タイ パタヤのバービアでビリヤードをより楽しむために、ルールや料金等をまとめてみました。
目次
はじめに
本記事の内容は2022年8月のもので古いです。
最新の2024年の記事は以下なので、こちらを参照してください。
パタヤ バービアでビリヤード
パタヤのバービア
パタヤには数え切れないほどたくさんのバービアがあります。
で、バービアの7,8割はビリヤードテーブルが置かれていて、バーの店員(以下、バーLDと略す)とビリヤードして遊べます。
バービアの雰囲気や(若い)バーLDはだいたいこんな感じです。
ビリヤード 始め方
バービアでビリヤードする時はバーLDにこう聞くといいです。
「ペイプー ダイマイ?」
「ペイプー」はビリヤードのことで、「ダイマイ」は「できる?」っていう意味です。
ちなみに、日本で言うビリヤードは海外ではプール(Pool)と言います。
本来ビリヤード(Billiards)は穴のないテーブルで3つのボールだけ使うのを言います。
で、さらに、タイ パタヤでは「プール(Pool)で遊ぶ」を「ペイプー」と言います。それが「Pay Pool」 なのか 「Play Pool」 なのかよく分かりませんが。
ビリヤードのゲーム
パタヤのバービアのビリヤードは、8ボールです。
どこのバービアでも8ボールで、9ボールは見たことないです。
8ボールはこんな感じです。
【ビリヤード】8ボールをやってみよう!ルール紹介と実践動画!〜初心者にも絶対的にオススメしたい上達できるゲーム〜
なお、ルールはパタヤバービア独自のローカルルールがあり、それがちょっと複雑なので、後述で説明します。
料金
バービアのビリヤードの料金は無料か20Bです(2022年8月)。
ただ、他に以下の料金がかかってきます。
- 自分のドリンク代
60B〜 - 相手してくれるバーLDのレディースドリンク代(以下、LD代と略す)
150B〜 - バーのチップ
20B〜 - バーLDのチップ
40B〜
ケチれば自分のドリンク代だけでもビリヤードの相手をしてくれますが、お互い気持ちよく遊ぶには上記を払った方がいいです。
自分のドリンク代は、ソフトドリンクやお得なハッピアワーのビールが60Bから、普通の時間帯でChangビールが約100Bです。
LD代は一杯約150Bです。僕は3,4ゲームにつき一杯奢ってます。
帰る直前の会計時にバーと相手してくれたバーLDにチップを払います。僕の場合、バーに20Bと、バーLDには2,3ゲームの短時間の時は40B or 50B、5ゲーム以上なら100Bのチップを払ってます。
ビリヤードが楽しめるパタヤのバービア
パタヤのバービアのビリヤードは基本的に以下のような感じで、本気でプレイするとストレスが溜まる感じです。
- 障害物が多い(柱、椅子、お客さん)
- 邪魔が入る(売り子)
- テーブルが小さい
- テーブルクロスの摩擦が大きい。球があまり転がらない
- キューが安っぽい。特に、軽すぎで安定して打てないのもよくある
- キューの先端(タップ)が薄すぎてほぼないのもある
また、バービアが以下の状況でもビリヤードを楽しめません。
- ビリヤードが別の客で埋まってる。順番待ち
- 相手してもらうバーLDのビリヤードのレベルが低すぎる
今ビリヤードが楽しめるおすすめのバービアは、Soi7のバービアです。(2022年8月)
こんな感じです。

で、Soi7のバービアのビリヤードの特徴はこんな感じです。
- 新規のバーが多いので、キューが比較的良い
- ビリヤードのスペースが広々としていて、障害物が少ない
- パタヤで人気のスポットのTree Townから離れているので、客が少なく、空いてる
- ビリヤードを楽しめるバーがたくさんあるので、客がいても別のバーを選べる
その他ビリヤードが楽しめるバービア案内を以下記事にまとめています。
パタヤ バービアのビリヤードのルール
パタヤのバービアのビリヤードは、8ボールです。
ルールは基本的には8ボールのルールですが、パタヤ バービア独自のルールがいくつかあります。
特に大きく違うのがファール後の処理で、本来はフリーボールで1ショットなのが、パタヤバービアでは2ショットになります。
それを含めルール詳細を見ていきます。
まず、正式な8ボールのファールについては以下動画を見てください。
ビリヤードのファールについて正しいルールを寸劇してみた〜NBAルールブックより〜
一方、パタヤ バービアのルール(以下、バービアルールと略す)ですが、調べたところ、以下記事がよくまとまってるのでそちらを参照してください。
その中で正式ルールとの違うものをいくつか紹介します。
ラックの組み方
ラックの組み方が違います。
正式では以下のように並べます。

正式では以下の球だけ決まってます。
- 8番は3段目の中央
- 最後列の両端にローとハイ
一方、バービアルールでは以下のように並べます。

以下の球が決まってます。
- 1番は先頭
- 8番は3段目の中央
- 最後列の両端にロー
- ロー(縞なし)とハイ(縞あり)の位置は上写真の通り。番号は気にしなくてよい
バービアによっては、最後列の両端にハイだったり、ローとハイの並び方が違ったりするのですが、パタヤ バービアの標準的なラックの組み方は上の通りです。
ファール後のゲーム再開
8ボールのファールの条件として以下があります。
- 手球が的玉に当たってない
- 手球がポケットに落ちてしまった
- 手球が場外に出てしまった
- 的玉ではない8番や相手の的玉に最初に触れてしまった
- 相手の的玉を落としてしまった
これらのファール後、ゲーム再開するときのルールで以下違いがあります。
(正式ルール)
フリーボール + ワンショット。手球を好きな場所に置いて1回打つ。
(バービアルール)
手球がテーブルにある場合、ツーショット。手球の位置はそのままで2回打つ。
手球がテーブルにない場合、限定フリーボール + ツーショット。ブレークショット位置より後ろで好きな場所に置いて2回打つ。
ただし、自分の的玉が8番のみの場合、ワンショット。2回残ってても1回打つ。
手球がテーブルにない場合のゲーム再開とは、例えば、こういうことです。

橙色の枠がブレークショット位置より後ろで、この限定範囲で手球を好きな場所に手球を置いて打ちます。
この場合、自分の的玉が8番のみで、8番が一番後ろにあるので、赤色の矢印のようにレールにワンクッションさせて8番に当てないといけません。
相手の的玉に最初に当たってしまったり、8番に当たらなかったらファールになり、相手にツーショットを与えてしまいます。
8番に当たっても相手の的玉の緑色を落としてしまってもファールです。
ちなみに、これは実際にバービアであったのを記念に残しておいたものです。結果は、何も当たらずファールになり、相手にツーショットを与えてしまい、相手は一つ落としてまた手球落とし、また僕がファールしてを繰り返しました笑。最終的には僕が8番を落として勝ちましたが。
バーLDとビリヤード 心構え
バーLDのビリヤードのレベル
バーLDのビリヤードのレベルはそれほど高くないです。
言うまでもなく、入店したばかりの若い子は下手で、30歳超えのバーLDはビリヤードが上手い人が多いです。
とは言え、上手いバーLDでも以下はほとんど出来ないレベルです。
- 次の的玉に近い位置に手球をコントロール
- 相手にファールさせる位置にセフティープレイ
- ひねり、強い引き、強い押し
せいぜい以下が出来るレベルです。
- 簡単な球は外さない
- ロングショットも入れれる
- 球の配置が良いと連続して4,5個入れる
(後述で説明する)ビリヤード場で練習してる欧米人(以下、ファランと略す)とは比較にならないレベルです。
実際、下手くそ過ぎた僕でも、以下を毎日2週間やるだけで上手いバーLDにもほとんど負けなくなりました。
- ビリヤード場で自主練(ボーラード) 4時間
- バービアで実戦 3時間
ですが、僕はまだ下手くそで、ビリヤード場のファランに誰一人として勝てそうにないです(対戦したことはない)。
なので、(後述で紹介する)ビリヤード場でちょっと練習してから上手いバーLDと対戦するとより楽しめるので、おすすめします。
バーLDに勝つコツ
バービアのビリヤードは遊びと言えども負けると悔しいです。
なので、バーLDには勝ちたいところ。
僕はビリヤードがまだ下手くそですが、上手いバーLDにもほとんど負けなくなりました。
その要因として、ボーラードの自主練を毎日数時間続けたこと以外にも、上手いバーLDとの対戦で以下に気をつけてることが大きいです。
- ファールをしない
- セーフティー重視
バールールでファールすると相手にツーショットも与えてしまいます。
上手いLDだと的玉の配置がいいとそのツーショットで4,5個連続で的玉を落としてしまいますし、8番まで入れてしまうこともあります。
そういったこともあり、自分の的玉を落とすことよりも、絶対に的玉に当てること、手球を落とさないことに最も気をつけています。
さらに、相手の的玉が固まっているエリアに手球を残してしまわないように気をつけてます。
「これ、的玉入らないかも」という時は、無理に入れようとせず、入らなくても相手の的玉から遠い位置に手球が残るようにしています。
もちろん、相手の的玉を直接狙えない位置に手球をコントロール、完全セーフティー出来れば文句なしですが、それが出来たらファランにも勝てるでしょうし。
パタヤ ビリヤード場
パタヤにもビリヤード場があります。
パタヤ中心部だと、MEGA BREAK POOL HALLとDouble KISSが人気です。
以下記事にまとめています。