2023年の夏は観測史上最も暑い夏になりました。
そのクソ暑い夏の電気代はいくら?
なんと、58円でした。
その理由を説明します。
ついでに、2023年3月からの半年間の水道光熱費を公開します。
目次
観測史上 最も暑い夏
2023年夏、神戸市では観測史上最も暑い夏になりました。
兵庫県神戸市では今日も気温が30℃に達し、今年83回目の真夏日となりました。1994年の記録を塗り替え、統計が始まった1896年以降で最多となりました。
神戸市だけでなく大阪、京都でも真夏日は90日を超えています。
なお、今年の真夏日日数は、大阪では今日28日の段階で90日(過去最多は94日)、京都では93日(過去最多は96日)となっており、これらの地点でも今後記録を更新する可能性があります。
出典: 9月終盤も夏は終わらず 神戸で83回目の真夏日 最多記録を更新
このクソ暑い2023年夏、僕は西宮市のUR賃貸住宅に住んでました。
(動画リンク)西宮市から神戸市まで数kmしか離れてないので、気温は神戸市とほぼ同じです。
僕が住んでた西宮市もまた2023年夏は観測史上最も暑い夏だったと思います。
部屋の室温
観測史上最も暑い夏でもエアコンなしで生活してました。
その理由は後で説明するとして、このクソ暑い夏の部屋の室温をお見せします。
- 日時: 7月25日夜 午後11時
- 温度: 30.4度
7月後半から真夜中でも常に30度以上になりました。
- 日時: 8月29日朝 午前7時50分
- 温度: 34.0度
8月後半が最も暑くて、最高室温が34度を超えました。
ちなみに、部屋は東向きだったので午前中のこの時間帯は真昼間と同じぐらいの暑さでした。
- 日時: 9月30日朝 午前8時50分
- 温度: 29.4度
9月30日になってようやく室温が30度をきるようになりました。
昼間に一時的に30度を超えるぐらいでした。
- 日時: 10月1日朝 午前8時38分
- 温度: 25.8度
10月1日から突然気温がガクッと下がりました。
室温は26度以下になり、夜は扇風機なしで過ごせるようになりました。
その他以下↓にもう少し記録してます。
現在1ヶ月後の(10月31日の)気温
ついでに、今の気温も見てみます。
2023年夏は9月30日まで気温は30度以上のクソ暑い夏だったのですが、そのわずか1ヶ月後の現在10月31日の気温はというと、こうなってるそうです。
- 最高気温: 22度
- 最低気温: 13度
夜は寒くて暖房器具なしではちょっと無理ですね。
ほんの1ヶ月前は真夜中でも室温は29度を超えてて、暑すぎて扇風機なしでは寝れなかったというのに。。。
最も暑い夏の電気代
さて、観測史上最も暑かった夏の電気代ですが、こうでした。
- 7月: 467円
- 8月: 58円
- 9月: 242円
たったこれだけです。
利用明細をお見せします。
(7月使用分)
(8月使用分)
9月使用分のお知らせは、既に退去済みなのでないです。
「電気代がなぜこんなに安いのか?」の理由はちょっと長くなるので後で説明します。
UR賃貸住宅の水道光熱費
冒頭でも言ったように、2023年夏、僕は西宮市のUR賃貸住宅に住んでました。
(動画リンク)入居は2023年3月中旬、退去は10月中旬で、約7ヶ月間住んでました。
「電気代がなぜこんなに安いのか?」の理由を説明する前に、まずはその期間の水道光熱費をお見せします。
それで理由はだいたいイメージつくと思います。
電気代
電気代は多い月でも500円以下でした。
見ての通り、使用量がめちゃくちゃ少なかったことが大きな理由です。
詳細は後ほど説明。
ガス代
ガス代は4月と5月の使用量が多かったのでその期間の料金はちょっと高いですが、それでも3千円以下でした。
ガスの使用量は全て浴室の使用分です。
4月、5月は夜はまだ寒く、1日に数回風呂にお湯をはったり、追い焚きしたりして身体を温めてたので、その分ガス代が高くなってます。
水道代
水道の使用量は毎月ほぼ変わらずで、月平均で4m^2、水道代は約1,800円でした。
自炊はしてないので、使用量のほとんどは浴室と水洗トイレの使用分です。他はコーヒーやカップ麺のお湯ぐらいでしょうか。
最も暑かった夏の電気代 めちゃくちゃ低い理由
もう一度言うと、観測史上最も暑かった夏の電気代はこうでした。
- 7月: 467円
- 8月: 58円
- 9月: 242円
たったこれだけです。
その理由はもうだいたい想像がついていると思いますが、こういった理由からです。
- 電力消費量の多い家電(エアコン、冷蔵庫等)がなかった
- 電気代が安くなる大阪ガス 新生活応援プランに契約していた
以下で詳しく説明します。
電力消費量の多い家電(エアコン、冷蔵庫等)がなかった
UR賃貸住宅の物件には基本的にエアコンがついておらず、後付けです。
僕が住んでたUR賃貸の団地にはエアコンありの物件も一部屋空きがあったので、住むことは出来ました。
が、以下理由からやめました。
- クーラーが必要な真夏までには退去する
日本と東南アジアをノマド生活していますが、この西宮の住まいは親と実家の面倒を見るための一時的な滞在先で、それら切り離しが完了したら退去する予定でした。切り離し処理は真夏までには完了する予定でした。
その後も(超円安の状況下のため)日本にはまだ滞在する予定でしたが、UR賃貸住宅から別の(札幌の)UR賃貸住宅への引越しとか、夏回避プランをいくつか考えてました。
が、相変わらずの毒親に予定が狂わされ、結果、クソ暑い夏をクーラーなしで過ごすことになった、ということです。
冷蔵庫も同じような理由で、「一時滞在なので別になくても生活できるか」といったことからです。
日本の物価調査も兼ねて三井住友Oliveフレキシブルペイの100万円修行をしていたので、食事は外食と購入のみでした。
購入においてもディスカウントスーパーのサンディまで徒歩数分の距離でした。
なので、冷蔵庫は必須ではなかったからです。
とは言え、それでも冷蔵庫は欲しくなり、小さい冷蔵庫の値段を調べたり、ジモティーで入手しようか考えたりしました。
処理が秋までかかると分かってたら絶対にジモティーで入手してました。
食品は100円ローソン(ローソンストア100)でも購入してて、そこで買う時は店内の電子レンジが使えたので、電子レンジも必須ではなかったです。
ただ、(ディスカウントスーパーの)サンディには電子レンジがなかったので、電子レンジもやっぱりちょっと欲しくなりました。が、先ほど同様に「数ヵ月で引越しするし」といった理由からやめました。
炊飯器はなくても特に困らなかったです。
外食時はもちろんのこと、サンディで食品を買って家で食べる時でもサンディの49円おにぎりを数個で満足でした。
洗濯機もなくても特に困らなかったです。
春はコインランドリーで、夏は家の浴槽で洗濯でOKでした。
コインランドリーの料金は高いですが、洗濯物を10日分まとめて洗濯すればコスパは良かったです。
夏は速乾性の良い生地の服を着てたので、浴槽で軽く洗ってベランダに干せば洗濯はそれほど面倒な作業ではなく、洗濯機は必須ではなかったです。
電気代が安くなる大阪ガス 新生活応援プラン
電気は大阪ガスの新生活応援プランに契約してました。
電気とガスをまとめて大阪ガスに契約すると基本料金は1契約200円になります。
今回、さらに新生活セット割の適用で電気の基本料金が無料になるプランに契約してました。
通常の電気のみの契約時の基本料金と比べるとこんな感じです。
【従量電灯A 最低料金(最初の15kWhまで)1契約の基本料金】
- 大阪ガス 電気のみ
377.40円 - 関西電力 電気のみ
433.41円 - 大阪ガス 電気とガス
200円 - 大阪ガス 電気とガス 新生活セット割適用
0円
一応大阪ガスのサイトの表を転載しておきます。
結果、観測史上最も暑かった夏の電気代はこうなりました。
- 7月: 467円
- 8月: 58円
- 9月: 242円
その内訳を見てみます。
(7月の電気代 明細)
7月の使用量は36kWhでした。
20kWhまで0円なので、その分を引いて電気代の使用量は16kWhでした。
1kWhの料金単価は26.00円なので、16kWh x 26.00円 = 416円。
それに再生可能エネルギー発電促進賦課金が50円と燃料費調整額が1円加わり、合計467円(税込)になりました。
(8月の電気代 明細)
8月の使用量は22kWhでした。
20kWhまで0円なので、その分を引いて電気代の使用量は2kWhでした。
1kWhの料金単価は26.00円なので、2kWh x 26.00円 = 52円。
それに再生可能エネルギー発電促進賦課金が30円加算されますが、燃料費調整額がマイナス24円だったので、合計58円(税込)になりました。
なお、8月の電気使用量が7月、9月に比べて少ないのは、8月の日中は部屋にいなくてコワーキングスペースで作業してたからです。
ちなみに、ガスですが、こちらは新生活応援プランでも基本料金は取られました(基本料金は759円)。
以下がその明細です。
(8月のガス代 明細)
(9月のガス代 明細)
6月10日頃から(退去日の)10月10日までの4ヶ月間は基本料金と従量料金が大体同じでした。
少ない電気使用量
「電気代が安いのは電力消費量の多い家電(エアコン、冷蔵庫等)がなかった」旨既に説明しましたが、少ない電気使用量についても具体的に消費電力の高い家電から順に見ていきます。
トースター
今年購入した2023年製のトースターです。
消費電力は1000Wもあります。
が、トースターは朝食時にパンを焼くのに使うだけなので、電気代にあまり影響してなかったと思います。
ちなみに、価格ですが、購入時は今よりちょっと安く2,990円でした。
電気ケトル
今年購入した2023年製の電気ケトルです。
消費電力は900Wもあります。
が、電気ケトルもまたコーヒーやカップ麺のお湯を沸かすのに使うだけなので、電気代にあまり影響してなかったと思います。
ちなみに、価格は今と同じく2,480円でした。
掃除機
実家に余ってた202?年製の掃除機です。
型番はこれとは違うかもですが、こんな感じのヤツです。
消費電力は300Wから1000Wと書かれています。
が、掃除機は月に数回しか使ってないので、電気代にあまり影響してなかったと思います。
PC関連
今年購入した2023年製のMac Mini M2やMini PC等です。
上写真はUR賃貸住宅でのデスクトップPCならぬ押し入れトップPC環境です。
機材の詳細は↓。
Mac Mini M2の最大消費電力は150W。CPU 最大稼働時の電力は50Wで、動画編集ソフトでエンコード時がそれぐらいでしょう。
モバイルモニタの消費電力は一般的に約8Wなので、PC作業時の消費電力は最大でも60W以下です。
扇風機
今年購入した2023年製の扇風機です。
消費電力は29Wです。
真夏は部屋にいる時はフル稼働で、寝てる間も使ってたので、最も使用時間が長い家電でしたが、消費電力が小さいので電気代に大して影響してなかったと思います。
1日18時間,30日使ったと計算しても電力量は15.6kWhです。
ちなみに、価格ですが、購入時は今よりちょっと安く6,196円でした。
ついでに、たかが扇風機なのに価格が高い理由は、コンパクト収納型だからです。ノマド生活者には商品選びに重要なポイントです。
照明器具
今年購入した2023年製のLED シーリングライトです。
消費電力は24Wです。
家電の中で使用時間は最も長いので、電気代に影響しているはずですが、1日10時間,30日使ったと計算しても電力量は7.2kWhです。
ちなみに、価格ですが、購入時は今よりちょっと安く2,633円でした。
まとめ
関西に住むならガス、電気はまとめて大阪ガスで契約するのがいいです。できれば、新生活応援プランで。
7月中旬から9月末まで部屋の室温は30度を超えるので、扇風機だけだとちょっと厳しいです。
UR賃貸住宅はノマド生活者にとって有用ですが、UR賃貸の物件はエアコンなしの部屋がほとんどなので、夏の暑さをどう回避するかが課題ですね。
真夏でも夜は扇風機だけで十分OKな日がほとんどだったのと、コワーキングスペースを使えばエアコンありの部屋でもその分電気代節約にもなるので、コワーキングスペースの活用が最適解な気がします。
といった感じでいろいろ考察しましたが、大学時代に酷い環境を経験してきた自分には今年の夏でもまだ余裕でした。
エアコンなしの扇風機だけでも真夏を過ごせます。
なので、考えるのが面倒になったら次の夏もエアコンなしで過ごすかもです。
ちなみに、最下級大学生時代の8月は扇風機も使えなかったです(室温35度、湿度80%?超えるとOFFの方がマシ)。
自分は暑さに耐えれても愛用のPower Macが熱で頻繁にフリーズしてました。爆弾ダイアログを出して(笑)。