子供の人生に悪影響を及ぼす親のことを、毒親と言います。
そんな毒親育ちの大学生の一人暮らしはどんな部屋でしょう?
僕は毒親育ちで、大学生からずっと一人暮らししてきました。
そんな毒親育ちの最下級大学生の一人暮らしの部屋を紹介します。
目次
毒親育ちの大学生の一人暮らしの部屋
大学時代に過ごした部屋の写真が2枚残ってました。
こんな部屋です。
1992年5月1日と記録されているので、今から29年前の写真です。
男子のみ入居可能の学生アパートです。
大学一年生の、一人暮らしを始めて1ヵ月の時の写真です。
家賃は共益費含めて19,000円。
当時はバブル経済崩壊直後で、まだバブルのなごりがあって家主有利の割高感があったので、今の部屋余りの時代だと一万円以下の物件に相当するかと。
毒親の命令により、この部屋で大学時代の五年間(留年一年含む)を過ごしました。
ただ、約30年前とは言え、ここまで酷い部屋に住んだ経験のある人は少ないので、文章だけではどういった部屋か伝わらないと思います。
そこで、YouTubeで僕の当時の部屋と似た部屋紹介動画がアップされてたので、それと比較しながら説明します。
東京の家賃$200アパート
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$200 Japanese Apartment in Tokyo
外国人YouTuberが東京の家賃$200のボロアパートを紹介しています。
再生回数は147万回(2021年6月15日)もあり、外国人視聴者にかなり受けています。
どんな部屋かは後で紹介するとして、大学時代に僕が住んでいた部屋とこの部屋とを比較し、優劣に◯、Xをつけて比較してみます。
19,000円 僕の部屋 | $200 Apartment in Tokyo | |
部屋の広さ | ▲(6畳) | ▲(4.5畳+キッチンスペース) |
立地 | X(地方の周辺は田畑) | ◯(東京の住宅街) |
部屋の綺麗さ | ◯ | X |
窓数、部屋の明るさ | X(窓数1) | ◯(窓数2) |
風通し | X(床は白カビ) | 不明 |
エアコン | X(なし) | X(なし) |
ベランダ | X(洗濯物は部屋干し) | ◯(洗濯物は外干し) |
玄関の床の緩み | X | X |
キッチン | X(なし) | ◯ |
コンセント | ▲(一ヵ所二口) | ▲(一ヵ所二口) |
電力 | 10A(ドライヤー一個分) | 不明 |
インターネット | X | ◯ |
電話回線 | ▲(共用) | ◯ |
郵便受け | ▲(共用) | ◯ |
トイレ | ▲(共用。和式水洗) | ▲(共用。和式水洗) |
風呂、シャワー | ▲(共用) | 不明 |
洗濯機 | ▲(共用) | 不明 |
大学時代の僕の部屋の方が、東京の家賃$200のボロアパートよりも酷い、という結果になりました。
では、一つずつ見ていきます。
僕の部屋の間取り、作りもだいたいこんな感じでした。
収納は押し入れのみで、広さは半畳。
壁は土壁で、断熱材や防音材はもちろんなく、隣の部屋との仕切りはベニヤ板一枚でしょう。隣の住民のため息までも聞こえれば、僕の部屋同等の壁の薄さです。
ふすまがボロボロですが、賃貸契約すれば大家に直してもらえるでしょうから、これは問題ないです。
ただ、かなり古びた部屋で、汚いですね。
拭き掃除でどこまで綺麗になるか分からないですが、僕の部屋はここまで古びてなかったです。
大きな窓が2つあるので、部屋は明るくて、風通しも良さそうですね。
僕の部屋は小さい窓が1つしかなく、風向きも逆だったので最悪でした。
部屋は暗く、風通しもなく、夏はジメジメして蒸し暑かったです。
7月初めから10月初めまでの3ヵ月間は室内の温度は常に30度以上でした。
この部屋はベランダがありますね。
洗濯物や布団を外で干せます。
僕の部屋にはなかったので、部屋干しでした。
蒸し暑い夏は、その部屋干しが影響してか押し入れの床はカビで真っ白になってました。カビは雪が積もったかのように深さ数mmありました。
部屋の入り口の床はゆるゆるで、浮き沈みしてます。
僕の部屋は木の床でしたが、ギシギシきしんでいたので、似たような感覚です。
この部屋はキッチンスペースがありますね。
ガス栓がついていて、下にガスボンベを置くスペースがあるので、ガスコンロや給湯器を設置できます。
一方、僕の部屋には洗面台があるだけでした。
なので、料理したくてもできませんでした。
その洗面台の排水溝から臭い匂いが吹き上げて部屋を漂ってました。
また、洗面台の設置スペースに掃除できない隙間があり、ゴキブリの住処になってたようで、ゴキブリを毎日見てました。
そのうちゴキブリにも慣れて、殺すのも面倒になり、ゴキブリを飼ってるという状態でした。
コンセントは一ヶ所二口ですね。
僕の部屋と同じです。
ただ、たぶん電気は20Aまで使用可能と思うので、僕の部屋の10Aよりいいでしょう。
ちなみに、電気10Aはドライヤー一個分です。
ドライヤーを最強で使うだけでブレーカーが落ちます。
部屋の電気、冷蔵庫、コタツをつけた状態でトースターでパンを焼くのが夢でした。
ちなみに、こんな最底辺の環境でもPower Mac 7100、17インチモニタ等100万円以上自己投資したことで、任天堂にエンジニアとして就職でき、退職後も不自由ない生活を送れています。
光ケーブルを引いているので、インターネットは問題なく使えますね。
一方、僕の大学時代は、インターネットはありましたが光ケーブルはまだなかったです。
電話回線もありますね。
大学時代、携帯電話もポケベルもなかったので、電話回線は必須でした。
僕の部屋には一応電話はあったのですが、自由に使えるものではなく、電話回線は共有でした。
アパートの玄関に集中回線ボックスがあって、電話何回線かをアパートの住民、合計20部屋でシェアしてました。
なので、僕は電話していなくても通話中で繋がらない、ということが多々ありました。
任天堂からの内定通知の際も、人事部が僕の部屋に電話をかけても繋がらず、実家経由で通知を知ったほどです。
さらに、電話はテレホンカードで課金するシステムになっていて、そのテレホンカードは大家がアパートにいる時にしか購入できなかったため、超不便でした。
そういった酷い電話回線環境だったので、アナログ回線でもインターネットは出来ませんでした。
部屋ごとに郵便受けがありますね。
僕の部屋は郵便受けが共有でした。
アパートの玄関にレターケースが置かれていて、郵便物は一階の部屋、二階の部屋の2つのトレイにまとめて入れられてました。
こんな感じのレターケースです。
なので、郵便物のプライバシーはないですし、郵便物がなくなることもありました。
トイレは共用で、和式水洗ですね。
僕のアパートも全く同じでした。
形もそっくりです。
トイレの数も5部屋で1つのようなので同じです。
こういった共用トイレの場合、低家賃アパートの住民はマナーの悪い人が多いので、汚いことが多いです。
トイレットペーパーを散らかしたり、うんこを流さなかったりするので最悪です。
風呂、シャワーは紹介されてないのでないのかもしれません。
僕のアパートには共用でありました。
ただ、誰も風呂掃除をしないので、湯船につかることはなかったです。入居当初に一回浸かったことがあるのですが、ヌルヌルしてあまりに気持ち悪かったので、それっきりです。
シャワーは風呂場に一つあるだけなので、シャワー1つを20部屋で共有でした。
当然、好きな時間にシャワーを浴びれません。
順番の整理もされてなかったので、常に風呂場から出る足音に耳を傾けて、出た瞬間に入るといった、シャワー取りゲームを毎日してました。
洗濯機も紹介されてないのでないのかもしれません。
僕のアパートには共用でありました。
洗濯機2台を20部屋で共有でした。
当然、好きな時間に洗濯できません。
低家賃アパートの住民はマナーが悪い人が多いので、洗濯が終わっても放置が普通です。
なので、洗濯するには洗濯槽から最下級男子学生のパンツとかを取り出すことが必須でした。
他にも、
- テレビのアンテナが悪くNHKが映らないのに、NHK受信料を払わされる
- 電気メーターはアパート一棟集中型(?)のため使用量単価が高い。夏はエアコンなくてもエアコン並みの高額請求
等々思い起こせばいろいろ不満は出てくるのですが、この辺にしておきます。
毒親育ちの最下級大学生は、今すぐ逃げろ
本記事で言いたいこと。それは、「毒親育ちの最下級大学生は、今すぐ親から逃げろ」ということです。
毒親育ちの僕からのアドバイスも、ひろゆきさんのこちらの動画と同意見です。
【ひろゆき】子供を不幸にする親のエゴ【切り抜き】
・「【ひろゆき】言い訳はいいわけ。Bière de gardeを呑みながら。2020/12/03 J21」より抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=7rCw_goI5xo ・「【ひろゆき】種を植える人が理解出来ない人々。La Gâtine Bruneを呑みながら。2021/03/11 J01」より抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=sHqIKMSXuPY ・「【ひろゆき】分ければ罪は無くなる。STOUT DE VÉZELAYを呑みながら。2021/03/15 L21」より抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=Lem3I20UPkM ・「【ひろゆき】サルは同じ身の丈どうしで遊ぶ。EKU 28を呑みながら。2021/02/15 L01」より抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=wGiNj5hmaTE #幸せ #子供 #親
【ひろゆき】子供を不幸にする親のエゴ(せまゆき)
高校時代、毒親育ちの僕の精神状態はかなりヤバかったです。
とにかく、実家を出る必要がありました。
一方で、大学時代、一人暮らししながらこうも考えてました。
今は親に養育費、学費を出してもらっている。
なので、親の命令は聞いてやる。
ただし、大学を卒業したら親との縁を切る。
将来学費、養育費を全額親に返したら、親との縁を完全に切る。老後の面倒、介護は放棄する。
今のこの最底辺の環境は、将来親と縁を切ることへの罰
そう自分に言い聞かせて、最底辺環境の大学生活を送っていました。
ですが、この考えは結果的に間違いでした。
(メンタルを削られてた)高校時代に毒親との縁を切るべきでした。
その後もずっと毒親にメンタルをやられ続けます。
学費、養育費は親に倍返しして、幼い頃からの夢は叶いましたが、削られたメンタルは治りません。
それどころか、毒親の死後処理、老後の面倒、限界過疎地の実家の処理までさせられ、毒親に一生メンタルを削られると分りました。時間やいろいろなチャンスも失っています。
今は亡き毒親から返ってきたお金と余貯金・資産運用で生活できてますが、今思えば、生活保護で一人暮らししてた方がマシでしたね。
毒親育ちの最下級大学生は、今すぐ親から逃げることをおすすめします。