コロナパンデミックの直後、2020年2月中旬から4月中旬までの2ヵ月間、チェンマイに滞在してました。
その経験から、チェンマイの中心部で月6万円で結構快適な生活を実現する具体的な方法を教えます。
目次
チェンマイ中心部 場所
チェンマイ中心部ですが、場所はこの辺りです。
西からニマンヘミン、旧市街がチェンマイの中心部です。
さらに東にセントラルフェスティバルという巨大ショッピングモールがあるエリアもチェンマイで栄えているエリアですが、月6万円で快適生活するにはニマンヘミンがベストです。
ニマンヘミンは外国人観光客が集まるエリアで、カフェ、レストラン、ショッピングモール等の施設が充実しています。

ニマンヘミンは綺麗で、治安が良く、インターネット環境も良いことから生活環境はアジアの中でも優れていることから、外国人の長期滞在先としても人気が高いエリアです。
生活費 月6万円で快適生活の基準
ニマンヘミンはチェンマイの中心部の中でも利便性が良いエリアなので、宿泊費も他のエリアより高くなります。
宿泊費を抑えようと適当に格安宿を選ぶといろいろ質が低くてストレスが溜まります。
それだと月6万円で生活できても快適ではなくなります。
なので、快適の基準を設定しておきます。
快適生活の基準
チェンマイには娯楽が少ないので、ゲストハウスではなくプール付きアパートの一室(完全個室)に滞在して過ごすことにします。
その上で下記条件を満たすことを快適とします。
- 毎日3食
- 綺麗で不自由ない生活スペース
- ストレスのないインターネット環境
- 快適にPC作業できるスペースがある
- 娯楽がある
快適生活の生活費
下記のように生活費を割り振れば、チェンマイの中心部でも月6万円で快適生活が可能です。
アパート家賃(水道光熱費含む) |
30,420円 |
食費(3食) |
21,420円 |
カフェ(2日1杯) |
3,750円 |
洗濯(ランドリーで週1回) |
1,290円 |
交通費(徒歩) |
0円 |
携帯電話 通信費(データ使用量無制限) |
720円 |
娯楽費(Netflix) |
340円 |
雑費(散髪等) | 2,060円 |
※レート: 3.57円 = 1B(バーツ)
レートは2020年9月タイ パタヤの下記記事で用いた値を使ってます。
各項目を説明します。
アパート家賃
ニマンヘミン周辺のホステルは朝食がついていないので、ベトナムの宿と比べると宿泊費が少し割高です。
一方で、ニマンヘミン周辺のアパートは1ヵ月から契約可能で、料金もそれほど高くないのでお得です。
チェンマイは娯楽が少ないので外に出歩くことはあまり必要ないことから、コスパよく快適性で選ぶなら、プール付きのアパートの一室(完全個室)を借りると良いです。
家賃:7490B + 水道光熱費1,030B = 8,520B x 3.57(円/B) = 30,420円
という計算です。
食費
朝、昼、夜の3食を200Bにします。
例えば、朝50B、昼50B、夜100Bといった感じです。
200B x 30日 x 3.57(円/B)= 21,420円
という計算です。
具体的な食事例は後述で説明します。
カフェ
気分転換に2日に1杯カフェ店でコーヒーを飲むとします。
ニマンヘミンのカフェのコーヒーの料金は大体60Bから80Bなので、平均70Bとすると、
70B x 15日 x 3.57(円/B)= 3,750円
という計算です。
洗濯
近くのランドリーで全てお任せの料金が1週間分で90Bでした。

90B x 4回 x 3.57(円/B)= 1,290円
ちなみに、洗濯機は1回30Bです。
交通費
利便性の良いニマンヘミンの中心部に滞在するので、何をするにしても徒歩圏内にあります。
交通費は0円です。
ちなみに、チェンマイの中心部はバスが周回しており、料金は均一で30Bです。
ニマンヘミンの大通りも走っています。
携帯電話 通信費
紹介するアパートはインターネットは別料金です。
ですが、携帯電話のデータ使用量無制限のプランが200Bであるので、それをテザリングで使えば全く問題ないです。
実際そうやってインターネットを使ってました。

音声電話はLINE等のネット電話を使えばいいので必要ないです。
200B x 3.57(円/B)= 720円
という計算です。
なお、「速度10Mbpsで」と制限があるのですが、実際測定してみるとこんな感じで爆速でした。

速度: Download: 73Mbps、Upload: 38.3Mbps
常に50Mbps以上出ている感じでした。
娯楽
チェンマイは娯楽がなくてアパートに引きこもることになるので、Netflixを個人で契約するといいです。
タイではiPadでNetflixを観られるプランが340円であります。
雑費
例えば、散髪だと100Bです。
100B x 3.57(円/B)= 357円
なので、まだ1,700円使えますね。
アパートなので洗剤等の生活用品を購入するといいでしょう。
具体的な生活費
上述の生活費でいくつか具体的に説明します。
アパート家賃
コロナの直前、2020年2月17日から30日間、ニマンヘミンのBaan Thai Apartmentに滞在しました。
プール付きのアパートの一室(完全個室)を1ヵ月(30日)だけ契約しました。
他国では最低6ヶ月以上の契約だったりしますが、タイでは1ヵ月から契約可能なアパートがたくさんあります。
場所はこちらです。
部屋はこんな感じです。


家具、テレビ、冷蔵庫、扇風機、エアコン等写真で写ってるもの全て付属です。
このアパートの2階から4階は月3回ベッドメーキングと清掃付きのプランだったので、2階を借りました。

2階にプールがあります。
料金内訳はこうなりました。
家賃 | 6,000B |
ベッドメーキング(月3回) | 800B |
Central Sevice | 640B |
Key Card | 50B |
デポジット | 4,760B |
返金 | 3,734B |
↓水道光熱費等 | 1,025.71B |

デポジットから水道光熱費を差し引いた額が返金されます。
家賃:7490B + 水道光熱費1,030B = 8,520B x 3.57(円/B) = 30,420円
なお、エアコンは数日間しか使っていません。
日中外は暑くてもこのアパートの部屋(2階)はエアコンなしでも涼しかったからなので、節約するために我慢したわけではないです。
ちなみに、この部屋のエアコンは古いタイプのもので、音はうるさくてたぶん電力食ってそうな感じのやつでした。
食事
食事はタイのローカルフードです。
ニマンヘミンには安くて美味しいローカルタイフードのお店がたくさんあります。
屋台も道端やショッピングモールのMaya付近にたくさん出ています。
Mayaだけでも地下と4階(?)にフードコートがあって、食べ飽きないほどに種類豊富で安く食べられます。

例えばこんな感じです。

パッタイ: 50B

スパイシーサラダ: 50B

肉とライス: 50B

好きなもの3品 + ライス: 60B

マンゴー & スティッキーライス: 80B(?)
この通り、100Bは2品になるのでかなり贅沢です。
なので、1日3食で合計200Bは節約ではなく必要十分でしょう。
カフェ
ニマンヘミンはカフェ店がたくさんあります。
ニマンヘミンのカフェのコーヒーの料金は大体60Bから80Bです。
こういった贅沢なヨーグルトマンゴーシェークでも確か80Bでした。

MayaにあるAISが運営するコワーキングスペース、C.A.M.Pでもアメリカーノは65Bです。

65Bだけで何時間でもコワーキングスペースを利用できます。
なので、気分転換に2日に1杯カフェ店でコーヒーを飲むとしたら、
70B x 15日 x 3.57(円/B)= 3,750円
になります。
まとめ
快適の基準は人それぞれですが、チェンマイの中心部でアパート個室引きこもり快適生活するなら、このように月6万円で可能です。
実際、チェンマイに引きこもって動画編集を勉強していたので、生活費はほぼ月6万円でした。
なお、コロナ禍の3月から4月、チェンマイ生活の後半1ヵ月はセントラルフェスティバル方面に移動し、その周辺のコンドミニアムに滞在して少し贅沢な生活をしてました。
それらコンドミニアムは最低3ヵ月以上の契約が必要だったので、Airbnbを使って3室に滞在しました。
宿泊費はこんな感じで、1泊あたり1,600円前後でした。
- 10泊: 16,596円
- 9泊: 15,936円
- 10泊: 15,919円
紹介したアパートの1.5倍しましたが、超快適だったので文句なしです。
が、利便性の点から超快適生活する場合でもニマンヘミン周辺に滞在することをおすすめします。
なお、静かなチェンマイ郊外に住みたいのなら、以下記事が住居選びの参考になります。
チェンマイ長期滞在のための住まい探しはこうやろう エリア選びから契約までの詳細アドバイス