2019年10月、海外からのお金の受け取りにペイオニア (Payoneer)を使うことにしました。
それからいくつかの海外企業からペイオニアの口座に入金がありました。
ここではそのペイオニアの手数料がいくらだったのをかをお見せします。
また、海外企業にペイオニア口座を指定する方法も合わせて説明します。
目次
ペイオニア(Payoneer)入金
海外企業からの送金はPayoneerで受け取るのがベストです。
本ブログは記事に広告を貼っており、そこからアフィリエイト収益を得ています。
広告主は海外企業も含まれます。
今回広告主の海外企業からペイオニアの口座に入金があったので、その詳細をお見せします。
Adobe
先月、楽天銀行にペイオニアから入金があったとのお知らせがありました。

これは僕が口座から出金したものではなく、自動で振り込まれたものです。
元はAdobeのアフィリエイト収入で、それをペイオニアの口座で受け取り、ペイオニアに登録してある日本の銀行に自動で出金されたという流れです。
Adobeのアフィリエイトは本ブログの動画編集記事に張っています。
その中のこんなやつです。
AdobeのアフィリエイトはTradedoublerという会社が仲介しています。A8やバリューコマースのような感じですね。
なので、Adobeのアフィリエイト収益の入金の流れはこうなってます。
Tradedoubler → ペイオニア → 楽天銀行
この流れで手数料がいくらだったかを確認してみます。
Tradedoublerの支払いレポートにはこう書かれてました。

米ドル支払いで、$243.98です。
Tradedoublerから銀行口座への送金額は24714.14円となっていて、これは楽天銀行に入金された額と同じです。
なので、日本円の方は問題ないです。
ただ、以下の点が気になりますね。
- 送金手数料が$3.00かかる
- 為替レートが通常レートより少し円高(10月28日の実レート: 104.32円)
その点について、Tradedoublerの支払い説明にこう書かれてました。

- 振込手数料: $3 – $4.50
- 為替レート: 1.5% – 2%
ですので、明細の送金手数料はペイオニアではなくTradedoublerに支払う手数料のようです。
結果、Adobeのアフィリエイト収益を楽天銀行に入金するまでの手数料はこうなりました。
- 振込手数料: $3
- 為替手数料: $4.3($243.98 x (104.32 – 102.557)= $243.98 x 0.1763)
Tradedoublerの支払い手数料の合計は$7.3でした。
手数料が高いので、これをWiseのUSD口座に変えたらどうなるか試してみようと思います。
※画面右上の
Booking.com
Booking.comのアフィリエイト収益の受け取りでもペイオニアの口座を使っています。
Booking.comは大手のホテル予約サイトで、海外旅行ではAgodaと並んでよく利用されています。
Booking.comのアフィリエイトは本ブログの観光情報記事に張っています。
その中のこんなやつです。
先日、そのBooking.comからアフィリエイト収益の送金のお知らせがありました。

今月の収益は140.75EURでした。
Booking.comの収益はペイオニア口座で受け取りのみです。日本の銀行には自動で出金しません。
なので、Booking.comの収益の入金の流れはこうなってます。
(振込)Booking.com → ペイオニア
(手動)ペイオニア→ 楽天銀行
日本の銀行に出金せずにペイオニア口座にユーロのまま残しておくこともできます。
そこでペイオニア口座のユーロの入出金を確認してみます。

ちゃんと振り込まれています。
日付と金額をBooking.com側のものと照らし合わせるとこうなってます。
(Booking.com側)
送金日: 11月12日
送金額: 140.75EUR
(ペイオニア側)
受取日: 11月17日
入金額: 140.75EUR
金額は全く同じなので、送金手数料は無料を確認できました。
これを日本の銀行に出金するときに為替手数料が1.5%から2%かかります。
なお、送金から入金まで5日間かかってます。
なお、Booking.comのアフィリエイトの銀行口座設定は次のように設定します。

銀行: ドイツ
銀行名: WIRECARD BANK AG
ペイオニアのEUR口座の銀行名を指定します。
ちなみに、Booking.comを利用する際はBooking.comを持っているといろいろとお得です。
Agoda
先ほどのBooking.comでも説明したように、Agodaも大手のホテル予約サイトで、海外旅行ではBooking.comと並んでよく利用されています。
Agodaのアフィリエイト収益の受け取りでもペイオニアの口座を使って…と言いたいところですが、実は口座設定に少しトラブルがあってまだ受け取れていません。
日本の銀行、楽天銀行を受け取り先に設定しています。
そのため高い手数料を取られています。
今年5月、Agodaから楽天銀行に入金がありました。

送金先がAgodaとは書かれてないですが、Agodaからのものです。
楽天銀行の受取手数料は2,450円でした。
今回はアフィリエイト収益が12万円以上もあったので良かったですが、Agodaの最低振込金額は$200ですので、その場合10%が送金手数料で引かれてしまうことになり、かなり辛いです。
ちなみに、楽天銀行の法人口座だと受取手数料は2,000円と少しだけ安くなります。
なお、Agodaのアフィリエイトの銀行口座設定は次のように設定…すればよいはずです。

銀行: アメリカ
銀行名: FIRST CENTURY BANK
通貨: USD
預金の種類: CHECKING
前回設定する際はこのSWIFTコードを銀行コードに入力してしまったため失敗しました。
アメリカではルーティングABAというものがSWIFTコードに該当するようなので、これでOKのはずです。
一応Agoda側での口座設定変更確認は完了しているので、あとは実際に送金できるか?です。
ダメだったらまた楽天銀行に戻す予定ですが、現在コロナ禍でAgodaのアフィリエイト収益は最低振込金額に到達していないため、しばらく確認できない状況です。
swift code 変更 (追記: 2022年9月)
前回の設定ではエラーになり、受け取りに失敗しました。
おそらくswift codeが違うのだろうと、Payoneerのswift codeをネットで調べた値、PAYNUS33に変更してみました。
ただ、これもまた失敗しました。
なお、PayoneerのUSD口座情報にはswift codeは存在しません。
そこで、Payoneerのサポートセンターに問い合わせたところ、以下回答でした。
AGODA社の登録画面を拝見しますと、Swift Codeを入力する項目があります。弊社で提供しておりますUSD口座は、米国内にある法人からの支払金を、国内送金でお受け取りいただける口座になります。
Agodaの本社はシンガポールにあり、米国企業ではないです。
アフィリエイト報酬をどこから送金されてるか不明ですが、Agodaの方ではswift codeの入力が必須のため、米国外からということでしょう。
Payoneerに作成済みの他の通貨のユーロ、ポンドで受け取れないかを試そうかと思ったのですが、やはり、Pyoneerのそれら口座情報にもswift codeはないため、それぞれユーロ圏、イギリス圏の法人口座からのみ取得可能と思われます。
Wiseに変更 (追記: 2022年9月)
今度は受け取り銀行口座をWiseのUSD口座に変更しました。
Wiseもまた複数の通貨を保有でき、USD口座も開設済みです。
また、WiseのUSD口座情報は、送金元が「米国内から」と「米国外から」の2種類あり、後者にはswift codeの情報があります。
実は一度WiseのUSD口座で試したことがあり、失敗したのですが、その時は口座番号が「米国内から」の情報を使っていて、それが原因で失敗したのだと思います。
そこで、今回は口座情報は「米国外から」のものを入力しました。
ただ、Agodaの銀行口座情報には「支店名」の入力が必須で、WiseのUSD口座情報にはそれがありません。
Agodaのそれの入力にあh選択肢が2つ出てきて、その一つを選んだのですが、それが間違いの可能性もあります。
来月に入金されるので、その結果を待ちます。
無事入金されました↓。
※画面右上の
ペイオニア (Payoneer)アフィリエイト
ペイオニアからも直接報酬がありました。

21.10EURです。
どうやら前回の記事に張っておいたペイオニアのアフィリエイト収益のようです。
「$25の報酬」と書いているように、米ドル受け取りと思っていたのですがなぜかユーロでの入金でした。
このようにペイオニアは海外企業からのお金の受け取りに便利です。
Payoneerアカウントを申し込むと$25の報酬を受け取ることができます。
※画面右上の
アカウントの維持費は無料ですので、海外送金を受け取る機会がある人はアカウントを作っておくことをおすすめします。