2026年5月19日、タイ移住者にとって見逃せない「Wise(ワイズ)」の大きなルール変更がやってきます。
そこで、公式情報に基づき、今回の変更が**「タイ住所の人」と「日本住所の人」でどう違うのか**を整理しました。
目次
はじめに(5月19日の変更)
タイの法律・金融系YouTubeチャンネル(Integrity Legal Thailandなど)で、**「2026年5月19日からWiseの仕様がガラッと変わる」**というニュースが取り上げられました。
Change in Thai Banking “That Will Affect a Lot of Expats”?(2026/03/16)Integrity Legal Thailand
一言で言うと、**「Wiseがタイ銀行(中央銀行)の完全な管理下に入る」**ということです。
これにより便利になる反面、これまでの「自由度」が一部制限されることになります。
公式ソースはこちら
正確な情報を知るには、Wise公式サイトのヘルプページをチェックするのが一番です。
Wise公式告知:
Upcoming changes to your Wise account in Thailand ※ページ削除された? タイ・バーツ(THB)の送金についてよくある質問:タイ・バーツ(THB)の送金についてよくある質問
なお、WISEについては、これまでの経験に基づく情報を以下記事・動画にまとめています。
最重要ポイント:影響を受けるのは「タイ住所」の人だけ
まず安心してください。この変更は、Wiseに登録している「プロフィール住所」がどこかで決まります。
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タイの住所を登録している人:大きな影響あり。ルールが激変します。
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日本の住所を登録している人:影響なし。これまで通り使えます。
具体的な変更内容まとめ
Wiseに「タイの住所」を登録している人の場合
タイ現地法人(Wise Payments Thailand)の管轄になるため、タイの国内ルールが適用されます。
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【メリット】タイ・バーツを直接海外へ送れる
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アプリ操作だけで、タイ国内の銀行やWise残高から日本の銀行へ「バーツ」を格安で送金可能に。
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【メリット】PromptPay(プロンプトペイ)に対応
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タイ全土で使えるQR決済「PromptPay」がWiseアプリから利用可能になります。
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【デメリット】タイ国内のATMで現金が引き出せない
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Wiseカードを使ってタイのATMからバーツを引き出すことが一切不可になります。
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【デメリット】外貨の保持ができなくなる(自動両替)
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日本円などが送られてきた場合、自動的にその時のレートでバーツに強制換算されます。
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【要対応】タイ版の本人確認(KYC)が必要
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規制に合わせ、再度の本人確認手続きが必須となります。
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Wiseに「日本の住所」を登録している人の場合
日本の規制(関東財務局)の管轄のままなので、タイに行ってもこれまで通りです。
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【継続】タイのATMで現金引き出しOK
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旅行中、これまで通りWiseカードでバーツを引き出せます。
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【継続】マルチ通貨(日本円・バーツ等)を保持OK
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勝手に両替されることはありません。円のまま持っておけます。
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【制限】タイのPromptPayは使えない
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残念ながら、日本のWiseアカウントにタイのQR決済機能は提供されない見込みです。
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【制限】タイ・バーツを日本へ送金はできない
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タイ国内で手に入れたバーツを日本へ送る機能は、これまで通り使えません。
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「こんな時どうなる?」具体的な影響事例
今回の変更が、生活の現場でどう響くのか。具体的なケースを見てみましょう。
「タイ在住」の人の事例
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事例①:給与を日本円で受け取っているフリーランス
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これまでは円安になるまで円のままWiseで持っておけましたが、5/19以降は届いた瞬間にバーツに強制両替。レートのタイミングを選べなくなるのは痛手です。
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事例②:タイで稼いだお金を日本に送りたい人
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これまでは手順が複雑でしたが、今後はWiseだけで完結。送金スピードもコストも大幅に改善されるため、非常に助かります。
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事例③:普段からタイ銀行口座を使っている人
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タイ銀行のカードで現金は下ろせるし、PromptPayも銀行アプリで事足りるため、WiseのATM停止やPromptPay導入は「あってもなくても困らない」というのが本音かもしれません。
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「日本在住」の人の事例
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事例①:タイ旅行によく行く人
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特に困ることはありません。今まで通りATMで引き出せます。ただ、「WiseでPromptPayが使えたら、あの高いATM手数料(220バーツ)を払わなくて済むのに…」という羨ましさは残ります。
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事例②:ノマドワーカーなどで長期滞在する人
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ATMが引き続き使えるのは朗報。ただし、タイの銀行口座がない限りPromptPayの恩恵は受けられないため、現金中心の生活からは抜け出せません。
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まとめ:私たちはどう動くべきか?
今回のアップデートで一番恩恵を受けるのは、**「タイで収入があり、日本へ送金したい人」です。逆に一番困るのは、「タイ在住でWiseを外貨貯金箱として使っていた人」**でしょう。
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タイ在住者は、5月までに「外貨をどこに置いておくか」の再検討を。
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日本在住者は、安心してこれまで通りタイ旅行のお供にWiseを持ち歩いてください。
💡 あなたの次のステップは?
もし「タイ在住」で日本円をそのままキープしたいなら、Wise以外の外貨預金口座(ソニー銀行など)との併用が鍵になります。具体的な「資産分散のやり方」について、詳しく解説しましょうか?





