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「海外から売り上げ金を日本で受け取るにはどうしたらいいんだろう?」 「日本の銀行だと受け取り手数料が高いし」 |
日本から海外に送金する方法はたくさんあるのですが、海外送金を日本で受け取る方法については少ないですね。
今回Agodaのアフィリエイト収入、海外送金を受け取る際に四苦八苦しまして、最終的にこの方法が海外送金を受け取るのにベストという方法が見つけられたので参考にしてください。
目次
海外で売上高が出ると送金が必要
海外で商品の売り上げがでるとその代金を日本に送金してもらう必要が出ます。当たり前ですが。
売り上げとはどういったケースがあるでしょうか?
- eBay、Amazonで商品を販売
- 海外業者のアフィリエイト売り上げ
1は俗に言う”せどり”で、2はAgodaなどのアフィリエイト収益です。
僕は過去に1を経験していて、今回2を経験することになりました。
その際にちょっとトラブルに逢いながら最終的にPayoneerで海外送金を受け取ると決断しました。
海外送金 は Payoneer で受け取る
もう結論を言ってしまってますが、海外からの送金はPayoneerで受け取るのがベストです。
一応他の海外送金を受け取る方法を見てみましょう。
海外送金を受け取る方法と欠点
海外送金の受け取り手段として、以下方法があります。
- 日本の銀行
楽天銀行などswiftコードのある銀行 - オンライン決済サービス
PayPal - 海外送金サービス
TransferWise - 米国法人口座のレンタルサービス
WorldFirst、Payoneer
日本の銀行
真っ先に思いつく手段は、日本の銀行で受け取りですね。
ただ、ここで気をつけないといけないのが、どこの銀行でも受け取れるわけではないということ。
手数料が高いとかも欠点としてあるのですが、それ以前に、swiftコードがない銀行では受け取ることができないのです。
それについては後述に体験談を載せておきます。
オンライン決済サービス
次に思いつくのは、オンライン決済サービスのPayPal。
日本でも有名になったので知ってる人、実際利用している人も多いでしょう。
でも、よくある使い方は、「(セブパシフィックなどで)航空券を買うのにクレジットカード払いでなくてPayPal」といった使い方。セキュリティーの面で有効な方法です。
あとは、eBayなどのフリマで個人間で商品を売買するときにもよく使います。
でも、PayPalの欠点として、手数料が高い。受け取り料金の4%前後かかります。
海外送金サービス
海外送金サービスは出稼ぎ外国人や海外在住の日本人がよく使いますね。
最近だとTransferWiseが人気です。
TransferWiseはPayPalよりも受け取り手数料が安く、受け取り料金の1%前後で済むそうです。
ただ、相手先にTransferWiseで送金するように送金方法の指定が必要になります。
それが指定できない大きな会社とかが相手先では使えません。
米国法人口座のレンタルサービス
そこで海外の売上高の送金を受け取るのに最適な手段が、米国法人口座のレンタルサービスです。
WorldFirst、Payoneerが有名です。
今回、Agodaのアフィリエイト売り上げ収益をPayoneerで受け取ることに決めました。
詳細を以下で説明していきます。
日本の銀行で受け取り 体験談
Payoneerの説明の前に、まずは受け取り先を日本の銀行口座に指定してどうなったか?の体験談からお話します。
まず、本ブログはAgodaアフィリエイトパートナーに参加しています。
Agodaアフィリエイトで$200以上の収益が発生すると、指定先の銀行口座に売上高から手数料が引かれた金額が入金されます。この際ちょっとしたトラブルがありました。
指定した楽天銀行の口座に入金できない
楽天銀行の口座をしていたのですが、海外送金を利用する場合は事前に申し込みが必要でした。またその際、マイナンバーカードの提出が必要でした。
厳密には一回だけ受け取り可能だったのですが、受け取り2回目以降は申し込みが必要です。
Agodaからその連絡を受けた時、(マイナンバーを確認できない)海外にいたため、別の銀行、セブン銀行に変更しようとしました。
セブン銀行の口座が指定できない
フィリピンにある自分の銀行口座、BPIにいつもセブン銀行から海外送金しています。
受け取りもこのセブン銀行口座に指定すれば良いと思ってました。が、できませんでした。
セブン銀行は海外に送金できますが、海外送金の受け取り口座に指定できないのです。
国際送金で相手先銀行を知るための必須コード、Swiftコードがないので設定出来ません。
楽天銀行の海外送金受け取りの手数料が高い
日本に帰国する用事があったので、ついでに楽天銀行で海外送金の手続きを済ませ、Agodaからその口座宛てに2ヵ月遅れて送金してもらいました。
結果、手数料がかなり高いので実用的ではないという結果に。受取手数料は2,450円もします。(2019年9月)
その他米ドルから日本円への為替手数料等引かれるので、売上金がかなり減ってしまうという結果に。
高い手数料は事前に分かってましたが、急ぎだったのと3ヵ月分のそれなりの売上金があったので割り切って使うことにしました。
Payoneer 海外送金の手数料が無料のサービス

参考: Payoneerアカウントひとつで、外貨の受取り・支払いをより簡潔に
Payoneerですが、簡単には、米国法人口座のレンタルサービスです。
米国に法人を立てることなく、銀行口座を作ることなく、米国の法人口座を借りて銀行のように利用することができるサービスです。
仕組みは上の図の通りで、簡単には以下の特徴があります。
- 海外取引先から外貨のまま受け取る場合: 振込手数料 0円
- Payoneerアカウント間で外貨のまま取引する場合: 手数料 0円
- (指定先の)日本の銀行口座に出金する場合: 為替手数料2%以下
つまり、銀行口座に出金しなければ海外送金の受け取りは無料で済むのです!
Payoneer 出金のコツ
先ほども言ったように、Payoneerは銀行口座をレンタルできるサービスなので、外貨をそのまま貯めておくことができるのです。
外貨は以下の7つの通貨に対応していて、それぞれに口座を持っているので、Payoneerで現地通貨のまま受け取り、保管しておくことができます。

また、現地の銀行で現地の通貨のまま引き出すことも可能です。
つまり、決算等で日本の銀行に売上金を送りたいときだけ送金すればよく、その時に為替手数料が発生するという、優れたサービスなのです。
Payoneerをおすすめする理由
実はPayoneerのアカウントは数年前に取得していたのですが、使うことなく放置してました。
と言うのも、過去にせどりをやっていて、eBayやAmazonの海外出品サービスも利用していて、それでPayoneerが便利ということを知ってアカウントを持ってました。
ただ、そのアカウントは古い別のタイプのアカウントで、今は廃止されて使えなくなっていて、結局は新規アカウントです。
海外でせどりしていた時は、Amazon海外では出品せず、eBayの個人の相手先の都合でPayPalばかり使ってました。
ただ、先ほども言いましたように、PayPalは手数料が高いので少額の商品だと利益がほとんど出なかったのを記憶しています。
今回は法人が相手先ですので、海外送金の受け取りではPayoneerがベストな方法なので、Payoneerを有効に活用していきます。
なお、今ならPayoneerアカウントを申し込むと$25の報酬を受け取ることができます。
アカウントの維持費は無料ですので、海外送金を受け取る機会がある人はアカウントを作っておくことをおすすめします。
その後、海外企業からペイオニアに入金がありました。
以下記事に受け取った入金額と手数料を調べてまとめていますので参考にしてください。
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