「動画編集でフリーサウンドを使いたい」 「iMovieやFinal Cut Proに入ってるサウンドファイル、cafて何?」 「サウンドファイルを抜き出すにはどうしたらいいの?」 |
無料で効果音やBGMを使えるアプリ、ダウンロードできるサイトはたくさんあります。
でも、ファイル形式がmp3でなかったり、動画で提供されてたりで困ることがありますね。
そういったサウンドの使い方や管理方法について説明しますので参考にしてください。
目次
無料で使える効果音、BGMを手に入れる方法
効果音、BGMを無料で商用利用できるサイトやアプリはたくさんあります。
YouTuberがよく利用しているBGM、効果音のあるサイトは以下記事を参照してください。
ここではそれらサイト、アプリで入手したサウンドデータの使い方について説明していきます。
フリーサウンドの使用例
【ハノイ】ベトナム美少女と一緒に謎のバインチャンチョンを食べてみた / Mysterious street food, BÁNH TRÁNG TRỘN in Ha Noi
ベトナム ハノイで知り合ったベトナム美少女に、大学が集まるエリアにある市場、スチューデントマーケットを案内してもらいました。 Music: www.bensound.com 【関連記事】 フンコアン市場(Phung Khoang Market)の場所(Google map) https://goo.gl/maps/UER5FtxiV3NHSuBf8 ハノイ 観光 おすすめの観る、食べる、泊まるあと移動方法や滞在日数とか【2020年】 https://mominoki-blog.com/hanoi_sightseeing_recommend_2020/ ———————————————————————– 使用機材 ———————————————————————– カメラは↓を使っています。 ・GoPro HERO7 BLACK https://amzn.to/3x3fRkM 動画編集ソフトは↓で編集してます。 ・Adobe Creative Cloud(Premiere Pro) https://amzn.to/3zosVD4 カメラ、動画編集ソフトの関連記事は↓です。 ・ユーチューバー カメラをGoPro HERO7 BLACKにした理由と最強パーツ一覧 https://mominoki-blog.com/reason_go-pro-hero7-black_youtube/ ・デジハリONLINE のAdobeマスター講座 内容と感想【2021年6月】 https://mominoki-blog.com/adobe_degihali_202106/ ・ヒューマンアカデミー たのまな のAdobeオンライン講座の体験談【2020年5月】 https://mominoki-blog.com/experience_start_edit_video_youtube_2020/ ———————————————————————– 問い合わせ、ブログ、SNS ———————————————————————– チャンネル概要欄を参照してください。
サウンドデータの使用例をあげると、僕のYouTubeチャンネル、Momi Meets Girlsの動画では以下のサイトのサウンドデータを使っています。
僕のチャンネルの動画を見ていただくと分かりますが、こういった可愛い系の動画もあれば、KTV、ホテル、アンヘレスの夜道等また違った雰囲気の動画もいろいろあります。
が、そのたびにBGMを探すのも面倒だったので、いろんな雰囲気のBGMが揃っていてかつサウンド検索しやすいサイトとして、Bensoundを利用しています。
YouTubeのサウンドデータのみ抜き出し
YouTubeには商用利用可能な著作権フリーでアップされている動画がたくさんあります。
ただ、それを利用しようとダウンロードすると、動画ファイルなのでファイルサイズが大きいため、時間がかかります。
さらに、動画編集ソフトにそのまま動画ファイルとして入れてしまうと、そっちのほうもファイルサイズが大きくなってしまいます。
なので、YouTubeからは必要なサウンドデータのみを抜き出し、ダウンロードして利用するのが良いです。
YouTube動画からサウンドデータのみを抜き出すサイトはいくつかあるようですが、僕がよく使っているのは、Offlibertyです。
使い方は簡単です。
まず、Offlibertyにアクセスします。
サウンドデータを抜き出したいYouTube動画のURLを入力し、下の電源っぽいボタンをクリックします。
処理が開始されるので、数十秒終わるのを待ちます。
ここで黄色の大きなボタンをクリックすると動画ファイルがダウンロードされます。
今回はサウンドデータのみ抜き出したいので、「Extract audio」をクリックします。
そこでまた処理が開始されるので、処理が完了するのを待ちます。
完了したらボタンをクリックするとmp3ファイルでダウンロード出来ます。
Final Cut Pro Xの効果音を無料で入手する
Macを使っているYouTuberに人気の動画編集ソフトにFinal Cut Pro Xがあります。
価格は36,800円で、サブスクリプションではなく買い切りの販売スタイルです。(2020年3月現在)
このFinal Cut Pro Xに付属の効果音も人気YouTuberがよく使っています。
Final Cut Pro Xを購入しなくてもその効果音を入手する方法が2つあります。
- トライアル版をインストール
- Final Cut Pro X補足コンテンツをダウンロード
トライアル版をインストール
Final Cut Pro Xはトライアル版が用意されており、30日間無料で使えます。(2020年3月時点)
以下の公式サイトからダウンロードできます。
トライアル版をインストールすればそれに付属する効果音も利用できるはずです。
Final Cut Pro X補足コンテンツをダウンロード
サウンドデータのみをダウンロードすることもできます。
Final Cut Pro X補足コンテンツというパッケージで提供されているので、それをダウンロードし、ある方法を使うことでインストールせずにサウンドデータのみを取り出すことができます。
まず、以下アップルのサイトにアクセスし、Final Cut Pro X補足コンテンツをダウンロードします。
ファイル名はFCPContent.dmgで、Macのインストーラーファイルになっています。
このファイル名の拡張子を強引に”.zip”に変更し、解凍していくとサウンドデータを抜き出すことができます。
- 拡張子を”.zip”に変更
- 解凍
- 出てきたファイルをまた同様に拡張子変更
を3,4回繰り返すと拡張子に”.caf”がつくファイル、cafファイルが出てきます。
このcafファイルがサウンドデータです。
.cafファイルについては次に説明します。
cafファイル
cafファイルとは?
cafファイルとは、Core Audio Formatの略称で、Apple社が開発したサウンド形式のファイルです。
Macのみ動作する動画編集ソフト、iMovie、Final Cut Pro Xのサウンドファイルとして使われています。
ただ、Windowsのソフトでは音声ファイルの拡張子は.wav、.mp3等が一般的で、.cafはサポートされていないので動作しません。
サウンド確認
ダウンロードしたcafファイルですが、Macであればアプリを起動しなくてもFinder上でサウンドを確認できます。
再生したいcafファイルにカーソルを合わし、スペースキーを押すだけで再生されます。
このように矢印キーの上下で再生したいcafファイルにカーソルを移動するだけで連続して再生されます。
なお、もう一度スペースキーを押すと再生停止し、ウィンドウが閉じます。
cafファイルをmp3ファイルに変換
cafファイルはAdobe Premiere Proでもサポートされていません。mp3ファイル等別の形式に変換する必要があります。
Mac標準のコマンドラインツール、afconvertやその他フリーソフトを使って変換できますが、標準の動画編集ソフト、iMovieを使ってもmp3に変換できます。
手順は以下の通りです。
- iMovieにcafファイルをインポート
iMovieで新規プロジェクトを作成し、変換したいcafファイルをマイメディアにインポート。 - cafをシーケンスに配置
変換したいcafファイルを一曲シーケンスに置く - ファイルの音声のみでエクスポートする
フォーマットを「オーディオのみ」、ファイルフォーマットを「MP3」でエクスポートする。
3.のときの画面はこのようになっています。
mp3ファイル出力が完了したら、シーケンスのデータを削除して、また別のcafファイルをシーケンスに置いてを繰り返すだけです。
変換したmp3ファイルは次で説明するiTuneで管理すると便利です。
iTuneを使ってサウンドデータを管理
ダウンロードしたサウンドデータはiTuneを使って管理すると便利です。
また、サウンドデータの中には、「利用は無料だけど利用してる旨概要欄に書いてね」というものもあります。
例えば、Bensoundsのサイトは全ての曲でそのように指示されているため、僕の動画では概要欄に、「Music: www.bensound.com」と記載しています。
そういった情報を管理するのにもiTuneが適しています。
管理方法は人それぞれですが、僕の場合、まず、サイト毎にスマートプレイリストを作って管理しています。
「アーティスト名」、「アルバムアーティスト名」にサイト名を入れておき、自動で振り分けるように設定しています。
そして、BGMの雰囲気毎にプレイリストを作って管理しています。
例えば、KTVの動画を編集する場合、このプレイリストの中の「BGM_KTV」からBGMをコピー、編集するフォルダーにサウンドファイルをペーストして編集作業しています。
さらに、最近はYouTuberの動画編集をマネてみたりしてるのですが、その際もそのYouTuberが使うBGM、効果音をプレイリストで整理しています。
こうして管理しておくと、過去に使ったサウンドデータも簡単に見つけ出すことができて便利です。
まとめ
動画編集を効率よくするには、どのサイトから入手して、どの動画編集で使ってるのかを管理しておくことは重要ですね。
「これは使えそう」と思ったデータはとりあえずダウンロードしておき、.mp3に変換し、iTuneに入れて管理しておくと後から探すのが楽です。
さらに、その中でよく使うデータはプレイリストに入れておくのが良いでしょう。
動画編集で使うサウンドデータがいつも同じなら、動画編集ソフトのプロジェクトをテンプレート化しておき、その中にサウンドデータもまとめて管理する方がもっと楽でしょう。
なお、YouTuberをマネてみた動画編集一覧とマネる手順と解説を以下記事にまとめています。そちらも参考にしてください。