僕は日本と東南アジアで2拠点生活しています。
2023年3月、日本に帰国してすぐに楽天モバイルに契約しました。
楽天モバイルに契約した理由、2ヶ月半使ってみた感想、さらに、6月開始した最強プラン後の変化について簡単にまとめました。
目次
楽天モバイル 契約内容
契約内容はこんな感じ↓です。
- 契約日: 2023年3月13日
- MNP(IIJ → 楽天モバイル)
- 料金プラン: Rakuten UN-LIMIT VII
- SIMタイプ: eSIM
- 端末: OPPO A55s 5G (CPH2309)
- 料金: 19,900円(税込)
事務手数料等は無料で、料金は端末料金のみでした。
契約後、楽天ポイントによるポイント還元があり、すでに6,400ポイントもらっています。
なので、ポイント還元を差し引いて、実質13,500円でした。
来月にもあと3,000ポイントもらえると思うのですが、ちょっと記憶が定かではないです。
やっぱり3,000ポイントもらえたので、実質10,500円でした。
ちなみに、契約時に購入したOPPO A55s 5Gはサブ機目的で購入しました。
メインでは後日購入したGoogle Pixel6aを使っています。
OPPOに入れた楽天モバイルのeSIMプロファイルをPixel6aに入れ替えて使ってます。
楽天モバイルの店員にやってもらったのですが、その時も手数料は無料でした。
サブ機のOPPOの方には、新たに契約したサブ回線、povo2.0のSIMを入れて使ってます。
OPPO A55s 5Gはこんなスマホです。
発売日は2021年11月26日で、当時の価格は33,800円だったそうです。
参考: OPPO、33,800円の5Gスマホ「OPPO A55s 5G」を本日11/26から順次発売
現在2023年6月時点の価格は、14,408円〜21,980円です。
2023年6月1日時点 Amazon
2023年6月3日時点 価格.com
3月に購入した価格、13,500円は今の価格と比較しても最安値なので、まぁ、いい買い物だったと言えるかと。
ただ、このスマホは機能面でいろいろ問題があるので、メインで使うことはおすすめしません。
楽天モバイルに乗り換えた理由
楽天モバイルに乗り換えた理由ですが、ズバリ、お手頃価格でテザリング無制限だからです。
日本に帰国後、一時滞在先としてUR賃貸に住むことを決めたのですが、「インターネット接続をどうするか?」が問題として残ってました。
僕はインターネットヘビーユーザーなので、YouTube、Netflixの視聴だけでデータ使用量は月100GB超えます。
YouTubeに動画をアップロードすればさらにデータ消費し、さらに、PCとiPadでインターネットを使うので、他社の制限ありのプランでは無理だからです。
他にモバイルWiFiルーターという選択肢もありましたが、スマホとは別に回線契約が必要になるので通信費が大幅増になってしまいます。
これまでIIJmioを使っていて、特に不満点はなくお手頃料金で良かったのですが、データ使用量に制限があるので今回の目的には合わないので解約することにしました。
2023年6月現在、定額でテザリング無制限が可能なのは楽天モバイルだけです。
そういった使い方で楽天モバイルを契約する人も多いようで、人気YouTuberのワタナベカズマサさんもテザリング使用で楽天モバイルを固定回線化されていたとのことです。
楽天モバイルを固定回線化/テザリングだけで過ごした2週間(2023/03/27)ワタナベカズマサ
楽天モバイル 最強プラン
2023年6月1日より楽天モバイルは最強プランに変わりました。
パートナー回線であるau回線のデータ使用量制限が撤廃され、高速データ通信が使い放題になりました。
最強プラン開始日の2023年6月1日、データ高速無制限エリアはこのようになってます。
(僕の住む)関西の阪神間では、4G LTEだとほぼ全てカバーしています。
5Gも楽天モバイル自社回線含めてほぼ全てカバーしているように見えます。
なのですが、僕の住む賃貸(街中)では4Gです。
ちょっと実地調査したところ、5G接続OKなエリアは限定的な感じでした。
ただ、ネットの情報によると、地下とかビルの谷間とかこれまで楽天モバイル回線では繋がりにくかった場所もつながるようになったようです。
【最強プラン】楽天モバイルのパートナー回線は高品質なのか?【バンド18/au/UQモバイル/無制限】(2023/06/02)カオナシガジェット【元携帯ショップ店長】
楽天モバイル 実際に支払った利用料
データ利用量、通話時間、SMS利用料は楽天モバイルアプリで確認できます。
先月5月はこうなりました。
約180GB使いました。
そのほとんどがテザリング使用なので、他社SIMだと無理です。
通話時間はこんな感じです。
先月はOS標準アプリで2分30秒、Rakuten Linkで7分35秒使いました。
Rakuten Linkでの通話料金は無料です。
OS標準アプリでの通話料金も無料でした。契約時にオプションの「15分(標準)通話かけ放題」プランに(3ヶ月間無料で)契約してたからです。
Rakuten LinkでのSMS送受信の料金は無料です。
OS標準アプリでのSMS受信の料金も無料です。
OS標準アプリで送信すると有料ですが、送信してないので利用料は無料でした。
結果、5月に支払った利用料金はこうなりました。
データ使用量無制限で固定の利用料金、3,281円(税込)だけです。
なお、広告にある3,278円(税込)より3円高いのは、以下の利用料からです。
- ユニバーサルサービス料: 2円
- 電話リレーサービス料: 1円
楽天モバイル 2ヶ月半使ってみた感想
電話(OS標準)
全く問題ないです。
問題なく発着信できていて、途切れることなく通話できています。
SMS(OS標準)
全く問題ないです。
基本的に金融機関等から送られてくる認証コードの受信のみの利用です。送信は必要性がないので使ってません。
電話(Rakuten Link)
ちょっと問題ありです。
時間帯によっては通話が途切れます。
留守番電話(Rakuten Link)
特に問題ないです。
音声品質はイマイチですが、普通に録音内容を聞き取れるレベルなので特に困らないです。
SMS(Rakuten Link)
使ってないので分かりません。
OS標準のSMSでも送信は必要性がなく、受信は海外滞在時も無料なので、Rakuten LinkのSMSの必要性が全くないです。
データ通信速度
ほとんど問題なしです。
データ通信速度を計測したところ、こうなりました。
スマホ側 | PC側 | |||
測定日時 | 4G | VPNなし | Google VPN | NordVPN |
5月31日(水) 正午12時 | 34.0, 28.0 | 29.78, 19.15 | 35.26, 10.65 | 26.56, 10.74 |
5月31日(水) 22時20分 | 25.7, 36.8 | 20.11, 9.92 | 12.99, 22.01 | 8.24, 17.32 |
6月1日(木) 22時20分 | 18.2, 31.7 | 13.22, 15.86 | 17.26, 20.64 | 27.65, 17.2 |
6月3日(土) 7時00分 | 55.9, 27.5 |
※単位: Mbps、左: ダウンロード速度, 右: アップロード速度
契約プランは、5月31日までがRakuten UN-LIMIT VIIプラン、6月1日からが最強プランです。
測定場所は自宅で、阪神間の市街の団地です。
最強プランに切り替わっても常に楽天回線で接続しているようで、常に10Mbps以上は出ているので、(処理の重い)動画視聴も動画のアップロードも問題なしです。
(ネットの報告にあるような)「auパートナー回線接続時に通信速度が遅くなる」っといったことは一度も起きていません。
ちなみに、データ通信速度測定の設定はこんな感じです。
- アプリ: Speedtest
- テストサーバー: Rakuten Mobile, Inc
- 接続方法: WiFiテザリング
NordVPN使用時の設定はこんな感じです。
- 場所: Osaka
- プロトコル: NordLynx
- 脅威対策: なし
- Kill Switch: あり
- タップジャッキング対策: なし
NordVPNについては以下記事を参考に。
eSIM
少し不安ありです。
なぜか突然電波が繋がらないことが一回ありました。
今話題のSIMスワップ詐欺の可能性もあったので、すぐに楽天モバイルの窓口に行ってeSIMのプロファイル入れ替え作業をしてもらいました。その時も手数料は無料でした。
楽天モバイル 海外ローミング
SIMタイプ
海外に長期滞在する場合、SIMタイプはeSIMを強くおすすめします。
理由は、eSIMなら海外でも再発行が可能だからです。
海外滞在中にSIMの再発行が必要になった場合、例えば、スマホを盗まれたり、SIMカードの調子が悪くなったりした場合、新しいSIMカードの送付先は日本の住所でなければいけないので、日本に帰国しないとできないからです。
海外ローミング 利用料
海外滞在時に日本に電話する・日本から着信する方法を、前回にいくつか検討しました。
僕は日本・海外で2拠点生活していて、日本の携帯電話番号も絶対に必要です。
上記リンクの記事の通り、海外から日本に発信するのに活用していたLINE Outが終了したので、しばらくは海外でも楽天モバイルを使うことにしました。
Rakutenモバイルの最安料金は、その記事にも書いてますがこうなってます。
契約プラン | データ通信量:3GB、音声通話あり、SMSあり |
維持費(月額) | 1,078円(税込) |
音声通話(国内) | 無料(Rakuten Linkアプリ、Android 使用時) |
音声通話・発信(タイ→日本) | 無料(Rakuten Linkアプリ、Android 使用時) |
音声通話・着信(タイ←日本) | 無料(Rakuten Linkアプリ、Android 使用時) |
SMS送信(1通、タイ→日本) | 無料(Rakuten Linkアプリ、Android 使用時) |
SMS受信(1通、タイ←日本) | 無料(Rakuten Linkアプリ、Android 使用時) |
最安は月額1,078円(税込)です。
なお、海外で楽天モバイルを賢く使うには、以下両方が必須です。
- 携帯電話はAndroid
- 音声通話もSMSもRakuten Linkアプリを使う
海外ローミング 楽天モバイルアプリの設定
海外で楽天モバイルを使う時、楽天モバイルアプリで以下のように設定します。
- 海外ローミング(データ通信): ON
- データ高速モード: ON
設定画面はこうなってます。
海外に到着後、スマホのOSの設定でも「ローミング」をONも必要です。
パートナー回線(海外)のデータ利用料は2GBまでで、月額1,078円(税込)です。
日本と海外合わせて3GBまで使えるので、日本を出国まで1GBまで使えます。
海外ローミング Androidの設定
海外に到着後、まず楽天モバイルアプリでデータ利用料を確認しておきます。
「3GBまで/980円」、「海外ローミングエリアご利用分 残り1.9GB」となってました。
この範囲内で海外ローミングを使うように以下手順でスマホのOSを設定します。
SIM設定を開いてSIMを使用をONにします。
以下項目をONにします。
- モバイルデータ
- ローミング
- ネットワークは自動的に選択
さらに、以下も設定しておきます。
高額な通信料が発生しないように、データ使用量の警告と制限を設定しておきます。
ここでは定額で利用可能な上限値の2GBを超えないように、1.5GBで警告を出すように設定してます。
データ使用量の上限を2GBに設定しておけばいいです。
それを超えると自動的にデータ通信できなくなるので(はず)、写真では上限値よりも少し多めに設定してます。
2Gは使わないので、2Gの許可はオフにしておきます。
海外ローミング データ使用量の追加
海外ローミングのデータ使用量が足りなくなれば追加購入できます。
1GB 500円から購入できます。
海外ローミング 実際に使ってみた感想とか
2023年12月、ベトナム ダナンで楽天モバイルの海外ローミングを使ってみました。
その結果と感想を以下記事にまとめてみました。
まとめ
日本と海外で2拠点生活して、日本でインターネットをデータ使用量を気にせずガンガンに使い、でも利用料は気にするなら、楽天モバイル一択です。
月額利用料は、Rakuten Linkアプリを使えば日本滞在時は3,281円(税込)、海外滞在時は1,081円(税込)で済みます。
一方で、日本にインターネット環境の整った固定の居住地があるなら、自宅では固定のインターネット回線を使い、外ではその他格安SIMとpovo2.0などのサブ回線をうまく組み合わせて使うのが賢い選択でしょう。