2020年9月26日、タイから羽田空港に帰国し、周辺のホテルで14日間の隔離生活が始まりました。
ここにその隔離生活を記録します。
目次
コロナ感染の可能性
タイ コロナ禍の観光ビザ自動延長終了
タイの入国日は2月10日で、出国日は9月25日です。
ビザは観光ビザで、3月末にイミグレーションで1回延長手続きしているので、本来なら入国から60日、4月10日まででした。
ですが、タイ政府によるコロナ禍の配慮で7月末まで、9月26日までと2回観光ビザの自動延長が行われたので、その期限ギリギリの9月25日までタイに滞在しました。
コロナ感染の可能性
最後の3ヵ月はパタヤに滞在していたのですが、パタヤには新規の観光客が入ってきていなかったこともあり、コロナ感染者は0です。
当然僕もパタヤではコロナ感染の症状は出ておらず、仮に自覚症状なしに感染していたとしてもコロナウィルス潜伏期間の最大14日はとうに過ぎているので、検査を受けなくても陰性でほぼ間違いないです。
ただ、入出国時、バンコクのスワンナプーム空港、日本の羽田空港で誰かからコロナ感染している可能性はあるので、今東京のホテルで隔離措置を受けるのは仕方ないことと受け止めています。
記録
0日目(9月25日)
21:45
ANA バンコク(BKK) – 東京(羽田)の飛行機でタイを出国しました。
出国手続きはごく普通でした。
航空会社によってはコロナのPCR検査の陰性結果が必要とかあるそうですが、事前に問い合わせた回答、「何も必要ない」との回答通りに特別なことは何もなく普通でした。
PCR検査と14日間の隔離措置は到着した空港
航空チケットはANAの予約サイトで購入しました。
バンコク(BKK) – 東京(羽田)経由 -大阪(関西)行きです。
ですが、コロナのPCR検査と14日間の隔離が本当に関空で出来るのか不安になり、バンコクのANAの受付カウンターで確認したところ、「PCR検査は羽田空港で。14日間の隔離は羽田空港周辺のホテルまたは自宅で」との回答。
東京(羽田) -大阪(関西)の航空券が無駄になってしまいます。
「バンコク(BKK) – 東京(羽田)経由 -大阪(関西)のチケットはANAのシステムで発券されたものなので、それはそちらのミスだろう」とANAの係員とやりとり。
結局、「羽田空港に到着したらANAのカウンターに行って日程を変更またはキャンセルしてください」とのANA係員の回答で落ち着きました。
そこからは何事もなくタイを出国しました。
1日目(9月26日)
5:55
東京、羽田空港に到着したのは朝6時です。
機内でもコロナ前との違いはほとんどなく、強いて言えば以下のことぐらいです。
- 全員マスク着用
- 到着後のPCR検査で必要な書類の配布
- 機内販売はなし。飲食は通常通り提供
- 到着後は指示があるまで座席に座ったまま
6:00 – 8:00
到着後は係員の指示に従ってPCR検査を受けました。
検査にかかった時間は早い人で1時間、遅い人で2時間です。その差については後ほど説明。
検疫の手順は次の通りです。
- 概要説明
- 唾液検体採取
- 書類審査
検査結果待ち - 検査結果通知
移動手段の確認
健康診断を受ける時のように効率的に行われており、特に問題はなかったです。
唾液検体の際、基準の量まで唾液を搾り取るのがなかなか難しく、採取の時間にここで個人差が大きくありました。
書類審査の際、14日間の隔離場所の確保が絶対必須でした。
つまり、ホテルに滞在ならホテル予約を完了させておかないと書類審査を受けることが出来ません。
僕は元々は関空周辺のホテルを考えていたので、ここで羽田空港周辺の隔離措置受け入れ先のホテルを探し、予約を完了させる必要があり、時間がかかってしまいました。
他コロナ感染の可能性の問診票のような質問の記入も必須です。
「滞在先で熱が出たことがあったか?」等の質問ですが、何もなく健康だったらその回答に何も聞かれることなく審査は通ります。
検査結果の待ち時間は30分から1時間です。
僕はホテル予約に時間を費やしていたので、予約が完了して検査結果の待ちのブースに移動したら待ち時間なくすぐに名前が呼ばれました。無事陰性でした。
検査結果で問題なければスーツケースを受け取り、隔離先のホテルに移動します。
隔離先のホテルまでは無料の専用バスで送ってくれました。出発時間は1時間ごとにあるようでした。
隔離先のホテル予約
羽田空港周辺の隔離措置受け入れ先のホテルですが、PCR検査の際にそのホテル一覧表をいただけたので、その中から選びました。
地域は羽田、蒲田、大森、品川、川崎があり、ホテルの数は合計49あります。
選択肢は多く、価格差もおそらくあるでしょうから、係員に人気のホテルを聞いてそこに決めました。
日本のホテル予約はじゃらんが好評ですが、僕は海外ホテル予約でいつも使っているAgodaで予約しました。
15泊で55,000円。一泊あたり3,650円です。
東南アジアの宿泊費と比較するとかなり高額ですが、綺麗で設備も充実している東京のビジネスホテルなので、コロナ前ならその倍以上の金額だったでしょう。高額な宿泊費は仕方ないですね。
ANA 国内便のキャンセル
前述の通り、僕は元々は関空に行く予定でした。
ですが、羽田周辺で隔離生活を送ることになったため、羽田 – 関空間のキャンセル手続きが必要です。
バンコクのANAのカウンターでは、「羽田到着時にANAのカウンターで手続きすれば良い」との回答でした。
それが可能かを荷物受け取り時にコンベヤー周辺にいたANA係員に声をかけ聞いたところ、国際線のANAのカウンターは閉鎖で手続き出来ないとのことでした。
さらに、
- 国内線のANAカウンターに移動することは出来ない
- ANAの電話受付も開いていない
状況。
そこで、そのANA係員からANAに連絡を取ってもらいやり取りすることになり、ここで時間を費やすことになりました。
結局は以下で落ち着きました。
- 羽田 – 関空間のキャンセルの連絡は完了
- キャンセルは完了しても、本人からも連絡必要
- その連絡は滞在先のホテルに到着してからでも良い
8:00
隔離先ホテル送迎バスに乗り込み、無事空港を出発。
50人ほど乗れる(おそらく)隔離専用空港シャトルバスに乗り、順次滞在先を回ってホテルに向かいました。
乗客は10人以下でかなり余裕がありました。
場所はここには記載しませんが、僕の滞在先は最後の方でした。
8:30 – 9:00
ホテル近くにバスは停車し、そこから徒歩1,2分でホテルに到着。
宿泊したホテルは、JR蒲田駅の近のレッドルーフ イン蒲田/羽田 東京 (Red Roof Inn Kamata Haneda Tokyo)です。
このチェックイン時、Go To トラベルが東京でも始まる1週間ほど前だったためGo To割引はなかったのが残念。
なお、このホテル含めその後Go To トラベルを使って東京で滞在したホテルをこちらにまとめています。
アーリーチェックインの手続きが必要かと思ったのですが、ホテル側も隔離滞在者の対応に慣れてるようで、コロナ隔離者の注意事項の説明を読み上げるとすぐにホテル客室に案内されました。
コロナ隔離者の注意事項は以下のようなことです。
- 部屋の清掃は一切しない
- ゴミ掃除、タオル、シーツ交換等は部屋の外に出しておけばよい
- 1日1回熱がないかをフロントに連絡
ちなみに、体調報告は厚生労働省からLINEで毎日届くアンケートにも返信しないといけません。
生活においては以下でよいとのこと。
- 洗濯はホテル内のランドリー(有料)を使用
- 食事は近くのコンビニで買ってきて食べればよい
- 公共交通機関に乗らなければ特に制限はない。「常識の範囲内で」らしい。
12:00
ANAに電話し、国内便のキャンセルを連絡しました。
これで隔離滞在前の手続きは完了です。
2日目(9月27日)
7:00
1日目はよく寝たため、早起きです。
忘れないうちにとこの記事を書いてます。
パタヤの観光情報とYouTube活動を記事にまとめています。
16:30
ANAのキャンセル対応は素晴らしく、連絡して早々に羽田 – 関空間のチケットの返金の連絡がありました。
まずはメールで連絡が来て、電話でも丁寧に謝罪と返金の連絡がありました。
帰国早々に「日本のサービスはなんて素晴らしいんだ!」と改めて実感しました。
17:00
お腹が空いたので弁当を買いに久しぶりに日本のコンビニに行きました。
このお会計でも高品質な接客サービスに感激!
店員の半分は日本語が堪能な外国人でしたが、接客は素晴らしく丁寧かつ手際よい対応でした。
フィリピンの超いい加減対応がデフォルトになってしまった僕には、久しぶりに日本に帰国すると、こういったちょっとしたサービスでも全て神対応に感じます。
3日目(9月28日)
ここからの滞在生活は特に何事もなければ書く予定はないです。