UR賃貸を退去しました。
UR賃貸を退去する際の手続きや退去費用をまとめてみました。
なお、本記事は退去時の2023年10月の情報です。
最新の情報や分からない点は、UR賃貸住宅に直接聞いてください。本記事は責任を持ちません。
目次
UR賃貸住宅と入居手続き等
「URであーる」でお馴染みの、UR賃貸住宅。
UR賃貸住宅は、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)が管理・提供する賃貸住宅です。
このUR賃貸住宅に約7ヵ月間住んでました。
住んでたのはこんな部屋です。
【日本】築40年のUR賃貸住宅、昭和の団地 1DKに引っ越し。内見と入居初日のルームツアー
- 家賃: 47,500円
- 共益費: 4,520円
- 構造: 鉄骨鉄筋コンクリート
- 階: 5階
- タイプ: 1DK
- 専用床面積: 35平米
- 築年数: 築40年(リノベーション済み)
UR賃貸住宅 退去理由
今月このUR賃貸住宅を退去しました。
入居期間は2023年3月中旬から10月中旬までの7ヶ月間です。
退去の理由ですが、単に秋冬は東南アジアで過ごすからです。
住んでたUR賃貸住宅は快適で、特に不満はなかったです。
UR賃貸住宅のデメリットは前述のリンク記事を参照してください。
UR賃貸住宅 退去手続きとスケジュール
退去の手続きですが、退去する日の14日(営業日)以上前に契約解除の手続きをすればOKです。
契約解除の手続きは、賃貸借等契約解除届をUR賃貸住宅事務所に提出することで、その時に必要なものはUR賃貸住宅事務所に退去する旨伝える際に資料一式を渡されるのでそれを見てください。
敷金は原状回復にかかる費用を差し引いた分が返って来ます。
その原状回復の確認に立ち会いするかどうかを選択できます。
立ち会いは退去日以降になるので、また部屋に戻ってくるのが面倒であれば立ち会い不要を選択するといいです。
敷金の返金は指定の銀行口座に入金されます。
原状回復の結果報告は新住所に送られてきます。
僕のようにすぐに日本を出国する場合、立ち会いすれば原状回復の結果報告は確認後即その場で受け取れます。
退去までのスケジュールはこんな感じでした。
●9/15
退去する旨申し出
退去手続き資料を受け取り
●9/22(退去日の14日以上前)
賃貸借等契約解除届を提出
退去申請完了
●10/9(退去前日)
掃除
●10/10
退去
●10/12
原状回復(修理費負担)立ち会い
退去完了
退去費用(修理費負担額)
現状回復に必要な修理費負担額は3,047円でした。
内訳はこうです。
- 清掃(キッチン)
排水トラップ: 360円 - 清掃(浴室)
浴槽裏清掃、エプロン裏清掃・脱着含む: 2,410円
合計: 2,770円
税金(10%): 277円
これだけです。
なので、清掃をきちっとしておけば修理費負担額は0円だった、ということです。
敷金返還額
UR賃貸住宅に入居時に敷金を家賃2ヶ月分支払っています。
そこから日割り家賃、日割り共益費、修理費負担額を差し引かれた残りが返還されます。
それらをまとめるとこのようになりました。
- 敷金: 95,000円
- 日割り家賃: 15,830円
- 日割り共益費: 1,510円
- 修理費負担額: 3,047円
返還額: 74,613円
この返還額は後日(1ヶ月以内)指定の銀行口座に入金されるとのことです。
追記
その後10月31日に入金がありました。
最終日の修理費負担額査定の立ち会い日から19日後でした。
その他 引越し手続き
ついでに、引っ越し時にやった一般的な手続きも軽くまとめておきます。
水道
水道の解約手続きですが、市の水道局に電話で閉栓の旨連絡しました。
管轄の水道局によりますが、立ち会いは不要でした。
水道料金の支払いは後日請求書が新住所に送られてくるので、コンビニ等で支払えばOKです。
ただ、僕のように日本の住所が不定になる場合、検針後に水道局に行けば即支払いが可能です。
スケジュールはこんな感じでした。
●9/22(退去申請完了日)
・水道局に閉栓連絡
水道の閉栓の旨電話で連絡
●10/10(退去日)
(午前)
・水道を自分で閉栓(メーターボックス内の水道レバーを閉める)
・水道局担当員が検針。立ち会い不要
(午後)
・水道料金を支払い
電気、ガス
電気、ガスはまとめて大阪ガスを使ってました。
電気・ガスの解約手続きですが、大阪ガスにネットで使用中止の手続きをしました。
電気は退去時にブレーカーを落とすだけでOKです。
ガスは会社によるでしょうが、大阪ガスの場合は立ち会いは不要でした。
電気・ガス使用料金はクレジットカードで支払ってるので新住所がなくても問題ないです。
スケジュールはこんな感じでした。
●9/22(退去申請完了日)
・大阪ガスに使用中止連絡
使用中止日時をネットで申請
●10/10(退去日)
(午前)
・自分でブレーカーを落とす
(午後)
・大阪ガス担当員が検針。立ち会い不要
●後日
電気・ガス使用料金はクレジットカードで自動引き落とし
引越し
引越し作業は自分一人でやりました。
レンタカーを借りて、車に荷物を詰め込んで、荷物を移動するだけです。
ちなみに、レンタカーはこれ↓です。
これに荷物を詰め込んだのがこちら↓です。
中身はこんな感じです。
荷物のほとんどが冬用なので、帰国時に冬を避ければレンタカーを借りる必要はなく、宅急便でもOKです。
なので、空港近くの倉庫に荷物を預けておき、帰国時に遠方のUR賃貸住宅等の住居に荷物を送る、といったことも出来そうです。
ここから先の話は「ノマド生活の知恵袋」になるので割愛します。
まとめ
UR賃貸住宅では退去費用を0円にすることが十分可能です。
入居時も余計な費用がかからないので、僕のようなノマド生活者には利用価値が大きいです。
ただ、夏にエアコンがないとキツいので、UR賃貸住宅にもエアコン付きの物件が増えることを期待します。
その他
その他入居手続きや初期費用、住んで分かったこと等、UR賃貸住宅関連の様々な情報を以下記事にまとめています。