今最も安全で確実な資産運用と言われているのが、S & P500。
その中でもeMAXIS Slimシリーズと言われるファンドが人気です。
2020年から取引を始めて、何度か利益確定しながら今も含み益が出ています。
その利益を出している僕のeMAXIS Slim 米国株式の運用スタイルを、今回たった2週間で利益11%で利益確定した実績を使って説明します。
今は、保有口数の8割をほぼ固定、2割を流動的に売買することで高確率で勝てる投資スタイルを確立しています。
目次
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)
eMAXIS Slimは、三菱UFJ国際投信が運用している、インデックス型の投資信託です。
難しいことはさておき、今最も安全な資産運用と言われている投資信託の一つです。
eMAXIS Slimには投資先によっていくつか種類があり、まとめてeMAXIS Slimシリーズと言います。
このeMAXIS Slimシリーズは、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2019」にて上位3位を受賞しています。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
その中のeMAXIS Slim 米国株式(S & P500)を今取引しています。
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500) 手数料
手数料は以下のようになっています。

信託報酬は年0.1%以下と格安です。

(2022年3月27日)
2021年までの取引
これまでの取引は以下記事にまとめています。
上記記事の通り、売買を繰り返し、2021年の確定損益は+109万円になりました。
最後の更新日の2021年12月10日には1,000万円分保有していました。
その時のチャートと評価損益は以下のようになってました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)


この後年明けまで上昇し続け、2022年初めには評価損益は約80万円まで増えたのですが、その後暴落が起き、2月末には-50万円ぐらいまで損失が発生しました。
その後の取引と投資判断について以下に説明します。
2022年の取引
発注(2022年3月9日)
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)を今年のNISA枠、120万円分追加購入しました。
理由は以下からです。
まず、2022年のS & P500のチャートはこのようになってました。
(S & 500)

年明けから暴落していたのですが、2月23日に一度底を打ちました。
で、3月8日にもう少し下がって4,170円まで落ち、翌日9日また少し上がりかけたところ、ここを投資の買いシグナル、ダブルボトムと判断し、eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)を120万円分追加購入しました。

なお、その時のeMAXSIS Slimのチャートはこのようになってました。


約定(2022年3月11日)
9日に発注しましたが、約定日は11日です。
その時のS & P500はこうなってました。
(S & P)

発注日より70円下がって4,204円となっていて、底値で取れたように見えます。
一方、eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)チャートはこうなってました。

約定価格はこうなってました。

底値ではなく少し回復した値、17,305円です。
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)の基準価格はS & Pの値動きのあった翌日に反映されるのでこうなります。
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)を売買して利益を得るには、こういった以下2つのタイムラグを計算して発注することが重要です。
- 発注から約定までのタイムラグ
- eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)の基準価格とS & Pの値動きのタイムラグ
ちなみに、昨年から保有していた1,000万円分のeMAXIS Slim 米国株式(S & P500)のその時の評価損益はこうなってました。

昨年最後に評価損益を記録した日、2022年12月10日から70万円以上マイナスになってました。
2022年3月16日
約定から5日後、S & Pのチャートはこのようになりました。

下降から上昇に転換しています。
3/23
それからさらに1週間後、S & Pは4,511まで上昇。
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)も完全に上昇トレンドに転換しました。


今回のNISA枠購入分の120万円分は短期売買用で、今売却すれば年初来最高値に近い基準価格、19,000円で売却できると判断し、全て売却注文しました。


売却注文 約定(2022年3月25日)

売却注文から二日後、予想通り、年初来最高値に近い基準価格、19,279円で売却できました。

結果、120万円分を2週間運用して利益は13万7千円。2週間で利益11%でした。
その時のS & P500のチャートはこうなってました。

売却時の値はこの一ヵ月間で最高値です。
eMAXIS Slim 米国株式(S & P500)のチャートはこうなってました。

やはり売却時の値はこの一ヵ月間で最高値です。

2022年の年初来で見ても最高値です。
つまり、今回のeMAXIS Slim 米国株式(S & P500)の売買は、今年ほぼ最安値で購入、ほぼ最高値で売却できたので、ほぼ完璧な取引だったと言えるでしょう。
なお、昨年から保有している1,000万円分の方ですが、評価損益はこうなってました。

元々このうちの2割、200万円分は短期投資用だったので、この年初来最高値を利益確定のタイミングと判断し、その200万円分も売却発注しました。


利益は136,570円でした。
結果、2022年の確定損益は3月末時点で+27.3万円になりました。
追記:2022年5月25日
その後、2022年4月から米国株式市場で下落が続き、5月19日には大暴落が起きました。
そんな中、2022年5月18日、さらに200万円分を売却してポジションを減らしました。
以下記事に続きます。