ベトナム ダナン で携帯電話(スマホ)を使う方法をまとめました。
現地SIMや日本のSIMの海外ローミング等を実際に使ってみた結果と感想を書いてます。
目次
はじめに
為替

ダナンに滞在時、2023年12月中旬の為替レートは今の為替レート(Google Finance調べ)とほぼ同じで、10000VNDが58.83円でした。
外貨の両替や現地ATMでの現金引き出しにはWISEが便利です。
ベトナムに行く前の円高時に日本円をベトナムドンに一気に両替しておき、WISEのベトナムドン口座に貯めておき、ベトナム滞在時にATMでWISEデビットカードを使ってその口座からベトナムドンを引き出して使う、といったやり方が賢い両替方法です。
WISEの為替レートもまた0.00586225(JPY/VND), 170.583(VND/JPY)で、ほぼ同じです。
本記事での日本円(JPY)表記は上記WISEの為替レートを適用した値とします。
ベトナム ダナンのインターネット環境
ベトナムはインターネット環境が優れていて、街のあちこちで高速WiFiが使えます。
使い勝手の良い場所として、ホテルやカフェがありますが、どんなボロっちいホテルやカフェでも大抵は動画視聴に問題ないレベルの高速WiFiが使えます。
なので、ベトナムでは携帯電話(スマホ)に大容量のデータ通信プランは特に必要ないです。
ベトナムのSIM
ベトナムの大手通信会社は以下3社があります。
- Mobifone(モビフォン)
- vinaphone(ビナフォン)
- VITTEL(ベトテル)
よほど田舎でないかぎりそれら性能差はほとんどなく、どれを使っても通信環境は変わりません。
プラン内容や料金を比較して好きなのを選ぶといいです。
ベトナムのSIMを使用(空港で)
2023年1月にベトナム ダナン滞在時はベトナムのSIM(viettel)を使いました。

空港で購入し、その場で設定してもらって使いました。
その時のプランはこうでした。

- 通信事業者: viettel
- 期間: 7日間
- タイプ: データ通信のみ
- データ使用量: 無制限
- 料金: ₫220,000, $10, ฿340, ¥1,290
(2023年1月)
何も問題なく使えたので性能には満足でした。
ただ、「7日間でこの料金はちょっと高いなぁ」、「データ使用量が数GBの安いプランがあったらなぁ」といった感想です。
そういったプランが置いてある店は探せばあったのかもしれないですが、面倒だったので適当に購入しました。
日本のSIM(海外ローミング)を使用
2023年12月滞在時はベトナムでSIMは購入せず、日本のSIMを使いました。
povo2.0と楽天モバイルの海外ローミングサービスです。
結果、ベトナム ダナンではpovo2.0の方が楽天モバイルより安定してインターネット接続できて快適でした。
原因が分かってないのでその結果はたまたまだったのかもしれません。
いずれにせよ、Googleマップを見ながら、Google Chromeで検索しながら外歩きする程度のデータ使用量で、1週間以内の短期旅行であれば、povo2.0や楽天モバイルの海外ローミングで十分と思います。
ベトナム現地SIMを使用(Klook経由)
2024年2月
2024年2月滞在時はベトナムのSIMをネット予約して購入します。
klookというサイトで申し込みました。
パッケージ内容と料金を載せておきます。

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このKlookのプランがお得かどうかをさっきの「ベトナムのSIMを使用(空港で)」のものと比較してみます。
お得な方を赤字で記します。
Klookのプラン | ベトナムのSIMを使用(空港で) | |
有効期間 | 30日間 | 7日間 |
データ使用量 | 1日4GB | 無制限 |
国内通話 | 1000分 | なし |
国際通話 | 20分 | なし |
料金 | ¥1,206 | ¥1,290 |
この通り、Klookのプランの方がかなりお得です。
そのKlookのプランのURLはこちら↓です。
ベトナム旅行に必須のSIMカード|日本で予約すればお得で安心
なお、SIMの受け取り場所ですが、ベトナム ダナンではダナン空港の以下です。

道案内のルートはこんな感じですね。
- ダナン空港を出る
- Grabのピックアップ場所に向かう
- そこをちょっと通り過ぎたとこにある建物
実際SIMを受け取ったのでそのルートの動画をここに貼っておきます。
[Da Nang]Get Vietnam mobile SIM on 12th Feb. 2024ただ、このSIM、なぜか3月1日にインターネット接続(データ通信)ができなくなりました。
データ使用量は制限を超えておらず、全く問題ないのにインターネット接続できなくなりました。

追加でデータパッケージ購入が必要の旨メッセージとログインURLが送られてきました。

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データ使用量は特に必要としなかったので、原因を調べるのは諦めてその後は楽天モバイルの海外ローミングを使ってます。
海外ローミングデータ通信量は月2GBまで無料です。
インターネットは基本的にホテルやカフェのWiFiを使い、楽天モバイルのデータ通信をこまめにON・OFFすれば月2GBもいらないのでこれでOKです。ベトナム現地SIMは必要なかったみたいです。
時々楽天モバイルのSIMを認識しなくなったり、インターネット接続が途切れたりと不安定ではあるのですが、全ての問題はスマホを再起動すれば解決するので今のところ特に困ってません。
2025年1月、2月
2025年1月19日、昨年と同じKlookのプランのSIMを購入しました。
今回は有効期間の30日間丸々使うことができました。
なぜか、2月22日までの33日間使えました。
どうやら昨年20日間程度でデータ通信ができなくなったのは、使用量制限の4GB/1日をある日超えたことでそれ以降使えなくなった、ということと推測します。
ベトナム現地SIMを使用(Trip.com経由)
Trip.comにもKlook同様のSIM購入サービスがありました。
- Trip.com(SIMカード)
【ベトナム】4G/5G SIMカード(ダナン国際空港での受け取りまたはホテル配送) - Trip.com(eSIM)
【ベトナム eSIM】Vinaphone 4G ローカルデータ eSIM| 速度を落とさない高速交通
空港でのSIMカード受け取り場所はKlookと同じで、料金プランに少し違いがあるだけです。
eSIMもあります。
次回ダナン滞在時はTrip.com経由でSIMカードを購入してみようと思うので、使ったら体験談をここに追記します。
ダナン 45日間滞在 SIMどうする?
2024年と2025年、これまで2回ダナンに45日間滞在しました。
上記の通り、45日間滞在時のSIMはこういった組み合わせで使ってきました。
Klook(SIMカード)30日間 + 楽天モバイル(eSIM)15日間
ただ、楽天モバイルだと(後述の)いくつか問題があってストレスを感じていました。
なので、次回はダナン滞在45日間はずっと現地SIMを使う予定です。
そこで、上記のKlook経由とTrip.com経由とでプランを比較してみて、どの組み合わせがお得かを調べてみます。
それぞれのリンク先はこうでした。
- Klook(SIMカード)
ベトナム 5G SIMカードの購入(ダナン空港受取)
- Trip.com(SIMカード)
【ベトナム】4G/5G SIMカード(ダナン国際空港での受け取りまたはホテル配送) - Trip.com(eSIM)
【ベトナム eSIM】Vinaphone 4G ローカルデータ eSIM| 速度を落とさない高速交通
これら情報を表にまとめるとこんな感じ↓になります。
予約サイト | Klook | Trip.com | Trip.com |
SIM | 4G/5G SIMカード | 4G/5G SIMカード | 4G eSIM |
携帯会社 | Vinaphone またはMobifone | Vinaphone | Vinaphone |
有効期間 | 30日間 | 15日間 / 30日間 | 5日間 〜 30日間 |
データ使用量 | 1日 4GB | 1日 6GB | 1日 6GB |
国内通話 | 1,000分 | 2,000分 | 無制限(30分制限あり) |
国際通話 | 20分 | 200分 | 60分 / 100分 / 200分 |
受け取り | 空港 | 空港 / ホテル配送 | メール |
料金 | ¥1,168 | ¥936 / ¥1,435 | ¥1,097 〜 ¥3,100, 2,094円(15日間) |
(2025年3月13日)
まず、(ボラれないように)ダナン空港から市内のホテルまでの移動にGrabを使うので、Grabを呼ぶにはSIMが必要なので、最初の30日間のSIMの受け取りは空港でいいです。
なので、最初のSIM購入はKlook経由またはTrip.com経由の4G/5G SIMカードでいいです。
30日滞在後の15日間の方ですが、SIMカード購入のために空港に行くのが面倒なのとタクシー料金がかかることから、Trip.com経由の4G/5G SIMカードまたはeSIMが良いです。
ただ、Trip.com経由のSIMカードはホテル配送費用が無料なのと安いことから、そっちの方が良さげです。
ということで、次回ダナン滞在時はこちら↓の30日間プラン(空港受け取り)と15日プラン(ホテル配送)を使ってみようと思います。
【ベトナム】4G/5G SIMカード(ダナン国際空港での受け取りまたはホテル配送)
楽天モバイルの海外ローミング問題点
さっき書いた通り、45日間滞在時のSIMはこういった組み合わせで使ってきました。
Klook(SIMカード)30日間 + 楽天モバイル(eSIM)15日間
ただ、楽天モバイルだとこういった問題↓があってストレスを感じていました。
- ダナンでは電波状況が悪く、繋がらないことが多々あり
- (なぜか)「ネットワークを自動的に選択」だと繋がらず、手動で設定が必要
- 海外ローミングデータ通信量は月2GBまで
なので、「残りの15日間滞在でも現地SIMが欲しいな」というのが感想です。
ただ、Klook経由のSIMカードだと空港で受け取りになるので、そこまで行くのが面倒なのとタクシー料金がかかることから、街中の携帯電話会社でSIMカードを購入しようかと考えてました。
でも、ダナン滞在後半がちょうど月をまたぐことから、「残り一週間で合計4GB使えるならいいか」ということで結局やめました。
で、帰国後に調べてTrip.comの「SIMカードのホテル配送」と「15日間プラン」を見つけたので、次回使ってみようと思った次第です。
ahamo(アハモ)はどうなの?
楽天モバイル以外にも海外ローミング & テザリング(パソコン接続可能)で人気のサービスとしてahamo(アハモ)があります。
データ使用量は30GBもあり、基本料金2,970円のみで海外でも使えるので、海外旅行の渡航先で現地SIMを購入する必要がないということで人気です。
ですが、ahamoは15日制限があります。

ベトナムに45日間滞在して日本帰国するならこういった↓組み合わせも考えられます。
ahamo15日間 + 現地SIMカード30日間
が、ベトナムでe-Visaを取ったり別の国(タイとか)にも行ったりして海外に2ヶ月以上滞在する中期滞在者にはahamoは向いてません。
その他
その他ベトナム ダナン観光のおすすめの観る、食べる、泊まる、交通等の情報を以下記事にまとめています。