タイで国鉄のチケットをオンラインで予約・購入する方法を紹介します。
本記事では、パタヤからバンコクまでの電車乗車券を、タイ国鉄のサイトでクレジットカードで購入する手順を紹介します。
目次
タイ国鉄 オンライン予約サイト

タイ国鉄のオンライン予約サイトでは、タイ国鉄の乗車券を予約・購入できます。
タイ国鉄がどんな感じかはこちらの動画が参考になるかと。
【タイ国鉄】バンコクからパタヤまで最安100円で行く方法を教えます!世界の車窓から
このサイトでパタヤ – バンコク間のタイ国鉄乗車券をJCBカードで購入する手順を説明します。
アカウント作成
乗車券を購入するにはアカウント登録が必要です。
トップページ右上のLogin | Registerをクリックします。

Foreigner?をクリックし、外国人用のアカウント登録画面にして名前、パスポート番号等を入力します。

アカウント登録確認メール(dticket@railway.co.th)が送られてくるので、メール内の確認リンクをクリックし、アカウント登録を完了します。
乗車券検索 & 購入

検索画面で乗車区間(パタヤ – バンコク)、日付、人数を入力して電車のスケジュールを検索します。

一つだけ見つかりました。
なお、2022年4月現在、パタヤ – バンコク間は土日のみ運行しているようで、平日は検索結果に出てきません。

Chooseをクリックすると料金が表示されます。
座席は2等のみ選択可能で、料金は170Bです。

座席を指定します。
すでに座席が選択されているので、変更したい場合はその座席を削除してから選択します。

個人情報を入力します。
すでにアカウント登録済みであれば確認するだけです。

乗車券の支払い方法を選択します。
今回はクレジットカードで支払うのでそちらを選択します。

クレジットカードはVISA、Mastercard、JCB等が使えます。

クレジットカード情報を入力時、ブランド名は入力する必要がなく、カード番号から自動認識されます。
今回、JCBのクレジットカードの利用付帯の海外旅行保険を適用させたいため、JCBのミライノカードゴールドで支払いました。

決済時にJCBのJ / Secure画面が開きました。

無事に決済完了です。

乗車券の予約が完了した旨メッセージが表示されました。
そこに書かれているように、乗車券はメールに添付されて送られてきます。
それを印刷しておき、電車に乗車時それを見せればいいです。
他の乗客を見てると、乗車券は印刷しなくてもタブレット端末でPDFを見せるのでも良いそうです。
パタヤ駅(Pattaya Railway Station)
タイ国鉄のパタヤ駅(Pattaya Railway Station)はこんな感じです。

小さな駅です。

駅構内に乗車券購入の窓口、売店、トイレ、案内所があります。
電車に乗車


電車の乗車券はメールで送られてきたPDFです。
また、改札口はないので、当日はそのまま電車に乗車すればいいです。

電車発車後すぐに車掌が乗車券をチェックしに回ります。
チェック時、乗車券に穴を開けるので、必ず印刷しておかないといけないです。
なお、座席ですが、2等といってもこんな感じです。

ごく普通の座席です。

足元は広々としていて快適ですが、それが3等とどう違うのか分かりません。
パタヤ中心部からパタヤ駅 交通手段
パタヤ中心部からパタヤ駅(Pattaya Railway Station)へは配車アプリのBoltを使うと便利です。
上の地図は、パタヤ中心部にあるコンドミニアム、The Base Central Pattaya から パタヤ駅へのルートです。
Boltを使ってこの区間を実際走ってもらったときの交通費がこちらです。

バイクで40Bです。
かかった時間は上のGoogle地図が示している通り、約10分でした。
バンコク フアランポーン駅(Hua Lamphong Station)
終点のバンコクのフアランポーン駅(Hua Lamphong Station)はこんな感じです。

見ての通り、ほとんど人がいません。
以下記事によると、ホアランポーン駅は昨年末(2021年12月末)に完全閉鎖される予定だったのが、閉鎖に反対の声も多かったため、完全閉鎖は見送りになり、規模をかなり縮小して(1日22本のみ運行)継続しているとのこと。
タイ国鉄ホアランポーン駅の完全閉鎖は見送り、12月23日以降は1日22本が乗り入れ
なので、人がいません。
所要時間と費用
到着時刻ですが、予定では18:55に到着だったのですが、20分遅れの19:15に到着しました。
フアランポーン駅手前までは時間通り順調に来ていたのですが、手前の線路脇に民家が密集しているエリアで10分ほど停止したり、速度をかなり落として運行したりしているうちに時間が過ぎて到着が遅れました。
今回のタイ国鉄の乗車内容をまとめるとこんな感じです。
- 区間: パタヤ駅 – バンコク駅
- 発車時刻(予定): 16:26
- 発車時刻(実際): 定刻通り
- 到着時刻(予定): 18:55
- 到着時刻(実際): 19:15
- 乗車券料金: 170B
※オンライン予約、クレジットカード支払い - 乗車券料金(通常): 31B
なぜかネットで乗車券を購入すると5倍以上高くなってました。
バンコク中心部へ 交通手段
フアランポーン駅(Hua Lamphong Station)からバンコク中心部へは地下鉄(MRT)を使うと便利です。
国鉄のフアランポーン駅(Hua Lamphong Station)と直結していて、外に出ることなく徒歩数分の距離にあります。
クレジットカード支払い確認
今回わざわざ高い料金を支払ってまでオンラインで乗車券を購入した理由は、JCBのクレジットカードの利用付帯の海外旅行保険を適用させたかったからです。
なので、後日クレジットカードにきちんと購入履歴があるかを確認します。

タイ国鉄より648円の請求が来ているので問題ないです。
パタヤからバンコクまでの交通手段
パタヤからバンコクまでの交通手段として、タイ国鉄を本記事で紹介しました。
それ含め以下の方法があります。
- バス(12Go Asia)
- バス(BELL TRAVEL SERVICES)
- タイ国鉄
他にも以下のようにいくつかバス会社や予約サイトがあるのですが、いくつか問題があってあえて選ぶこともないことから、基本上記から選べばいいのかなと思います。
- NAKHONCHAIAIR
- Thai Ticket Major
- Bus Online Ticket
シーラチャ シーラチャジャンクション駅(Siracha Junction Station)
パタヤ駅の次の駅、シーラチャジャンクション駅(Siracha Junction Station)についても記載しておきます。
シーラチャジャンクション駅(Siracha Junction Station)とその周辺はこんな感じです。
シラチャジャンクション駅【シラチャ紹介】
タイ国鉄の乗車券
2022年4月現在、このタイ国鉄オンライン予約サイトでパタヤ – シーラチャ間の乗車券は購入できません。
実際パタヤ – シーラチャで乗車券を購入しようとするとこうなります。

乗車区間をそのように設定し、検索します。

検索結果に出てきた電車を選択します。

料金は2等が50Bと表示されます。
それを選択し、座席を指定し、支払い画面に進もうとしたところ、こんなメッセージが表示されました。

ขายล่วงหน้าได้ไม่เกิน 1 วัน EN
Google翻訳で翻訳すると「Sell up to 1 day in advance EN」、「ENの1日前までに販売」とのこと。
二日以上前の乗車券を購入しようとしてるのにこんなメッセージが表示されます。
で、OKをクリックすると、

ホーム画面に戻ってまた一から入力し直しです。
どうやっても支払い選択画面にいけないので諦めました。
その他
その他タイ パタヤの交通情報を以下記事にまとめています。