セブ島の交通手段ですが、首都マニラに比べて電車が走っていない分不便ですね。
メインはフィリピン名物のジプニー(Jeepney)とタクシーになるでしょうか。
一人でふらりとどこか行くにはジプニーが便利ですね。
慣れるとバイクも使えると安あがりでいいですね。
遠くに行くときはバスに乗ります。
セブ市より北に行くなら北バスターミナル、南なら南バスターミナルでバスに乗ります。
また、セブ市のフェリー乗り場から結構な本数でボート、フェリーが出ていますので、島から島に簡単に移動できます。
目次
とにかく安い! ジプニー(Jeepney)
セブ留学が人気になってから、ジプニーも有名になったので説明するほどでもないですね。

外観はブリキのおもちゃのようで、長い車体で側面には魅力的な絵が描かれています。
エアコンがないですが、常に窓が空いているので風通しはいいです。
目的地は車体の側面に書かれていて、また、運転席の上に番号が書かれているのでそれを目印にどのジプニーを乗ればよいか探します。
料金は基本7ペソ。遠いと追加料金がかかります。一番遠い距離、始点から終点まで乗っても15ペソのようです。
だいたい二十人乗れるぐらいの広さで、出発点では基本的に人がいっぱいにならないと発進してくれません。
なので、買い物帰りとかタクシー乗ろうかジプニー乗ろうかを考えるとき、時間に余裕がなければタクシーに乗るべきですね。

大きさや形に特に規定はないようで、中には小さくて簡素で特にデザインされていない普通の車のようなものもあります。

また、あるものは営業トラックのような形で、近づくまでジプニーだと分からないものもあります。
ジプニー駅
基本的にジプニーに乗るときは、走ってくるジプニーに手をあげて止めるのですが、アヤラ(Ayala)にはジプニーターミナルがあります。
ここを拠点にすればセブ市内どこでもジプニーで行ける気がします。(定かではないので)
このターミナルはアヤラモールに連結しているので便利です。

ターミナルビルは二階建てになっていて、入り口にはジプニーの行き先が書かれている看板があるので、どれに乗ればよいかが分かります。

一階の写真です。リロアン(Liloan)やマクタン(Mactan)といった長距離が多いです。
番号が03Qのものは短距離で、行き先はSMです。

2階が中距離のようです。

このように、ラハグ(LAHUG)行きは04Mとすぐに分かります。
ちなみに、行きは04Lなので、行きと帰りでアルファベットが異なることもあります。04Lを探してもありません。
参考までに、ラハグ(LAHUG)に関係するジプニーをあげておきます。
- 17B
ラハグ(Lahug)- コロン(Colon) - 17C
ラハグ(Lahug) – マンゴ(Mango) - 04L
ラハグ(Lahug) – SM - 04M
SM – ラハグ(Lahug)

こちらはラハグ(LAHUG)からアヤラ(Ayala)にきた場合のジプニー停留所。

こちらはラハグ(LAHUG)の停留所です。
奥に見えるのがJY Square、手前がホテルでそれぞれの前にジプニーが停まります。
乗り方、降り方、お金の払い方
ジプニーの乗り方ですが、ジプニーの駅は少ないので、基本的に手を上げてジプニーを止めないといけないです。
手を上げれば目の前で停まってくれます。
ジプニーの降り方は以下3つの方法があります。
- “Para po(パラポ)”と言う
- ジプニーの屋根をたたく
- ジプニーの中の鉄のレールをコインでたたく
フィリピン人でさえジプニーを止めるときの方法は決まっておらず、人それぞれです。 見た感じ、三番目の方法が最も人気のある方法に見えました。
おそらく、他の方法に比べてコインでたたく音の方がジプニー内に響き渡るので、運転手に簡単に分かってもらえてかつ楽だからでしょう。
運転手にお金を払うとき、フィリピン人は「Bayad po(バヤポ)」と言って、運賃を後ろから前の運転席に最も近い人に手渡しします。いわゆる、バケツリレーですね。
おつりも同様のやり方で、今度は運転手からその乗客に回します。「バヤポ」と言わなくても皆分かっているので問題ないです。
ジプニーのルートの見つけ方
ジプニーは安いので活用したいところですが、目的地までどのジプニーに乗ればよいのか分からないですね。
現地の人に聞くのがいいのですが、フィリピン人は分からなくてもその場しのぎで適当に答えることが多いので、自分で調べたほうがいいと思います。
以下サイトにジプニーのルートが書かれているので便利です。
サイトの基本的な使い方。
- 番号をクリックするとルートが表示される。
- “google map”をクリックする
ルートがgoogle map上に表示される。 - ファイルメニューからプリントアウトを選択すると、印刷できる。
印刷時にPDFファイルで保存し、それを予めスマートフォンやタブレットに入れておけば、インターネットが使えない外でもルートを確認できるので便利です。
これと似たような機能を持つiPhoneアプリも一応あるものの、時々間違ったルートや番号が表示されたり、登録されているジプニーの数も多くはなかったりするので、あまりお勧めしません。
安いけど安全面が問題。 バイク
ジプニーがあまり走っていない場所で、タクシーだとお金がかかるので嫌だという場合、バイクが便利ですね。

ラハグ(LAHUG)だと、JY Square前にこのようにたくさん停まっています。
ただ、ヘルメットがなかったり、車に接触したら転倒して大怪我するかもしれないので、安全面を重視するなら乗らないほうがですね。
トップスに行くときなど、どうしてもそれしか交通手段がない場合のみ使うのがよいと思います。
値段交渉が面倒。 タクシー
マニラほどひどくはないですが、セブのタクシーもメーターを使ってくれないことがよくあります。

料金は、初乗り40ペソ。
日本に比べて安いとはいえ、どこに行くにもタクシーを利用すると結構お金を使ってしまいます。
人数、場所、時間帯に応じてジプニーと使い分けるのがいいでしょう。

アヤラモール等ショッピングモールの前にはタクシー乗り場があるので、そこでタクシーを捕まえるのですが、雨の人かは長蛇の列になるので、その場合もジプニーを使ったほうがいいですね。
ツアーなどで大人数に最適。ワンボックスカー
ツアーで行く場合はだいたいこのタイプのワンボックスカーです。

窓全面に黒いフィルムが貼られているので、外がカンカン照りでも日差しは入ってこないので快適です。
長距離移動はバス 南バスターミナル(South Bus Terminal)への行き方
セブ島には電車が通っていないので、ツアーでなく個人で長距離移動するときはバスを利用することになります。
今回、南バスターミナルを利用したのでその行き方を説明します。
南バスターミナルの地図はこちら。
タクシーで行く時は「South Bus Terminal」と言えば分かってもらえます。
交通費を節約したい場合、ジプニーで行く場合は以下手順で行くといいです。
ジプニーを使って南バスターミナルに行く場合の手順
南バスターミナルに直行するジプニーはないはずなので、途中下車して歩いて向かうことになります。
どこで降りて、どこを歩けば良いのかですが、参考までに周辺を紹介しておきます。
まず、上の地図をズームするとCebu South Bus Terminalが見えます。その横にElizabeth Mall、別名e-mallがあるります。

これがe-mallです。ジプニーでくる場合、まずこのe-mallを目指します。
e-mallはNatalio B. Bacalso Aveという道沿いに位置しています。それに交差して南北に延びるOsmeña Blvdという道路も見えるはずです。
ラハグ(LAHUG)から南バスターミナルにジプニーで来る場合、このOsmeña BlvdとNatalio B. Bacalso Aveが交差するところでジプニーを降ります。
ちなみに、ジプニーの終点のCOLONはここのすぐ近くなので、終点まで行ってしまっても地図が確認できる状況であれば歩いて戻ってこれるので慌てることはないです。
南バスターミナルですが、e-malにたどり着いたらそこからメインの入り口に沿って(大通りに沿って)真っすぐ歩くだけでいいです。

そうすると、ダスキン・ドーナツ(Dunkin’ Donuts)の店が見えてきます。この横にバスターミナルがあります。両方同じビルに入っていますので、隣同士のようです。

バスターミナルの入り口はこんな感じです。

入り口を通り過ぎてしまっても左手にたくさんバスが停まっているのが見えるので、すぐに気づくと思います。
ラハグ(LAHUG)から南バスターミナルまでジプニーで行く場合、17B (LAHUG – COLON)に乗るといいです。
渋滞がなければ30分ぐらいで着きます。
料金は、ジプニーだと7ペソ、タクシーで130ペソです。(2015/3/15 情報)
ボホール島へは高速船かフェリー

フェリー乗り場からボホール等各方面にボート、フェリーが出ています。



同じ方面に数社あるので、時刻表と照らし合わせて選ぶといいです。
いつも人で混み合っているので、予め各社のサイトで時間をチェックしておくことをお勧めします。