現在2022年3月、タイでセミリタイア生活しながらタイ移住のための準備をしています。
その記事で日本のセブン銀行からバンコク銀行にWiseを使って送金した旨書きました。
本記事では、Wiseでの送金手順を操作画面を使って詳しく解説します。
目次
Wise 送金前の手続き(会員登録と本人確認)
Wiseは海外の銀行口座に格安で送金できるサービスですが、それについては公式サイトの以下ページ等を参照してください。
Wiseのサイトにアクセスし、会員登録します。
Wiseの会員登録はこちらから出来ます。
手順は次の通りです。
会員登録
サイト右上の会員登録から登録します。
個人アカウント、メールアドレス、登録国(日本)を設定し、「会員登録」をクリックします。
登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール中の「メールアドレスを確認する」をクリックし、登録します。
Wiseのアプリ ダウンロード
Wiseのスマホアプリをダウンロードします。
Wiseにログイン
Wiseにログインします。
本人確認手続き
1回目の送金時に本人確認の手続きをします。
送金のやり方は後述の「Wise 送金」を参照してください。
本人確認の手順は以下の通りです。
- 現住所が書かれている身分証明書を撮影、アップロード
(身分証明書はマイナンバーカード、運転免許書、パスポート、住民票のいずれか) - 4桁の認証コードを紙に書いて自撮りし、アップロード
- マイナンバーカードを撮影、アップロード
詳細はWiseのサイトの以下ヘルプを参照してください。
Wise 送金の手順
Wiseの送金手順を、実際に日本の楽天銀行からバンコク銀行に送金した時のスクリーンショットを使って説明します。
Wiseにログインした時のホーム画面です。
前回の送金履歴が表示されており、クリックするとその詳細が見れます。
Sendをクリックして送金します。
今回、タイの銀行に10,000バーツ送金したいので、着金のタイの銀行の方の値を10,000バーツに設定します。
その際、日本の銀行からいくら送金が必要で、手数料がいくらかかるかがリアルタイムで確認できます。
送金先のタイの銀行のアカウントを選択します。
すでに前回タイの銀行口座を登録してあるので、今回はそれを選択するだけで送金先を指定できます。
Wiseの日本の銀行に送金すると、送金先のタイの銀行口座に、20分以内に10,000バーツ着金される旨確認メッセージが表示されます。
送金の目的を選択します。
生活費を選択しておけば問題ないです。
Wiseの日本の銀行口座に送金する方法を、銀行振込かデビットカードから選択します。
この場合、デビットカード経由だと銀行振込の4倍の手数料がかかるので、銀行振込をおすすめします。
銀行振込を選択すると、「Wiseの銀行口座に着金を確認してから、あなたの希望する海外の銀行口座に送金する」旨メッセージが表示されます。
Wiseの日本の銀行口座が表示されます。
自分の日本の銀行口座からこのWiseの日本の銀行口座に指定の金額を振り込みます。
銀行振込の際、振り込み依頼人名に必ずWiseの自分の会員番号も記入しておきます。
その会員番号は、ReferenceのPから始まる番号です。
例えば、こんな感じに振込依頼人名を記入しておきます。
(名前)(P○○○○○○○○)
Wiseのアプリはそのままにし、楽天銀行にアクセスして銀行振込します。
楽天銀行で振込完了した時のスクリーンショットがこちらです。
楽天銀行では預金額に応じて他行への振込手数料が月数回無料になるのでおすすめです。
なお、楽天銀行では不正利用の対策が細かく設定でき、設定によっては以下メッセージが表示されます。
この場合、メッセージ通り、IP制限を一時解除すれば問題なく取引できます。詳細は公式サイトのこちらを参照してください。
振込完了後、Wiseのアプリに戻り、「I’ve made my bank transfer」をクリックし、Wiseに振込完了を知らせます。
Wiseの送金状況が表示されます。
Wiseから指定したタイの銀行口座に着金されたらステータスが変わるので、それまで待ちます。
Wiseアプリはここで閉じても問題ありません。
Detailをクリックすると、送金額、手数料、交換レート、受け取り金額を確認できます。
ホーム画面の送金履歴にも今回の送金が追加されています。
Wiseから送金が完了するとその旨を知らせるメールが送られてきます。
Wiseのアプリではこのようになってます。
「送金が無事完了した」と表示されています。
着金予定だった20分後、指定したタイのバンコク銀行の口座残高を確認してみます。
送金前は4,500バーツだったのが14,500バーツに増えてるので、無事送金できたことを確認できました。
Wiseで送金がベスト?他社と比較検討
今回も前回同様にWiseの手数料は1%と格安でした。
送金サービスの他社と比較すると、手数料の安さではWiseがベストでしょう。
ベテランの以下記事によると、現地(タイ パタヤ)で最も両替レートの良いTTカレンシーと変わらないほどお得とのこと。
では、「他社は使う必要はないか?」と言われると、少し調べたところ、そうでもないようです。
少し調べたところ、Wiseにも以下のデメリットがあるようです。
- 米国以外の国への米ドル(USD)の送金は、SWIFT送金
→送金完了までに通常の送金より追加で1~2営業日かかる
→SWIFT送金のため、通常の手数料の他に追加手数料として2.90米ドル(USD)が課金
参考: 米国以外への米ドル(USD)送金について - 送金から着金まで20分かかる
→少し時間がかかるので、YouTubeライブ配信等の投げ銭には使えない。手数料はかかるがPayPal.Meの方が良い?
参考: PayPal.Meとは: 使い方・手数料
なので、すでに登録済みの以下他社と比較して別記事にまとめてみようと思います。
送金サービス 他社
Wiseデビットカードを作る理由
Wiseには世界中で使えるデビットカードがあります。
検討した結果、Wiseデビットカードがお得との判断から、Wiseデビットカードを作ることに決めました。
その理由を以下記事にまとめています。