2023年7月、格安SIMでお馴染みのpovo 2.0がついに海外ローミングに対応しました。
実は、その2ヶ月前の2023年5月末にpovo 2.0に契約していて、体験談と使用感を含めてサブ回線としておすすめする記事を書いていたところでした。
が、思ってたより早くに海外ローミングに対応したので、それをテーマに変えて情報をアップします。参考にしてください。
なお、本記事の情報は、2023年7月21日時点のものです。
目次
povo 2.0について
povo 2.0の料金体系は、他の格安SIMと違って基本的に月額の固定費が0円です。
使いたいデータ通信量のパッケージを購入して使うというシステムです。
povo2.0については、以下↓の動画が参考になるので見てください。
【要チェック!!】自由であるがゆえのデメリット（povo/au/KDDI）（2022/06/11）スマサポチャンネル
【寸劇】いよいよpovoがオートチャージを実装した件（KDDI）（2023/04/12）スマサポチャンネル
パッケージの期限切れから180日以内（厳密にはあと数十日使える模様）に新たにパッケージを購入すれば電話番号を維持できます。
【povo2.0を0円運用！】トッピング未購入の利用停止は180日ではなかった！停止後の解除方法も解説【楽天モバイルRakutenUN-LIMIT VII乗り換え】（2022/05/19）よしモバイルインフォメーション / YOSHI mobile information
なんなら、こういった裏技↓を使うと18円で維持できるそうです。
【悪用厳禁！】povo最安維持！これはヤバい！18円維持！最強裏技です。悪用厳禁かも！【格安SIMチャンネル】（ 2022/09/27 ）まーラボ Lab.【格安SIMラボ】
以前からpovo2.0は楽天モバイルの0円サービスからの乗り換えで人気はあったのですが、「海外では使えない」ことがデメリットとしてありました。
が、2023年7月、ついに海外ローミングに対応しました。
最安のパッケージは「データ使い放題（24時間）」で、料金は330円です。
入会時等にキャンペーンでポイント還元があることから、実質年間330円で電話番号を維持できます。
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povo2.0 契約内容
契約内容はこんな感じ↓です。
- 契約日: 2023年5月31日
- 契約種類: 新規
- 料金プラン: データ追加1GB（7日間）
- SIMタイプ: eSIM
- 端末: なし
- 料金: 390円（税込）
5月30日に新規で申し込み、翌日に本人確認が完了し、利用開始できました。
当然、申し込みはネットで完結し、eSIMの設定含め全て自分でやらないといけないです。
が、特に困ることなく簡単にできました。
事務手数料等は無料で、かかった費用はトッピングの390円（税込）のみでした。
なお、MNP乗り換えの場合、例えば、楽天からpovoに乗り換える方法は以下動画なんかが参考になります。
楽天モバイル→Povoへの乗換方法と手順を解説！（2023/04/25）楽天市民
povo2.0 も契約した理由
僕はメイン回線の方は楽天モバイルに切り替えています。
povo2.0を契約する2ヶ月前、2023年3月に契約しました。
では、「なぜpovo2.0も契約したのか？」ですが、主に以下理由からです。
- サブ回線として使用
- ポイント還元で4,000円相当もらえるから
- 将来海外ローミングに対応するかもしれないので、実験的に使用
1.ですが、楽天モバイルをメイン回線、povo2.0をサブ回線として使用し、サブのスマホのoppoで使うことにしました。
その理由詳細についてはまた別の機会に説明するとします。
2.ですが、これは最近作ったリクルートカードのキャンペーンになるのですが、リクルートカードで携帯電話の支払いを決済すると4,000円分のポイントがもらえたからです。
リクルートカードを作った理由はこちらに書いてます。
で、そのキャンペーンがこれです。
で、実際にもらったのがこれです。
このキャンペーンでは、（メイン回線で契約した）楽天モバイルは対象外でした。
で、このキャンペーン中にサブ回線の格安SIMも検討していて、「povo2.0は将来海外ローミング対応するだろうし、今は固定費0円だし、最初のトッピング費用は数百円しかかからないなら、じゃあ、povo2.0も契約してみるか」といったことが理由の2.と3.です。
ところで、僕は日本と東南アジアで２拠点生活しています。
海外在住者にとって、日本の携帯番号を維持するベストな方法が課題となっています。
これまでは楽天モバイルが0円で維持できてましたが、それは終了しました。
最近では、LINE Outが終了し、最適手段は楽天モバイルのみになってました。
こういった状況から、タイ在住の有名ブロガーのパタヤ千夜一夜さんも同様に悩まれている旨記事にされてます。
海外在住者が日本一時帰国時に使うべきはレンタルWi-FiかネットSIMか
だったのですが、今回povo2.0が海外ローミングに対応したことにより、povo2.0も利用価値が出てき
海外ローミングのサービス開始日音声通話・SMS2023年7月20日（木）データ通信2023年8月1日（火）ました。
povo2.0 海外ローミング
海外ローミングのサービス開始日は以下とのことです。
- 音声通話・SMS: 2023年7月20日（木）
- データ通信: 2023年8月1日（火）
詳細はpovo2.0の公式サイト、こちらに書かれているのでそれを参照してください。
そこから人気渡航先での料金例を抜き出すと、こうなってます。
タイも書かれていますね。
料金は他社の海外ローミングサービスとほぼ同じです。
SMS受信は無料なので、SMS認証は問題ないですね。
音声通話は料金が高額なので、着信通知のみ利用し、通話は別手段を使うのがいいでしょう。
海外ローミング 実際に使ってみた感想とか
2023年12月、ベトナム ダナンでpovo2.0の海外ローミングを使ってみました。
その結果と感想を以下記事にまとめてみました。
povo2.0 を少し使ってみた感想
電話
問題なしです。
トッピングなしで基本料金0円でも発着信できました。
（国内着信時の）通話も問題なかったです。
データ通信速度（データ使用量が残っている状態）
ほとんど問題なしです。
データ通信速度を計測したところ、こうなりました。
| スマホ側 | PC側 | |||
| 測定日時 | 4G or 5G | VPNなし | Google VPN | NordVPN |
| 5月31日(水) 22時50分 | 5G, 22.1, 11.3 | |||
| 6月1日(木) 22時20分 | 5G, 16.4, 10.9 | |||
| 6月6日(火) 15時 | 4G, 42.7, 10.6 | 34.68, 4.47 | 37.15, 5.74 | 29.40, 4.86 |
| 6月7日(水) 7時 | 5G, 33.7, 7.96 | 34.22, 3.20 | 34.18, 5.59 | 26.38, 3.51 |
※単位: Mbps、左: ダウンロード速度, 右: アップロード速度
速度測定結果のスクショも記事最後にアップしておきます。
測定場所は自宅で、阪神間の市街の団地です。
ダウンロード速度は常に数十Mbps以上は出ているので、（処理の重い）動画視聴も問題なしです。
ただ、アップロード速度はイマイチでした。
楽天モバイルよりも遅く、時間帯によっては動画のアップロードは厳しいと思います。
データ通信速度（データ使用量が残ってない状態）
無料だと全く使えません。
通信速度を計測しようとしても計測不能でした。
Googleマップぐらい使えると思ったのですが、地図が更新されません。全く使えませんでした。
SNSやメールは送信ができるかもしれないのですが、データ更新が出来ずにアプリが動作しない感じだったので、実用性はないです。
QRコード決済もたぶん厳しいでしょう。試してません。
データ通信はトッピングが必須と思ったほうがいいでしょう。
eSIM
たぶん問題ないです。
今見ても電波は立ってるので問題ないはずですが、途切れていたことがあっても気づかないので、たぶんOKです。
データ通信速度測定 結果
VPN測定 [測定日時: 5月31日（水）22時50分]
5G（VPNなし）
VPN測定 [測定日時: 6月1日（木）22時20分]
5G（VPNなし）
VPN測定 [測定日時: 6月6日（火）15時]
4G（VPNなし）
PC側 テザリング WiFi（VPNなし）
PC側 テザリング WiFi（Google VPN）
PC側 テザリング WiFi（NordVPN）
VPN測定 [測定日時: 6月1日（木）22時20分]
5G（VPNなし）
PC側 テザリング WiFi（VPNなし）
PC側 テザリング WiFi（Google VPN）
PC側 テザリング WiFi（NordVPN）
