フィリピンの温泉地として知られている、ルソン島にあるパンソル(Pansol)、ロスバニョス(Los Baños)。
マニラからほど近い温泉リゾート地としてフィリピン人に人気です。
ロスバニョスより少し南に行ったところにパグサンハン(Pagsanjan)があり、ここでは急流下りが楽しめます。
これらのエリアはラグナ州(Laguna)にあることから、ラグナと呼ぶ人も多いです。
そんなラグナにもホテルはいくつかあるのですが、フィリピンのホテルは日本と違い、料金が高くても品質が高いとは限らないのでホテル探しに苦労します。
特に、ラグナにあるホテルは料金が高い上に品質が悪いことで有名です。
結論を先に言ってしまうと、ホテルはこのエリアではなく、少し北に行ったカランバ(Calamba)かサンタロサ(Santa Rosa)に泊まるといいです。
では、このラグナでおすすめのホテルを紹介します。
目次
ラグナ(Laguna) 地図
まず、ラグナ(Laguna)の位置を地図で確認します。
バイ湖を取り囲むように北からパンソル(Pansol)、ロスバニョス(Los Baños)、パグサンハン(Pagsanjan)と続いています。
パンソル(Pansol)より北に、カランバ(Calamba)、サンタロサ(Santa Rosa)、ビニャン(Biñan)と順にあります。
各エリアの観光スポットについてはこちらの記事を参考にしてください。
また、ルソン島のフェリー乗り場のある港町、バタンガス(Batangas)からこのラグナ州のカランバ(Calamba)までの行き方については、こちらの記事にあります。
なお、サンタロサ、ビニャンはこちらの記事と分けて紹介します。
ラグナ(Laguna)のホテル 場所
ラグナ(Laguna)のホテルの地図です。
ラグナ(Laguna)のホテル一覧
日本人観光客が利用できそうな、ラグナ(Laguna)のホテルの一覧です。
ザ グリーン グラス ブティック ホテル (The Green Glass Boutique Hotel)
ザ グリーン グラス ブティック ホテル (The Green Glass Boutique Hotel)
カランバの繁華街かつ交通拠点にある3つ星ホテルです。
カランバのショッピングモールのSM City Calamba、Walter Martが徒歩圏内にあるので、立地は抜群にいいです。
SMにジプニーターミナル、その奥にバスターミナルがあり、パンソル、ロスバニョス、パグサンハンへはSMを出た大通りからジプニーが出ているので、交通アクセスも抜群にいいです。
Agodaの口コミによると、部屋やホテルサービスの品質は格安のビジネスホテルといった感じです。ただ、このラグナではベストのホテルでしょう。
部屋: スーペリアルーム
朝食: なし
料金: 3,766円。(税込: 4,594円)
(2019年6月24日から一泊で検索した結果)
5,000円以下で泊まれる良心的な料金です。
Hotel Marciano
カランバのSM City Calambaからカランバのバスターミナルに向かった大通り沿いにあります。
同じビル内にレストランやカフェが入っていて、周りにもフィリピン料理、日本料理、ファーストフードのジョリビーなどラグナの中で最もレストランの選択肢が多い場所にあります。
2017年3月、このホテルの近くのAirbnbを利用し、このビル内のカフェに通ってたのですが、その時はこのホテルはまだオープンしてませんでした。2018年開業したての新しいホテルです。
SM City Calambaへはジプニーで数分で行ける距離なので立地は良いので、ホテルの品質と料金次第というところです。
が、残念ながら、Agodaで調べたところ、ホテルのサービス品質は良くない上に料金は高いです。
部屋: スモール・ツインルーム
朝食: なし
料金: 8,803円。(税別: 900ペソ。約1,800円)
(2019年6月24日から一泊で検索した結果)
最安の部屋が(ダブルベッドではなく)ツインルームです。一人旅だとベッドが余計です。
別の部屋だと14,000円と割高です。マニラの5つ星ホテルの料金になってしまいます。
Dreamwave Resort Pansol Laguna
Dreamwave Resort Pansol Laguna
パンソルの中心部にあるリゾートホテルです。
パンソルのホテルの中で唯一まだ割安感があって品質的に泊まれそうなホテルです。
とは言え、Agodaの口コミを見るとホテルの品質はかなり悪いようです。
さらに、リゾートホテルといっても部屋に窓はなく、そもそもパンソルにはレストランやお店がほとんどないのでリゾート感は感じられないです。
どうしてもパンソルに泊まりたい人向けのホテルと言えるでしょう。
部屋: スーペリア
朝食: なし
料金: 2,364円。(税込: 2,9955円)
(2019年6月24日から一泊で検索した結果)
パンソルで3,000円で泊まれます。
DMS Garden Villa
ロスバニョスのフィリピン大学の前にあるビラです。
利用客は少ないので口コミは少ないですが、Agoda、Booking.comともに高評価です。
1kmほど先の大通りまで出れば、カランバ、パンソル、ロスバニョス、パグサンハンどの方面にもジプニーで行けるので、交通アクセスはそれほど悪くないようです。
ただ、周りに何もないところなので、食事はフィリピン大学の学食がベストになるでしょうか。
いずれにせよ、このラグナでこの料金で品質の良い宿は他にないので、ロスバニョスで宿泊するならこの宿一択でしょう。
部屋: スタジオ
朝食: なし
料金: 4,296円。(税別: 420ペソ。約850円)
(2019年月日から一泊で検索した結果)
約5,000円で泊まれます。
Makiling Onsen Hotel
パンソルとロスバニョスの中間地点にあります。
大通り沿いの何もないところに突然看板が派手な宿が見えるのですぐに分かります。
設備は充実していて、温泉、プール、ジム、カラオケがあり、レストランも日本料理、韓国料理が楽しめます。
また、(この記事上にリンクを貼ってますが)ラグナで最も人気でおすすめなリゾート施設、Splash Moutain Resortという巨大プールがあるのでリゾート感ある宿です。
部屋: ツインルーム
朝食: あり
料金: 5,981円。(税別: 718円)
(2019年6月24日から一泊で検索した結果)
料金はお得感はないですがラグナでは割安な方です。
マイクロテル バイ ウィンダム バタンガス(Microtel by Wyndham Batangas)
マイクロテル バイ ウィンダム バタンガス(Microtel by Wyndham Batangas)
バタンガスからカランバに向かう途中、カランバのバスターミナル(Turbina Bus Terminal)から少し南に下がった場所にあります。3つ星ホテルです。
カランバまでの大通りは一本道で、ジプニーやトライシクルが走っていて、バスターミナルのTurbina Bus Terminalからはルソン島の各方面にバスが出ているので交通アクセスに特に問題はないです。
ラグナには良いホテルがないので、このマイクロテル バイ ウィンダム バタンガスを拠点にバスを活用してラグナ、タガイタイを観光するのも一つの方法としてありですね。
ホテルは工業団地の中にあるのでセキュリティー面はよく、プールがあるのでくつろげます。ただ、やはりホテルのサービス品質はイマイチのようです。
部屋: クィーンベッド
朝食: なし
料金: 6,700円。(税込: 7,839円)
(2019年月日から一泊で検索した結果)
最安でも約8,000円するので割安感はないです。あくまでも消去法で残った選択肢です。
まとめ
このように、ラグナのホテルは料金が高い割に品質が良くないので、その点はあらかじめ覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ラグナより外のエリア、タガイタイ(Tagaytay)、サンタロサ(Santa Rosa)、ビニャン(Biñan)で宿泊し、日帰りで来るのも選択肢として良いでしょう。
マイクロテル バイ ウィンダム バタンガスを拠点にするのが良さげですが、ただ、ロスバニョス、パグサンハンまでは距離があるので時間がかかってしまいます。
その場合、ロスバニョスのフィリピン大学前にあるDMS Garden Villaで一泊するのも良いかと。
ちなみに、2017年3月にラグナを観光した時は、ホテルではなくAirbnbを利用しました。場所はHotel Marcianoのすぐそばで、利便性は良かったです。WiFiはなく、携帯電話の電波状況は酷かったのですが、今見てもそこ以外の選択肢が他にない状況のようです。
なお、フィリピン全国の観光地、ホテル相場、ホテルの選び方についてはこちらを参考にしてください。