コロナ終息後、リタイアメントビザでタイ移住予定のおっさんです。
2021年11月16日、コロナ禍にタイに入国し、タイ移住のための準備をしています。
本記事では、「ゼロから始めるセミリタイア生活 in タイ」と題して、そのために必要な手続きや知識を実体験からまとめています。
今回は初回です。
タイ入国前のタイランドパス申請からタイに入国してから3ヵ月までの生活記録です。
1-2ヶ月目 (2021年11月16日 〜 1月19日)
タイ入国、ノービザ滞在30日間延長申請・取得
タイ入国からノービザ滞在30日間延長までを以下記事にまとめています。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2021年11月3日
タイランドパス 1回目申請 - 11月8日
タイランドパス 1回目却下 - 11月8日
タイランドパス 2回目申請 - 11月11日
タイランドパス 2回目承認 - 11月15日
PCR検査、陰性証明書取得 - 11月16日
日本出国、タイ入国、PCR検査 & ホテル隔離 - 11月17日
タイ国内自由行動 - 11月26日
ノービザ滞在30日間延長申請 1回目申請・却下 - 11月29日
ノービザ滞在30日間延長申請 2回目申請・承認
ノービザ滞在30日間延長の1回目申請が却下された理由は、Rental Agreement(賃借契約書)(Lease Agreement)がなかったからです。
YouTubeのコメント欄やSNSの情報によると、Rental Agreementはジョムティエンのイミグレーションでのみ必要とのことです。(2022年1月)
ノンイミグラント-EDビザ申請・取得
EDビザ申請からEDビザ取得までを以下記事にまとめています。
タイムラインではこのような感じでした。
- 12月3日
EDビザを語学学校に申請。滞在期限の42日前。6週間前
- 12月9日
必要書類全て提出完了 - 12月24日
最終手続きのパスポート提出とEDビザ変更料金を支払う - 1月19日
EDビザ取得。EDビザの変更日は1月10日
最終的にEDビザは取得できたので良かったですが、取得に失敗した場合、支払い済みの授業料を全額失う可能性がありました。
3ヶ月目 (2021年1月20日 〜 2月16日)
コンドミニアム賃貸契約 & 入居
タイに長期滞在できる可能性が高確率になってから、EDビザ申請の最終手続きが終わった12月24日からパタヤのコンドミニアム賃貸探しを始めました。
パタヤでコンドミニアム賃貸探す方法を以下記事にまとめています。
最終的に、この中のFacebookグループからコンドミニアム賃貸契約しました。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2021年12月24日 〜 2022年1月7日
コンドミニアム賃貸探し - 1月7日
契約したい物件にメッセージを送って仲介人に連絡 - 1月19日
EDビザ取得直後、目星を付けてた物件に再度メッセージを送って仲介人に連絡 - 1月21日
コンドミニアム 内見 & 契約 - 1月23日
コンドミニアム入居、Lease Agreement(賃貸契約書)を受け取り - 1月26日
TM30(外国人の移住報告)控えを受け取り
契約時の契約期間、初期費用は以下の通りです。
- 契約期間: 6ヶ月
- 家賃初月: 7,500B
- デポジット: 家賃2ヵ月分(15,000B)
TM30(外国人の移住報告)、Lease Agreement(賃貸契約書)を取得
TM30とは、賃貸物件のオーナーが「私は外国人に住居を賃貸しています」という旨の届け出のことです。
借主の外国人は本来気にする必要のない手続きですが、ビザ延長等の別の手続きでTM30が必須のため、まだの場合は借主の自分が手続きしなければいけない、とのこと。
幸い、僕の場合、オーナー(仲介人)がほぼ完璧な対応をしてくれており、TM30においても説明不要で取得できました。

このReceipt of NotificationがTM30の手続き完了の控えです。
僕の場合、仲介人からこのTM30とLease Agreement(賃貸契約書)も受け取ったので、コンドミニアム入居時に自分はイミグレーションに行く必要がなかったです。何も手続きしていません。
なお、TM30、TM30を自分で手続きする方法については以下記事が参考になります。
Receipt of notification /T.M. 30
パタヤのイミグレーションの混雑ぶりと90日レポート・TM30・滞在期限延長について(2022年2月17日)
タイ語オンラインレッスンを受講開始
EDビザを無事取得出来たのでタイ語オンラインレッスンの受講を始めました。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年1月17日
タイ語オンラインレッスン開始 - 1月19日
EDビザ取得 - 1月26日
レッスン4回目から受講開始 - 2月16日
レッスン10回目
EDビザ取得前からレッスンは開始されており、その後もスクール側からリマインダーの連絡がなかったこともあり、僕が最初に受講したのは4回目からです。
レッスンは週2回で、1回あたり実質1時間半です。開始からこの1ヵ月間でレッスン数は10回になってます。
オンラインレッスンは録画されており、後日その録画データを見ることができます。
かつ、2022年2月現在、レッスンを受講しなくてもEDビザを剥奪されることはないことから、(効率よく学習するため)僕は録画データで勉強することに切り替えました。
ちなみに、タイ語の文字読み書きはまだ習っておらず、発音記号で主に文法と基本単語を習っています。
居住証明書(Residence Certificate)を取得
タイの運転免許証の取得、タイの銀行口座開設のため、ジョムティエンイミグレーションで居住証明書(Residence Certificate)を取得しました。
タイの居住証明書の取得方法については以下記事が参考になります。
タイの居住証明書の取得方法。パタヤイミグレーション。2019年最新情報も追記。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年1月28日
運転免許用 2枚 - 2022年1月31日
銀行口座開設用 1枚
証明書発行費用: 300B(1枚)
(2022年1月28日)
申請用紙には目的を記入する欄があり、そこに運転免許証用、銀行口座開設用を各1枚と記入しました。
受付時に「銀行はどこの銀行?」と質問され、「バンコク銀行」とまで答えたにも関わらず、なんと2枚とも運転免許証用というオチ。
結果、月曜日にまたイミグレに行き、長い行列に並び、銀行口座開設用を別途申請・取得しに行くことになりました。
使用用途ですが、申請用紙左上にタイ語でこのように書かれてました。

Google翻訳では「関係する運輸局」と出ました。

なお、この運転免許証用の居住証明書(Residence Certificate)は国際運転免許証からタイの運転免許証を作るときに必要なものです。日本の運転免許証から作る場合はこの書類ではなく、(後述の)別の書類が必要です。
今回僕は後者のケースなので、この2枚の運転免許証用の居住証明書(Residence Certificate)は無駄になりました。
銀行口座開設用はこのようになってます。

Google翻訳では「バンコク銀行の関係役員」です。
銀行口座開設
パタヤのセントラルフェスティバル4階にあるバンコク銀行の支店で銀行口座を開設しました。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年1月28日
却下 - 2022年1月31日
口座開設完了
上述の通り、初回の申請時はイミグレから受け取った居住証明書(Residence Certificate)が運転免許証用だったため、申請は却下され、2回目の申請で無事口座を開設できました。
その手順やタイで銀行口座を作る方法については以下記事にまとめています。
海外送金
日本のセブン銀行からバンコク銀行にWiseを使って送金しました。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年2月4日 10:50
セブン銀行からWiseの日本の口座に10,000B送金 - 11:00
送金完了通知 - 11:09
着金完了通知
バンコク銀行口座で着金を確認
送金から着金までわずか20分で完了しました。
Wiseのステータスはこのようになってました。

送金にかかった費用は以下の通りです。
- 送金
10,000B - 手数料
366円
(2022年2月4日)
手数料は約1%でした。
なお、Wiseでの送金手順は以下記事で操作画面を使って詳しく解説しています。
なお、Wiseのアカウント作成はこちらからどうぞ。
在留届
後述の日本の運転免許証からタイの運転免許証への切り替えには在留届出済証明が必要で、そのためには在留届が当然必要なので、オンラインで申請しました。

タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年2月6日
在留届 申請・受付完了
申請から受付完了の通知まで数分でした。
なお、在留届は在タイ日本大使館でも申請・取得できます。
【タイ 移住】在留届は出してますか?提出物・在タイ日本大使館への行き方・フォームについて!(WiSEデジタル)
在留届出済証明、運転免許証抜粋証明
後述の日本の運転免許証からタイの運転免許証への切り替えには在留届出済証明と運転免許証抜粋証明が必要なので、在タイ日本大使館で申請し、取得しました。
取得方法等の詳細は、後述の運転免許証(予約)に記載のリンク記事を参照のこと。
運転免許証(予約)
日本の運転免許証からタイの運転免許証への切り替えのため、バンコクのバンジャーク第三陸運局に行きました。
- 2022年2月7日 15時
運転免許証(自動車、バイク)予約
試験実施日: 2022年6月14日
コロナ禍の今は予約のみで、予約時に必要書類のチェックはなかったです。
4ヵ月後の2022年6月14日、運転免許試験を受け、無事免許証を取得しました。
水道光熱費支払い
コンドミニアムの電気代、水道代は月末検針で、翌月初めの週に請求があり、それぞれ以下方法で支払いました。
- 電気代支払い
セブンイレブンのレジで支払い - 水道代支払い
コンドミニアムのオフィスに直接支払い
TrueMoneyに登録(不可)
タイの電子マネー、TrueMoneyに登録しようとしました。
ですが、タイ国内の身分証明書がないと登録できないと分かり、諦めました。タイの運転免許証が取得できたら登録する予定です。
VPNを購入
確定申告書で必要な書類を入手するため、有料のVPN、NordVPNを購入しました。
U-NEXT、Netflix、Amazonプライムの動画配信サービスでもフルに活用しています。
確定申告書を作成・提出
確定申告書はマネーフォワード確定申告で作成しています。
いつもマネーフォワードで決算書を作成し、確定申告書は国税庁の確定申告書作成コーナーで作成し、提出しています。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年2月7日
決算書を作成 - 2月8日
確定申告書を提出
2日で確定申告書を作成できている理由は、マネーフォワードにクレジットカードや銀行口座を連携させているからです。
収入、経費は自動取込み機能を使って都度入力しているので、確定申告書作成時に必要な作業は入力不備の確認等ぐらいで、決算書はほぼ出来ています。
ちなみに、マネーフォワードの仕分け等は以下記事にまとめています。
90日レポート(TM47)
タイで90日以上滞在する外国人は90日レポートを提出しなくてはいけません。
90日レポートの取得方法については以下記事が参考になります。
パタヤのイミグレーションの混雑ぶりと90日レポート・TM30・滞在期限延長について
【2022年2月追記】タイ90日レポート(TM47)オンライン申請方法
僕の場合、2022年2月14日がタイ滞在90日になるので、その数日前にジョムティエン・イミグレーションに提出しに行ってきました。
タイムラインではこのような感じでした。
- 2022年2月9日
90日レポート 申請・却下
却下された理由は、「EDビザのスタンプが3ヶ月しかないから。一年間に滞在延長してから90日レポートを提出するように」とのことで、滞在延長の申請書類を渡されました。
ですが、EDビザのスタンプが3ヶ月しかないのはイミグレーションが3ヶ月以上を認めていないからであって、矛盾。
そもそもそういった手続きが必要なら、語学学校側がやるべきこと、と判断し、語学学校に問い合わせたところ、結果、 EDビザ切り替え日からカウントするので、90日レポートは必要ないでした。
また、EDビザの更新は語学学校側でやるので、生徒が個人でイミグレーションに行ってすることは何もないと分かりました。
YouTubeと支援活動
「YouTubeを使って、東南アジアの女性を支援する活動」を再開しました。
欧米人向けのYouTubeチャンネル、Momi Nomadを使ってパタヤの観光ガイドサービスを立ち上げ準備中です。
[Pattaya] 99 Coffee Tourist Guide Service [Feb. 2022] (English)
強制立ち退きで失業したタイ人のカフェ店オーナーをYouTubeを使って支援する活動です。
2020年に作った以下観光ガイドサービスを元にし、案内人の女性をサービスから切り離した形です。
【パタヤ】 KK Coffee 観光ガイドサービス 【2020年10月】(日本語)
[Pattaya] KK Coffee Tourist Guide Service [Oct. 2020] (English)
ただ、これら観光ガイドサービスを実稼働するかはオーナー本人のやる気次第で、やる気がなければ支援はここで終了です。
ちなみに、昨年末から支援しようとしたHappy Night Barも支援打ち切りです。
続き
4-6ヶ月目 (2022年2月17日 〜 5月16日)、Vol.2に続きます。