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「動画編集ツール、Filmora9がバージョン9.3にアップしたらしい」 「何が変わったの?」 「ビート検出機能ってのがついたらしいけど、使えるの?」 |
動画編集初心者におすすめなツール、Filmora9。
バージョンが9.3にアップしていろいろ機能が追加されました。
どんな機能が追加されたかはFilmora9の基本的な使い方は公式サイトを見れば分かります。
でも、それら機能が何に使えるのかよく分かりません。
そこで僕のYouTubeチャンネル、Momi Meets Girlsの動画を使って、Filmora9.3で追加された機能の実用的な使い方を記事にしました。参考にしてください。
目次
Filmora9とは?
出典:Filmora公式サイト
Filmora9は使いやすさを追求した動画編集ソフトです。
ちょっとした動画ならマニュアルなしでも直感的に作れるほど分かりやすい操作性から、動画編集の初心者に人気のソフトです。
動画の変化に効果的なトランジション、エフェクト等の表現は、お好みのパーツをタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで出来ます。

Filmora9 基本的な使い方
Filmora9は操作が簡単なことに加えてヘルプも充実しています。
動画初心者でもFilmora9の機能を一通り操作できるように、FilmoraのYouTubeチャンネル、Filmora 動画編集に操作説明動画がたくさんアップされています。
なので、Filmora9の操作方法、機能詳細については、そちらのFilmora公式チャンネルの以下再生リストの動画を見てください。
YouTubeチャンネル: Filmora 動画編集
再生リスト:Filmora9ガイド|使い方を一から説明します!
Filmora9|全てのクリエイター達へ、次世代動画編集
Filmora9 バージョン9.3新機能
バージョン9.3の新機能について、Filmoraの公式YouTubeチャンネルで紹介されています。
【最新バーションFilmora9.3が登場】新しい無料タイトル&トランジション、新機能が盛りだくさん!|Filmora9
ここで紹介されている機能をまとめると以下の通りです。
- ビート検出
オーディオクリップに自動でマーカーを追加し、音楽を簡単に編集できる機能 - 新タイトル & トランジション
新たにタイトルとトランジションが120追加 - LUTレイヤーエフェクト
複数のクリップに同一エフェクトをかけられるLUTなど - クリップのグループ化
タイムライン上で複数のクリップをグループ化してまとめて編集 - 複数クリップエフェクト
クリップに適用したエフェクトを別のクリップにコピーする機能 - カンタン分割
一度に複数のクリップを分割する機能
動画での新機能の紹介内容は上記だけで、詳しい利用についての解説動画はまだありません。(2020年3月時点)
そこで実際新機能を使ってレビューしてみます。
Filmora9.3 ビート検出機能
オーディオクリップに自動でマーカーを追加し、音楽を簡単に編集できる機能です。
と文章で書いても分かりにくいので、実際操作しながら説明していきます。
オーディオの準備
まず素材となるオーディオデータの準備からです。
ビート検出に適してそうな音楽をYouTubeで探したところ、この動画が良さそうなので使ってみました。
ダンス系サウンドが充実のNoCopyrightSoundsのサウンドです。
これのサウンドデータだけが欲しいので、offlibertyというサイトでサウンドデータのみ抽出しました。
offlibertyの操作方法については、「offliberty 使い方」等でググると情報がありますので、そちらを参照してください。
例えば、こちらのサイトなんかが参考になります。
Offliberty(オフリバティ)の使い方を解説!危険性や保存できない場合の対処法も紹介
サウンドデータをインポート、ビート検出
このOfflibertyで抜き取ったサウンドデータをFilmora9にインポートします。

それを右クリックでプルダウンメニューを開き、「ビート検出」します。

数秒後、ビート検出が実行され、完了するとサウンドデータに波形のアイコンがついた形に変わります。
操作はたったこれだけです。
で、ビート検出されたデータをタイムラインに乗せます。

この赤い印がビート検出されたポイントです。
この赤い印でサウンドの強弱があることが確認できます。
Filmora9.3 ビート検出機能 活用法
ビート検出機能については上述の通りですが、この機能をどう活用すればいいでしょう?
ビートに合わせて動画を切り替えてみるのがいいですね。
実際試してみます。
動画クリップの準備
タイムラインに乗せる動画をいくつか用意します。
ビート検出に合わせて動画を切り替えるのと、切り替わりが分かるように違いがはっきりしていた方がよいので、イメージが異なる動画かそれなりの数必要になります。
そこで、今回僕のYouTubeチャンネル、Momi Meets Girlsにアップしている動画の元素材を使って試してみました。
動画をタイムラインに配置
ビート検出に合わせてタイムラインに動画を乗せるとこんな感じになります。

赤い印を区切りに動画が切り替わっていることが分かります。
では、これを再生してみましょう。
なかなかいい感じです。
サウンドの強弱に合わせて動画が切り替わってますね。
これをさらに作りこむなら、ダンスをスローモーションにし、ミラーボールのような色とりどりのフラッシュを上からかけると良いと思います。
今回はビート検出機能のレビューが目的なのでそこまでやりませんが。
なお、今回使ったマニラのKTVのダンス動画につてはこちらの記事を参照してください。
別のサウンド
先ほどはサウンドの区切りが分かりやすいクラブ系のサウンドで試しました。
今度はもっとテンポがゆっくりの穏やかなサウンドでも試してみます。
使ったサウンドはこちらです。
中国らしいBGMですね。
これを先ほどと同様にofflibertyでサウンドのみを抽出します(映像は不要かつダウンロードに時間がかかるため)。
抽出したサウンドをFilmora9に取り込み、動画を配置します。

ついでにエフェクトやトランジションもかけてみました。
では、これを再生してみましょう。
これもなかなかいい感じでサウンドの強弱に合わせて動画が切り替わっています。
ちなみに、(Filmoraとは関係ないですが)このサウンド、音の強弱が極端なのであまり良くないですね。今のところフリーなのであまり文句言えませんが。
まとめ
ビート検出機能は必須の機能ではないので、ビジネス系のYouTuberが使うことはまずないでしょうね。
旅系YouTuberでもエンタメ系ではやはり使う機会は少なそうです。
でも、Vlogやオシャレな旅ガイド系のYouTuberだと、動画のイントロや中盤で視聴者を飽きさせないための工夫として、このビート検出機能は有効活用出来そうです。
一番活用できそうなのは。。。ウェディング動画でしょうか。
二人の思い出の写真、動画をビート検出に合わせて切り替える感じですね。
そういった動画も作ってみたいと思います。
なお、YouTuberをマネてみた動画編集一覧とマネる手順と解説を以下記事にまとめています。そちらも参考にしてください。