マニラ 電車事情 イライラ ( ̄へ  ̄ 凸

マニラ 電車事情






追加情報:2019年7月

2019年7月、この記事を最初に書いてから一年半以上経った状況を動画に撮影してきました。

2019年からMRTの管理体制が韓国企業から日本企業に変わり、MRTの改善が進められています。

なので、この記事を書いたときから混雑状況は変わってきており、少しずつですが良くなってきています。

そういった感想や情報を動画にまとめてYouTubeにアップしています。

今後はYouTubeで情報更新していく予定ですので、そちらをチェックしてもらえればと思います。

マニラ 電車事情

マニラ スーパーマーケット事情のイライラに続き、今度は電車事情をまとめてみます。

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マニラには(セブと違って)電車が走っています。


出典: MetroEasy.com

現在(2017年10月)、LRT Line1、LRT Line2、MRT Line3の3本が走っています。

こちらがLRT。

こっちがMRT。

マニラ(Manila)は交通渋滞がものすごく酷く、アジア最悪とも言われています。ちなみに、フィリピンでは渋滞のことをTrafficといいます。

特に、このMRTの線路沿いのEDSA通りという道路の交通渋滞が酷いです。日本でいうところの、お盆の帰省ラッシュで車が前に進まないほど渋滞というのが毎日あるイメージです。

僕はマニラでは目的地へはなるべく電車に乗って近づき、最寄駅からバス、タクシー、GrabやUBERなどの配車サービスを利用するようにしています。

ただ、電車は電車でいろいろと問題がありまして、「マニラは電車が走っているから便利!」とはならないです。

少ない選択肢の中からどれならまだ我慢できるか?を考えて交通手段を選び、その中でなるべく電車に乗っているのが現状です。

じっくり考えれば不満はいくらでも出てきそうなぐらいあるのですが、ひとまず思いついた不満をあげてみます。 

トラブル多発で運行停止

日本では考えられないことですが、とにかく、トラブルが多発しています。

それは単にフィリピンの電車のメンテナンスだけに問題があるのではなく、鉄道を納入した先の韓国、中国と関係していたり、フィリピンの特徴である賄賂依存や汚職に関係していたりと、とにかく、メンテナンス不備が様々な問題に絡んでいるので、一筋縄では解決できない状況です。

例えば、以下のような問題。

中国企業納入のMRT車両、48両全て使えず フィリピン・運輸・倉庫

2017年4月27日、今が10月ですので半年前のまだ新しいニュースです。

韓国系ですと、例えばこちら。

MRTが一時不通、韓国社のメンテ開始日に フィリピン・運輸・倉庫

他にも、ほんの4ヵ月前にもこういったニュースがありました。

2017年6月15日、現地メディアによると、マニラのケソンシティとパサイシティを結ぶ鉄道、MRT-3の故障が多く、乗客を降ろす重大な故障が今月も頻発しており、正常運転を行うのは不可能な状態にまで劣化している。

出典: 韓国のメンテナンスでボロボロ廃車目前「マニラMRT-3」脱線回避の徐行運転

このとき、MRTが止まってバスでピストン輸送するものの、道路はそれがなくても激しい渋滞なので、交通はマヒしてました。

なので、まずは安定して運行できるようになって欲しいですね。

電車の本数が少なすぎる

たぶん、上記が関係していると思うんですが、電車の本数が少なすぎです。

日本の大都市である東京、大阪、京都の私鉄、地下鉄を何度も乗りましたが、日本では時刻表を見る必要がないぐらいに頻繁に電車がやってきます。でも、マニラは違います。

これだけ大都市で、(以下でも述べますが)1回あたりの運送可能人数がこれだけ少ないにも関わらず、電車がなかなかやって来ません。時間は計測してませんが、ラッシュ時でも10分以上待つ時もあります。

駅のホーム、車両が短すぎる

日本では駅のホームが長いので、車両は15両、総延長300mまでの電車の運行が可能のようです。情報によると、山手線は11両編成で、他は10両編成だそうです。

一方で、マニラはというと、7両か8両です。それも、車両は短く、日本で言うところの3両か4両編成ではないでしょうか。とにかく、利用者の数に対して車両が短すぎです。

ただ、駅のホームも短すぎるので、駅を改築しない限り車両を伸ばすこともできない状況です。そのため、

駅から人が溢れています。この写真でもまだましなほうで、

これはTaft Avenueという駅のホームの日常の様子。

Taft Avenueもそうですが、Ayalaという駅もえげつないことになっています。

駅のホームどころか、改札も通れずに、切符売り場から改札口まで100m程商業スペースをとぐろを巻く様に行列が続いています。

そのため、電車が何回も何回も過ぎていくのを待ち、ようやく乗れるとなったら、

マニラ 電車事情

こういった状態です(笑)。

とにかく無理してでも乗らないと乗れません。

目的地で降りれない

これがフィリピンで電車に乗っていて一番腹が立つことなんですが、降りる人に対する配慮が全くないです。

日本では、こういう混雑時で人が降りようとしていたら、ドア付近の人は一旦電車から出て降りる人を通すのですが、フィリピンではそういった配慮はありません。意地でもドアにしがみついて通行を邪魔します。

さらに、この乗り込む人たちですが、降りる人を待たずに乗り込みます。

なので、特に混み合っている時間帯だと、気合を入れて降りようとしないと目的地で降りられません。

エスカレーターが少ない、階段が狭い

大きな駅でもエスカレーターが(たぶん)2本しかないです。階段もこの写真のように狭いです。

なので、駅に着いてから改札を出るまで時間がかかってしまいます

さらに、日本では急いでいる人のために右に寄ったり(関西)、左にに寄ったり(関東)するのですが、フィリピン人は基本的に人のことを気にしません。

この狭い通路で他人を気にせず、さらに歩くスピードが一般的な日本人に比べてかなり遅いので、これが階段だとなかなか前に進みません。

切符購入に時間がかかる

基本的にこういった窓口で切符を購入します。一応、

こういった自動券売機もあるのですが、しょっちゅう止まってて使えません。

なので、切符は窓口で購入するのが一般的なのですが、切符を購入する客、担当の駅員ともに動作が遅いです。

これは電車に限ったことではないですが、何をするにおいても動作を示す言葉、”キビキビ”という言葉はフィリピン人には基本的にないです。

ただ、この問題には対策がありまして、

このbeepというプリペイドカードを買っておけばいちいち切符売り場に並ぶ必要はないです。

初期費用は、カード代金として20ペソ、ロードが100ペソ以上だったはずです。

一回の乗車運賃は13ペソから20ペソ程度ですので、beepに500ペソぐらいロードしておけばしばらくもちます。

なので、マニラで電車に乗る際は、ほんの数回しか乗らないにしてもこのbeepを買うことをお勧めします。

荷物チェックで客がもたつく

マニラで電車に乗る場合、必ずこのセキュリティーチェックを受けます。

その際、カバンを開いてカバンの中をこの駅員に見せないといけないのですが、ここでもまた後ろの列を一切気にしないもたもたする人がたくさんいます。

チェックを受けるのを分かっているんだから、一人手前の人がチェックを受けているときにカバンを開けて、すぐに見せれるように準備するのが日本人の感覚です。でも、ここはフィリピン。それは常識ではないです。

もちろん、準備する人もいるものの、日本のようにはいきません。日本の感覚で分かりやすく言うと、周りを一切気にしない、老害と呼ばれる主に団塊の世代のおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいるイメージです。

改札機の性能が悪い

これが改札機なんですが、これの性能が悪いです。

このbeepを青色の部分にタッチすると、残り金額が表示されてゲートを通れるのですが、その反応が遅いです。

さらに、頻繁に認識ミスします。

前の人が確実に通ったのを確認してから、beepを当てて、残金が表示されたのを確認してから改札機のバーをぐるっと回さないと通れなくなることがあります。

ここで通れなくなると面倒なことになります。

切符窓口に「通れないんだけど」といってbeepカードを処理してもらうんですが、窓口には必ず2,3人並んでいて何かを処理しているので、もう言うまでもないですがなかなか自分の番が回ってきません。

beepカードの処理自体はすぐなんですが、待ち時間で10分以上待つこともよくあることです。

なので、急がば回れという言葉があるように、改札機は慎重に通りましょう。それでも、改札機は頻繁に故障していて、5,6台あるうちの1台は必ずといっていいほど故障していて通れません。

乗り継ぎが悪い

上の図のLRT Line1のRoosevlet駅とMRTのNorth Avenue駅は見てわかる通り、繋がっていません。かなりの距離を歩きます。

そこだけでなく、一見繋がってそうに見えるLRT Line2とMRTのCubao駅もそうです。かなりの距離があり、またフィリピン人が歩くのが遅く道を譲らずに広がって歩くこともあり、乗り継ぎに非常に時間がかかります。

詳しくは、以下の記事のGatewayを参照してください。

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LRT Line1、LRT Line2、MRT Line3の接続部分全てで乗り継ぎが悪いです。日本の大阪でいうと、地下鉄梅田駅からJR 大阪駅に乗り換えるイメージです。

計画性なく作ったからなのか、何か立ち退き問題等そうせざるを得ない理由があったのか知りませんが、同じ鉄道間で乗り継ぎがここまで酷い国はみたことないです。

プラットホーム間の行き来ができない

例えば、プラットホームが北方面と南方面とで分かれている場合、その間の行き来ができない、もしくは出来ても陸橋を余計に上ったり下りたりしないといけないです。

ホームの改札口に上がって逆方向と気づいたら、ホームを降りて、道路を横断して、またホームに上がってということもよくあること。

陸橋で行き来できたとしても、(ビルで例えると)2階の改札口が逆方向だったので、3階に上って反対側に渡り、2階に下りて、さらに1.5階に下りて、2階に上がってようやく反対側の改札口にたどり着くという感じです。

なので、電車に乗り間違えて反対方向に一駅行ってしまった場合、その駅がホーム間で行き来できないなら、さらに次の駅まで行ってから乗り換えるという対応が必要になります。陸橋を上り下りするのが面倒なだけでなく、一度改札を出ないと反対側に渡れなくなるので。

要は、改札口に向かう前に方角に気をつけましょうということです。

コインロッカー

これは期待していないのでどうでもいいレベルですが、コインロッカーがありません。唯一見つけたのがこちら。

コインロッカーではないですし、このロッカーを客が使えるのかも不明ですが、一応こういうロッカーを見つけたという報告であって、基本的には”ない”と断言してもいいかと。

ちなみに、どうしても荷物を預けたい場合、ショッピングモールのスーパーマーケットで預かってもらえます。なので、そのスーパーマーケットまで荷物を持って行きましょう。

電車時計

さっきのこの写真で分かるように、駅構内の時計は基本的に動いていません。

動いていないどころか、こういったカバーかけられているのをよく見かけます。

携帯電話を持ち歩いていれば時間は分かるので、これは特に問題ではないです。

電車の中は…

電車の中は特に気になることはないですね。

もちろん、細かいことを言えば、

  • 混んでいる時間帯でも中のほうに詰めてくれない。
  • つり革が少ない。
  • ドアが開いた瞬間、乗客が席の取り合いをしてうっとおしい。
  • 混んでいる時汗ばんでいる人がべったりくっついて気持ち悪い。臭い。

などなどあげれますが、それはフィリピンに限ったことではなく日本でも普通にあることなので、あえてあげることではないですね。

まとめ

日本の交通機関は世界最高水準ですので、フィリピンに限らずどこの国でも必ず不便に感じます。

ただ、ここマニラの電車事情は日本以外の他国と比べても考えられないほど酷いです。

また、その問題はフィリピンが抱える様々な問題に絡んでいるため、まず解決されません。我慢するしかない状況です。

なお、現在LRTの拡張、地下鉄、マニラ郊外への電車、LRTとMRTの接続改善等いろいろ計画は上がっています。

それらが実現するとマニラの道路や鉄道の交通事情はよくなるはずと期待されているのですが、実現はまだまだ先でしょうし、仮に実現できても渋滞は緩和しないのでは?との声もあります。

その理由の一つとして、庶民は地下鉄の乗車運賃を払う余裕がないので、仮に地下鉄ができたとしてもジプニーを利用するのでは?といったことです。

その他、MRTで失敗している主な原因は、私腹を満たすことしか頭にない政府関係者の賄賂だったとも言われています。

以上から、まとめると、マニラで電車に乗る時はイライラする。そのイライラは今後も解消されないと言えるでしょう。

 














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