2019年4月末に始めたYouTube活動。
今が10月末なので、ちょうど半年経ったことになります。
現在は事情により活動休止中で、またちょうど節目でもあるので、この機会にYouTubeを始めてから今日までの活動と苦労話を記録しておきます。
こちらの記事はPart5で、以下記事のPart4の続きです。
目次
YouTube活動記録 3ヵ月半後 2019年7月後半 フィリピーナのYouTuber支援終了
7月25日 フィリピーナYouTuberの支援終了
バクラランでの撮影、「1,000ペソ使い切るまで帰れません!」の企画の後、彼女はYouTubeで稼ぐことをやめました。
「自信を失くした。いい給料のKTVを見つけたのでそっちのKTVで働く」とのこと。
というのも、「もっと視聴者に見てもらうにはどう振る舞えばよいか?」等の反省点を彼女に伝えたことで、自信を失くしてやる気を失くしたということです。
彼女もまた以下特徴を持つ、典型的な一般のフィリピン人でした。
- 実力を伴わない自信過剰
- 努力をしない
- プライドが異常に高い
- 打たれ弱い
- 立ち直れない。すぐに諦める
会社という組織で彼女を指導するのであれば、辞めないように気を遣ってあげるのですが、今やってる活動は彼女が貧困から抜け出すための支援。彼女のためにサポートしてることです。
といったことを一般のフィリピン人にいくら言っても理解できないことは既に経験済みなので、彼女がYouTuberとして稼ぐための支援はここで終了しました。
7月28日 お金貸して
ブルゴス通りのホステル、ラブ D フィリピン マカティに移動してすぐの7月28日、真夜中の1時前、YouTube活動を辞めたはずの彼女から突然電話がかかってきました。

「家賃を払うお金が足りない。大家に追い出される。お金を貸して欲しい」
といった内容でした。それに対し、
「友達から借りれば?」、「友達の家に泊めてもらえば?」といって軽くあしらいました。
冷たいように思われるかもしれませんが、これもまたフィリピン人にあるあるのお願いです。
フィリピン人はお金を借りるという意識がないので、貸したら最後、絶対に返ってきません。それに泊めてもらうことぐらい頼れる人が必ず近くにいます。
7月30日 お金貸して!
それから2日後、また彼女から「お金を貸して欲しい」とお願いされました。

簡単に説明すると、
- お金を2,000ペソ貸して欲しい
- (8月から待遇のいいKTVで働いて、20日に)給料がたくさん入るので、ちゃんと返す
といった内容。
先ほども言ったように、すでに彼女はYouTube活動を辞めました。なので、お金を貸したら最後です。僕との関係はただのATMとしか思っていないことは理解していました。
それでもしつこいので仕方なくチャンスをあげることにしました。

「MOAで撮影しよう。それでいつものように出演料としてまずは1,000ペソ払ってあげる」という提案です。
YouTube活動記録 3ヵ月半後 2019年7月31日 アヤラモールで撮影
撮影の計画変更
「MOAで撮影しよう」と約束した翌日、7月31日、LRTの駅で彼女と待ち合わせしました。
そしてLRTに乗ってMOAに向かう途中、彼女がこう言い出しました。
「5時からマカティでKTVの面接がある」
と。
「だったら昨日に言えよ」と思うのですが、これもフィリピン人あるあるなので細かいことは気にせず、対応を検討。
その時の時刻は2時半。あと3時間もありません。
撮影時間だけでなく、MOAからマカティへの(渋滞の中での)移動時間を考えると、MOAで撮影は無理です。
なので、予定を変更してアヤラモールに向かうことにしました。
アヤラモールで撮影
グリーンベルトに到着した時には3時過ぎ。
それから2時間、グリーンベルト、グロリエッタ、SMで「可愛いフィリピーナを探せ!」を撮影しました。
途中、
丸亀うどんで食事しながら撮影してますが、ここへは元々撮影で来たのではなく、「可愛いフィリピーナを探せ!」の撮影がはかどらないのでその代わりとして撮影したものです。
予想通り、彼女のKTVの面接時間までに撮影は終わりませんでした。
2時間(実質1時間半)では一人しか可愛いフィリピーナは見つからず、「まだ終わってないので、続きは別の日に」と彼女と約束し、でも彼女はお金を必要としているので、この日も給料前払いとして1,000ペソ払ってあげました。
彼女のKTVの面接
その後、彼女がこれから働くKTVの面接についていきました。
面接前に髪をセットするとのことで、美容院に行ってからKTVに行くことになり、さらに時間がかかってます。
彼女は面接に合格し、8月からそのKTVで働くことが決まりました。
YouTube活動記録 3ヵ月半後 2019年8月1日 マカティスクウェアで買い物
8月1日
翌日、8月1日、KTVで働き始めるお祝いに職場で履くシューズを買ってあげることになりました。

アヤラモールでの撮影がまだ終わってないので、気を損ねないようにシューズを買ってあげたのですが、今思えばここで見切りをつけておくべきだったと反省してます。
400か500ペソだったかのシューズを買ってあげました。
YouTube活動記録 3ヵ月半後 2019年7月31日 お金
8月2日 お金を貸して!!!
その翌日、また彼女から「お金を貸して」とお願いされました。


要約すると、
- (まだ働き始めてないが)KTVの給料が8月15日に入ってくる
- それまでの生活費、3,000ペソ貸して欲しい
- 借用書をちゃんと書く
- IDも見せる
- もし借りパクしたら、私を警察に突き出せばいい
と行った内容。
モザイクの部分は彼女の住所です。「絶対に借りパクしない」という証明です。
そこまで切実にお願いしてくるので、仕方がないのでお金を貸してあげることにしました。
8月3日 お金を貸す
翌日、彼女にお金を貸してあげるためにマラテのRobinsonsで会いました。
過去に別のフィリピーナに1万ペソ、PS3を借りパクされた苦い経験があるので、今回もまだ信じ切っていません。
証拠として動画を撮らせてもらいました。それがこちらです。
「もし返さなかったらこの動画を警察に突き出す」
そういう条件でお金を貸してあげています。
で、この借用書を書いた後にマカティで撮影の続きをする予定だったのですが、この日は大雨で洪水していて、マカティに移動するのも時間がかかる状況。彼女がKTVに行く時間はありますが、撮影して移動する余裕はなかったので断念。
とりあえず代わりとして撮影したのがこちらのKUYA Jの動画です。
YouTube活動記録 4ヵ月後 2019年8月
結果を言うと、お金を貸した日が彼女と会った最後の日になりました。
連絡は取り合ってたのですが、続きの撮影をする日になると彼女が熱が出たり、健康診断があると言ったりでキャンセルに。
なので、「撮影の続きは無理だな」と判断し、アヤラモールのこの動画を中途半端な形でアップすることにしました。
8月16日 YouTube収益化条件をクリア
8月中旬、16日から数日間、僕からメッセージを送っても返事が返ってこなくなりました。
とその時に、YouTubeの収益化条件をクリアしました。
ついに収益化条件、総再生時間4,000時間、チャンネル登録者数 1,000人を超えました。
現在YouTubeのチャンネル審査中で、1ヵ月以内に結果が出るそうです。
ありがとうございます。
前回の900の時から3日。
28日間で744増加。まだ伸びてます。 pic.twitter.com/vyzqAMNMt3— もみ@ノマド (@momi_ws) August 16, 2019
上記目標をクリアしたことに加えて、
- 観光ビザの期限(8月17日)が迫ってる
- マニラで撮影すべき動画は一通り撮った
- 野暮用で一度日本に帰らないといけない
ことから、本当なら17日の飛行機のチケットを取って帰国したかったのですが、彼女がちゃんとお金を返すかもしれないと微かな期待を抱いて、1ヵ月延長してマニラに残ることにしました。
8月20日 裏切り
それからもメッセージを送るも彼女から返事は返って来ず。
そして、返却期限の前日、20日、ようやく返事が返ってきました。

「今田舎に帰ってるので(期限遅れの25日の)日曜に返す」
と。
延長した返済期限の前日、24日に「何時にどこで会うか?」をメッセージを送るも返事なし。
なので、「返事がなければ、KTVのママさんに説明するぞ。辞めさせられても知らないぞ」
と脅したところ、ようやく返事が返ってきました。

「緊急で田舎にいるから返せない」
「警察に突き出そうと好きにすればいいじゃない。言ったでしょ。私は田舎にいるの。だって、父が病院にいるから」
そういった返事です。
これもフィリピン人あるあるの言い訳です。
9月以降
お金を返してもらうことを諦め、9月9日、日本に帰国しました。
彼女への対処もフィリピン人の以下就職環境を考慮して、KTVにも警察にも報告せずにそのままにしてあげました。
- KTVで辞めさせられたら食べていけない
- 警察沙汰になったら他の職場でも雇ってもらえないかも
ただ、相変わらず謝らない、(返済を待ってあげてることに)感謝しない、言い訳を続けることをこのままにしておくのは、彼女に「味を占める」経験をさせて他の日本人男性に同様の被害が及ぶので、今もまだ連絡を取ろうとしています。

今では僕のメッセージを無視している状況です。
まとめ
こういった事情もあり、元々の目的、「フィリピーナをYouTubeで貧困から救い出す」はやめることにしました。
Part1の冒頭でも述べたように、フィリピンでは貧困環境を個人の努力で抜け出すことはまず無理です。
I’m looking for Good Filipinas
大多数のフィリピーナが1日に得られる給料は、朝から晩まで毎日働いて500ペソです。
そこから個人の力で唯一抜け出す方法があるとすれば、YouTubeです。
それを無償で支援しようと(セブ島から)支援活動を始めたのですが、ここでギブアップ。
教養のないフィリピーナに教育は無理
貧困フィリピーナは目の前のお金が全てです。
それが僕の出した結論です。
今後フィリピーナYouTuberの支援活動を再開する可能性も残っていて、一応頭の中ではそのプランも出来ているのですが、今の感じですと教養のあるフィリピーナに限定すると思います。
この記事が読まれれば、おそらくフィリピン事情をあまり知らない方からアンチコメントがたくさんつくと思いますが、その場合フィリピン文化を一から説明する必要があり面倒なので、申し訳ないですがスルーします。
さて、観光ビザを(無駄に)1ヵ月延長しましたが、その期間どう有効的にYouTube活動したかを次のPart6の記事にまとめています。
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