フィリピンの世界遺産である棚田のあるエリア、バナウェ(Banaue)とバタッド(Batad)。
他では見られない風景なこともあり、フィリピン人だけでなく欧米の観光客にも人気の観光地です。
バナウェ(Banaue)、バタッド(Batad)にはホテルはあまりなく、簡素な造りの宿が多いです。
フィリピンの宿は日本と違い、料金が高くても品質が高いとは限らないので良い宿を探すのに苦労します。
そこで、バナウェ(Banaue)、バタッド(Batad)の場所でおすすめの宿を紹介します。
目次
バナウェ(Banaue)、バタッド(Batad) 地図
まず、バナウェ(Banaue)、バタッド(Batad)の位置を地図で確認します。
これに分かりやすく印をつけたのがこちら。
マニラのあるルソン島の北部にあります。
バナウェとバタッドは数kmしか離れていませんが、周りは勾配が急な山道のため、トライシクルで1時間ほどかかります。
バナウェ、バタッドについてはこちらの記事を参考にしてください。
バナウェ(Banaue)のホテル 場所
バナウェ(Banaue)のホテルの地図です。
バナウェ(Banaue)のホテル一覧
日本人観光客が利用できそうな、バナウェのホテルの一覧です。
ネイティブ ビレッジイン (Native Village Inn)
ネイティブ ビレッジイン (Native Village Inn)
バナウェの街から離れて山道を登った場所にあります。
バナウェの棚田が一望できる、眺望が抜群にいい宿です。
レストラン兼共有スペースは広くて綺麗で、シャワーもお湯が出るので、この周辺では最高ランクに近い品質の宿です。
部屋: ネイティブコテージ
朝食: あり
料金: 3,186円。(税込: 3,569円)
(2019年6月4日から一泊で検索した結果)
宿は3名用のコテージのみで、一人旅だと割高になってしまいますが、それでも都会のホテルの一泊よりも安いです。
バナウエ ホテル (Banaue Hotel)
バナウェの街中心部から南下した、棚田に囲まれた場所にあります。
バナウェでは最高ランクのホテルで、ホテルの品質にこだわる日本人観光客に人気の宿です。
お湯が出るのはもちろんのこと、レストラン、プールと設備も充実しており、内容としてもバナウェで最高品質です。
部屋: スタンダード
朝食: あり
料金: 3,535円。(税込: 4,313円)
(2019年月日から一泊で検索した結果)
ベッドは3台あり、やはり一人旅だと割高になってしまいます。
バナウェ ホームステイ (Banaue Homestay)
バナウェの街中心部で棚田が見渡せる、大通り沿いの周りより少し高い場所にあります。
ちょっとした買い物に便利な場所にあり、眺望も良く、宿の品質、オーナーのホスピタリティ等々評判が良く、バナウェでとにかく人気の宿です。
部屋: ダブルベッド(共同バスルーム)
朝食: なし
料金: 1,246円。(税込: 1,396円)
(2019年6月4日から一泊で検索した結果)
バスルームは共同という点がネックですが、料金は1,500円とお手頃で、バナウェではコスパが抜群に良い宿です。
バタッド(Batad)のホテル 場所
バタッド(Batad)のホテルの地図です。
バタッド(Batad)のホテル一覧
日本人観光客が利用できそうな、バタッド(Batad)のホテルの一覧です。
バタッド トランジェント ハウス (Batad Transient House)
バタッド トランジェント ハウス (Batad Transient House)
バタッドの棚田の高台にある宿です。
バタッドの村に入ってすぐの場所にあるので棚田の急な階段の上り下りがないので立地は抜群にいいです。
部屋: スタンダードダブルルーム
朝食: なし
料金: 927円。(税込: 1,159円)
(2019年6月4日から一泊で検索した結果)
バスルームは共同ですが、個室で1,000円ちょっとで泊まれる、良心的な料金です。
CRISTINA’S Main Village Inn and Restaurant
CRISTINA’S Main Village Inn and Restaurant
こちらもバタッドの棚田の高台にある宿です。
バタッドの村に入ってすぐの場所にあるので棚田の急な階段の上り下りがないので立地は抜群にいいです。
先ほどのバタッド トランジェント ハウスと人気を二分する宿で、バタッドの宿はどちらかでよいでしょう。
部屋: ダブルルーム
朝食: なし
料金: 1,287円。
(2019年6月4日から一泊で検索した結果)
料金もバタッド トランジェント ハウスとほぼ同じです。
まとめ
まず、バナウェ、バタッドは宿の選択肢が非常に少ないです。
宿自体はそこそこあるのですが、そのほとんどがフィリピン人を対象とした低品質の宿です。
バナウェ、バタッドには欧米の観光客がたくさんいて、需要はあるのですが、逆にそういった環境が「品質向上しなくても客は来る」といった状況を作っているのかもしれないです。
そんな中、バナウェならバナウェ ホームステイ、バタッドならバタッド トランジェント ハウスがコスパが良くておすすめです。
同じ棚田で有名な観光地でも風景は全然異なることと、交通アクセスが非常に悪いので、それぞれで一泊もしくはバタッドで二泊することをおすすめします。バタッドの方がハイキングでの見所が多いので。
なお、バタッドではなるべく村の入り口付近に泊まった方がいいです。
2018年4月にバタッド ビュー イン アンド レストランという宿に泊まったのですが、眺望は良かったのですが、その宿まで急な階段を上り下りするのが大変でした。
バタッドまで一緒に向かったフィリピン人から「なんでそんな宿とったの?」と言われ、一緒の宿に泊まる予定だったのをやめて別の高台の宿を選んだほどにしんどかったので。
特に、スーツケースの持ち込みはやめた方がいいです。バナウェの観光案内所に預けることをおすすめします。
なお、フィリピン全国の観光地、ホテル相場、ホテルの選び方についてはこちらを参考にしてください。