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エルニド 世界No.1の島
Travel + Leisureが毎年行っているThe World’s Top 10 Islands、世界で最も素晴らしい島トップ10ランキング。
このランキングにおいて、フィリピンのパラワン島にあるエルニド(El Nido)が2017年のトップ1に選ばれました。
エルニド(El Nido)は2013年にもトップ1、最新の2019年にもトップ2に輝いており、世界で最も訪れるべき島といえるでしょう。
エルニドの行き方、交通手段についてはこちらを参考に。
エルニド アイランドホッピング 概要
そのエルニドにももちろんアイランドホッピングのツアーがあります。

アイランドホッピングはAからDの4コースあり、それぞれ朝8時半集合(ビーチを9時出発目標)で夕方4時までの約7時間。料金は1,200ペソから1,400ペソと良心的な料金設定。
エルニドの中心部ではあちこちにこのツアーの看板が出ていて、料金はどこも同じですので、宿や宿の近くで申し込むのがいいです。
前日夜までに申し込み、翌日早朝に申し込んだ場所に集合、そこからビーチに移動して他の参加者と合流、という流れです。
なので、集合場所では参加者が一人でも、出発時点では6人から16人が一つのボートに乗り込み、ツアーがスタートするといった流れになります。
エルニド 世界一 のアイランド ツアー 各コース
アイランドホッピングのツアー各コースは以下のようになってます。
コース:ツアーA
料金:1,200ペソ
目的地:Small Lagoon, Big Lagoon, Secret lagoon, Shimizu Island, Seven Commandos Beach
コース:ツアーB
料金:1,300ペソ
目的地: Cudugnon Cave, Cathedral Cave, Snake Island, Entalula Island,Pinagbuyutan Island
コース:ツアーC
料金:1,400ペソ
目的地: Secret Beach, Matinloc Shrine, Hidden Beach, Star Beach, Helicopter Island
コース:ツアーD
料金:1,200ペソ
目的地: Cadlao Lagoon, Bukal Beach, Nat-Nat Beach, Pasandingan Beach, Paradise Beach
(2018年4月)
この中でもツアーA、Cが特に人気で、特に、欧米の観光客はその2つのツアーに2日間参加して次の目的地に向かうといった人が多いように見えました。
僕はこのうちA, B, Cの3つに参加したので、以下にレポートします。
写真やネタバレもあるので、近々エルニドに行く予定で景色を楽しみにしている方は、以下は見ないほうがいいかもしれませんね。
水中カメラ
世界一のアイランドツアーに参加するのに水中カメラなしではもったいないです。水中カメラを持参することをお勧めします。
水中カメラがなかったら?持ってくるのを忘れたら?
エルニドにGoProをレンタルしている店があるのでそこで借りることをお勧めします。

GoProのポスターが貼られているだけの、見た目普通の民家のここで借りられます。場所はこちら。

Our melting pot hostel el nidoというバックパッカーの安宿があるのですが、その裏にあります。
GoPro: HERO3+
料金: 1日 500ペソ
料金はそれほど高くないのですが、台数がかなり少ないようなので前日に予約しておくといいです。ちなみに、GoProはレンタルのみで販売はしていません。


自撮り棒と水中カバーがセットになっており、この状態での貸し出し。「水中カバーは開けるな」と言われたので、フル充電されていることを確認してバッテリーを節約しながら使ってました。2時間持つそうです。実際、こまめに電源を切って使っていればツアー終了まで持ちました。
2日間参加しても500ペソ X 2日 = 1,000ペソで済むので、そんなに水中カメラを使うことがなければここで借りたほうがいいです。
ちなみに、僕は持ってた水中カメラが壊れた(充電できなくなった)のでここで借りました。
その後、海でのGoProの使いやすさ、画質の良さに感動し、GoPro HERO 7 Blackを購入しました。
エルニド 世界一 のアイランド ツアー 出発地点

エルニドの各ツアーの出発地点はすぐ側のビーチ。宿から歩いて行けます。

集合場所はその前のこういったバーやレストランの前。
グループ、ボート分けが決まるまでここで待ち、待っている間に必要があれば足袋のようなブーツをレンタルします。
海底にゴツゴツした石、岩、珊瑚、貝などがあるので、ビーチサンダルや素足だと注意しないと簡単に怪我をしてしまうので、レンタルすることをお勧め。1日100ペソです。実際、欧米の女性が泳いでいるときに岩を蹴ってしまい、擦りむいてました。
ガイドのフィリピン人も「I told you.I told you. I told you.」と何度も言いながらも彼女を手当てしてました。そのガイドは親切だったのが救いです。

ボートの乗り込みは膝下まで水に浸かるのですが、その際、防水バッグを持ってると便利です。

このオレンジ色のやつがそうで、そこらじゅうで売られていて、かなりのツアー客がこれを買ってました。僕も含めて。

僕は「5」と書かれた少し小さめのやつを買いました。250ペソ。ツアーに三回参加して、いい買い物したと思ってます。おすすめ。

ツアーA, Cは人気なので、16人乗りボートが満席。Bは8人乗り(?)の一回り小さなボートでした。
ボートは同じ場所にたくさん止まっているので、別のツアーのボートに間違って乗り込んでいる人もいました。気をつけてください。
エルニド 世界一 のアイランド ツアー ランチ
各ツアーにはバスタオル、水、ランチが含まれてます。ランチがこちら。

ライス、魚、ポーク、チキン、貝、エビ、野菜、バナナ、スイカ、パイナップルとかなりの品数、ボリューム。このツアーのBBQは量も味も最高でした!

別のツアーのメニュー。だいたい同じですが、この日はカニまでありました。どれも美味しかったです。欧米人観光客も皆満足してました。このランチ、どこで調理してるかというと、

ボートにBBQコンロが設置してあって、朝からじっくり調理してくれてました。
ツアー A カヌーが楽しい
ツアー Aの目的地は、Small Lagoon, Big Lagoon, Secret lagoon, Shimizu Island, Seven Commandos Beach。それらの場所はこちら。
これに分かりやすく印をつけたのがこちら。

エルニドの中心部から近くの島、ビーチ、ラグーンを周るツアーです。
ツアーAの特徴は、カヌーでラグーンや隠れたビーチに行く、といったとこでしょうか。2つの目的地でカヌーに乗る機会があります。ここで機会とは、カヌーはツアー料金に含まれていないということ。
1回 400ペソ
2回乗るので合計800ペソ。ここで皆ためらっていたのですが、最終的にほとんど全員カヌーをこいでました。
結論を言えば、借りるべきです。泳いでだと素晴らしい景色の場所までたどり着けないので。

ツアーの最初はシュノーケリング。
水は綺麗でしたが魚も珊瑚も少ないのでちょっと物足りない。まぁ、ウォーミングアップといったとこでしょうか。

Seven Commandos Beach。
海も景色も綺麗で最高のビーチ。

どうです?この水の透明度。透き通ってます。

Small Lagoon。カヌーをレンタルして奥まで進みます。50分ぐらい滞在したかと。
カヌーなしで奥まで泳ぐのは体力的にも時間的にもいろいろと無理なので、ここは素直に400ペソ払ってカヌーを楽しみましょう。奥にはまた違った景色があるので。

こんな中を突き進んだりしますし。
この先に何があるかは…行ってのお楽しみとしておきましょう。

Secret lagoon。
洞窟の中に歩いて入り、そこを抜けると、

こんな隠れスポットに出てきます。全景は…これも行ってのお楽しみにしておきましょうか。

Big Lagoon。
ここもまた結構な時間、40分か50分ほどカヌーを漕いで奥に進んでいきます。

洞窟の中に入ることもあり。
そこを抜けると…やっぱり控えておきましょうか。

Shimizu Island。
ここもひっそり隠れスポット的なビーチ。島に上陸して少しだけ散歩もできます。
パラワン島 エルニド ツアーA
Uploaded by Momi Nomad on 2020-11-18.
ツアーB 洞窟探検と海と海の間の砂浜
ツアー Bの目的地は、Cudugnon Cave, Cathedral Cave, Snake Island, Entalula Island,Pinagbuyutan Island。それらの場所はこちら。
これに分かりやすく印をつけたのがこちら。

ツアーBはツアーAよりもさらに南下するコース。
ツアーBの特徴は、洞窟探検と神秘的な海と海の間の砂浜、スネークアイランドといったとこでしょうか。シュノーケリングはできますが、それを楽しむコースではないです。

Cudugnon Cave。
こんな岩と岩の隙間から洞窟に入ります。中は、

ここはちょっとだけ写真を乗せておきます。天井から日差しが差し込み、天候や時間帯によっては神秘的な風景が見られるのかと。
エルニド Cudugnon Cave 2018年
Uploaded by Momi Nomad on 2020-11-17.
中は意外に広く、この写っている風景以外にも写真スポットがあり、そこで皆記念撮影していました。

Cathedral Cave…が混んでて近づけなかったので、その岸壁沿いでランチ(笑)。
ここは正直あまり印象に残ってないです。岸壁がすごいな〜ぐらい。写真は…撮ったはずですがちょっと見つからず。

Snake Island。
このツアーBの最も人気のスポット。というか、ほとんどの参加者はこのスネークアイランド目的です。
この日、この時間帯はちょうど良い水の深さで、砂地のスネーク型の島が浮き出ていました。その砂地が島と島をつなぐ橋のようになってます。長さは数百mあり、これまで見たことない景色で、感動!
エルニド Snake Island 2018年
Uploaded by Momi Nomad on 2020-11-17.

Entalula Island。
巨大な岩が特徴の島。ビーチは普通でした。といっても、エルニドで普通ということですので、水は綺麗です。

Pinagbuyutan Island。
ここはビーチよりも、

この(たぶん)ススキの穂を眺めながら癒されるといいです。
ビーチはこれまでのツアーに比べたらシュノーケリングはあまり楽しめないです。
ツアー C 隠れたビーチとサンゴ礁
ツアー Cの目的地は、Secret Beach, Matinloc Shrine, Hidden Beach, Star Beach, Helicopter Island。それらの場所はこちら。
これに分かりやすく印をつけたのがこちら。

ツアーA、ツアーBよりも北側の島、ビーチを周るツアー。
このツアーCの特徴は、隠れたビーチとサンゴ礁。シュノーケリングを楽しみたいならこのツアーCがおすすめです。

Star Beach。
たぶん、Star Beachです。次のMatinloc Shrineの近くだったのかちょっとはっきりと覚えていないので。
シュノーケリングに最適なビーチ。

遠くにいる人もこんなにくっきり見えるほどの水の透明度。

ニモもいました。
肝心のスターフィッシュは…見てないです。

Matinloc Shrine…の近くだったかと。大きな珊瑚がたくさんあったのですが、どこがどこのスポットだったのかちゃんと記憶してないです。ツアーに参加する前にどんな場所か確認したかったのですが、何分エルニドの電波状況が悪く、インターネットで検索することもままならず。

Secret Beach。
この穴を潜った先に秘密のビーチがあります。

穴は小さいので潜っていきます。

もうこれは見せてしまいますね。こんな光景が広がってます。

Hidden Beach。
名前の通り、岸壁の裏に隠れたビーチです。
ビーチは遠浅で結構な広さがあり、水の透明度もごらんの通り透き通っています。

ここにもニモがいました。遠浅なので手の届く距離です。

Helicopter Island。
ここはそれほど記憶に残ってないです。最後のんびりと海につかってツアー終了というのにちょうど良かったですが。

珊瑚はない砂地ですが、海藻がたくさんあるので魚もたくさんいました。
パラワン島 エルニド ツアーC
Uploaded by Momi Nomad on 2020-11-18.
まとめ
このように、アイランドホッピングと一言でいってもエルニドには4つのコースがあり、それぞれ特徴があるので、できれば全部参加することをお勧めします。
今回ツアーDには参加しなかったのですが、他にも行きたい場所があったのと、また同じツアーにも参加したいなと思い、次回に残しておきました。
今回は適当にツアーに参加したので、見所をちゃんと確認しなかったので見落とした箇所もたくさんあったのかなと。ただ、何も見ずにきたほうが感動が大きいのでそれでよかったのかもしれないです。どっちがよかったのでしょうね。
エルニドのおすすめのホテルはこちらの記事を参考にしてください。