フィリピンでフィリピン人と知り合うにはどうしたらいいんでしょう?どこに行けば知り合えるんでしょう?また、フィリピンに来る目的によっても状況は変わりますよね。仕事?観光?留学?ベストな方法を考えてみます。
目次
フィリピンでフィリピン人と友達になるには?
仕事であれば、同僚のフィリピン人がいるでしょうから、その同僚であったり、その人経由で友達を増やすこともできるでしょう。ただ、プライベートの付き合いになれるまで親しくする必要があるので、上司としてフィリピンの会社に配属する場合はちょっと難しいですね。仕事に差し支えるでしょうから。
観光だとどうでしょう?何かツアーで参加すれば仲良くなるのは同じ観光で来た日本人。フィリピン人はガイドさんだけ。といった感じではないでしょうか?
留学だとどうでしょう?もちろん、フィリピン人の先生とは仲良くなれるでしょうし、外に食事に誘ったりショッピングモールに連れて行ったりできますね。でも、先生もしょっちゅう生徒のお誘いを受けるのは大変ですし、生徒にしても基本ご馳走してあげないといけないので経済的負担になりますね。となると、友達というにはちょっと違うのかなと感じます。
というように、仕事、観光、留学どれにおいても、フィリピン人と知り合うのは簡単ですが、友達と呼べるようになるにはちょっと努力が必要ですね。どうすればよいでしょう?
KTV、Barで知り合う
日本人、韓国人の男性に人気の KTV、Barだとどうでしょう?
ここで、KTVとは日本でいうキャバクラのようなもので、男性客が女性を選んで、横に座って接待してもらうというスタイルのお店。マニラだとマカティ(Makati)というエリアが日本の駐在員に人気です。
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Barは、通常のカウンターテーブルのスタイルであったり、Go Go Barといった連れ出しスタイルのお店もあります。マニラだとブルゴス(Burgos)というエリアが人気ですね。
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KTV カラオケ Go Go Bar ブルゴス ( Burgos )地区ガイド
KTV、Barどちらも、見ず知らずの女性と簡単に知り合うにはいいですね。夜一人寂しい時に話し相手を見つけるにはいいでしょう。ただ、どちらも商売であって、こちらの立場はあくまで客です。仲の良い関係を築くにはお金が必要で、お金がなくなったらそれで関係は終了。友達にはなれないですね。
Clubで知り合う
Clubだとどうでしょう?特に、セブ島に語学留学に来ている学生に人気ですね。
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ただ、こういったClubに来ているフィリピーナは、お金持ちの男性からの誘いを待っています。KTV、Barと同じく、お金がなくなったらそれで関係は終了。友達にはなれないですね。
Facebookで知り合う
フィリピン人はFacebookが大好きです。
こちらのニュースを見ても、フィリピンはSNSの利用率が非常に高く、フィリピンのFacebookアカウント数は6,700万人あるとのこと。
PH is world leader in social media usage
フィリピンの人口は1億人を超えたところですので、半分以上の人がFacebookをやっている・やっていたということになりますね。まぁ、一人で複数のアカウントを持っている人もいるでしょうから、単純にそうとは言えないものの、貧困率が異常に高い国、フィリピンが世界でも有数のFacebook利用大国ということだけでも驚きですね。
ちなみに、フィリピンがなぜ貧困から抜け出せない国なのかは、こちらの記事によく書かれているので参考に。
フィリピン貧困の連鎖(1/2)なぜ経済成長しても一般国民は豊かにならないのか?
と、話がそれてしまいましたが、Facebookの利用率が高いということは、友達探しもFacebookを利用するのがいいということでしょうね。
探し方をいくつか考えてみましょう。
直接メッセージを送る
Facebookのアカウントのプロフィールからフィリピン人を見つけて、直接メッセージを送ってみるのはどうでしょう?
フィリピン人を一人見つけたらあとは簡単。その友達の友達に「Hi」と送ればいいです。もちろん、その人が友達閲覧を拒否していたら無理なので、友達リストを公開している人をまず探さないとダメですが。
メッセージもさすがに「Hi」だけでは返事はないでしょうから、もう少し何か書く必要がありますが。
まぁ、テンプレートを作ればあとは同じ文面をコピペで複数人に送れるので、それほど手間ではないです。
実際、自分もマニラでそうやって見ず知らずのフィリピーナと会いました。
ただ、この方法もちょっと考えもの。相手が悪い人だったり危険な人物と関係がある人だったり、リスクがあります。また、向こうにしても、こちらのことを警戒しているので返事がないことの方が普通です。
なので、少しリスクはあるけど、そこそこフィリピン人と知り合える方法としておきましょうか。そこから友達関係を築くことも人によって可能です。
Facebookグループに入る
Facebookを使って友達を作るなら、安全なのはこちらでしょう。
興味のあるグループに入り、そこでディスカッションに参加し、よく発言している人と「会ってみようか」と持っていく方法がまずあります。ただ、こちらはそういったグループを見つけることから始めないと行けないので、結構手間です。
おすすめなのが、ほぼイベント限定のグループに入ること。こちらはグループ選びを間違えなければ比較的安全です。
例えば、マニラですと、こちらが良かったです。
Manila BlaBla Language Exchange
その名の通り、Language Exchangeのグループで、マカティのどこか(ホテル等のおしゃれな)カフェにメンバーが集まり、お互い習いたい言語を教えあうというグループ。フィリピン人だけでなく、アジア、欧米の人も参加しています。週1回のペースでやっているようなので、参加しようと思った時に参加できる感じです。
ただ、僕が参加したときは、日本語を習いたい人はいなくて、だいたいフィリピン人はスペイン語に興味があり、スペイン語の教師だったり、スペイン語も話せるアメリカ人だったりが教えてました。代わりにタガログ語を教えていたかと。
理由として、フィリピンのタガログ語とスペイン語とで共通な言葉が結構あるので、関心が強いからとのことだそう。
そこでFacebook友達になると、その人が興味を示した別のグループの情報も入ってくるので、次々と友達を作っていくことができます。
InterNationsに参加する
イベントを集約した、InterNationsというサイトがあります。マニラですと、InterNations Manilaがあります。
年間数千円の会員費がかかるのですが、マニラですとフィリピンに住む中級クラス以上の人が集まるので、異業種交流という目的であればベストな出会い方かなと思います。
例えば、こちら。
Manila American/Canadian Group
Join our Manila American/Canadian Group – Nationalities & Languages
数え切れないビジネスマンが集まります。
その時の様子がこちら。

これ全部このイベントの参加者。このカメラマンの後ろにも席があり、この日の参加者は50人以上いました。もっとかな?
他こちらなんかも。
Manila Indoor Fun Activities Group
Join our Manila Indoor Fun Activities Group – Sports & Leisure
こっちのイベントは何か目的があって集まるスタイルです。例えば、ボーリング。

確か、この日は10人ぐらい集まりました。
他には、Studio Photo Shoot。
そのイベントの様子はこちらに書いてます。
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マニラ モデル撮影 at スタジオ。Sony DSC-RX 100で挑む
また、マニラの最貧困地域、トンドからほど近いエリア、デビソリアを探索するツアーにも参加しました。
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ただ、そのイベントは、参加者は15人ほどいたのですが、実際集まったのは3人。(ルーマニア人の)主催者、主催者の彼女(フィリピーナ)、そして僕という3人だけ。他のフィリピン人全員がドタキャンでした(笑)。また、この記事にアップしている写真はほぼ全て別の日に一人で行った時のものです。
というのも、参加者が3人だけで、しかもカメラマニアの主催者の彼は写真撮影に真剣。その彼女が暇するのもなんだかなぁというのもあり、撮影している彼の後ろでその彼女とずっと話してました。まぁ、フィリピンでイベント主催者になると困るのが、フィリピン人にとって遅刻、ドタキャンは日常茶飯事ということ。
とまた話がそれてしまいましたが、こういったように、マニラでは友達作りにInterNationsを活用できます。
Meetupで知り合う
参加するだけなら無料でアカウントを作れるイベントサイト、Meetup。
地域で検索すればその地域にあるMeetupグループ、イベントの一覧が見れて、参加したいイベントに「参加します」と意思表示すればいいだけ。こちらのMeetupも比較的安全にフィリピン人と知り合えます。
マニラで検索すると、かなりの数のグループが見つかります。
ただ、登録されているグループは多くても、活動していないグループもたくさんあるので、Calenderのイベント日程から参加したいグループを探すといいです。

多いのは、SwiftやWeb等のコーディンググループ。これは英語に加えて専門知識がないとちょっときついと思います。なので、もうちょっと誰でも参加OKなイベントに参加するといいでしょう。
その中で最も簡単にフィリピン人と友達が作れるグループが、Little Japan in Manila。
主催者は日本人ですので英語が苦手な日本人でも気軽に参加できますし、(イベントの内容から)日本語の勉強に熱心なフィリピン人が集まるので、Language Exchangeには最高のグループです。
セブ島でフィリピン人の友達を作るには?
このように、マニラにはフィリピン人と友達になる方法が結構あります。夜の街に出歩かなくても、リスクをおかしてナンパに繰り出さなくても簡単にフィリピン人と知り合うことができます。
ただ、一方でセブ島。
Facebookグループ、InterNations、Meetupどれも活動しているグループは僅か。グループがあっても活動していなかったり、InterNationsにいたってはそもそもグループが2つしかないです。1つは一人だけなので、実質1つのようです。
Join our Cebu City Social Group – Culture & Entertainment
マニラには25のグループがあるのにです。
Meetupも同じような状況で、マニラでは毎日のようにイベントがあり、参加したいイベントの日時がかぶってしまい、途中で抜けることもあるほどなのに、セブではイベントは空白だらけ。誰でも参加できるグループは、実質2つ。月に4回といったところでしょうか。
まとめ
マニラではそんなに頑張らなくても簡単にフィリピン人の友達を作れます。フィリピン人に限らず、欧米や中国人も。ただ、韓国人はシャイなのか身内で集まるからなのか、ほとんど見かけませんでした。一人コーディンググループの主催者と会ったぐらい。
それに対して、セブ島。
セブ島でフィリピン人の友達を作るにはちょっと環境が良くないですね。友達ができても英語力が日本人以下のフィリピン人と仲良くなってもただの友達なので、英語目的なら英語環境の会社勤めしている人と知り合いたいですね。
そういったことからも、以下記事でも書いたように、フィリピンに語学留学するなら、セブ島よりもマニラの方がいいんじゃない?と思うのです。
語学学校の外では英語を使わない環境。だから、放課後も勉強部屋で机にかじりついて自習。なんか、もったいなくないですか?
朝昼は英語の基礎力を高めて、放課後は英語を話す練習をできたほうが良い、そういった環境があればいいんじゃないの?誰かが作ればいいんじゃないの?と思うのです。
ということで、作ってみました。セブ島にもMeetupグループを。
Halo-Halo Projects in Cebu
来月9月15日スタートです。
今回はセブ島に長居できないため、まずは3週間限りになるのですが、「イベント運営やりたい!」という人が見つかれば、継続して活動していくつもりです。
そのMeetupグループやイベントについてはまた後ほど。