観光日: 2018年3月19日
目次
ロスバニョス 温泉 場所
パンソル(Pansol)とならんでマニラからほど近い温泉地で有名なロスバニョス(Los Baños)。場所はこちら。
このロスバニョスを拡大し、印をつけてわかりやすくしたのがこちら。
カランバ(Calamba)からジプニーでロスバニョス(Los Baños)に行けます。
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ロスバニョスにはパンソルほど温泉施設は多くはなく、この中でもガイドブックやサイトでよく見かけるのが印をつけたこれらの施設です。
- Splash Moutain Resort
- Makiling Onsen Hotel & Resort
- City Of Springs Resort
後ほど紹介します。
なお、パンソルについてはこちらの記事を参考に。
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また、カランバ、パンソル、ロスバニョスのおすすめのホテルについてはこちらの記事を参考にしてください。
ロスバニョス(Los Baños) ジプニー乗り場周辺
ロスバニョスでジプニーを降りてすぐの場所にTourist Information Center、観光案内所があります。
とりあえずここで行きたいリゾート施設について聞けばそれにあった施設を紹介してくれます。相変わらず観光案内の地図はないのですが、スタッフはそれなりに丁寧でした。それなりにですよ。
道路を渡ってCity Of Springs Resortに向かっていくとAlfamartというコンビニかスーパーがあります。この周辺ではここが一番まともなお店かと思います。他はローカル向けです。
PNRの線路を渡ると、
パンソルよりも殺風景、人気のないエリアに出てきます。
City Of Springs Resort
海沿いにある温泉リゾート施設、City Of Springs Resort。
聞こえはいいですが、決して日本基準でイメージしてはいけません。結論を先に言ってしまえば、ここはフィリピンローカルのリゾート施設です。
この施設で一番見栄えがよかったのがこの位置からの風景。
プールは2つあり、両方とも温泉とのこと。触ってみると若干あったかい感く、パンソルのLa Vista Pansolの温泉プールと同じぐらいの温度でした。
なお、写真にうつっているほうは水を張り替えている最中で使えない状況でした。それも、午後の3時にです。早朝とかではなく普通にチェックインの時間でこういった状況。
プールの水ですが、ぱっと見問題なさげに見えます。ですが、もう一つの水の張っているプールを見てみると、
いろいろ浮いてました。プールの底も汚れてます。
また、見ての通り、コンクリートの入れ物に温泉を注いでみました、という程度の施設です。リゾート施設としての工夫が一切ないローカルの作り。これならコンドミニアムのプールと同じかそれ以下ですね。
(参考)SM Light Residences, マンダールヨン(Mandaluyong)
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上写真のコンドで長くいた僕としては、このリゾート施設にお金を払ってまでプールに浸かる気になれず、情報取集だけで利用してません。
料金はこのようになってます。
80ペソで利用できます。値段は良心的。
さて、このリゾート施設のうりである、シーサイドビューですが、こんなんです。
茶色く濁った汚い海。
シーサイドビューで食事できる場所があるのですが、この海を見て美味しくいただけるのだろうか?と疑問。夜ならいいのかもしれませんが、真っ暗で何も見えないとシーサイドの意味があるのか?とも疑問。
このCity Of Springs Resortは宿泊施設ももちろんあるのですが、
こんなんです。
これでリゾート気分を味わえるのでしょうか?寝るだけならともかく、とてもリラックスできない宿ですね。
Splash Moutain Resort
ロスバニョスのリゾート施設の中でパンソルに(おそらく)一番近いのがこちら、Splash Moutain Resort。
駐車場だけでも遊園地同等の大きさで、団体観光客に人気のあるスポットでは?と期待が持てます。
プールの利用料金は80ペソ。ここも格安です。
中に入って一目でCity Of Springs Resortより上だと分かるほど、水は比較的綺麗で、プールの数、大きさともに圧倒的にこちらの方が上でした。1,2,3,4,5…プールが何個あったのかはっきり覚えてません。
また、全てのプールが温泉で、プールごとに温度が少し違ってました。
どのプールもこれまでの他のリゾート施設のプールより温度は高めで、温泉と感じられる温度でした。28度以上36度以下でしょうか。感覚でいうと。
午後3時半から4時半までいたのですが、客はほとんどいなかったです。ここもまたほぼ貸し切り状態。また、外国人は僕だけでした。平日とはいえ、よくこれで経営が成り立つなと疑問。
プールの広さ、温度ともにこのプールが一番快適でした。居心地がよかったので30分ぐらいここに浸かってました。その間完全に貸し切り状態。
一番温度が高かったのがこちらのプール。ここは体温と同じぐらい。まさに温泉の温度でした。
ただ、プールの底があまり綺麗ではなく、プールの周りも殺風景でリゾート施設らしさはなく。やはりここもまたコンクリートに温泉を貯めてみましたというローカルレベル。温度は良くても居心地はよくなかったです。
その奥にはクローバー型の子供用プール。ここが一番賑わってました。
ただ、なぜかここのプールだけ他より水が濁ってました。「君たち、プールに入る前にシャワーあびた?」と思わず聞きそうになるほど。
その奥にもさらに子供用のアトラクション型のプールがあったのですが、ここから先は平日は閉まっているとのこと。金、土、日のみオープンしてるそうです。
そのさらに奥には流れるプールと巨大滑り台があり。ここも同じく休日のみ運営しています。
滑り台ですが、
何mあるでしょうか。高所恐怖症の人は足がすくむぐらいのかなりの高さがありました。ここは楽しそうですね。
反対側には複雑な形をした滑り台もあり。
また、ここはプールだけでなく、
バスケットやバトミントンのコートがあり、
ファミリーカラオケもありました。
宿泊施設ですが、プールと併設で、
こちらが比較的リーズナブルなホテル。
こちらはスイートのホテル。
外国人観光客でも1日楽しめるようなリゾート施設と感じました。
といっても、それでもいろいろ不満はあるのですが、後ほど。
Makiling Onsen Hotel & Resort
先ほどのSplash Moutain Resortのすぐ近くにMakiling Onsen Hotel & Resortがあります。
ここはどうも韓国系のようで、レストランの看板がハングルでした。
今回はここは行ってません。というか、たぶん行くことないかと。過去のマニラの韓国系、韓国、台湾でのこういった施設での経験とネットの情報でだいたい想像できるので。
まとめ
前回のパンソル(Pansol)、今回のロスバニョス(Los Baños)両方でたくさんのリゾート施設を調べ、そのうちまともそうなのを実際足を運んで見てきて、このSplash Moutain Resortだけが日本人でもそこそこ楽しめるリゾート施設と思いました。
とは言うものの、
- 荷物を自由に出し入れできるロッカーがない。
- トイレが汚い。
- 更衣室が汚い。ゴミが散らかったまま。カーテンや棚が壊れていて使えない。
- シャワー室が汚い。
- くつろげるベンチがない。
- 直射日光を遮る屋根のある休憩施設やパラソルがない。
- プールのすぐ側ではどこでもBBQできるような作りなので、もし人がいっぱいならどこにいても煙たい。(一つのグループだけで十分煙たかった)
などなど、数え上げればキリがないほどここもまだまだローカル水準のリゾート施設でした。
なので、ロスバニョスで最高水準といえども、日本のリゾート施設と同じ感覚でここにくるとショックを受けることでしょう。
ちなみに、これらCity Of Springs Resort、Splash Moutain Resortは事前にネットで調べて良いだろうと思った候補でもあり、観光案内所でも「最高水準の温泉施設はどこ?」と聞いて返ってきた回答でもあります。
あとは前回のパンソルの記事で紹介したSol Y Viento Mountain Hot Springs and Resort。
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