インフルエンサーのマナブさんのプロフィールから話題になったバンコクで月5万円生活。
タイ在住歴のあるブロガーもそれについて持論を述べてますが、「無理とは言わないが、可能っちゃあ可能」といった程度の記事しかないですね。
今回のコロナ禍、2020年4月20日から6月20日までの2ヵ月間、実際にバンコクの中心部でほぼ月5万円で結構快適な生活をしてました。
その具体的な方法を教えます。
目次
バンコク中心部 場所
バンコク中心部ですが、場所はこの辺りです。
BTSという電車のサイアム駅周辺がバンコク中心部です。
サイアム駅の周りは「これでもか!」と言わんばかりに巨大なショッピングモールがそこらじゅうにあります。
生活費 月5万円で快適生活の基準
首都バンコクの中心部ですので、このサイアム駅周辺がタイで一番の繁華街です。
当然、バンコク中心部は宿泊費も他より高くなります。
宿泊費を抑えようと適当に格安宿を選ぶといろいろ質が低くてストレスが溜まります。
それだと月5万円で生活できても快適ではなくなります。
なので、快適の基準を設定しておきます。
快適生活の基準
大前提として部屋、設備は他の客と共有です。それがダメな人は月5万円は無理です。
その上で下記条件を満たすことを快適とします。
- 毎日3食
- 綺麗で不自由ない生活スペース
- ストレスのないインターネット環境
- 快適にPC作業できるスペースがある
- 娯楽がある
- 孤独ではない
快適生活の生活費
下記のように生活費を割り振れば、バンコクの中心部でも月5万円で快適生活が可能です。
宿泊費(水道光熱費と朝食含む) |
30,000円 |
食費(2食) |
16,070円 |
洗濯(週1回) |
430円 |
交通費(徒歩) |
0円 |
携帯電話 通信費(データ使用量無制限) |
720円 |
娯楽費(Netflix) |
340円 |
雑費(散髪等) | 2,460円 |
※レート: 3.57円 = 1B(バーツ)
レートは2020年9月タイ パタヤの下記記事で用いた値を使ってます。
各項目を説明します。
宿泊費
一泊1,000円で朝食付きのホステルに宿泊します。
1,000円 x 30日 = 30,000円
という計算です。
サイアム駅周辺にそういったおすすめの格安ホステルはないですが、そこから西側に1駅先のサナームキラーヘンチャート駅またはラーチャテーウィー駅周辺にいくつか格安ホステルがあります。
ホステルですので水道光熱費や生活必需品(石鹸、シャンプー、トイレットペーパー等)は宿泊費に含まれています。
さらに、タオル等のリネン交換は無料、朝食付きのホステルに滞在します。
おすすめのホステルは後述で紹介します。
食費
昼、夜の2食を150Bにします。
例えば、昼100Bで夜50Bといった感じです。
150B x 30日 x 3.57(円/B)= 16,070円
という計算です。
具体的な食事例は後述で説明します。
洗濯
洗濯はランドリーに出すのではなく自分で洗濯機でやります。
洗濯機は1回30Bです。
乾燥機は使わずに物干し場で乾かします。
30B x 4回 x 3.57(円/B)= 430円
という計算です。
ちなみに、ランドリーはバンコクではなくチェンマイで利用してましたが、そこでは1週間分で90Bからでした。
交通費
バンコク中心部のサイアム駅まで電車で一駅です。
徒歩だと約10分です。
何をするにしても徒歩圏内なので電車を使う必要はないです。
交通費は0円です。
携帯電話 通信費
基本的にインターネットはホステルのWiFiで十分です。
なので、携帯電話のネットは格安プランを選んでもいいのですが、贅沢してネット使い放題で計算してみます。
データ使用量無制限のプランが200Bであります。

音声電話はLINE等のネット電話を使えばいいので必要ないです。
200B x 3.57(円/B)= 720円
という計算です。
なお、「速度10Mbpsで」と制限があるのですが、実際測定してみるとこんな感じで爆速でした。

速度: Download: 73Mbps、Upload: 38.3Mbps
常に50Mbps以上出ている感じでした。
娯楽
ホステルにテレビ番組やNetflixがあればいいでしょう。
おすすめのホステル、サイアム エコ ホステル (Siam Eco Hostel)にはNetflixも観られる大型がテレビが共有スペースにありました。
ただ、コロナ禍のように外に出られない時はチャンネル争いが起きるので、Netflixは個人で契約するといいです。
タイではiPadでNetflixを観られるプランが340円であります。
交流
ずっと一人だと寂しいですが、ホステルだと人との出会いがあります。

特に、おすすめのサイアム エコ ホステル (Siam Eco Hostel)にはドイツ、アメリカ、イギリス等から多くの観光客が宿泊しています。
さらに、女性スタッフは元CAなので英語ペラペラなので、英会話のトレーニングになるし寂しくないしでホテルに宿泊するよりいいです。
雑費
例えば、散髪だと100Bです。
100B x 3.57(円/B)= 357円
なので、まだ2,000円以上使えますね。
具体的な生活費
上述の生活費でいくつか具体的に説明します。
宿泊費
バンコク中心部で快適に滞在できる一泊1,000円朝食付きのホステルとして、おすすめなのはサイアム エコ ホステル (Siam Eco Hostel)です。
サイアム駅から一駅先のラーチャテーウィー駅(Ratchathewi)を降りてすぐの場所にあります。
部屋はこんな感じです。

僕が宿泊したのは6人部屋だったので数百円高かったですが、8人部屋だと1,000円前後です。
さらに、Agodaを何回か利用してアゴダコインを貯めて、さらに僕のようにブログで自己アフィを使って宿泊すれば一泊1,000円以下で宿泊可能です。
共有スペースはこんな感じです。

Netflixが観られる大型テレビ、PC作業が快適にできる設備があります。
その他サイアム エコ ホステル (Siam Eco Hostel)の詳細はこちらの記事を参照してください。
食事
食事はタイのローカルフードです。
こんな感じです。

これで一食50Bです。
場所ですが、上述のホステルの記事に記載してるローカルエリアでもいいですし、それに抵抗のある人はショッピングモールのフードコートでもいいです。
コスパで選ぶならMBKというショッピングモールがベストです。
中はこんな感じです。

2020年5月というコロナ禍真っ只中だったため、客は少ないですが、人気のフードコートです。
ここでの食事は例えばこんな感じです。

空芯菜だったか何だったか忘れましたが、肉と野菜の炒め物です。
50B。

ローカルのデザートです。
40B。
それら合わせて90バーツです。

チキンと野菜とライス。
これも50Bだったかと。

お腹が空いてるときはおかずを2品注文して100B前後。
なので、1日150B。昼食に100Bで腹一杯にして、夕食に少し50Bのものを食べる計算です。
2021年11月に動画も撮影しています。こんな感じです。
【バンコク】MBK フードコートで食事 2021/11/20
そのホステルからMBKまでの徒歩の様子も撮影しています。
【バンコク】ラーチャテーウィー駅(Ratchathewi)近くのホステルからMBKまで徒歩 2021/11/20
もし食べ過ぎて食費を使い過ぎたなら、フルーツ三昧にするといいです。
上述のホステルのあるローカルエリアだとフルーツが1kg 20Bからあります。
1kgがどれくらいかというとこんな感じです。

このマンゴー5個で1kg 20Bでした。
マンゴーはだいたい20Bから40Bです。
その他マンゴスチン、パパイヤ、グアバ等も同じような価格で、1kg 20Bから40Bでした。
食べきれない量のフルーツがおかず一食よりも安いです。
2021年11月、そのラーチャテーウィー駅(Ratchathewi)周辺のローカル市場や食事どころも動画で撮影しました。こんな感じです。
【バンコク】ラーチャテーウィー駅(Ratchathewi)周辺 市場とか食事処 2021/11/20
まとめ
快適の基準は人それぞれですが、他の客と共有で利用するという点に問題なければ、バンコク中心部でも月5万円でもこのように結構快適に生活可能です。
特に、コロナ禍であればどっちにしろ引きこもって部屋で過ごすので、お金は生活費しか使わなかったので、快適なスペースでNetflixで一気観したりネットサーフィンしたりして過ごしてたら、月5万円でも特に不満はなかったです。
なお、今回6人部屋で数百円高い部屋に泊まりましたが、実際はそんなに宿泊客はいなかったので人数的に8人部屋と状況は変わりませんでした。
快適なホステル、サイアム エコ ホステル (Siam Eco Hostel)を応援する形であえて6人部屋を選んでました。