タイ パタヤで気管支炎になりました。
病院で診察を受け、薬を服用することでだいぶ良くなりました。
本記事では、パタヤで気管支炎になると医療費はいくらかかるのか?海外旅行保険は使える?を体験談から説明します。
目次
気管支炎 症状発覚
タイ パタヤで気管支炎になりました。
咳が止まらなくなる症状です。
咳が出始めたのははっきりと覚えていて、2022年1月末です。
友達とビーチ沿いのシート席でお酒を飲んでいたとき、突然むせるように咳が出たのが最初です。
数分で咳は止まると思ってたのにずっと止まらず、水を飲みながら頑張って咳を止めようとしたのですが、結局家に帰るまでの約2時間ずっと咳してました。
翌日は咳は止まったように思えたのですが、夜になるとまた突然咳が出始めて、また約2時間ずっと咳し続ける、といった症状を数日おきに繰り返してました。
外出してる時でも、マッサージ中やバーでビールを飲んでる時にも突然咳が止まらなくなることがあるので、それからは外出を控えるようにしました。
自己対処法として、最初はタイ人友達のアドバイスで「喉に良い」というタブレットを舐めてました。
それで少し良くなった気がしたのですが、その後も頻繁に咳が止まらない症状が出るので、次は薬局に相談して薬を購入し、服用することにしました。
最初は咳止めタブレットを、次に咳止めシロップを毎日決められた回数服用しました。
他タイでおなじみのムカデマークの粒も試してみました。
ですが、治らず。
咳は出続けました。
咳だけでなく鼻水も止まらなくなり、鼻炎薬も服用してました。
鼻炎薬の方は効果があり、服用後3時間ほどで鼻水は止まりました。
が、咳の方は、症状発生から2ヵ月経った3月には毎晩2時間以上ずっと咳が出続けるほどにまで悪化しました。
隣の部屋に迷惑がかからないように、咳が出るたびにトイレに駆け込み、ハンカチで口を押さえながら咳をおさえる、といったことを毎晩2時間以上続けてました。
熱はないのでコロナではないことは確信あったのですが、何かの病気であることは間違いなく、自然治癒や市販の薬では治らないことも分かったので、ネットで調べたところ、たぶん気管支炎と分かりました。
医療保険の適用
病院に行く前に、医療費を医療保険で保障できないかを検討しました。
タイに入国したのは2021年11月16日です。
タイ入国時に必須だった「10万US$まで保障するコロナ医療保険」に入ってましたが、入国から60日間なのでとっくに期限切れです。
そもそもその保険は外来治療はたしか対象外だったはず。
タイ入国時にクレジットカード自動付帯の海外旅行保険としてdカード Goldを、利用付帯の方として楽天カードを適用させてました。
が、それらも適用後から90日過ぎてるので期限切れです。
なので、海外で利用付帯で使えるクレジットカード、ミライノカードGoldの海外旅行保険を適用させることにしました。
タイ国鉄の乗車券の購入をミライノカードGold(JCB)で決済することで適用完了です。
また、念のため、国民健康保険も利用することにしました。
海外でも国民健康保険が使えます。
海外旅行期間中に怪我や病気になり、現地の現地の医療機関で診療を受けた場合、医療費を支払ってから2年以内のものについて請求できます。
その際、以下のような医師の診断書と医療費支払いの証明が必要になるので、プリントアウトして診察時に医師に書いてもらいます。
パタヤ 病院選び
調べたところ、パタヤで外国人が利用する病院は以下4つがあるとのこと。
- バンコク病院パタヤ(Bangkok Hospital Pattaya)
- パタヤメモリアル病院(Pattaya Memorial Hospital)
- パタヤインターナショナル病院(Pattaya Inter-hospital Hospital)
- パタヤシティーホスピタル(Pattaya City Hospital)
バンコク病院が最もメジャーで、日本語が話せるスタッフが常駐されてることから、特に、日本人に人気です。
ですが、医療費が高額で、距離が離れているのが欠点。
その他以下のサイトなどの意見も参考にしながら、医療費が良心的で、住んでるコンドミニアムから徒歩圏内にある病院、パタヤメモリアル病院(Pattaya Memorial Hospital)で診てもらうことに決めました。
タイ パタヤで日本語・英語で受診できる病院・クリニックガイド
パタヤ・メモリアル病院(PATTAYA MEMORIAL HOSPITAL)

パタヤ・メモリアル病院の外観はこんな感じです。
大き過ぎず小さ過ぎずといった、僕にはちょうどいい感じの大きさです。
パタヤ・メモリアル病院の場所はこちらです。
セントラル・パタヤから徒歩2,3分、セカンドロードとパタヤカンの交差点近くにあります。
2022年4月20日
最初の診察は、4月20日の夜、18時半でした。
初診はパスポートが必要です。
受付で手続きを済ませて、「咳が止まらない。特に、夜中に」と症状を伝えると、外の待合室に案内されました。
「コロナの可能性がある」とのことからです。
そこで血圧測定、X線撮影して肺の状態を診察してもらい、最終的にアレルギー性気管支炎(Allergic bronchitis)と診察結果が出ました。

薬は5種類を1週間分。
医療費の領収書はこちら。

合計3,229Bでした。

次回の予約表を受け取り、初回の診断は終わりです。
2022年4月27日
二回目の診察は、初回から1週間後でした。
受付で予約表を渡せばいいです。パスポートはもう必要ないです。
X線撮影の後、肺の状態を診察。
薬が効いてるようで、この時にはかなり良くなっていて、咳はほとんど出てなかったです。
その旨伝えると、薬を5種類から2種類に減らしてまた1週間様子を見るとのことでした。
医療費は合計1,813Bでした。
2022年5月4日
三回目の診察も前回から1週間後でした。
X線撮影の後、肺の状態を診察。
薬を減らしたせいか、咳が出ることが何回かあったのですが、通院前に比べるとだいぶ良くなってはいます。
X線撮影の診断結果もそんな感じで、良くはなっているがまだ治ってないとのことでした。
原因と予想されるアレルギーに効果のある薬を1種類を一ヶ月分と、アレルギー性鼻炎に効果のある鼻スプレーを1種類を受け取り、医療費は合計3,426Bでした。
他X線撮影のデータをDVDで受け取りました。

その後
その後さらに3回通院し、まとめるとこうなりました。
通院回数: 6回
治療費合計: 治療費合計: 15,083バーツ(57,014円, レート: 3.78円/バーツ)
まとめ
まだ咳は出るので完治してないですが、一応これで終了としました。
保険の給付金ですが、日本に帰国後に次のように申請する予定です。
(国民健康保険)
診察のたびに医師に国保指定の申請用紙に記入してもらっているので、二年以内に申請すればかかった治療費用の7割は戻ってくる予定です。ただし、給付金の受け取りは申請から数ヶ月かかるようです。
(クレジットカード利用付帯の海外旅行保険)
こちらは期待してないですが、一応帰国後に申請する予定です。