「動画編集を始めたい」 「動画編集のスクールはどこがいい?」 |
YouTubeの人気から動画編集の仕事も注目されるようになり、動画編集を始めてみようと思う人も増えています。
この記事では動画編集を始めたい人向けに、動画編集スクールの比較をまとめています。
なお、「動画編集を一から始めて稼ぐロードマップ」は以下記事にまとめています。
目次
動画編集のスクール
動画編集のスクールは大きく分けて次の3つに分けられます。
- 安価なオンライン講座
- Webデザイン・動画編集スクール
- オンラインサロン
以下それらに分けて利点、欠点と合わせてスクールを紹介します。
安価なオンライン講座
たのまな Adobeベーシック講座
Adobeのソフトが全て使えるAdobe Creative CloudとAdobeオンライン講座がセットになったパッケージです。
ヒューマンアカデミーの通信講座、たのまなの一つ、社会人でもAdobe Creative Cloudをほぼ学割価格で購入でき、オンライン講座もついているということから人気です。
僕もこちらのパッケージでAdobe Creative Cloudを購入しました。
Adobeベーシック講座の内容と感想は以下の記事を参照してください。
たのまなのAdobeベーシック講座でも動画編集で使用するAdobe Premiere Pro、Adobe After Effectsの使い方は学習できます。
(利点)
- (社会人なら)実質無料
- Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects等のAdobeソフトの基本的な操作方法を効率良く学べる
(欠点)
- 実践的な動画編集のチュートリアルはない
- YouTubeの動画編集方法のチュートリアルもない
- スキルアップするための学習方法が分からない
デジハリオンライン Adobeマスター講座
デジハリ・オンラインは、「デジタルハリウッド」が母体となって運営しているオンラインスクールです。
Adobeマスター講座は、デジタルハリウッド約20年の教育ノウハウに基づいて制作された基礎動画教材(46時間)と、12ヶ月版のAdobe Creative Cloudがセットになった講座です。
Adobe公式サイトからよりもAdobe Creative Cloudを安く購入でき、しかも、Adobeのソフトの使い方を学習できるのでお得です。
デジハリオンラインのAdobeマスター講座では、Adobeの以下ソフトの使い方を学べます。
- Photoshop
- Illustrator
- Dreamweaver
- Premiere Pro
- After Effects
- InDesign
Adobeマスター講座には、課題もあり、プロのクリエイターに課題を添削してもらえます。
基礎動画、課題の添削は、Adobeマスター講座を開始してから以下の期間有効です。
- 動画の視聴期間: 1ヵ月
- 課題添削期間: 2ヵ月
僕もこちらのデジハリONLINEのAdobeマスター講座でAdobe Creative Cloudを購入しました。
Adobeオンライン講座の内容と感想は以下の記事を参照してください。
(利点)
- (社会人なら)実質無料
- Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects等のAdobeソフトの基本的な操作方法を効率良く学べる
(欠点)
- 学習内容が少ない
たのまな Webデザイナー、映像編集/Webコース
たのまなにはAdobeオンライン講座だけでなく、ヒューマンの通信講座*たのまな『在宅WORK/Webデザイナー』 もあります。
動画編集とWebデザインの両方を学習するコースです。
動画編集ではAdobe Premiere Pro、Adobe After Effectsを学習します。
WebデザインではPhotoshop、Illustrator、HTML、CSS、JavaScript、レスポンシブデザインを学習します。
動画編集とWebデザインの両方で在宅ワークを実現するための学習カリキュラムになっていまs。
Adobeオンライン講座と同様にAdobe Creative Cloudライセンス一年間がついています。
(利点)
- (Adobeソフトを使った)Webデザイン、動画編集の在宅ワークに必要なスキルを効率良く学べる
(欠点)
- 学習内容が初級者レベル
- 高度な動画編集やYouTubeの動画編集の解説がない
- さらにスキルアップするための学習方法が分からない
こちらから無料で資料請求できるので、詳細はそちらを参照してください。
Udemy
世界最大級のオンライン学習プラットフォーム、Udemyです。
世界中の学びたい人と教えたい人をオンラインでつなぐサービスで、コースは開発、IT・ソフトウェア、マネージメント、マーケティングなどいろいろあります。
学びたい項目はメニューの「カテゴリー」から選べますが、Adobe Premiere Proを使った動画編集を学習したい場合、検索ボックスでAdobe Premiere Proや動画編集と検索するといいです。
その中で人気のあるコース、例えば、以下講座を選ぶと良いでしょう。
業界最先端の動画制作テクニックを制覇!Adobe Premiere Pro オンライン講座他YouTube動画編集に限定したいならYouTubeで検索するといいでしょう。
動画編集の学習には以下コースが良いでしょう。
- 【1日完結】Premiere Proの使い方~動画クリエイターコース~
- 【目指せYouTuber】Adobe Premiere Pro CCでYouTube用動画を編集をしよう!!
- 業界最先端の動画制作テクニックを制覇!Adobe Premiere Pro 完全版
- 笑撃的なAdobe Premiere Pro CC 動画編集チュートリアル!〜 Mac推奨ですがWinも歓迎〜
- 中二病が暴発するAfter Effects CC クリエイティブチュートリアル
(メリット)
- 格安
- Adobe Premiere Proを使ったいろいろな動画編集方法を学べる
- コースがたくさんある
(デメリット)
- コースがたくさんあるので迷う
動画編集スクール
TechAcademy
プログラミングスクールで人気のTechAcademyの動画編集スクールです。
動画編集スクールには以下2つのコースがあります。
どちらのコースも短期間でAdobe Creative Cloudを使って動画編集、動画広告の作成方法を学ぶプログラムです。
これら2つのコースがセットになったコース、TechAcademy 動画広告クリエイターセット もあります。
オンラインのスクールで、一人一人にパーソナルメンターがついて学習をサポートしてくれます。
パーソナルメンターと週2回、1回30分ビデオチャットで質問したりしてサポートを受けられます。
分からないことはパーソナルメンターに聞けば24時間以内に回答してもらえます。
カリキュラムでは課題が与えられ、最適な動画編集できるまで何度でも添削してもらえます。
(利点)
- 動画編集、動画広告の両方を学べる
- 課題があり、最適な動画編集ができるまで添削してもらえる
- 分からないことをプロの動画編集者にビデオチャットで質問できる
- オンラインなので場所、時間を選ばない
- オンラインなのでスクールに通うより安い
(欠点)
- 特になし
なお、TechAcademyでは入会前にメンターのサポート、学習の進め方、実際の受講風景などの説明資料を無料で閲覧できます。
その説明会動画を見てから正式に申し込むといいです。
デジハリ・オンライン(デジハリONLINE)
ネット動画クリエイター講座
デジハリ・オンラインスクールは、「デジタルハリウッド」が母体となって運営しているオンラインスクールです。
Webデザイン、動画編集・動画クリエイター、3DCG・映像などの講座があります。
デジタルハリウッド大学・大学院などを通じたデジタルコンテンツ業界とのつながりを活かし、最新かつ実践的なカリキュラムが提供されています。
未経験者の人でもスムーズに学習できるように、以下のように学習方法に工夫されています。
- 何度でも反復学習できる動画授業
- リアルタイムで講師とコミュニケーションできるライブ授業
- 目的を達成するまでとことん付き合うオンラインサポート
ライブ授業では、その場で直接講師に質問できたり、クラスメイトとチャットができる学習方法になっていて、挫折しない万全のサポート体制です。
ネット動画クリエイター講座では、プロが使う動画編集ソフト、After EffectsとPremiere Proを使って、人の心を動かす動画を制作する技術を学べます。
動画制作だけでなく、より多くのユーザーにリーチするための企画力やデータ分析力といった、動画マーケティングの知識も学べます。
(利点)
- 6ヶ月で映像の基礎からプロの実践技術が学べる学習カリキュラム
- 未経験者の人でもスムーズに学習できるサポート体制
- 課題があり、現役のクリエイターに添削してもらえる
- (動画編集技術だけでなく)集客、営業、マーケティングも学べる
(欠点)
- オンラインのみ
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
東京上野、池袋、大宮にあるWebクリエイター育成スクール、デジタルハリウッド STUDIO by LIGです。
ネット動画クリエイター専攻は3ヶ月で映像の基礎がすべて身につく学習カリキュラムになっています。
月一回オンライン授業があり、課題で制作した動画に対して現役のクリエーターからフィードバックをもらえます。
(利点)
- 3ヶ月で映像の基礎がすべて身につく学習カリキュラム
- 課題があり、現役のクリエイターに添削してもらえる
(欠点)
- オフラインのスクール。東京のスクールのみ
オンラインサロン
最近では現役YouTube動画編集者が運営するオンラインサロンも増えてきました。
Movie Hacks、HENKAなどがあります。
(利点)
- 動画編集者のネットワークに参加できる
- 格安で参加でき、いつでも脱退できる
- 高単価の動画編集案件を受注できる可能性がある
- オンラインサロン主催者のYouTubeチャンネルで自身を宣伝してもらえる可能性がある
(欠点)
- 学習内容が不明
まとめ
たのまな Adobeベーシック講座やデジハリ・オンライン Adobeマスター講座でAdobe Creative Cloudを購入する場合、その講座でPremiere Pro、After Effectsの基本操作を学習できます。
ただ、高単価の動画編集案件を獲得するには、高度な動画編集技術が必要です。
それに必要な知識や学習方法は、現役のプロの動画クリエイターから指導を受けるのが確実です。
TechAcademy 動画広告クリエイターセット等の、動画クリエイタースクールで高度な動画編集を学習するのがプロの動画編集者への近道でしょう。