観光地:
アニラオビーチ(Anilao Beach)
費用: 無料
観光日: 2018年3月17日
時間: 9:00 – 12:00
バタンガス アニラオ 場所
首都マニラから最も近いビーチと言われているアニラオ(Anilao)。場所はこちら。
これに印をつけて分かりやすくしたのがこちら。
バタンガス(Batangas)からジプニーを乗り継ぎ、BauanのSeascape Resort Batangasを通りすぎ、さらに20分ほど西に進んだところにあります。バタンガス市街からBauanまでは渋滞しているため、全部で1時間半ぐらいかかります。
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また、アニラオのおすすめのホテルについてはこちらを参考にしてください。
バタンガス港
アニラオの港には大きな門があります。
港の中には市場があり、野菜や、
魚を売っています。
観光案内所も港にあるので、まずはここに立ち寄っていろいろ情報を聞き出すのがいいでしょう。
港からの景色。奥に見えるのが公共のアニラオのビーチです。
アニラオには公共のビーチはここだけで、他は全てホテルのプライベートビーチだそうです。当然高い入場料を取られます。
さて、港の海の水ですが、ご覧の通り、この汚さ。
ここからすぐのビーチの水はどうなんでしょうね。
マササ(Masasa)行きボート
このアニラオからマササビーチという綺麗な島のビーチまでボートが出ています。
といっても、そのチケット売り場、ボート乗り場はローカルです。とても外国人観光客をターゲットにしていない雑さです。
まず、ここがチケット売り場。
「えっ?どこ?」
そう。だからローカル色強いんですね。この奥に見える緑の三角のテントでチケットを売ってます。
こんな感じです。
バタンガスのフェリーターミナルのような企業の看板もなければ、料金も時間もさっぱり分かりません。そこで聞いたところ、30ペソとのこと。時間は適当。
ボート乗り場の列も適当。一応ここが最後尾のはず。でも、僕は今回その島に行ってません。というのも、
ボートに近くにつれてもう列がぐちゃぐちゃ。どこに並べと。いつまで待てと。
ボートは結構大きめのバンカーボート。ただ、このボートがどのくらいの間隔でやってくるのかがさっぱりわからず。観光案内所に聞いたら、「観光客多いから午後になる」とだけ言われました。朝9時過ぎの時点で。
また、マササビーチへはこのボートを降りてすぐの場所ではないのがやっかい。島に渡ってからトライシクルに乗り換える必要があって、そのトライシクルもまたボッタクってくるそう。
行き方については、以下サイトが参考になりそうです。観光案内所でも聞いたのですが、まだこちらのほうが分かりやすいかと。
HOW TO GET TO MASASA BEACH, BATANGAS
港周辺
港周辺もまたローカルの風景。セブンイレブンといった現代のコンビニはここにはないです。
駐車場もけっこうなスペースであるので車できても大丈夫です。料金がいくらかは確認してませんが。
ジプニー
ジプニー乗り場は港のすぐ近くなのですぐに見つかります。アニラオに着いた地点からこのターミナルが見えます。
ここがまだまともそうな商店。ここで飲み物、お菓子を買うといいです。
港にはキティーちゃんのデザインのかわいいジプニーが走ってました。完成度は高いと思いますが、どうでしょう。
これは商用利用にはならないんですかね。まぁ、ドライバーがそんなこと気にもしないでしょうが。
ビーチ
アニラオの公共のビーチ。この日は土曜日ということもあり、結構な人出でした。
といっても、外国人観光客はいません。僕以外全てフィリピン人。子供連れがほとんどでした。
このビーチへの道もまたローカルの作りで分かりにくいのですが、先ほどの商店のすぐ手前の路地裏を通っていきます。
案内は一切ないので人に聞かないとまず気づきません。細い路地裏なのに案内がないことに驚きです。
ちなみに、この道の両脇はローカルの民家がならんでいます。日本をイメージしてはいけません。フィリピンの貧困層の集落を抜けていく感じです。
汚なさに楽しみが半減するので、あまりよそ見せずにビーチだけ頭に描いていったほうがいいですね。
先ほどの道からここに出てきます。
一見ビーチは綺麗に見えます。
マニラから近い割には予想していたよりは綺麗かなと。
この浜辺のうらにはAGUILAというビーチリゾートの敷地。ここからビデオケ(Videoカラオケ)の歌声がずっと鳴り響いてきてました。
ビーチの広さは観光客の少なさと比べたらこの程度で十分なのかなと思いました。
ただ、マニラから近い観光地、ビーチなのだから、少しぐらいは外国人がいてもいいのですが。やっぱりローカル品質を嫌ってか誰もいませんでした。
アニラオビーチの海の中
海の中ですが、珊瑚の死骸か何かの海藻なのかよく分かりませんが、砂浜ではなく岩や何かがいろいろ見れました。
といっても、見た目汚いです。灰色に濁っているようでした。
水の透明度はまぁ、そんなに悪くなかったです。こんなものかと思えば。
魚はほとんどいません。ちらほら見かけた程度。
この黒い小さな魚の群れが気持ち悪かったです。
そんな中、唯一癒してくれたのが、
カクレクマノミ。ニモ。
海藻に隠れたり、出てきたり可愛かったです。動画もアップします。
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Uploaded by None on 2018-03-18.
綺麗なビーチ
アニラオ周辺のホテルにはプライベートビーチがあるとのこと。
その中でも観光案内所に最もお勧めされたのがこちら。
Anilao Tanlak Beach Resort。
宿泊は見てませんが、日帰りの利用で料金は、750ペソ。
なお、シュノーケリングできる場所は近くにありません。沖までボートにでないといけないとのことで、そこでもまた費用がかかります。
まぁ、プエルトガレラでサンゴ礁を満喫してきたのでそんなにお金を払ってまでシュノーケリングをするつもりはなく。
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とりあえず、場所だけ見ておこうかとそのリゾート施設まで歩いて行ってみました。。。いや、行こうとしました。
トライシクルはボッタクってくるので関わりたくないですね。旅のワクワク感が憤りで全てなくなってしまい、モチベーションが下がってしまうので。
とはいうものの、このAnilao Tanlak Beach Resortまでの道にジプニーが走っていません。
いつかは通るだろうと思いながら、とりあえず歩いて向かっていったのですが、待てども待てども通りすぎるのはトライシクルばかり。また、それらトライシクルですら客を乗せているので諦めてトライシクルってわけにもいかず。
で、ひたすら歩き続けているとサンダルの紐が切れてしまい、歩けなくなってしまいました。
そこで仕方なくギブアップ。無理やりの応急処置を繰り替えしながら来た道を戻り、アニラオの港近くの商店でサンダルを買うことに。
商店のおばあちゃんに勧められたクロックスのパチモノ。250ペソなり。
まとめ
「アニラオ(Anilao)はマニラから最も近い綺麗なビーチ」とガイドブックに書かれていることもありますが、それは間違いです。
マニラから最も近い綺麗なビーチは、移動時間、海の透明度、外国人視点の満足度を考慮すれば、アニラオ(Anilao)ではなくプエルトガレラ(Puerto Galera)ですね。比較対象にもならない、ダントツでプエルトガレラです。
なので、アニラオではダイビングを楽しみましょう。ダイビングに興味がないならプエルトガレラに行きましょう。お金に余裕があればアニラオ周辺の高級ホテルのプライベートビーチでカクテルでも飲みながら海を眺めるのもよいかもしれません。その程度ですのでアニラオのビーチに過度に期待しないように。