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【2025年1月】27年半ぶりの超円安タイバーツ高 リタイアメントビザでタイ移住 結局どうする?

超円安 タイバーツ円 2025年1月

2023年8月に50歳になり、タイのリタイアメントビザ取得の条件の一つである、50歳以上をクリアしました。

ですが、もう一つの条件、「タイの銀行口座の残高が80万バーツ以上」がまだです。

前回の2023年9月にも書いたように、タイバーツ円の為替レートが歴史的な超円安が続いているので、大金をタイバーツに両替することに躊躇しているからです。

本記事でその後の状況を整理します。




はじめに

本記事は過去の以下記事・動画の続きであり、それら過去記事・動画の情報を整理したものでもあります。

ブログ記事は記事のリンクを、YouTube動画は(動画リンク)をクリックしてご覧ください。

リタイアメントビザ タイ

【2023年9月】26年ぶりの超円安バーツ高 リタイアメントビザでタイ移住 どうする?

2023年9月2日
動画リンク

タイ 入国拒否 観光ビザ

【2024年】リタイアメントビザを取得するのか?今後どうやってタイ入国するか?入国拒否されてノービザ観光目的が出来なくなり、ビザ取得とか方法を検討した結果

2024年4月3日
動画リンク

タイ ノービザ 60日

【2024年7月】日本の寒い冬を「タイで」快適に過ごす方法を模索

2024年7月17日
動画リンク

リタイアメントビザでタイ移住

タイでは50歳以上の人はリタイアメントビザを取得可能になります。

労働許可の取得やタイ人と結婚しなくても単身でタイにずっと滞在できます。

2021年5月、本ブログでこのように言ってました。

僕もあと数年で50歳になるのと、年金受給年齢までタイでリタイア生活できるだけの蓄えはあるので、リタイアメントビザを取得しようと思います

タイ リタイアメントビザ

リタイアメントビザでタイ移住

2021年5月4日

そして、2021年11月から2023年2月までタイに滞在(EDビザとノービザで)しながら、タイ移住の準備をしてきました。

タイ セミリタイア

【2022年】ゼロから始めるセミリタイア生活 in タイ Vol.1 (0〜3ヶ月)

2022年2月22日

タイの銀行口座はすでにあります。

そして、2023年8月、ついに50歳になり、タイのリタイアメントビザ取得の条件の一つ、年齢の条件はクリアしました。

あとはタイの銀行口座に80万バーツ以上入金すればリタイアメントビザ取得に必要な条件はクリアします。

ですが、リタイアメントビザ取得の準備を始めた2021年11月からずっと問題が続いています

現在2025年1月もまだタイバーツ円の為替レートは26年ぶりの歴史的な超円安なのです。

日本円の大金をタイバーツに両替するのに超最悪なタイミングなのです。超最悪なタイミングがずっと続いているのです。

とりあえず、今の状況を整理してみます。

ちなみに、自分はこれまでありとあらゆるガチャでハズレを引いてきた、日本の最下級国民です。

最下級国民

日本の最下級国民

2021年7月18日

まさか、為替ガチャまで大外れを引くとは思ってもなかったです。

ほんと、ついてないですね。

為替レート タイバーツ円  26年ぶりの超円安

タイバーツ円のここ5年間の為替レートはこうなってます。

タイバーツ円

2025年1月3日現在、1バーツは4.56円です。

前回の以下記事を書いた時、2023年9月1日、1バーツは4.15円だったので、あれからさらに0.4も円安になってます。

リタイアメントビザ タイ

【2023年9月】26年ぶりの超円安バーツ高 リタイアメントビザでタイ移住 どうする?

2023年9月2日
動画リンク

タイバーツ円

Googleファイナンスで表示可能な2003年12月5日、21年前からの最安値を更新し続けています

さらに過去を遡ると、現在の超円安レートは1997年7月1日と同じです。

タイバーツ円

参照: investing.com

27年半ぶりの超円安タイバーツ高です。

あれから超円安は改善されるどころかさらに1年半も最安値を更新しています。

リタイアメントビザ取得条件に必要な80万バーツを今両替するなら、365万円も必要です。

なお、2018年から2021年12月末までは3.3から3.6の間を推移してました。

タイバーツ円

タイ移住を決めた2021年5月3.5、タイに入国した2021年11月3.4だったので、この時にタイの銀行口座を持っていたら80万バーツのうちの大半を入金してたでしょう。

ですが、残念ながら、ここから円安が急激に加速しました。

超円安になった理由をちょっと説明すると、世界各国が金利上昇させる中、日本だけがYCC(イールドカーブコントロール)を継続したからです。

世界各国がこれまでばら撒いてきたお金を回収して金利を上げる中、日本だけが全く逆の量的緩和を継続して低金利を維持したので、各国との金利差が拡大したからです。

ちなみに、タイの銀行口座を作ったのは2022年1月末でした。

タイ入国から2ヵ月後の理由は、タイの銀行口座を作るには、(当時のコロナ禍では)タイに長期滞在を証明するビザが必要だったため、EDビザを取得してから作ったからです。

バンコク銀行

【2022年8月】バンコク銀行 口座開設とモバイルバンキング PromptPay(プロンプトペイ)の使い方 ガイド

2022年8月4日

タイ入国から銀行口座を作るまでの2ヶ月間で為替レートは3.3から3.5にまで円安が進み、その後一度も3,3に戻ることなく円安はさらに加速し続けました。

結果、銀行口座を作った2022年1月末から前回の記事を書いた2023年9月1日まで、リタイアメントビザ取得に必要な80万バーツを両替する好タイミングが一度もなかったということです。

さらに円安は加速し、今はもう27年半ぶりの超円安タイバーツ高になっているのです。

リタイアメントビザ どうする?

こういった状況下、27年半ぶりの超円安バーツ高でもリタイアメントビザでタイ移住するか?

タイ銀行口座に必要な80万バーツは、日本円換算で365万円です。

前回の記事で書いた、「暴落はないかもしらないですし、それどころか26年前につけたバーツ円最安値の4.85を超えてしまう可能性もあります」の後者の方が可能性が高くなってしまってます。

なお、(過去記事に書いたように)80万バーツを入金しなくてもリタイアメントビザを取得する方法はあります。

【限定公開】リタイアメントビザ取得方法の補足

ですが、(これも過去記事に書いたように)そこまで円安になると、リタイアメントビザを今取ってもタイで生活するのはかなり厳しくなります。

なので、リタイアメントビザは取らずに様子見してたところ、2024年、リタイアメントビザ取得以外にもタイに長期滞在できる状況に変わりました

タイ ノービザ入国滞在期限 60日に変更

日本はビザ免除対象国で、これまでノービザ入国滞在期限は30日だったのが、2024年7月15日以降の入国では60日になりました

(参考)ノービザ滞在60日などタイ入国に関する変更について~日本大使館より

結果、今はこうなります。

  • ノービザ滞在期間の最長は3ヶ月間(2ヶ月 + 滞在延長1ヶ月)
  • 1年間に滞在可能な最長日数は180日(らしい)

例えば、タイにノービザで半年間滞在したい場合、ビザランは一回だけで良いので入国拒否になることはないでしょう。

つまり、「日本の寒い冬だけタイで過ごす」が目的ならリタイアメントビザは必要ないでしょう。

新ビザ、DTV発行

2024年、タイでデジタルノマド向けビザ制度がスタートしました。

(参考)タイの新ビザ制度は正式開始、5年有効のDTVも申請はじまる

(費用をおさえて)タイに長期滞在する方法として、リタイアメントビザ以外の選択肢も出来たということです。

X(旧ツイッター)の情報によると、日本の大家さんでもDTVが取得できたそうです。

DTV申請は、日本からではなく、カンボジアでいろいろやってネットで申請してDTV取得出来たそうです。

他現在も情報を収集中ですが、リタイアメントビザ取得ではなくDTV取得も検討してみようと思います。