フィリピンで、崖に棺桶を吊るす風習と洞窟群で有名な村、サガダ( Sagada )。
サガダ( Sagada )は世界遺産の棚田のあるバナウェ(Banaue)からそう遠くない場所に位置しているので、欧米観光客に人気の観光スポットです。
ただ、サガダは小さな村なので、外国人観光客が望む品質のお店がほとんどありません。
宿もまたサガダにもいくつかあるものの、フィリピンのホテルは日本と違い、料金が高くても品質が高いとは限らないのでホテル探しに苦労します。
そこで、サガダ( Sagada )の場所でおすすめのホテルを紹介します。
目次
サガダ( Sagada ) 地図
まず、サガダ( Sagada )の位置を地図で確認します。
これに分かりやすく印をつけたのがこちら。
まず、サガダのバス停、ジプニー乗り場前に観光案内所があります。
そこがサガダの村の中心、交通拠点であり、そこから南にのびる道、South Rdがメインストリート沿いに小売店、レストラン、宿泊施設が並んでいます。
バス停のすぐそばにサガダ唯一の教会があります。そこから山奥に入ったところに、エコバレー(Echo Valley)があり、ハンギング・コフィン(Hanging Coffines)と呼ばれる、棺桶が岩山に吊るされた場所があります。
South Rdを下って車で10分ぐらいのところに、洞窟体験のアクティビティができる場所、ルミアン洞窟(Lumiang Cave)、スマギン洞窟(Sumaging Cave)があります。
サガダについてはこちらの記事を参考にしてください。
サガダ( Sagada )のホテル 場所
サガダ( Sagada ) のホテルの地図です。
Agape Log Cabin And Restaurant
イザベロズ イン アンド カフェ (Isabelo’s Inn and Cafe)
マスフェール カントリー イン アンド レストラント (Masferre Country Inn and Restaurant)
サガダ( Sagada )のホテル 一覧
日本人観光客が利用できそうな、サガダのホテルの一覧です。
Agape Log Cabin And Restaurant
Agape Log Cabin And Restaurant
サガダの中心街の真ん中にある3つ星の宿です。
3つ星といえどサガダでは最高ランクの宿で、Booking.comでの口コミ評価でも実質最高スコアの宿です。
実際、サガダでこれだけ綺麗で眺望もいい宿はおそらく他にないです。
観光案内所から少し歩きますが、宿の少なさを考えれば許容範囲内でしょう。
部屋: スタンダードダブルルーム(共用バスルーム)
朝食: なし
料金: 2,680円。(税込)
(2019年月日から一泊で検索した結果)
宿の品質から考えて、サガダでは比較的リーズナブルな料金です。ドミトリーなら1,500円です。
イザベロズ イン アンド カフェ (Isabelo’s Inn and Cafe)
イザベロズ イン アンド カフェ (Isabelo’s Inn and Cafe)
観光案内所のすぐ側にある宿です。
村の中心から伸びる急な坂道のちょうどてっぺんにあり、バス停も目の前にあるので、観光拠点としての立地は抜群にいいです。
Agodaの口コミ評価で最高の宿です。
部屋: スタンダード ダブルルーム
朝食: あり
料金: 2,255円。(税込: 2,751円)
(2019年6月4日から一泊で検索した結果)
先ほどのAgape Log Cabin And Restaurantと同じぐらい料金でプライベートのシャワールーム付きです。
シングルルームもありますが、部屋の質がガクっと落ちるので、この宿ではダブルルーム以上の部屋を選んだほうがよいでしょう。
マスフェール カントリー イン アンド レストラント (Masferre Country Inn and Restaurant)
マスフェール カントリー イン アンド レストラント (Masferre Country Inn and Restaurant)
観光案内所のすぐ側にある、サガダでは高級宿です。
立地がいいことに加え、部屋は綺麗で、シャワールームは個室でお湯が出るので、サガダで快適に過ごせる宿です。
部屋: ダブルルーム
朝食: あり
料金: 4,164円。(税込: 5,104円)
(2019年月日から一泊で検索した結果)
料金は少し高いですが、3人部屋4人部屋もあるので大人数で泊まるのにおすすめです。
まとめ
村の中心を走るSouth Rdは急な下り坂で、トライシクルも走っていないので、荷物が多い場合はなるべく観光案内所周辺の宿をとったほうがいいです。
また、宿を予約する前に口コミでホットシャワー(お湯)が出るか?をチェックしておいた方がいいです。
首都マニラではホテルにはホットシャワーが当たり前になってきましたが、フィリピンの地方ではまだまだ水シャワーの割合が高いです。ホットシャワーがついていても壊れていて、それを直さず放置している宿も普通にあります。
観光スポットのルミアン洞窟、スマギン洞窟寄りにも宿がありますが、宿からそこまでは遠いです。また、いずれにせよ観光ガイドの同行が必須で、基本的に決まった時間に観光案内所に集合でそこからは車で移動となるので、そういったことからも観光案内所近くの宿を強くおすすめします。
2018年5月、カニプ オー パインズ ビュー ロッジ (Kanip Aw Pines View Lodge)という、Agodaで高評価の宿に泊まったのですが、観光案内所からその宿まで徒歩で約20分かかりました。
行きやレストラン等への移動はまだいいのですが、帰りにスーツケースを転がしてのジプニー乗り場まで移動はかなりキツかったです。
そういった点から、イザベロズ イン アンド カフェ (Isabelo’s Inn and Cafe)がサガダではベストの宿でしょう。
なお、フィリピン全国の観光地、ホテル相場、ホテルの選び方についてはこちらを参考にしてください。