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「本を出版したい」 「Adobe InDesignを使うと書籍を作れるらしい」 「Illustratorと何が違うの?」 |
一枚もののDTPならAdobe Illustratorで作れますが、数十ページものの本を作るとなるとAdobe InDesignが必要です。
InDesignの使い方が分からない場合、Adobe InDesignとその使い方を学べるオンライントレーニング通信講座がセットになったパッケージを購入すると良いでしょう。
ここでは以下を説明します。
- Adobe InDesignを効率よく安く購入する方法
- Adobe Creative Cloudをたのまな ヒューマンアカデミーから購入する方法
- アドビオンライントレーニング通信講座のAdobe InDesignの講義内容
※本記事は2020年の古い情報です。
最新の2022年7月の情報、「たのまな Adobeベーシック講座」の記事を参照してください。
目次
Adobe InDesignを効率よく購入する方法
Adobe InDesignを効率よく購入するには次の手順で進めるといいです。
- Adobe InDesignが含まれるAdobe Creative Cloudを無料で始める
- Adobe InDesignを7日間無料で体験する
- 以下いずれかの方法でAdobeパッケージを購入する
・(学生・教職員の場合)独学で使いこなせそうならAdobeオンラインでコンプリートプランを直接購入する
・オンライン講座で基礎を勉強したいなら、たのまな ヒューマンアカデミーでAdobe Creative Cloudを購入する
まず、Adobe製品の各ソフトは7日間の無料体験がついています。
(個人向け)

(学生・教職員向け)

なので、Adobeオンラインにアクセスし、「無料で始める」からAdobe製品をダウンロード & インストールし、まず無料で体験してみるのがいいです。
なお、通常DTPでAdobe InDesignを単体で使用することはなく、Illustratorが必要になります。
ですが、それらが一つになったDTPプランというセットはありません。
よってAdobeオンラインから購入する場合はコンプリートプランを選ぶことになります。
無料期間中に解約すれば料金は発生しません。
それが面倒な場合、もしくは、基礎からしっかりと勉強すると決めてる場合、次の方法でAdobe Creative Cloudとアドビオンライントレーニング通信講座がセットになったパッケージをたのまな ヒューマンアカデミーから購入すると良いです。
その他のAdobeソフトについてはこちらを参照してください。
Adobe Creative Cloudをたのまな ヒューマンアカデミーから購入

Adobe Creative Cloudと動画解説のAdobeトレーニング通信講座がセットになったパッケージです。
その通信講座を受けることで学生扱いになるので、Adobe Creative Cloudを約半額で購入できます。

オンライントレーニング通信講座の期間は最短で1ヵ月、最長で3年を選択できます。
最短の1ヵ月の場合、Adobeトレーニング通信講座も含まれているのにAdobeオンラインから個人で購入するより安いです。
アドビオンライントレーニング通信講座のAdobe InDesignの講義内容
概要
講義はオンラインの動画になっています。
上巻、中巻、下巻に分かれており、以下構成になっています。
(上巻)
- InDesign CCのワークスペース
- 新規ドキュメントの作成
- ドキュメントの基本操作
- ページの基本操作
- テキストの配置
(中巻)
- 書式設定
- 段落スタイルの設定
- 画像の設定
- QRコードの作成
- カラーの適用
(下巻)
- オブジェクトとレイヤーの操作
- マスター
- 表の作成
- 入稿データの準備
講義で使う素材はダウンロードでき、手を動かしながら学べます。
以下にそれら講義内容を簡単に紹介します。
InDesign CCのワークスペース

InDesignのワークスペースを学びます。
表示オプション、ドキュメントレイアウト、パネル、ウィンドウ、ワークスペース、表示画質の設定、裁ち落としについて解説されています。
新規ドキュメントの作成

新規ドキュメントの設定、作成を学びます。
新規ドキュメントの設定、レイアウトグリッドの様々な設定、ドキュメントの保存方法を解説されています。
ドキュメントの基本操作

ドキュメントの基本操作を学びます。
Adobe BridgeからInDesignファイルを開く方法、ドキュメントの拡大・縮小表示、手のひらツール、単位と増減値について解説されています。
ページの基本操作

ページの基本操作を学べます。
ページの追加・削除、スプレッドの削除、目的のページに移動、定規とガイド、ガイドの表示・非表示を解説されています。
テキストの配置

テキストの配置方法を学べます。
横組み文字ツール、楕円形の内側に文字列を入力、鉛筆ツールで描いたパスに沿って文字列を入力(横組みパスツール)、フレームグリッド、プレーンテキストフレーム、フレームグリッドにテキストを配置、テキストフレームの連結について解説されています。
書式設定

書式設定を学べます。
「テキスト編集」ワークスペースで書式設定、文字パネルで書式設定、タブ設定について解説されています。
段落スタイルの設定

段落スタイル設定を学べます。
段落スタイル作成と設定、文字列に段落スタイルを適用する方法を解説されています。
画像の設定

InDesignドキュメントに画像を配置する方法を学べます。
画像の配置、画像の配置方法を変更、Adobe Bridgeから画像を配置、塗り足し、配置した元画像(Photoshopファイル)を編集、テキストの画像の回り込みについて解説されています。
QRコードの作成

QRコードを作成してInDesignドキュメントに配置する方法を学べます。
様々な内容(Webハイパーリンク、テキストメッセージ、電子メール、名刺)と指定するカラーからQRコードを作成する方法、それを配置する方法を解説されています。
カラーの適用

カラー適用の基本操作について学べます。
テキストの塗り、線のカラーを変更、オブジェクトとテキストのカラー切り替え、スウォッチパネルの設定、グラデーションスウォッチについて解説されています。
オブジェクトとレイヤーの操作

オブジェクトの様々な操作方法とレイヤーについて学べます。
オブジェクトの操作、オブジェクトのグループ化、反転水平・垂直、図形の効果(ドロップシャドウ、ベベルとエンボス、基本のぼかし)、オブジェクトスタイル、レイヤーについて解説されています。
マスター

マスターページの作り方を学べます。
マスターページ、プレフィックス、ガイド、柱の配置、ツメの配置、ノンブル(ページ番号)の作成方法を解説されています。
表の作成

表の作成方法を学べます。
表の挿入、表にデータを入力、表の設定、テキストを表に変換について解説されています。
入稿データの準備

入稿する前のエラーチェック、修正方法について学べます。
プリフライトによるエラー確認と修正、プリフライトプロファイル、パッケージ、入稿用PDFの書き出しについて解決されています。
アドビオンライントレーニング通信講座を受けた感想
Adobe InDesignを最短で学ぶのに最適な講座です。
新規ドキュメント作成から書籍を作成するのに必要な知識全体を解説されており、オンライン講座で使用するサンプルも提供されているので、手を動かしながら学べます。
オンライン講座で使われているInDesignのバージョンはCC2015と少し古いですが、最新バージョン、CC2020(2020年5月)と操作画面はほぼ同じで問題なく使えました。
ただ、AdobeオンラインにもAdobe InDesignチュートリアルがあり、ツールの操作方法は基本的にはIllustratorと似ているので、Illustratorが分かればそれほど困らないでしょう。