#2021年、ジャパンネット銀行からPayPay銀行に銀行名が変更になったので、本記事もそのように変更しました
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「個人事業主のビジネス口座を持った方がいいというけど、どの銀行がいいの?」 「収益がないと審査で不合格になるって聞くけど、実際どうなの?」 「PayPay銀行だとビジネス口座開設しやすいって聞くけど、どうなの?」 |
2018年に開業届を提出し、個人事業主用のビジネス口座を楽天銀行で作りました。
ただ、今思えば、最初はPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)で作っておいた方がよかったかなと思ったので、その辺り記事にまとめておきます。
これからビジネス用口座を別に作ろうと考えている人は参考にしてください。
目次
個人事業主はビジネス用の口座を作るべき?
「個人事業主はプライベート用とビジネス用とで口座を分けて管理すべきか?」
ネットでもよく取り上げられている質問ですが、これは間違いなく分けた方がいいです。
2017年からブログを始め、Google Adsenseの収益が出るようになり、その他アフィリエイトやYouTubeからも収益が発生するようになったのですが、口座にお金が出入りすると収支管理や確定申告時に困ります。
特に、クレジットカードの引き落としを楽天銀行に設定しているのですが、経費で落とせないプライベートの物も同じ口座から引き落としているので、仕分けがかなり面倒です。
仕分け後の集計は会計ソフト、マネーフォワードに任せればいいのですが、仕分け作業が自動で出来ないと収支管理作業の短縮にあまり効果はないです。
なので、プライベート用とビジネス用とで口座を分けるべきですね。
個人事業主におすすめの銀行は?
ビジネス用口座を作るには、個人事業主を証明する書類を提出しなければいけません。
その書類を銀行側が審査し、認められればビジネス用口座を発行してもらえる、という流れです。
ビジネス用口座はプライベートの口座と違って誰でも持てるものではないです。
特に、ブロガー初心者は収益がないのではねられる可能性が高いです。
そんな中、楽天銀行とPayPay銀行は比較的ビジネス用口座を取りやすいことから、個人事業主に人気があります。
個人ビジネス口座を楽天銀行で作った場合のメリット
一般的なプライベート用の楽天銀行については、ほとんどの人が口座を持っているので説明は必要ないと思います。
では、個人ビジネス口座ではプライベート向けと何が違うでしょう?
楽天銀行 個人ビジネス口座の特徴
楽天銀行の個人ビジネス口座の特徴を簡単にあげると以下の点があげられます。
- 口座開設、維持費は無料
- 口座名義に屋号を入れられる
- プライベート用楽天銀行口座への振込手数料が安い
- 楽天ポイント1%で還元
個人ビジネス口座の開設、維持費が無料なのが大きいです。
また、屋号を入れられるので信頼性アップにもつながるでしょうし、グループで事業を運営する場合は口座一つあればよいのでお金の管理が楽になります。
また楽天銀行のプライベート用口座で事業の備品を購入して経費に落とす場合、ビジネス口座からそのプライベート口座への振込手数料は52円と安くすみます。

さらに、経費で落とす備品を買う場合でも、ビジネス用の楽天カードを使っても1%ポイント還元されるので、実質1%引きで購入できて節約になります。
個人ビジネス口座を楽天銀行で作った場合のデメリット
デメリットとして以下のことがあげられます
- 審査が比較的厳しい
- 楽天ビジネスカードは年会費がかかる
ビジネス用口座だから審査はあるでしょうから、デメリットというほどではないですが、楽天銀行のビジネス口座の方がPayPay銀行よりも審査が厳しいと思います。
ただ、PayPay銀行の方はまだ申し込んでいないので確かではないですが、情報収集して調べた限りではそのようです。
また、ビジネス口座にも当然クレジットカードを持ちたいのですが、年会費が1,000円かかります。(2019年10月時点)
個人ビジネス口座をPayPay銀行で作った場合のメリット
一般的なプライベート用のPayPay銀行については、こちらも多くの人が口座を持っているので説明は必要ないと思います。
では、個人ビジネス口座ではプライベート向けと何が違うでしょう?
また、楽天銀行の個人ビジネス口座と比べてどういったメリットがあるでしょうか?
PayPay銀行 個人ビジネス口座の特徴
PayPay銀行の個人ビジネス口座の特徴を簡単にあげると以下の点があげられます。
- 口座開設、維持費は無料
- 口座名義に屋号を入れられる
- プライベート用PayPay銀行口座への振込手数料が安い
- 与信審査はなし
- VIsaデビッドカードが審査なし、年会費無料
楽天銀行と同様に、個人ビジネス口座の開設、維持費が無料なのは大きなメリットです。
また、PayPay銀行の個人ビジネス口座でも屋号を入れられます。
また楽天銀行のプライベート用口座で事業の備品を購入して経費に落とす場合、ビジネス口座からそのプライベート口座への振込手数料は55円と安くすみます。

ここまでは楽天銀行とほぼ同じです。
ですが、PayPay銀行ではさらに、与信審査はなく、ビジネスカードも審査なしで年会費無料といった、起業したての事業者に優しいのが特徴です。
個人ビジネス口座をPayPay銀行で作った場合のデメリット
いろいろ調べたのですが、個人ビジネス口座をPayPay銀行で作った場合のデメリットがありません。
しいてあげるなら、ビジネス口座が増えると管理が面倒といったことでしょうか。
とは言え、起業したてで収益のほとんどない個人事業主はそもそも選ぶ権利がありません。
まとめ
個人ビジネス口座は楽天銀行に申請中で、現在もその審査結果待ちの状況です。
申請から三週間以上経ってます。
経費で落とせる備品、旅費、宿泊費等でも楽天カード払いで楽天ポイントがたまることから、それらの支出を直接楽天銀行の個人ビジネス口座から引き落としいのが希望です。
ただ、こんなに時間がかかるのなら、最初の個人ビジネス口座はPayPay銀行で作り、楽天銀行のプライベート口座の支出とは事業主借で処理すればよかったかなと思っているところです。
なお、海外旅行におすすめのクレジットカードを以下記事にまとめています。参考にしてください。