観光日: 2017年11月5日
入場料: フィリピン国立民族学博物館 (無料)
フィリピン国立民族学博物館 ( Museum of Anthropology )の場所
マニラの数少ない博物館、フィリピン国立民族学博物館 (Museum of Anthropology )。場所はこちら。
これに印をつけて分かりやすくしたのがこちら。
Rizal Parkの中にあり、見渡しのよいところにあるのですぐに分かります。
Rizal Parkについてはこちらの記事に書いています。
あわせて読みたい
マニラ Rizal Park ホセ・リサールの射殺シーンを再現
また、道路を渡ったところにフィリピン国立博物館もあり、そちらには絵画や彫刻などが展示されています。
あわせて読みたい
フィリピン国立民族学博物館 館内
フィリピン国立民族学博物館では、フィリピン各地の民族の生活・風習・民俗資料が展示されています。
中に入ると広々としたスペースがあり、そこの受付で名前、連絡先等を記入したらカバンを荷物預かりのブースに預けます。
建物は5階建てとなっており、フロア面積は国立博物館と同じくらいの広さと思います。
なお、館内は写真はOKですが、フラッシュと動画撮影は禁止です。
これは1階の外の廊下。フロアは綺麗です。
外にも先住民族の住居を再現したものが展示されています。この日は雨が降っていたのでじっくり見ていません。
フィリピン国立民族学博物館 展示物
館内で真っ先に展示されていたのがこれらのお皿。
いつの時代のものだったかよく覚えていませんが、フィリピン国外からのもののようです。
豪華な椅子。
説明があまり書かれていないので全体がどういうものかよくわかりません。
おそらく比米戦争で使われた大砲と思います。これも説明はなかったです。
ここはThe San Diego: 500 Years of Maritime Trade。
アメリカとの500年の海上貿易?よくわかりません。
台座に人の顔がある不気味な彫刻。
象牙。貿易で取引されていたもののようです。
このような民俗衣装もいくつか展示されていました。
先ほどとは少し作風が違いますが、これもそういった民族衣装です。
また、そういった民族衣装の作る工程、様子も展示されていました。
民族衣装の生地があり、その前には作業工程を紹介するビデオ映像があり、また、
その映像に写っていた人の顔写真アップとその人についての説明がありました。
それら生地をたくさん集めたブースはこの館内でインパクトのある展示物でした。
これは農具や生活で必要とする道具のようです。
考古学に関する展示物、例えば、こういった古墳から出土されたものもたくさん展示されてました。
マゼランとの死闘で使われたものかもっと前のものか、戦争で使われた武器や盾も展示されています。
謎の物体。
儀式で用いられたものか子供の遊具か不明。
後ろから。
人形の髪が精巧に作られており、何の毛で作られたものか気になります。牛の尻尾?
似たような色調の、これもまた何に使われたものか不明な人形。
展示スペースは広々としており、館内に人はあまりいないので、じっくり見て回ることができます。
ただ、説明があまりないので、じっくり見てもそれが何なのかよくわからないままです。
おそらく民族楽器と思います。
民族の生活に関連する絵画も展示されていました。
一番印象的だったのは、こういった船の模型。
全部で10隻ほどあったのではないでしょうか。
なかなかよくできた作りで、フィリピン人がそこで記念撮影してました。
まとめ
期待せずに行ったので、想像以上に館内が広く展示物も豊富で思った以上に楽しめました。
説明があまり書かれていないようなので、訪れる前に少し勉強しておくとよかったと反省。
ここを目的に観光すると物足りなさを感じるでしょうが、Rizal Park、国立博物館、さらには、イントラムロスと合わせて観光するのがよいでしょう。
なお、イントラムロス周辺のおすすめのホテルについては、こちらの記事を参考にしてください。