語学学校に通っている生徒もそうですが、生徒や社員であれば観光ビザの延長は誰かがやってくれます。
その方法について気にする必要はありません。
でも、「学校に頼むとお金がかかる」、「会社を辞めたけどフィリピンにまだしばらく滞在する」といった方は自分で延長手続きしなければいけませんね。
そこでネットでその方法を検索するのですが、「情報が古い」、「自分の場合結局いくらかかるの?」といったように、残念ながら、正しい情報がきちんと整理されているページがありません。
各サイトから正しい情報を寄せ集めても最適な情報にならないと思います。
ここに各サイトの間違った情報を指摘し、正しい情報をまとめまていますので、参考にしてください。
目次
マニラで観光ビザを延長してみた感想
2017年7月31日、マニラで観光ビザの延長手続きをしてきました。
今回で5回目の延長です。
その内3回は会社にやってもらい、残り2回は(退職後のため)自分でやりました。
結論を言えば、正しい情報があれば誰でも簡単にできます。
他のサイトでは手続きに何時間もかかり、受け取りに何日もかかることが書かれていますが、全然そんなことはありません。
受付、用紙に記入、申請、支払い、観光ビザ延長手続き完了とパスポート受け取り全ての作業時間含めても1時間かかりません。
待ち時間も10分程度です。
証明写真は必要ないですし、服装も半パンで構いません。
間違い指摘
「マニラ ビザ 延長」とGoogleで検索して出てきたサイトの情報について、間違った内容、不親切な箇所について指摘していきます。
証明写真は不要
いくつかのサイトで、申請書に証明写真を貼り付けなければいけない旨書かれています。
◯証明写真(2インチ×2インチ)
(ボールペン)
(写真を貼る糊)←私はイミグレにあったカピカピの糊を使用出典:観光ビザの延長
観光ビザの延長時には証明写真は必要ありません。
そもそも、上記サイトの申請用紙のフォーマットが現在のものと異なっており、今は証明写真を貼る場所がありません。
2ヵ月に一度更新でもOK
以下サイトでは、毎月更新手続きが必要と書かれています。
観光ビザでフィリピンに滞在する日数が30日間超える場合、月に一度更新していく必要があります。
実際は、延長期間を1ヵ月、2ヵ月から選択できます。
2ヶ月を選択した場合、MONTHLY EXTENSION FEEが1ヶ月分増えるだけですので、まだ1ヵ月以上滞在する予定であれば2ヵ月を選択したほうがお得です。
ハーフパンツ、サンダルでも大丈夫
フィリピン移民局に入るときの服装について、いくつかのサイトで「ハーフパンツ、サンダルだと入れない」と書かれています。
フィリピンではハーフパンツにサンダルで過ごすことが多いですが、なぜかハーフパンツやサンダルだとイミグレーションセンターに入ることができません。
出典:マニラで観光ビザを延長するための方法と場所
実際は、ハーフパンツ、サンダルでも大丈夫です。
僕は2回ともハーフパンツで行きましたが、問題なく手続きできました。
僕の手前で手続きしていた韓国人がまさにその格好ですので、証拠として載せておきます。
![観光ビザ延長申請受付待ち](https://mominoki-blog.com/wp-content/uploads/2017/08/waiting4visa-225x300.jpg)
もちろん、他の移民局は行ったことがないので対応が異なるのかもしれませんし、その日たまたま大丈夫だったのかもしれないので、長ズボン、靴で入ることをお勧めします。
でも、「しまった。うっかりハーフパンツで来てしまった」といってわざわざ着替えに帰る必要はないですね。
観光ビザの更新可能なオフィスはいくつかある
マニラには移民局が1つしかないと以下のサイトでは書かれています。
マニラにイミグレは一個しかないので、タクシーに言えばすぐわかってもらえます。
記事が古いからか著者が調べていなかったからか知りませんが、現在観光ビザの更新可能なオフィスは(僕の知る限り)4ヵ所あります。
観光ビザの更新費用が分かりにくい
ほとんどのサイトで「更新費用は◯◯ペソでした」と書かれているのですが、肝心の内訳が書かれていなかったり、フィリピンに入国して何ヵ月後に何ヵ月分申請した結果いくらになったのか?がよく分かりません。
例えば、更新費用にACR-Iカード、ECC、SSPが含まれていたりしますが、それらは以下のように必要に応じて支払わなければいけないものであり、観光ビザの更新のたびに支払うものではありません。
ACR-Iカード
フィリピンに60日以上滞在する場合に申請が必要な証明書です。有効期限は1年あります。観光ビザの更新のたびに申請するものではありません。
ECC
フィリピンに6ヵ月以上滞在し、かつ、フィリピンを出国する際に必要になるものです。これがないとフィリピンから出れないですが、フィリピンに出る予定がなければ急いで取る必要もありません。
SSP
特別就学許可証のことであり、勉強を目的に入国した場合に必要となる許可証です。観光に来ているだけであれば必要ありません。
観光ビザの更新手続きに関する正しい情報
日本からフィリピンの情報を取得するにはネットを活用するしかないでしょうが、残念ながら、日本人の口コミは多々間違いがあり、フィリピン政府が公表している情報すら更新されていなかったりするため、観光ビザの更新手続きに関する正しい情報を得ることは難しいと思います。
そこで、更新手続き手順をまとめました。
実際僕が行った手順です。
↓に続きます。