目次
【セブ島】フィリピーナ現役大学生にTOEICをテストしてみた。結果は? / (Cebu) Filipina university student took a TOEIC test
前回パシフィックモールのレストランで食事して、フィリピン料理やセブの治安について話してもらったフィリピーナ。 今回彼女にTOEIC Part 5をテストしてみました。 はたして現役大学生のフィリピーナの実力は?? こちらのブログ記事も参照してください。 セブ島 フィリピーナにTOEICテスト 現役大学生の実力は? https://mominoki-blog.com/filipina_toeic_1_cebu_youtube/ セブ島のホテルに関してはこちらの記事をご覧ください。 セブ島 マクタン空港近くで快適なホテルは?【2019年】 https://mominoki-blog.com/airport_hotels_cebu_2019/ —————————————————————————————————————- Filipina told me a lot about Filipino cousin and a security issue in Cebu last time. I had her take TOIEC test, only TOEIC part 5. How about Filipina university student’s score?
前回パシフィックモールのレストランで食事して、フィリピン料理やセブの治安について話してもらったフィリピーナ。
今回彼女にTOEIC Part 5をテストしてみました。
はたして現役大学生のフィリピーナの実力は??
TOEIC Part5のテスト
TOEIC Part5のテストで使った教材はこちらです。
![1駅1題新TOEIC_TEST文法特急 1](https://mominoki-blog.com/wp-content/uploads/2017/08/22ddbda846ca26c34bbfb60a8fe3644e-184x300.jpg)
タイトル:1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
著者:花田 徹也 朝日新聞出版(2009-10-07)
その参考書についてはこちらの記事を参照してください。
この本の最初の第1章、「目指せ550点」レベルの問題、全部で23問に答えてもらいました。
TOEIC Part5は文法のテストです。
以前、夜のお店で働くフィリピーナに同じことを試しました。
その記事にも書いているように、KTV(カラオケ)で働くフィリピーナの多くは、英語でコミュニケーションはとれても文法は全くダメという結果でした。
今回のフィリピーナは現役の大学生。
フィリピンの大学では講義は全て英語です。
前回の動画の中でも彼女が話してくれてたように、大学では現地語(ビサヤ語)を使うことは厳禁。
英語は日本人よりも流暢に話せるのは当然として、はたして文法はどうでしょうか?
テスト方法
![](https://mominoki-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/20190507_Toeic_J-mall_1.jpg)
事前にiPadに取り込んでおいたこのTOEIC教材、「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」を一問一問ページをめくりながら解答してもらいました。
テスト内容: 第1章 23問
目標解答時間: 4分10秒
TOEICのテストに慣れている人なら、時間は4分あれば十分で、全問正解できるレベルの問題です。
テスト結果
彼女のテスト結果はこちらです。
1. ○
2. ○
3. ○
4. ○
5. ○
6. ○
7. ○
8. X
9. ○
10. ○
11. ○
12. ○
13. ○
14. ○
15. ○
16. X
17. ○
18. X
19. ○
20. ○
21. ○
22. ○
23. X
解答時間: 15分52秒
正解率: 82.6% (19/23)
どうでしょう?
さすがにカラオケのフィリピーナに比べると彼女の方がはるかにスコアは上でしたが、大学生なら正解率は90%以上、解答時間6,7分で答えて欲しかったところです。
まとめ
彼女の成績はおそらくフィリピーナ大学生の平均かな?と思います。
大卒のフィリピン人は英語を流暢に話せても文法はあまり気にしないので、突然TOEIC Part5のようなテストを受けさせられたら、これぐらいの正解率で、問題を解く時間もこれぐらいかかります。
実際、セブ島の語学学校、3D Academyの英語の先生も入社時はTOEIC600点台は普通だったようです。
しかも、彼らはリスニングで点数を稼ぐので、文法はかなり酷かったのだと予想します。
「入社時は550点だった。入社後に勉強して今800点を取れるようになった。私は英語をうまく喋れるのにTOEICで500点台といって英語が出来ないというのか?TOEICで英語をできるできないを判断するのはおかしい」とある先生が愚痴っていたのを今もよく覚えています。
もちろん、それは4年前の話なので、3D Academyが今もそういったレベルの応募者も英語の先生として入社されているかは分かりませんが。
また、2年前にマニラで働いていた時、フィリピン人は皆エリートで入社していたはずですが、英語の文法は結構間違って使ってました。英語をうまく話せないフィリピン人も多かったです。
よくあったのが、Please inform me if or not. といった表現。whetherを使っていたのは僕ぐらいかと。
そのマニラの会社では、重要なミーティング、新入社員向けの講義はほぼ全てタガログ語でした。
理由は、英語だと十分に理解できない、英語で意見を言えないフィリピン人社員がたくさんいたからです。
重要なミーティングではタガログ語の通訳が私についてました。それ以外は皆タガログ語で話しているので何の話題かすらさっぱり分かりませんでした。
フィリピンの英語とはその程度ですよ。
まぁ、英語の判定基準としてTOEICに依存しすぎている日本の英語のほうがもっと問題でしょうが。
なお、なぜ英語を話せないフィリピン人がたくさんいる理由については、こちらの記事を参照してください。