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「ブログはオワコン」 「今からブログを初めても遅い?」 「ブログでまだ稼げる?」 |
昨年、2020年、有名なブロガーがブログを引退したりで話題になった「ブログはオワコン」。
賛否両論はあるでしょうが、基本的にブログはオワコンです。
「ブログがオワコン」の理由と決定的な根拠を説明します。
目次
ブログがオワコンな理由
「ブログがオワコン」で賛否両論ある中、どちらも共通している認識は以下です。
- 資金ある企業の本格参入
- Googleアップデートが企業側に有利
- 稼げる分野は古参が占拠。新規参入は絶対に勝てない
数年前までは個人でもブログで稼げていた手法が今では通じなくなっています。
その辺りはたくさんのインフルエンサーやYouTuberがその旨アップしているので検索してみてください。
YouTubeで「ブログ オワコン」で視聴回数が多い順で検索し、有名なブロガー、インフルエンサーの動画を観てもらうといいです。
本記事ではそれ以外の「ブログがオワコン」な理由の根本的な問題まで説明していきます。
前述含めてブログがオワコンな理由は次のようなことです。
- Google上位順位を取れない
- 競争相手が激増
- 今の若者は調べない、ググらない、日本語の文章を理解できない
- アフィリエイト広告が終了していってる
- ある分野ではコロナで壊滅的ダメージ
以下に一つ一つ説明していきます。
Google上位順位を取れない
前述の企業参入、Googleアップデートの企業優位性、古参の定着により、ブログで稼げる分野が激減しました。
例えば、過去に「稼げる」と言われていた分野、医療、美容は完全にオワコンの分野です。新規参入では絶対に無理ですし、古参のインフルエンサーでもSEOをどんなに頑張ってもGoogleで上位順位を取ることは不可能です。
過去にアフィリエイトで稼げた分野、金融やプログラミングスクールもそうです。
古参がGoogle上位順位を占拠してるので、それを覆すことは不可能です。
ブログで稼ぐために必要な、Googleの上位順位を取ることができないのでブログで稼げません。
競争相手が激増
ここ数年、インフルエンサーの「ブログは稼げる!」の煽りを受け、情報弱者の新規参入者が激増しました。
稼げる分野がもう稼げなくなっている理由は前述の通りですが、稼げない分野ですら過当競争の超レッドオーシャン状態になっています。
で、そういった新規参入者は「ブログでは稼げない」と分かり、次のどちらかの手段を取っています。
- ブログを辞める
- 「ブログは稼げる!」と情報弱者にブログを始めるためのアフィリエイトや情報商材を売りつける
前者はまだいいのですが、後者がやっかいです。
新規参入者は悪い循環を生み出しています。
- 「ブログ始めて2年で月収7桁!」といった嘘の情報を流す
- 貧乏人がその嘘情報を信じてブログに新規参入
- ブログでは稼げないと知る
- ブログでは稼げないので、1を始める
なので、ブログがオワコンと言われている今もなお、新規参入が激増しているのでブログで稼げません。
今の若者は調べない、ググらない、日本語の文章を理解できない
数年前は皆ブログで情報収集してましたが、今は有名なインフルエンサーの発信する情報を鵜呑みにし、自分で調べない若者が激増しているようです。
例えば、ブログで稼げるかどうかの判断においても、自分で調べようとしません。ググりません。
インフルエンサーの発信する情報を疑いもせずに信じています。
なので、本記事にたどり着くこともまずないでしょう。
中にはググる人もいますが、日本語の文章を理解できません。または、論理的思考がありません。
「あなたの言う〇〇は□□の点でおかしい。XXという事実と照らし合わせるとあなたの○○は断言できないのでは?」
といった論理的に反論ができない若者がかなり多いです。
商品の良さをアピールする記事を書いてもその日本語の文章を理解できないですし、そもそもググらないので記事にたどり着くことも少ないです。
文章を読んで物事を理解しようとする人も激減しています。
商品が良い・悪い関係なしに、インフルエンサーの推奨する商品のみ購入する人が多く、新規参入のブログ記事経由で商品を購入することが減ってきてるのでブログでは稼げません。
アフィリエイト広告が終了していってる
古参は有利で新規参入者が不利な根本的な理由になるのですが、アフィリエイト広告が終了していってます。
その代表的な例が、クレジットカードのアフィリエイトです。
クレジットカードのアフィリエイトは今もまだ稼げる分野で、多くのブロガーがクレジットカードの記事を書き、アフィリエイトリンクを張っています。
ですが、そういったクレジットカードのアフィリエイトはかなり減ってきています。
僕のブログにおいても、ミライノカード ゴールドの記事を書いていて、申し込みのリンクを張っています。
ですが、ここから申し込みがあっても僕には一円も入ってきません。
理由は、ミライノカード ゴールドのアフィリエイトは終了してるからです。
ですが、古参の稼いでいるブログは引き続き継続しており、古参のミライノカード ゴールドのアフィリエイトは健在といった状況です。
今話題のプログラミングスクールもそうです。
これまで説明会に参加で数千円の報酬があったアフィリエイトもなくなります。
- 商品の認知度が広まってアフィリエイトを終了する
- アフィリエイトの広告主がSNSやYouTube等を使って自身で商品を宣伝する
ついでに、つい最近までブルーオーシャン市場と話題だったアダルト業界、エロガーも同じ状況です。
元々無料サイトの対等で難しいかった業界ですが、さらに大手広告主が立て続けになくなったことでPVを稼ぐ為の手法が使えなくなりました。
このように、フィリエイト広告が終了していってるのでブログでは稼げません。
ある分野ではコロナで壊滅的ダメージ
コロナにより観光業界は壊滅的ダメージを受けました。
僕のブログもそうです。
ホテルの予約サイトからの広告収入が0になりました。
ちょうど2年前、2019年2月から本ブログの収益化に取り組みました。
高収益は見込めませんが、Googleアップデートの影響はほとんど受けず、フィリピンということで参入障壁は高く、いろいろな理由でブルーオーシャンの状況でした。
なので、コロナ直前の2020年1月には僕のブログ経由でAgoda、Booking.comのホテル予約が毎日のようにあり、そこから月数万円のアフィリエイト報酬がありました。
それがコロナ以降は0円になりました。
今はいくらか収入があるのですが、それについては別記事で書こうと思います。
ちなみに、今でも「マニラ おすすめ ホテル」と検索すればGoogleのトップページに表示されることから、Googleアップデートが原因ではありません。

その他、観光業界のアフィリエイトのいくつか(VELTRA)が終了したりして、観光分野のアフィリエイトはコロナで壊滅的ダメージを受けているので、ブログで稼げません。
「ブログで稼ぐ」がオワコンの決定的な根拠
ここまで読んでいただければ「ブログで稼ぐ」がオワコンであることは明白ですが、さらにその決定的な根拠についても説明しておきます。
超有名なブロガーが「ブログはオワコン」と認めているのに、未だに「ブログはオワコンではない」と主張するブロガーがたくさんいます。
なぜだと思いますか?
もう十分に説明したのでこれ以上不要と思いますが、一応その理由を説明しておきます。
利益を得るシステム
「ブログはオワコンではない」と主張するブロガーの収益源は、新規参入者のブログ開設支援だからです。
ブログを始める人がいなくなると収益は0になるからです。
つまり、
- 「ブログはオワコンではない」と主張する
- 「今からブログを始めても稼げる!」とブログ開設を煽る
- 「ブログの始め方はこちら」と自身のアフィリエイトを踏ましたり、情報商材を売る
- それが収益源
という流れです。
ここから先は前述の「競争相手が激増」に書いた通りです。
新規参入者はブログで稼げません。
「騙された」と分かり、ブログを辞めるでしょう。
もしくは、「ブログはオワコンではない」を唱えるネズミ講ビジネスに参入するでしょう。
「稼いでいる」の信憑性
ついでに、「ブログはオワコンではない」と主張するブロガーが豪語する収益ですが、嘘でしょう。PVも嘘でしょう。
PVは調べようと思えばできますし、そのサイトに張られているアフィリエイトの報酬額から推測しても明白です。
古参のインフルエンサーの収益は本当かも知れませんが、ブログ始めて数年で月数百万円稼いでいると豪語するブロガーの言うことは信憑性がありません。データもありません。
まとめ
といったことから、「ブログで稼ぐ」はオワコンです。
一応僕のこのブログからでも月数万円の収益は今でもあります。
これから「働き方・生活」のカテゴリーに自分の経歴をコンテンツにして投稿することでPVは激増すると思います。
ですが、そんな自信のあるコンテンツを投下しても「ブログは稼げる!」と豪語するほどの収益はまず無理でしょう。
僕がブログを始めた経緯、今もブログを書き続ける理由、それは長くなるので今回は割愛します。
経歴ある中年おじさんにブログを始めた方が良いことを理由にブログ開設のアフィリエイトを張ることもするつもりです。
ですが、嘘はつきません。
ブログで稼ぐことはできません。
特別な経歴を持っていない人ならなおさらです。ブログを始めても稼ぐことはできません。無理です。
「絶対にブログで稼いでやる」といった信念は、「人を騙して不幸に陥れても自分はブログで金持ちになってやる!」ということとほぼイコールと考えた方が良いです。
あなたは悪人になりたいですか?