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フランスの国民議会「死の援助」法案を可決
フランスの国民議会「死の援助」法案を可決 致死薬を“回復見込みない重篤患者”自ら投与可能に 「積極的安楽死」も容認|TBS NEWS DIG(2026/07/16)
フランスの下院にあたる国民議会は、回復の見込みのない重篤な患者などが望んだ場合、医師が関与する形で自ら致死薬を投与できる法案を可決しました。 フランスの国民議会で15日、回復の見込みのない重篤な病気に加えて、耐えがたい苦痛のある患者などを対象に、医師が致死薬を用意する形で自ら投与することができる「死の援助」法案が賛成多数で可決しました。 自らが薬物を投与できない場合に医療従事者が投与する「積極的安楽死」も容認しています。
日本人はフランスで安楽死できるか?
「日本に住む日本人が、安楽死目的でフランスに行っても、1ミリも相手にされず門前払いされます」
その理由は以下のとおりです。
理由①:フランスは「安楽死の観光地」ではない(超厳しい居住制限)
「お金を払って飛行機に乗って現地に行けば、誰でも手続きしてもらえる」と思っていませんか? それは100%不可能です。
フランスの新しい法律では、この制度を使える人を厳しく制限しています。
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対象:フランス国民、または「フランスに合法的に、かつ長年住んでいる外国人」だけ。
観光ビザや、数日〜数週間の短期滞在でやってきた外国人は、受付の時点で完全に排除されます。
フランス政府の目的は、あくまで「フランスに住み、税金を払い、現地の社会保険に加入して生活している人々」を救済することです。安楽死目的で他国から旅行客が押し寄せる「自殺ツーリズム」を防ぐため、この居住制限は絶対に破れない鉄の壁として作られています。
理由②:「絶望的な病気」にかかっていないと対象外(うつ病や人生の辛さはNG)
「仕事が辛い」「人生に絶望した」「生きていても良いことがない」
こうした精神的な苦痛だけでフランスに行っても、やはり絶対に相手にされません。
フランスの法律が対象としているのは、以下のような状態の人だけです。
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「回復の見込みが全くない、末期の重篤な病気」にかかっていること(末期がんや、全身が動かなくなる難病など)
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「死が目前に迫っており、治療法がない」こと
「うつ病」などの精神疾患のみ、あるいは「なんとなく死にたい」という理由では、たとえフランスの総理大臣であっても安楽死は認められません。ベースに「不治の身体の病」があることが絶対条件です。
理由③:現地の医師たちを「フランス語」で説得し、何ヶ月も審査される
仮に、あなたが「フランスに長期滞在できるビザ」を持っていて、さらに「不治の病」にかかっていたとしましょう。それでもまだ、すぐに死なせてもらえるわけではありません。
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フランス人の主治医や、複数の専門医によるめちゃくちゃ厳しい面談と審査が何段階もあります。
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「本当に自分の意思で死にたいのか?」「誰かに脅されていないか?」「一時的な気分の落ち込みではないか?」を、高度なフランス語での対話を通して証明し続けなければなりません。
「日本語しか話せない観光客」がふらっと行って、「死なせてください」と言っても、医師側が本人の正確な意思を100%確認できないため、その時点で審査は一発却下になります。
まとめ:SNSの「フランスに行け」は、ただの無知なデマ
SNSで「フランスに行けば安楽死できる」と書き込んでいる人は、ニュースの見出しだけを見て、法律の中身(条件)を1文字も読んでいない人たちです。
- フランスは観光客の安楽死を法律で「完全に禁止」している。
- そもそも、体が健康な人は対象外。
無責任なデマに惑わされず、「日本人が行っても、何も取り合ってもらえない」という現実を、しっかりと頭に叩き込んでおきましょう。

