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「楽天カード 「楽天カード持ってたら楽天デビットカードいらないでしょ?」 「そもそも楽天カードと楽天デビットカードの違いって何?」 |
楽天カードを持ってる人は多いでしょうが、楽天デビットカードを持ってる人は少ないようです。
楽天カードと楽天デビットカードの違いが分からなかったり、両方を持つことの必要性を感じなかったり。
結論を言うと、楽天カードと楽天デビットカード両方持つことをおすすめします。
理由は、不正利用対策としてメリットが大きいからです。
体験談から、どちらかのカードが不正利用等で使えなくなったとき、そのスペアとして持っておくことをおすすめします。
その理由詳細と楽天デビットカードのメリットについて以下に説明します。
目次
楽天カードと楽天デビットカードの共通の特徴

楽天デビットカードを説明するために、まず楽天カードと楽天デビットカードの共通の特徴もあげておきます。
- ネットショップで買い物できる
- 世界中のスーパー、ショップ、レストランで利用可能
- 商品を購入時にポイントが貯まる。100円ごとに1ポイント
- 世界中のATMで現地通貨の引き出しが可能
- 年会費無料(JCB)
細かな違いはあるのですが、基本的に楽天デビットカードは楽天カードと同じように使えます。
楽天カードと楽天デビットカードの違いは?
次に、楽天カードと楽天デビットカードの違いをあげてみます。
口座引き落とし日
楽天デビットカードで買い物をすると即銀行口座から引き落とされます。お財布の代わりに銀行口座を持ち歩くイメージです。
一方、楽天カードだと支払いは翌月以降ですね。
- 楽天カード: 翌月に口座から引き落とされる
- 楽天デビットカード: 商品を購入した瞬間に口座から引き落とされる
審査基準
楽天デビットカードは審査がありません。16歳以上なら誰でも持つことができます。
一方、楽天カードだと審査があり、収入のない無職だと審査が通らなかったり、キャッシングができなかったり制限がかかります。
- 楽天カード: 審査あり
- 楽天デビットカード: 審査なし
最大限度額
楽天デビットカードで使える最大限度額は口座の残高です。口座に1万円しかなければ1万円までしか使えません。
一方、クレジットカードでは審査の通った限度額まで利用可能です。20万円まで利用可能なら口座に1万円しかなくても20万円まで使えます。
- 楽天カード: 審査の通った限度額まで
- 楽天デビットカード: 銀行口座の残高まで
利用限度額の下限
楽天デビットカードでは利用限度額を1,000円単位で設定できます。口座残高に100万円あったとしても利用限度額を月額1,000円にしておけばそれ以上引き落とされることはありません。
一方、楽天カードの利用限度額の下限は審査基準の最低ランク、10万円です。口座残高が1万円でも10万円以内まで利用できます。
利用できる店舗
基本的にクレジットカード会社のマークがついている店舗なら楽天カードでも楽天デビットカードでも使えます。
ただ、一部の店舗では楽天デビットカードが使えません。例えば、高速料金やオンラインカジノでは使えません。
- 楽天カード: クレジットカード会社が使えるお店全て
- 楽天デビットカード: クレジットカード会社が使えるお店でも使えない店舗がある
海外ATMキャッシング手数料
海外のATMでも、クレジットカード会社のマークがついているATMなら楽天カードでも楽天デビットカードでも現地通貨を引き出せます。
ただ、手数料に違いがあります。
どちらも日本円から現地通貨に交換する際の為替手数料がかかるのは同じですが、それに加えて、楽天カードだとキャッシング利息が年利18%、楽天デビットカードだと現地のATM管理手数料が取られます。
- 楽天カード: キャッシング利息(年利18%)
- 楽天デビットカード: ATM管理手数料
ネットでもよく話題になるのですが、クレジットカードとデビットカードどちらで海外キャッシングするとお得か?
ですが、渡航先の国、クレジットカード会社、利用するデビットカード等によって組み合わせが無限にあるので、一概には言えません。
ただ、基本的にはクレジットカードの方がお得だそうです。その場合、早期返済が必要になるので手間がかかります。
海外旅行保険
楽天デビットカードには海外旅行保険がついていません。
一方で、楽天カードには海外旅行保険がついています。
一般的にクレジットカードに海外旅行保険がついていて、自動でつく自動付帯とクレジットカードを利用するとつく利用付帯の二種類があります。楽天カードは利用付帯です。
- 楽天カード: あり(利用付帯)
- 楽天デビットカード: なし
なお、楽天カードの特徴の詳細はこちらの記事を参考にしてください。
また、海外旅行ヘビートラベラーにお得な楽天プレミアムカードについてはこちらを参考に。
【2021年】海外旅行で得するおすすめのクレジットカードを紹介
楽天カードと楽天デビットカードを両方持つ意味
楽天カードと楽天デビットカードの特徴とそれら違いをあげてきましたが、結局どっちを持つべきか?
結論は、楽天カードと楽天デビットカードの両方持つことをおすすめします。
その理由ですが、冒頭でもあげたように、どちらかのカードが不正利用等で使えなくなったときに必要になるからです。
「クレジットカードの不正利用被害は他人事」と思ってませんか?
僕はこれまで3回被害にあってます。以下記事に今まさに起きている不正利用被害をアップしているので参考にしてください。
不正利用されたらカードを止めないといけないので、そのカードは使えなくなります。
カードがないと銀行口座にお金がいくらあっても現地通貨を引き出せません。
(被害額やその補償については置いといたとして)不正利用発覚が日本国内にいる時に起きたなら、カードを作り直せばいいだけです。
でも、海外旅行中に楽天カードの不正利用が発覚して、楽天カードしか持っていなかった場合、旅行どころか生きていけません。
たとえ楽天カード自体が盗難被害に遭わなかったとしても、世界中の誰かにその楽天カードを不正利用されたら終わりです。
楽天カードと楽天デビットカードの使い分け
楽天カードと楽天デビットカードの両方を持つことをおすすめしましたが、使い分けはどうしたらよいでしょう?
そこで、それぞれのメリットを考察してみます。
海外旅行
海外旅行では楽天カードを使うといいでしょう。
理由として、楽天カードは楽天デビットカードに比べて以下利点があるからです。
- 海外旅行保険(利用付帯)がついてくる
- 現地通貨のキャッシングの手数料が(おそらく)お得
- どのお店でも使える
日本国内でATM引き出し
日本国内でATMから現金を引き出す場合、楽天デビットカードで楽天銀行が提携するATMで引き出すといいです。
言うまでもなく、楽天デビットカードは自分の銀行口座から引き落とすので、キャッシング手数料に利息はかかりません。
提携先のATM利用手数料がかかりますが、これも楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすれば、月に数回ATMの手数料は無料になります。
実店舗、ネットショップで商品購入
楽天カードで実店舗、ネットショップで商品購入をおすすめします。
その際、楽天デビットカードは利用最大制限を1,000円に設定しておくといいでしょう。
理由は、楽天デビットカードは不正利用に弱いからです。
上述で説明したように、デビットカードはたとえ利用者が自分でなくても利用すると即口座から引き落とされます。
まとめ
楽天カードと楽天デビットカードを両方持つことができます。
また、JCBであればどちらも年会費無料です。
「自分は完璧にお金を管理できるので1枚でいい」
と思っても、不正利用というリスクは避けられません。体験談から、どちらかのカードが不正利用等で使えなくなったとき、そのスペアとして持っておくことをおすすめします。
普段キャッシュレスでお店で支払う時は楽天カードを使い、現金が必要な時は楽天デビットカードで引き出すといった使い分けでも両方持つと便利です。
まだどちらかしか持っていなければ、作ってみてはいかかでしょうか?
なお、海外旅行におすすめのクレジットカードを以下記事にまとめています。参考にしてください。