タイのビザ、DTVに関する疑問をまとめました。
DTVとはどんなビザ?(DTVの基本情報)
DTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)は、タイ政府が2024年7月に導入した長期滞在向けビザです。
主に「デジタルノマド」や「リモートワーカー」を対象とし、タイ国外から収入を得ながらタイで長期間暮らしたい人に最適な制度となっています。
DTVには、大きく分けて以下の2つのカテゴリーがあります。
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① デジタルノマド・フリーランス(リモートワーク)
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② ソフトパワー活動(ムエタイ、タイ料理学校、スポーツ、セミナー、医療など)
主な申請条件と特典
- 滞在期間: 最大5年間(マルチプルエントリー)
- 1回の滞在期限: 最大180日間(タイ国内でさらに180日間延長可能。ただし、一回のみ)
⚠️ 滞在期限のカウントについて:
「180日以内に一度出国しなければならない(または延長手続きをする)」という制限は、ビザの承認日ではなく、実際に「タイに入国した日(パスポートに入国スタンプが押された日)」からスタートします。
- 申請費用: 52,000 円(日本からオンライン申請する場合)、340 USD(ベトナムからオンライン申請する場合)
💡 支払いの注意点: 申請費用の支払いは、e-Visaシステム上での「クレジットカード、またはデビットカードによるオンライン決済のみ」となります。現地の大使館で現金を支払うことはできません。
また、DTVの基本料金は申請する国(大使館)によって決済通貨や金額が異なります。ベトナム申請の場合は340 USDでのカード決済となります。
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共通の必須財務条件: 50万バーツ以上の預金残高があること。
💡 為替の注意点: 必要金額は一律「50万バーツ」と決まっていますが、日本円での必要額は為替レートによって変動します。現在の相場だと約242万円(1THB=4.84円換算)が必要になりますが、為替の変動や安全マージンを考慮して、日本の銀行口座には250万円以上の残高を用意しておくのが確実で安心です!
その他DTV詳細は、Gemini(AI)に「タイのビザ、DTVとは何?」と聞いてみてください。
50歳を超えているのにビザを「リタイアメントビザ」ではなく「DTV」にした理由
以下記事・動画にまとめています。
50歳を超えているのにビザを「リタイアメントビザ」ではなく「DTV」にした理由【タイ】
DTVをベトナムのハノイで申請・取得した理由
ベトナムのハノイに滞在していたから
DTVの取得とは関係なく、ベトナムのハノイに滞在していたのでそこから申請しました。
DTVの申請方法はどこでやっても同じだから
タイのビザ申請は完全にオンラインに移行しています。
DTVの申請手順自体は、日本からやろうとベトナムからやろうと同じWebシステムを使うため全く同じです。
違いは、「自分が今滞在している場所のタイ大使館・領事館を宛先(処理窓口)として選択する」という点だけです。
日本で申請・取得すると多額の無駄なコストと時間のロスが発生するから
日本に帰国して申請・取得すると、以下のような多額の無駄なコストと時間のロスが発生していました。
- 日本へのフライト費用: DTV申請前に、ベトナム → 日本の航空券代
- 処理待ち期間の日本での滞在費: e-Visaの申請から発給までの処理中(通常1〜2週間程度)、日本で待機するための生活費
- タイへのフライト費用: DTV取得後に、日本 → タイの航空券代
これらを合計すると、日本へ帰国するだけで15万円以上の無駄な支出が発生します。
ソフトパワーのムエタイを選んだ理由
リモートワークしていないから
リモートワークを目的として申請する場合、タイ国外の企業から継続的な収入を得てリモートで働いていることの証明(業務委託契約書)が必要です。私はリモートワークしていないので、それがありません。
ソフトパワー枠でムエタイを選んだ理由
パタヤで確実にDTVを取得するためです。
DTVのソフトパワー枠には、ムエタイ、タイ料理、タイ語、マッサージや文化体験など、いくつかの選択肢が用意されており、バンコクなら選択自由です。でも、バンコクではなくパタヤに滞在したかったので、以下の消極的選択でムエタイを選びました。
タイ料理
できればこのコースを選択したかったのですが、調べたところ、パタヤには観光客向け体験教室はあったものの、DTVの推薦状を発行できる教育省認可の長期コースはありませんでした。
タイ語
パタヤでDTVプラン(6ヶ月・29,000バーツ)を提供している有名な語学学校「Pro Language」があり、ここは過去に自分がEDビザ(学生ビザ)を取得した際に通った実績もあります。
ですが、すでに「過去にタイ語のEDビザを持っていた」という履歴がある中で、再びタイ語のコースでDTVを申請すると、審査ではねられる可能性があると思い、避けました。
タイマッサージ
パタヤでDTV推薦状を出せる認可校もあるみたいでしたが、実際のDTV取得の体験談がネット上にもほぼ存在せず、確実性に欠けるため見送りました。
ムエタイ
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』に共感する私としては、できればムエタイを避けたかったのですが、結果として、ムエタイしか残りませんでした。
ムエタイ受講の詳細を以下記事にまとめています。
※現在執筆中
DTVに関するQ&A
DTV申請前のQ&A
Q1: DTVはちゃんとしたビザか?大丈夫か?
A1: 今のところ問題ないビザ。噂や嘘情報に要注意。以下の動画を参考に。
DTVを持っているのに入国拒否?DTVに否定的な意見について注意【タイ】
(動画リンク)
Q2: DTVでタイの銀行口座は開設できる?
A2: 原則としてできない。タイの銀行は観光ビザやDTVでの口座開設を厳しく制限しており、リタイアメントビザやワークパーミット保持者のように簡単には作れない。
Q3: DTVがあれば、タイの現地企業で働いて給料をもらうことはできるか?
A3: できない。DTVは「タイ国外からの収入(リモートワーク等)」または「ソフトパワー活動」を前提としたビザ。
Q4: DTVの申請に必要な書類は?
A4: 以下の通り。
- パスポート(残存期間6ヶ月以上)
- 証明写真(背景白、直近6ヶ月以内、縦4.5cm × 横3.5cm)
- 現在の居住地・所在地を証明する書類(Proof of Location)
- 英文の残高証明書(50万バーツ相当以上)
- 渡航目的を証明する書類(リモートワーク証明、受講証明書等)
- 銀行口座の取引履歴(3ヶ月以上)
(補足)
- 居所証明(Proof of Location): 日本申請の場合は「マイナンバーカード(現住所記載)」「運転免許証(両面)」「住民票」のいずれか。ベトナム等の第三国申請の場合は「現地の入国スタンプのページ」等で代用。
- 渡航目的の証明:
リモートワーカー枠: 雇用証明書、自事業の証明(会社登記簿など)、ポートフォリオ・過去の実績証明など
ソフトパワー枠(ムエタイ・タイ料理・医療等): タイ政府や公認機関に登録されたスクール・施設が発行する公式の受講許可書や、長期受講の証明書・領収書。 - 銀行口座の取引履歴(3ヶ月以上): 申請時にシステム上でのアップロードは不要(基本は残高証明書のみ)だが、申請後の審査過程で追加書類(補正)として提出を要求される。
Q5: DTVはどこで申請する?
A5: タイ王国が運営する公式の電子ビザ(e-Visa)申請専用ウェブサイト(THAI E-VISA OFFICIAL WEBSITE)で申請する。URLはthaievisa.go.th。アカウントを作成してから申請。
A6: (入国スタンプの滞在可能日数の180日と同じ)6ヵ月以上のコースを選ぶべき。それ未満だと申請却下になる可能性が極めて高い。
A7: 必要な日数はスクール次第。私の場合、問い合わせから手元に届くまで、合計で「4日」
スクールへの最初の問い合わせから、見積もり確認、そして費用の入金を済ませるまでに「2日」かけ、入金後にスクール側が書類を発行して送ってくれるまでに「2日」かかった。
Q8: 家族(配偶者や子供)を一緒に連れていくことは可能か?
A8: 可能。DTV保持者の配偶者および20歳未満の子供は、帯同家族としてDTVを申請できる。
DTV申請時のQ&A
Q1: DTVの申請方法を解説しているサイトや動画は?
A1: DTVの申請方法等は変更されることが当たり前なので、サイトや動画を参考にするよりもGemini(AI)に聞いた方がよい。その際、Geminiにスクリーンショットを添付して現在のフォーマットを伝えながら聞くと正確な情報を得やすい。
Q2: 「現在の所在地」、「申請場所」はどれを選択すれば良い?
A2: 今滞在している場所を選びます。
(例)日本の大阪で申請
「現在の所在地」: 日本
「申請場所」: 大阪
(例)ベトナムのハノイで申請
「現在の所在地」: ベトナム
「申請場所」: ハノイ
Q3: ベトナムのハノイで申請する場合、ハノイ滞在時のホテルの予約確認書(バウチャー)は必要?
A3: 提出(アップロード)は不要
ただし、申請フォーム内で「今ハノイで滞在しているホテルの住所」を入力する必要がある。大使館が実際にホテルに裏取りをしているかは不明だが、本当に滞在しているホテルの住所を記入するのが無難。
Q4: タイ滞在時(入国後)のホテルやアパートの予約確認書は必要?
A4: 提出(アップロード)は不要
ただし、申請フォームに「タイでの滞在予定住所」の入力欄がある。大使館が実際にホテルに裏取りをしているかは不明だが、実際に予約したホテルの住所を記入するのが無難。
Q5: タイ滞在時のホテル予約は、何日以上の期間で予約しておくべき?
A5: 正確な基準は不明。あまりに短い期間は避けた方が無難
長期滞在ビザなのに、最初の宿が1〜2泊だけだと不自然(怪しい)と思われる可能性がある。私の場合は「4日間」で予約し、問題なく承認された。
Q6: ベトナムで申請する場合、日本の住所は記載しなくていいの?
A6: いいえ、記載が必要。
申請フォーム内に「現在の住所は永久住所(Permanent Address / 日本の住所)と同じですか?」という質問項目があるので、ここで「いいえ(No)」と答えて日本の住所を記入する。
Q7: ソフトパワー(習い事)で申請する場合、現在の職業の選択肢はどうすればいい?
A7: 「Unemployed(無職・失業者)」を選択
ソフトパワー枠はタイで学ぶことが目的のビザ。現在仕事をしていない状態であっても、50万バーツ以上の預金があれば承認される。
Q8: タイ行きの航空券(フライトチケット)の予約確認書は必要?
A8: 提出(アップロード)は不要。
ただし、旅行情報として「搭乗予定のフライトナンバー(便名)」の入力が必要。あらかじめ航空券を予約しておき、その便名を正確に記入するのが確実。
Q9: 過去にタイのED VISA(学生ビザ)を取得したことがあるけど、正直に伝えるべき?
A9: 絶対に正直に「はい」と答えること。
申請フォームに「過去にタイのビザを申請したことがありますか?」という設問がある。大使館側は過去のビザ履歴を確認しているので、ここで「いいえ」と嘘をついてしまうと、虚偽申告とみなされて却下になる可能性が極めて高いので要注意。
Q10: 預金残高証明(50万バーツ)はタイの銀行口座である必要があるか?
A10: いいえ、日本の銀行口座の英文の残高証明で問題ない。
Q12: 銀行口座の取引履歴(3ヶ月以上)の提出も要求されるとのことだが、これも英文でないとダメか?
A12: いいえ。日本語の取引履歴で問題ない。
DTV申請中のQ&A
Q1: DTV申請から承認されるまで何日かかった?
A1: 申請完了から、最終的な承認まで「7営業日」
ハノイで申請後、わずか4時間ほどで大使館から「銀行口座と取引履歴(3ヶ月以上)を追加で提出してください」という要求メールが届いた。しかし、追加書類をアップロード後は、承認メールが届くまで7営業日かかった。
Q2: DTV申請中に「現在の所在地」で入力した国から出国してもよいか?
A2: ダメ。申請が却下される可能性が高いので出国はやめた方がよい。ムエタイスクールからもそのように注意を受けた。
DTV承認後のQ&A
Q1: DTVの「5年間有効」は、承認された日から?それともタイに入国した日からスタート?
A1: 「ビザが承認された日(Valid From:有効期間開始日)」から5年間。
e-Visa PDFに記載されている「Valid Until(有効期限)」の日付が、ちょうどビザ発行日(Valid From)からきっかり5年後の日付になっている。
Q2: 滞在可能日数の180日後、タイを出国して再入国する際、またソフトパワーのスクールを受講しないといけないか?
A2: いいえ。ソフトパワーのスクール受講は最初の一回のみでよい。
Q3: タイに90日以上滞在する場合、DTV保持者も「90日レポート(居住地申告・TM.47)」は必要か?
A3: 必要。
連続して90日以上タイ国内に滞在する場合は90日ごとにイミグレーションへ居住地を報告(TM.47)する義務がある。
Q4: DTV保持者はイミグレーションで30日間の滞在延長はできないか?
A4: 30日間の延長ではなく「180日間の延長」が可能。ただしDTVの有効期間中(5年間)に1回のみ利用可能。
Q5: DTV保持者も「TDAC(タイ・デジタル入国カード)」の記入が必要か?
A5: はい、DTV保持者であってもタイへ入国する際は毎回必須。
Q6: DTV保持者も帰りの航空券(復路チケット)が必要か?
A6: いいえ。原則として不要。
DTVを保持していれば、タイの入国審査で帰りの航空券(復路チケット)の提示を求められることは基本的にない(実際になかった)。ただし、利用する航空会社によっては「出国チケットがないとチェックイン不可」と判断されるケースや、入国審査で滞在計画を細かく問われる可能性もゼロではないので、ダミーチケット(キャンセル可能な航空券)や近隣国への安い出国用チケットを用意しておくとより安心。




