日本では印刷はコンビニで一枚10円でできますが、タイでは基本的にコンビニでは出来ません。
印刷屋で店員にお願いするのが一般的ですが、いろいろ問題があって利便性が良くないです。
そこで、パタヤで日本のコンビニ感覚で印刷できる便利な印刷サービスを調査しました。
本記事では、その方法、料金、注意点等ををまとめています。
なお、本記事の料金等の情報は、2022年5月21日時点のものです。
目次
パタヤで印刷(コピー、プリントアウト)する方法
日本では印刷はコンビニで一枚10円でできますが、タイでは基本的に出来ません。
一般的な方法
一般的には、写真スタジオまたは 印刷屋で店員にお願いして印刷します。
その際、コピーの場合の料金は、白黒コピーで一枚2バーツが標準で、日本よりも少し安いです。
ですが、スマホのデータをプリントアウトする場合の料金は、白黒印刷で一枚10バーツが標準で、日本よりも高いです。3.7倍もします(1バーツ3.71円)
その一般的な方法については、以下動画が参考になります。
Mail Boxes Etc.
【タイ長期滞在】プリンターは必要か?スマホに入ってるPDFの印刷方法(低予算でパタヤ移住)2022/04/12
以下に少しその動画を補足しておきます。
まず、印刷サービスもしているMail Boxes Etc.ですが、パタヤ中心部だとセントラルフェスティバルにあります。

このモールの5Fにあります。

こんな感じです。
場所は、トイレや駐車場に向かう途中にあります。

印刷の料金ですが、動画の説明通り、こうなってます。
- コピーA4(白黒): 2バーツ/枚
- スマホデータを印刷A4(白黒): 10バーツ/枚
カラーも印刷できますが、料金が定かではないので白黒だけにしておきます。
スマホからデータを送信する方法ですが、LINE以外にメールでもOKです。

実際僕はLINEで送ろうと友達登録しようとしたのですが、それができず(相手が確認してない?)、聞くのも面倒だったのでメールでデータを送信して印刷しました。
当然、料金は同じです。
ちなみに、これまでにここでスマホから印刷したデータはこんな感じです。
- オンライン予約・購入したバスの乗車券
- オンライン予約・購入したタイ国鉄の乗車券
- タイ語検定試験申し込み用紙
それらの詳細はこちらを見てください。
Central Color Lab and Print Service
動画の最後に紹介されていた写真スタジオ&印刷屋です。

場所はこちらです。
見ての通り、パタヤ・メモリアル病院のすぐそばにあります。
今回パタヤで気管支炎になり、パタヤ・メモリアル病院にお世話になっています。
その行く途中にあることから、以下データを印刷するのに利用しています。
- 国民健康保険の申請用紙
印刷の料金ですが、こうなってます。
- コピーA4(白黒): 2バーツ/枚
- コピーA4(カラー): 4バーツ/枚
- スマホデータを印刷A4(白黒): 10バーツ/枚
- スマホデータを印刷A4(カラー): 20バーツ/枚
料金表もアップしておきます。

その他の写真スタジオ、印刷屋
パタヤ中心部には、特に、ソイブッカオ(SOI BUAKHAO)周辺には数えきれないぐらいたくさんの写真スタジオ、印刷屋があります。
料金は少しバラツキがあり、上述の2つが最安と思います。
中には、USBが使えるプリンター印刷屋もあるので、USBを使って自分で印刷すれば料金は少し安くなるのかもしれません。
実際少し試そうとしたのですが、コピー機の操作パネル方法はタイ語で、店員は英語が通じないこともあり、料金も聞かずに早々に店を出ました。
パタヤで最安(1.5バーツ。実質無料)で印刷する方法
このように、タイでは(少なくとも、パタヤでは)一般的な印刷方法だと、スマホからデータを印刷しようとすると料金が高くなってしまいます。
そこで、調べたところ、Double A Fastprintを使えばめちゃめちゃ安く印刷できると分かりました。
Double A Fastprint
Double A Fastprintについては、こちらの動画が参考になります。
タイ・バンコクのコンビニプリントDouble A Fastprintを使って実質タダで印刷(旅人ITライターさとる)2022/05/03
印刷の料金ですが、こうなってます。
- コピーA4(白黒): 1.5バーツ/枚
- スマホデータを印刷A4(白黒): 1.5バーツ/枚
#20バーツまで無料
パタヤ中心部だとセントラルフェスティバルの4Fにあります。
場所は、本屋 & 文房具屋にあります。


これです。
Double A Fastprint 印刷準備
印刷手順も先程の動画が参考になるのですが、実際僕がここで試した手順もスクショを載せておきます。
まず、事前にスマホにDouble A Fastprintをダウンロード・インストールし、アカウント登録しておく必要があります。
動画の説明では、iPhoneだと問題があるようですが、幸い僕はAndroidを使っているので問題なくアカウント登録できました。
AndroidのDouble A Fastprintアプリはこちらです。

Double A Fastprint 印刷手順
Double A Fastprintを使って印刷する手順を、スクリーンショットを使って説明します。

アプリを起動した時のホーム画面です。
お金を振り込まなくても20バーツ分無料で使えます。
A4サイズ1枚(白黒)が1.5バーツなので、無料で13枚印刷可能です。
PDFを印刷する場合、Documentsを選択します。

PDF選択画面に変わるので、印刷したいPDFを選択します。

PDFを選択するとプレビュー画面に切り替わり、ここで書類を確認できます。

プリンター、印刷部数、白黒 or カラーを選択します。

Select Printerを選択し、プリンターを検索します。
リストからか地図からかを選べます。
リストトップに出てるのがセントラル・フェスティバルにあるプリンターで、パタヤ中心部だとここしかないみたいです。

広範囲の地図で見ても、パタヤには対応プリンターが4台しかないです。
パタヤ中心部だとやはりセントラル・フェスティバルにしかないです。

セントラル・フェスティバルを選択します。

Nextで進めると、再度プレビュー画面が開きます。

支払い画面です。
1枚1.5バーツと表示されていて、支払い方法は無料のクレジット、トップアップ、Line Pay、truemoney、各種クレジットカード(JCB含む)、銀行から選択できます。
当然、無料のクレジットの20バーツから支払います。

支払い方法を選択すると、プリント開始の確認画面になります。

Print Nowを選択すると印刷が始まります。

印刷中の画面です。

プリンターを触ることなく、自動で印刷されます。

印刷が終了すると、フィードバック送信画面に切り替わります。
E-Receiptを押すとレシートを受け取れます。

レシートはこんな感じです。
Shareを押すと、レシートをメール、SNS、Googleフォト等に送信できます。
使用履歴はHistoryからいつでも確認できます。レシートの送信も後から出来ます。
Double A Fastprint 注意点
このようにDouble A Fastprintを使うと、日本のコンビニのネットプリントと同じような感覚でスマホのデータを印刷できてめちぇめちゃ便利です。
ですが、パタヤのこのプリンターではこんな問題が起きました。

用紙にインクがついて汚くなってしまいました。
おそらく、利用頻度があまりに少ないため、インクノズルが汚れてしまい、綺麗に印刷できなくなっているのだと思います。
レジの係員に聞いてみましたが、「もう一回やってみて」と、(フィリピン文化慣れしてる僕には)予想通りの適当な返答が返ってくるだけ。

2回目もやはり同じようにインクで汚れていて、公共の申請用紙としては使い物にならないです。
で、再度この用紙を係員に見せても同じような塩対応。
「今日は諦めるから、明日には直しておいてね」
と言ってこの日は帰りましたが、実験のためにまた印刷しに行くのも面倒なのでそのままです。
バンコクは学生やサラリーマンが多いので、プリンターの利用者も多いことから、こういった「綺麗に印刷できない」といった問題はないかもしれません。
ただ、パタヤだと、このプリンターが置かれている本屋 & 文房具店の利用者の少なさから見て、やはりプリンター利用者も少ないのでしょう。
「無料&安く印刷できてお得。でも、綺麗に印刷できないかも」と、過剰に期待せずに利用するといいでしょう。