
- Terminal 21
場所はとルートはこんな感じです。
結果を先に言うと、それら全てのショッピングモールでUPSは売られてました。
詳細は後述で説明するとして、UPSが売られているお店のあるフロアを動画撮影しておいたので、まずはそれをここに貼っておきます。
TUKCOM
Central Festival
Terminal 21
パタヤでUPS探し お店とUPSの価格
パタヤでUPSが売られているお店、UPS製品名、スペック、価格をまとめました。
本情報は2023年11月の内容です。
IT CITY in TUKCOM
CLEANLINE UPS (850VA, 325W): ฿1,690, ¥7,030
UPS SYSTEM ECO 2 800 (800VA, 360W): ฿1,450, ¥6,032
BaNANA in Central Festival
Smart UPS CHUPHOTIC 1,100VA 550W: ฿1,590, ¥6,614
ちなみに、バンコク MBKの同店では↓でした。
Smart UPS CHUPHOTIC 1,000VA 480W: ฿1,290, ¥5,367
パタヤの方は(無駄に)最大消費電力が大きく、価格は高い、となってました。
ZIRCON UPS AX (1,000VA, 550W): ฿1,450, ¥6,032
ZIRCON UPS RAPTOR (1,000VA, 550W): ฿1,690, ¥7,030
Power in Central Festival
MOON-i 1,000VA/48: ฿1,590, ¥6,614
MOON-Plus 1,000VA: ฿2,090, ¥8,694
ZIRCON UPS EX (850VA, 450W): ฿1,650, ¥6,864
ZIRCON UPS MX (1,000VA, 550W): ฿2,390, ¥9,942
mine in Terminal 21
UPS SYSTEM ECO 2 800I (800VA, 480W): ฿1,890, ¥7,862
UPS SYSTEM ECO 2 1000I (1000VA, 500W): ฿2,790, ¥11,606
ATOM-850-LED (850VA, 360W): ฿1,690, ¥7,030
ATOM-850I-LCD (850VA, 480W): ฿2,180, ¥9,069
ネットショップでUPS探し お店とUPSの価格
パタヤではネットショップが使えます。
LAZADAとShopeeが人気ですが、基本的に外国人はLAZADAを使った方がお得で便利です。
LAZADAにはUPSを扱っているお店はたくさんあり、その中で以下2つの製品を購入候補に決めました。
LAZADAでUPS購入 お店とUPSの価格
LAZADAでUPSを購入しました。
最終的に、バンコク MBKで見つけたのと同じ製品、同じ店で購入することに決めました。
- 製品: Smart UPS CHUPHOTIC 1,000VA 480W
- 価格: ฿1,289, ¥5,362(送料込み合計)
- お店: LAZADA BaNANA
送料込みの合計金額はバンコク MBK BaNANAの価格(฿1,290)とほぼ同じです。
一応証拠用に納品書を貼っておきます。
注文から到着までにかかった日数はたった2日だったので、バンコクから持ち運ぶ手間を考えたらLAZADAで購入して正解でした。
もちろん説明書もありましたが、ほぼ全てタイ語でした。
なので、このような手順でタイ語を日本語に翻訳して自分だけの日本語説明書を作りました。
- 説明書をカメラで撮影、画像保存
- Google Chrome PCデスクトップ版で画像を開き、[Google レンズで画像を検索]でGoogle レンズを起動
- タイ語を日本語に翻訳した文章をテキストにペースト
参考: 「Google Chrome」デスクトップ版で画像のテキストを認識・翻訳可能に ~「Google レンズ」を搭載
で、完成したのがこれ↓です。
自分用に作ったものなので、パスワード保護してます。
UPS 動作確認
UPSの動作確認の様子です。
10月20日
UPSの梱包開封と動作チェックです。
UPSのスイッチを押すと通電を示す緑色ランプが点灯します。
UPSのコンセントを抜くと、UPSのランプはバッテリー動作を示す黄色に切り替わっています。
11月16日 停電
11月16日、実際に停電していた時のUPSの動作状況の動画です。
UPSのバッテリー動作を示す黄色ランプが点灯し、数秒間周期でビープ音が鳴ってます。
まとめ
タイでデスクトップPCを使うならUPSが必要です。
UPSはパタヤでも売ってます。
でも、UPSの種類、価格の安さ、手間等を考えたらネットショップのLAZADAで購入するのが最適です。